韓国ドラマ「ザ・グローリー」の最終回ネタバレ・全話あらすじ！結末やキャスト相関図も解説

将来建築家になることを夢見る女子高生ムン・ドンウン。希望に満ちた日々を送っているように思える彼女ですが、クラスメイトから壮絶ないじめを受けていました。 その結果心も身体もボロボロになった上、先生や警察など周りの大人が助けてくれないことを察し絶望したドンウンは、高校を自主退学してしまいます。 長い時が流れ、彼女は小学校の教師になっていました。高校を去った後壮絶な日々を送っていたドンウン。そんな彼女には、長年温めてきたとある計画がありました。 それはかつて自分をいじめていた5人の加害者や担任の先生に復讐すること。積年の恨みを果たすため、1人の女性の復讐劇が始まります。 ★キャスト情報はこちら

2022年。36歳のムン・ドンウンはセミョン市にある「エデンヴィラ」というアパートに住み始めます。ある目的を達成するために……。 時は遡り2004年。18歳のドンウンは主犯格のヨンジン、そしてジェジュン、サラ、ヘジョン、ミョンオから壮絶ないじめを受けていました。5人は金と権力に守られ、担任も親も助けてくれず退学することになったドンウン。ドンウンは、彼らへの復讐を決意します。 そしてドンウンは猛勉強の末、教育大学に合格。復讐の準備として囲碁を覚えたかったドンウンは、偶然出会った研修医のヨジョンに教わることに。 その数年後、教員になったドンウンが情報収集のためゴミをあさっていると、カン・ヒョンナムに見つかってしまいます。ところがドンウンを咎めるのではなく、DV夫を殺してほしいと言うヒョンナム。2人は手を組むことになります。 ドンウンはまずミョンオに接触。それからヨンジンの娘イェソルにも近づき、復讐ののろしを上げるのでした。

協力者ヒョンナムによってヨンジンの娘イェソルが色盲であることを突き止めたドンウンは、イェソルが同じ色盲であるジェジュンの娘だと確信します。 その後ドンウンはミョンオに「自分の前にいじめられていたユン・ソヒは自殺ではない」ということを伝えました。そして同窓会賞に選ばれたヨンジンの授与式に出席し、彼女たちを驚愕させたドンウン。 そんなドンウンは、学校の理事長の弱みを握り、イェソルの担任になることに成功していました。その事実を知ったヨンジンが学校に乗り込むと、教室にはドンウンが。ドンウンは意図的に担任になったことを告げ、ヨンジンに宣戦布告をするのでした。 そしてミョンオからサラやヘジョンの情報を手に入れたドンウンは、見返りにソヒの遺体が今も安置所にあることを教えます。その後は棋院でヨンジンの夫ドヨンに近づき……。

ドンウンはドヨンと囲碁仲間となることに成功。後日ヨンジンと対面したドンウンは、イェソルの実の父親について示唆し、「いっしょにゆっくり枯れていこう」と言うのでした。 そしてヨジョンと再会したドンウン。彼から恋愛しようと言われ、思わず笑ってしまうドンウンでしたが、「私に必要なのは処刑人だけ」と断ります。 その後ドンウンから有力な情報を掴んだミョンオが、突然姿を消しました。一方ドヨンは妻ヨンジンとジェジュンの不倫に気づき、ジェジュンもイェソルが自分の娘だという事実を知ります。 計画が順調に進む中、車で尾行されたドンウン。わざと車をぶつけて止まったところ、ヤクザのような2人組が降りてきて、後日お金を渡すことに。車を修理するドンウンでしたが、過去のいじめがフラッシュバックし、倒れてしまいます。 そしてヨジョンの家に行ったドンウンは、復讐の話をした後に体の火傷の跡を見せ……。

ドンウンの復讐劇に喜んで協力すると言うヨジョン。実は彼自身も父親を殺したカン・ヨンチョンによって心が壊されていました。 その頃イェソルに会いに行ったジェジュンは、イェソルが色盲だと気付き、思わず抱きしめます。 一方ドンウンは自分を追っていた一味の黒幕が、シン署長であることを掴みました。シン署長はヨンジンの母の愛人であり、昔からヨンジンの悪さをもみ消してきた人物です。 そしてドンウンはヒョンナムに「ミョンオが失踪した理由には裏がある」と告げます。ドンウンはソヒを殺した犯人がヨンジンである証拠をミョンオに見せていたのです。 その後イェソルの父親参観の日、ドヨンはジェジュンがやって来たことに不安を覚えます。さらに担任として現れたのは、あの囲碁仲間ドンウンで……。

ドンウンはジェジュンとヘジョンの弱みを握り、彼らに協力するよう命じました。 一方娘の担任がドンウンだと知ったドヨンは、ヘジョンを呼び出し、ヨンジンのいじめについて聞き出します。その頃、ヨンジンは緑のハイヒールを必死に拭いていました。まるで何かの証拠を隠滅するかのように。 その後ドンウンはドヨンと会い、話をします。囲碁を習い、近づいたのは全て計画だったと。一方ヨジョンは安置所からソヒの遺体がなくなっていることを確認していました。 そしてヨンジンはドンウンの家が自宅の目の前だという事実を知ります。ドンウン宅へ不法侵入し、壁一面に貼られた自分たちの写真を目にしたヨンジン。するとそこに現れたのはなんとドヨンで……！

ドンウンの部屋でドヨンから「死ぬほど人をいじめたことがあるか」と聞かれたヨンジンは、悪態をついて出ていきます。 数日後ヨンジンの前に現れたドンウン。その場にいたギョンラン(ジェジュンの店の店員)はなぜか怯えます。ドンウンは「自首すれば復讐は終わりにする」とチャンスを与えますが、ヨンジンは断固拒否。 一方ヨジョンは母サンイムに「好きな人の復讐を手伝いたい」と告げていました。サンイムは父と違う選択をした息子を認めます。 その頃ヨンジンはドンウンの母ミヒに接触。娘より金を選んだミヒはドンウンの学校で騒ぎを起こし、娘の立場を危うくします。 怒りに震えるドンウンは、ヘジョンを使ってヨンジンをヨジョンの整形外科へと呼び出しました。ヨジョンとドンウンのつながりを知らないヨンジンはヒアルロン酸注入手術を受けることに。 そして麻酔で眠りかけたヨンジンに、ヨジョンは「ソン・ミョンオさんに何を？」とつぶやき……！

ミョンオが失踪した日、ジェジュンの店に呼び出されたヨンジンはソヒの件で脅され、衝動的に酒瓶でミョンオを殴っていたのです。死体はシン署長に片付けてもらっていました。 麻酔から目覚めたヨンジンはヨジョンの顔を見てパニックになり、病院を飛び出します。 その後ソナは無事に留学しますが、ヒョンナムは出国にも立ち会えず、夫ソクジェに殴られていました。そして携帯まで見つかってしまいます。しかしそれはドンウンの作戦。携帯を見たソクジェがヨンジンの母ヨンエに接触するよう仕向けたのです。 一方ヨジョンは手術の際、ヨンジンの足の傷から皮膚の一部を切り取って保管していました。さらにシン署長がミョンオの死体を隠していることを突き止め、ドンウンと共に葬儀場を買い取ります。 その後、ドンウンの仕組んだ罠によって、サラが教会で麻薬漬けになっている様子が撮影されました。それと同時にヨンジンのいじめを訴える手紙がネットにアップされ……。

過去が世間にさらされても、びくともしないヨンジン。 その頃ドンウンはギョンランに接触し、「何もしないで」と話していました。何か知る様子のギョンランに、「ミョンオを殺したのはヨンジンでなくてはならない。」と告げるドンウン。 そしてついにミョンオの死体が発見されます。もちろんドンウンの仕業です。シン署長は警察を辞め、逃亡しようとします。 その後、母ミヒのせいで学校を辞める羽目になってしまったドンウン。ドンウンと口論になったミヒは興奮して部屋に火を放ちます。ところが泣きながらも「ありがとう」と笑うドンウン。 ドンウンは部屋にカメラを隠し、一部始終を撮影していたのです。その映像によってミヒを精神病院へ入院させることに成功しました。 一方ソクジェは、ヨンエに事故を装って殺されます。夫からようやく解放されたヒョンナムは涙を流すのでした。 18年前、ヨンジンに突き飛ばされ屋上から転落したソヒ。ドンウンの話から、警察は当時現場にあったライターの存在を知り動き始めます。

ドヨンはヨンジンとの離婚を発表し、イェソルを連れて外国に行くことに。 その頃ドンウンはヨンエに接触し、「ソクジェを殺したとばらされたくなければ、ソヒ事件の証拠である娘の名札を差し出せ」と脅します。 ミョンオの葬式ではサラがヘジョンの首を刺して逮捕されました。ヘジョンは一命をとりとめるも、付き合っていたはずのジェジュンから裏切られ怒りに狂います。 その後ドンウンは、ヨンエから名札を受け取る現場にわざとヨンジンを呼びます。母の裏切りを知りショックを受けるヨンジンに、「あなたの言葉よ。家族が最大の加害者。」と吐き捨てるドンウン。 一方警察はミョンオの爪とライターから出たDNAが一致したと興奮します。実はヨジョンは、ヨンジンから取った皮膚をミョンオの遺体の爪に付けていたのです。 さらにヨジョンはドンウンがわざと自分に近づいたことを最初から知っていました。そのことを知ったドンウンは驚き……。

ドンウンはヘジョンを利用し、ジェジュンの目薬に薬を入れさせます。運転中目が見えなくなったジェジュンはトラックに追突され……。 そして証拠を見つけた警察は、ヨンジンを逮捕。ヨンエも殺人罪で逮捕され、シン署長は部下に殺されます。復讐を終えたドンウンはヨジョンとドライブへ出かけました。楽しい時を過ごす2人でしたが、ヨジョンの前から姿を消すドンウン。 そしてドンウンはヨンジンの面会へ行き「真実を知らないまま、死ぬまで悔しがって」と告げます。実はヨンジンが殴った後、まだ生きていたミョンオ。とどめをさしたのはギョンランだったのです。 半年後、ヨジョンの前に突然ドンウンが戻って来ます。驚き言葉に詰まるヨジョンに、「今度は私が処刑人になる。」と話すドンウン。 そしてヨジョンの父を殺したカン・ヨンチョンが収監されるジサン刑務所の前に立つドンウンとヨジョン。お互いに「愛してる」とつぶやき、刑務所の中へと入っていくのでした。

パート1の途中で緑色のハイヒールを履いた人物にとって殺害されたミョンオ。パート2では、殴った人物がヨンジンだったことが判明します。 ユン・ソヒが自殺ではなく他殺であること、そしてその犯人がヨンジンであることをドンウンから聞いたミョンオは、この情報を種にヨンジンを脅そうとします。 それに逆上したヨンジンは、側にあったアルコールのボトルでミョンオを殴ります。殴られたことで倒れ、その場で死亡したと思われたミョンオ。しかしこの時点ではまだ生きていたのです！ 殴られて倒れたミョンオは、シエスタの試着室で寝泊まりしていたギョンランに助けを求めます。実は、ギョンランはドンウンが退学した後にいじめのターゲットとなった被害者。現在は「シエスタ」の従業員として働いていますが、ミョンオからは今も性的暴行を受けています。 その恨みからギョンランは現場に落ちていた酒のボトルでとどめを刺し、ミョンオを殺害したのでした。事件後凶器のボトルを自宅に隠し持っていましたが、ドンウンに相談し凶器を渡し、自らが真犯人であることを隠し通します。

物語の途中で18年前に亡くなったソヒが、当時妊娠していたことが発覚します。 ヨンジンが妊娠の事実を知っていたことや、妊娠の事実を知ったジェジュンが医師のヨジョンに「ユン・ソヒの遺体を解剖したら、お腹の中のものも出てくるのか」と尋ねていることから、ジェジュンが妊娠させたのではと言われています。 実はジェジュンがこの質問を投げかけクリニックを去った後に、ヨジョンがドンウンに「ミョンオでなくジェジュンだ、死んで当然のクズは」と電話をかけていることから、ドンウンも妊娠させた相手はミョンオだと予想していたことがわかります。 続けて「見落としていたなんて腹が立つ」「バスケ以外のこともしてたのね」という発言から、ジェジュンのクズっぷりはドンウンの予想を超えたものだったようですね。 またソヒを廃ビルから突き落とした犯人は、ヨンジンだったことも判明します。街で遭遇したときに似た服を着用していたことに激怒したヨンジンは、その後ソヒをビルに呼び出します。 「服を脱げ」と命令しますが、ソヒはそれに拒否し「もう怖くない。あなたは空っぽだから。」「あなたって哀れ」「私はあなたよりマシ」と言い放ちます。 この発言がヨンジンの逆鱗に触れてしまいます。ヨンジンはソヒのセーターにライターで火を付け、ビルから突き落としてしまうのです。その後ヨンジンは母親に助けを求め、シン署長などによって事件がもみ消され、自殺として処理されました。

高校時代にドンウンを始めとする生徒たちをいじめ、その事実を隠蔽してきた加害者たち。彼らがドンウンの復讐によって、どのような結末を迎えたのかをまとめてみました。

小学校の先生で、高校時代に壮絶ないじめを受けたことで学校を自主退学した本作の主人公。その際に抱いていた怒りと苦しみを動力にし、自分をいじめていた人物と傍観していたクラスメイトたちに復讐することを誓います。 そんなムン・ドンウンを演じたのは、『今、別れの途中です』(2021年)や『ボーイフレンド』(2018年)などでヒロイン役を務めたソン・ヘギョ。2016年に放送され、最高視聴率41.6％を獲得した「太陽の末裔」でも主演を務めていました。 ラブロマンスのドラマに出演することが多いヘギョですが、本作では復讐者を演じるので繊細かつ深みのある演技に注目です！

ドンウンに惹かれる整形外科開業医。普段は笑顔で温厚な性格ではありますが、父親が手当てをした殺人犯に殺害されるという過去を持っています。 復讐をするドンウンを最初は止めようとしますが、彼女の全身の火傷痕を目の当たりにすると「剣舞を踊る処刑人」になることを約束します。 そんなチュ・ヨジョンを演じたイ・ドヒョンは、『メランコリア』(2021年)や『五月の青春』(2021年)でメインキャストに就いていた俳優です。 中でも2020年に放送されたNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』での迫真の演技に注目が集まり、2021年には百想芸術大賞でTV部門・男性新人演技賞を受賞しました。

高校生のときに、ドンウンに対していじめを行っていたグループのリーダー。幼少期から様々な生徒に対して校内暴力を犯し、親を利用してその事実をもみ消してきました。 現在は気象キャスターをしながら、セレブ生活を送っています。ドンウンの復讐を当初は見下していたものの、徐々に恐怖を抱くように。しかしそれでも自身が犯した罪は認めようとせず、常に正当化しようとします。 パク・ヨンジンを演じたイム・ジヨンは、『ウェルカム2ライフ～君と描いた未来～』(2019年)で主人公のラ・シオンを演じた女優です。ショートカット姿のチャーミングな姿を披露しましたが、本作ではとにかく憎たらしい悪役を熱演しています。

ヨンジンの夫であり、ジェピョン建設の代表。ドンウンによって練られた計画によって危機に陥り始めますが、徐々にドンウンに関心を寄せるようになります。趣味は囲碁。 そんなハ・ドヨンを演じたのは、ミュージカルでも活躍するチョン・ソンイルです。『バッド・アンド・クレイジー』(2021年)や『私たちのブルース』(2022年)などのドラマに出演しており、近年になって露出が増えた俳優でもあります。 過去の出演作品の傾向では、重要人物の夫を演じることが多いです。

夫からDV被害を受けている主婦。元々セミョン財団の理事長宅で家政婦をしていましたが、そこで復讐の準備をしているドンウンに遭遇し、彼女の復讐に協力するようになります。 自身を「陽気な被害者」を評していることからも分かる通り、実は性格が非常に明るく、あまり笑わないドンウンを笑わせることもしばしば。 そんな主人公の協力者であるカン・ヒョンナムを演じたのはヨム・ヘラン。『刑務所のルールブック』(2017年)や、『悪霊狩猟団：カウンターズ』(2020年)などの有名作品に数多く出演する個性派女優です。 また『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)では、主人公の叔母役を演じて視聴者に強烈な印象を残しました。

高校時代にヨンジンと共にドンウンをいじめ、彼女の心を壊した加害者。裕福な家庭で生まれ育ったため、大人になった今もミョンオをこき使いながら好き勝手に生きています。 実は色覚異常を患っており、眼圧を下げる目薬が欠かせません。 チャン・ジェジュンを演じたのは、『サイコパス ダイアリー』(2019年)で事件の真犯人で純度100％のサイコパスであるソ・イヌを怪演したパク・ソンフン。 韓国の時代劇『六龍が飛ぶ』(2015年)や『たった一人の私の味方』(2018年)にも出演し、常に幅広い役柄を演じ切っています。

高校時代にドンウンをいじめていた加害者の1人。父親は牧師をしており、週末には教会に足を運んでいます。現在は芸術家として活躍していますが、実は深刻な薬物依存症。ミョンオから定期的に薬物を購入しています。 そんなイ・サラを演じたのはキム・ヒオラ。舞台女優として活躍していましたが、近年はドラマへの出演も増えています。 特に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年)で演じた脱北者の女性役が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

ドンウンをいじめていた加害者の1人。実家がクリーニング屋を経営していますが、家庭は裕福ではありません。そのため加害者集団の中でも序列が低く、ヨンジンやサラから見下されています。 現在は客室乗務員をしており、裕福な男性との結婚も控えていましたが、ジェジュンへの未練を断ち切れていないようです。 チェ・ヘジョンを演じたのはチャ・ジュヨンです。アメリカのユタ大学を卒業し、英語や中国語など5ヶ国語が堪能とのこと。本作で大きく注目が集まったキャストの1人です。

ドンウンをいじめていた加害者の1人。加害者集団の中でもヘジョンと同様に序列が低かったため、常にジェジュンにこき使われていました。現在もジェジュンの“犬”として、彼が運営しているブティック「シエスタ」で働いています。 見下されることに嫌気が指したミョンオはドンウンの復讐計画に加担しようとしますが、その矢先行方不明になります。 ミョンオを演じたのは、「サム、マイウェイ」のドンマンのライバル役としても知られているキム・ゴヌです。

ヨンジンの母の同級生で、現在は北部警察署の治安監。ヨンジンが起こしたいじめ事件などの後処理をする代わりに、多額の賄賂を受け取っています。 シン署長を演じるイ・ヘヨンは、ヒューマンドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』(2017年)で地方警察庁強力チームを率いる係長のチャン・ギョンハクを演じた俳優です。 ベテラン俳優の風格があるヘヨンは、『十八の瞬間』(2019年)や『ザ・キング：永遠の君主』(2020年)にも登場しており、名脇役としても知られています。

高校時代のムン・ドンウンを演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で裕福な家庭で育った高校生パク・ダヘを演じたチョン・ジソです。 2012年に放送された『メイクイーン』でデビューした彼女は、続けて「奇皇后」(2013年)や『ジキルとハイドに恋した私 〜Hyde, Jekyll, Me〜』(2015年)にも出演。そして『謗法 ～運命を変える方法～』(2020年)で、人を呪い殺す力を持つ少女を演じ注目を集めました。

ドンウンに苛酷ないじめを指示するパク・ヨンジンの高校時代を演じたのはシン・イェウン。2018年に公開されたウェブドラマ『A-TEEN』でデビューしました。 その後「彼はサイコメトラー」(2019年)ではメインキャラクターのユン・ジェインを演じたり、ディズニープラスで配信されている『キミと僕の警察学校』(2022年)に出演しました。そして2022年には「ユミの細胞たち2」にも登場し、今ノリにノッている女優です！

超有名な俳優が多く登場する「ザ・グローリー」ですが、着任している監督と脚本家も非常に強力です。 監督には「ハピネス」(2021年)や『アルハンブラ宮殿の思い出』(2018年)などで演出を担当したアン・ギルホが。そして『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016年)や「太陽の末裔」(2016年)を手掛けたキム・ウンスクが脚本を担当しています。 ロマンススターとして知られるウンスクが復讐劇のドラマを描くということが話題になり、さらにギルホとのタッグがどのような作品を作り出すのか注目が集まっているのです！

「ザ・グローリー」の魅力はなんと言っても脚本の緻密さ。「トッケビ」や「太陽の末裔」のキム・ウンスクが担当しているだけあって、観れば観るほど作品の世界観に引き込まれます。 点と点が結びついて線になっていく復讐劇。その中に貧富の差などの社会的問題が絡んできて、残酷な現実となって主人公に突きつけられるところに、思わず腸が煮えくり返る気持ちになってしまいます。 主人公が復讐の鬼となりながらも、繊細な人間らしさを捨てきれていないところを丁寧に描いているところも作品を面白くしているポイントのひとつ。 いじめのシーンがなかなかハードであるため、かなり辛く感じる人もいるかもしれませんが、続きが気になる過ぎて一気に視聴すること間違いなしです。

「太陽の末裔」のソン・ヘギョと、「ホテル・デルーナ」(2019年)のイ・ドヒョンが出演する「ザ・グローリー」。 脚本には『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』や「太陽の末裔」を担当した超人気脚本家キム・ウンスクが就いているので、早くも注目が集まっている作品です。 そんな本作は2022年12月からNetflixで配信中！ぜひチェックしてみてくださいね。