『ハウルの動く城』マルクルが可愛い!意外と知らない事実を紹介

2017年7月6日更新

スタジオジブリ制作のアニメ映画『ハウルの動く城』に登場するキャラクター・マルクル。その可愛らしい外見と行動は多くのファンを産み出しました。そんなマルクルの意外と知らない事実から、声優を務めたあの人のことまで詳しく紹介します。

マルクルは魔法使いハウルの弟子

『ハウルの動く城』

マルクルとは、ジブリ制作のアニメ映画『ハウルの動く城』に出てくるキャラクターのことです。

『ハウルの動く城』は2004年制作・公開の長編アニメ映画。監督は宮崎駿が担当しました。イギリスのファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作としていて、呪いによって老婆になってしまった少女と魔法使いのハウルの共同生活を描いた物語です。

マルクルは、魔法使いハウルの弟子という設定で、見た目は10歳前後の少年のよう。年の割にはしっかりとした性格をしており、師匠のハウルをしっかりサポートしています。ソフィーがハウルの元に訪れた当初は、彼女に対しても背伸びをした対応をしていましたが、次第に心を開いていき子供らしい反応をするようになります。

原作小説では15歳の少年として登場しており、黒髪で背も高いという設定でした。

マルクルの変装が可愛すぎる

マルクルは、ハウルの代理で魔法使いの仕事を果たす時や来客対応時には変装をしています。

魔法の青いマントを着用することで髭を生やした老人の姿になりますが、身長と声はかわりません。ハウルのところに誰か訪ねてくると、変装し迎え入れる前に「待たれよ」と言いますが、声はかわいらしい少年のままなので迫力に欠けてしまいます。

「うましかて」って何?

「うましかて」とは、ハウル、ソフィ、マルクルが3人で朝食をとった時のセリフです。

ハウルが「では諸君、いただこう。美味し糧を」と言うと「うましかて!!」と続きます。

「うましかて」を漢字で表現すると「美味し糧」ですが、これは「うまい(美味しい)糧(食べ物)をお与え下さりありがとうございます」と神様に感謝する言葉です。つまり、「いただきます」という意味でハウル達は使用しているのですね。

「ハウルは女性の心臓を食べる」という噂はマルクルが流した?

『ハウルの動く城』ハウル

ハウルに関して「彼は女性の心臓を食べる」という噂が広がっていました。

この噂は、マルクルがハウルに頼まれて流したものです。悪い噂を流した理由として、小説版では「魔法使いという職業柄、みんなに力と邪悪さを印象付けたかった」とハウルは語っています。

しかし、この「心臓を食べる」という言葉にはもう一つの意味があります。心臓、つまりハートを奪うという事は、女性がハウルに恋をして心を奪われてしまうということを意味しています。しかもハウルは移り気で、女性がその気になったとたん振ってしまうという悪い癖を持っているキャラクターなのでした。

過去にも、ハウルに振られた女性やその家族が、ハウルの家に押しかけたりという事があったようです。その事態を防ぐために、マルクルはこの噂を流したのかもしれません。

マルクルとソフィーの関係

『ハウルの動く城』

当初ソフィーがハウルのところにやってきた当初は彼女に対して虚勢を張っていました。しかし、まだ少年で、ハウルからもちゃんとした教育を受けていなかったマルクルに対し、ソフィーは甘やかしたりせず愛情を持ってちゃんとした教育を施そうとします。

次第にソフィーに心を開いていくことに。ハウルの帰りを待ちながらマルクルの洋服を繕っているソフィーに対し、「留守したことは前にもあった。ハウルさんのことは心配いらない」と声をかけ、彼女を気遣うそぶりも見せます。

ある日、ソフィーの母親が彼女を連れ戻そうと訪れる場面でのこと。ソフィーとの別れを恐れたマルクルは、「僕たち家族だよね」とソフィーに言うのでした。彼にとってソフィーは、こんな念押しをするまでに近い存在になっていたのです。

神木隆之介が声を演じる

神木隆之介の写真集『ぼくのぼうけん』

実はマルクルの声は、神木隆之介が演じています。

神木は1993年生まれの俳優。当時は子役として活躍しており、マルクルの声優を担当した際もまだ11歳でした。声優としては、2001年にジブリ作品である『千と千尋の神隠し』の坊役も担当しています。

また俳優としてのデビュー作は、1999年放送のドラマ『グッドニュース』です。当時6歳にして、鶴田真由演じる黒沢明子の息子・直也を演じ切りました。

その後も2006年に放送された日本テレビのドラマ『探偵学園Q』で初主演を務めたり、2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』に源義経役として出演するなど、以降活躍の幅を広げ大成していきます。