「東京リベンジャーズ」柴大寿(しばたいじゅ)の未来や死亡説を解説!大人の姿がかっこいい
「東京リベンジャーズ」の「聖夜決戦編」にラスボスとして登場するのが、「黒龍」十代目総長である柴大寿です。 本記事ではそんな大寿の強さや性格、過去を徹底解説します。またタトゥーの意味や結末についても紹介するので、ぜひあわせてチェックしてください! ※この記事は2023年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
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「東京リベンジャーズ」柴大寿のプロフィール
所属 | 十代目黒龍総長 |
---|---|
誕生日 | 1989年7月24日 |
身長 | 195cm |
体重 | 97kg |
年齢 | 過去/16歳・現代/28歳 |
血液型 | A型 |
声優 | 杉田智和 |
柴大寿は「東京リベンジャーズ」の「聖夜決戦編」に、黒龍十代目総長として登場した人物です。青い髪と鋭い眼光が特徴的で、体にはタトゥーが刻まれています。 東京卍會弐番隊副隊長である、柴八戒(しばはっかい)の兄です。16歳とは思えない屈強な体格とその歪んだ愛で、家族だけでなく読者にも恐怖を植えつけました。 喧嘩の強さはもちろんですが、彼にはビジネスの才能やカリスマ性もあります。斑目が総長を務めた九代目が壊滅状態だった黒龍を、たった1人で復活させてみせました。作中で武道の前に立ちはだかった敵の中でも、屈指の手強さを誇ります……!
【強さ】柴大寿の最強すぎるエピソードを紹介
頑丈すぎる巨体
柴大寿の強さの根元は、なんと言っても巨体から生まれるパワーとフィジカルです。彼は16歳の時点で身長が195センチあり、体重は90キロを軽く超えています。 武道やマイキーの身長が160センチ代であると考えると、その巨体ぶりがわかりますね。
あらゆるキャラをボコボコに【聖夜決戦の始まり】
大寿は作中であらゆるキャラをボコボコにしています。まずイヌピー(乾青宗)と黒龍総長の座を賭けタイマンをした際、タイマン無敗だった彼を圧倒しボコボコにしています。初登場シーンでも、彼は壱番隊隊長であった武道をボコボコにしました。 そして時は経ち聖夜決戦当日、大寿は妹である柚葉に刺されてしまいます。しかし刺し傷を物ともせず、後から現れた三ツ谷をやはりボコボコにしました。 その後も刺されているにも関わらず、武道や弟の八戒を連続でボコボコにし続ける規格外の強さをみせています。
マイキーとの戦いは……?【聖夜決戦の結末】
聖夜決戦は暴れまわる大寿に誰も敵わず、外は黒龍100人の兵隊に囲まれている東卍絶体絶命の状態が続いていました。そこに場地圭介(ばじけいすけ)の死で塞ぎ込んでいたマイキーが、ついに現れます。 なんとそこで大寿は、マイキーに一撃をお見舞いし意識を飛ばさせかけたのです。しかし次の瞬間にはマイキーの速すぎて重すぎる蹴りが顔面にヒットし、一撃で白目を剥いて地面に倒れていました。 聖夜決戦編までのマイキーはまさに無敵だったので、大寿の一撃に驚いた読者も多いでしょう。それでも最後は、やはり強すぎるマイキーの実力を再確認する結果になりました……。
【性格】暴力的だが信心深い
大寿は極めて暴力的で、歪んだ性格をしています。 彼は弟や妹を愛していました。そして2人にも強くなってほしいと考えます。大寿にとって強さとは暴力であり、だからこそ彼は2人に躾と称した暴力を重ねていたのです。嫌いだからではなく、本当に愛していたからこそ暴力を振るっていた事実からも、大寿の性格がよくわかります。 また大寿の人間性からは意外ですが、彼は信心深いクリスチャンでもあります。12月25日は1人で教会に出向きお祈りするのを習慣としているほどで、戦っている最中にも度々「神」に関する発言をしていました。武道が現代で大寿と再会したシーンでも、大寿は八戒のために教会で祈りを捧げています。
【初登場】タケミチとの出会い
柴大寿が初めて作中に登場したのは、9巻の79話です。 再び過去にタイムリープした武道は、八戒と仲良くなり家に招かれます。そこに滅多に家に帰らないはずの大寿が突如現れ、武道にいきなりラリアットをかましたのです。 初登場から大寿のパワーは尋常ではなく、服を持ち片手で武道の体を持ち上げていました。この力で思いっきり殴られれば、喧嘩に明け暮れる不良であれひとたまりもありません……!
大寿の初登場シーンを
【過去】八戒や柚葉との関係性は?
大寿は実の妹に殺される……?
柴家は父子家庭でした。そのうえ父はほとんど家に帰ってきません。そのため長男である大寿が、妹・柚葉と弟・八戒の面倒を見ていました。 大寿は2人を強くするため、母が亡くなってからは躾と称し暴力を振るい続けていました。トイレの電気を消し忘れたという些細なミスでも、彼は怒り暴力を振るいます。 ある日柚葉は、兄に自分が弟の分も殴られるから八戒を殴らないでほしいと打診します。大寿はそれを了承しながら、柚葉はもちろん八戒も殴り続ける無茶苦茶な王だったのです。 柚葉と八戒はそんな大寿を恐れ、八戒は柚葉を救うため兄の殺害を計画するほど苦しんでいました。
【現代】大人になった柴大寿は?
聖夜決戦が終わって現代に戻った武道は……
聖夜決戦が幕を閉じすべてがうまくいったはずの現代に帰った武道は、そこがこれまでで最悪の現代になっている事実に衝撃を受けます。そして彼は手掛かりを見つけるため、聖夜決戦で戦った教会に向かいました。 教会では1人の人物が祈りを捧げていました。それが柴大寿だったのです。八戒が亡くなってから毎日祈りに来ていると語る彼に、武道は話がしたいと打診します。 大寿が経営する店に場所を変えたナオトを含む3人は、お互いの情報を交換することに。しかしそこに東卍に所属する現代のイヌピーとココ(九井一)が、兵隊を引き連れ大寿と武道の命を狙ってやって来ました。
現代の柴大寿が頼りになりすぎる!
啖呵を切る大寿ですが、さすがに分が悪いと判断し武道に裏から逃げるよう小声で告げます。そして八戒の無念を晴らすよう託し、自ら囮になったのでした。武道が逃げてから鋭い眼光で戦闘モードに入る姿は、やはり大寿だなと思わせてくれます。 借りがあるとは言え、大量の敵を一身に受けるのがかっこよすぎました……!
【最終章】最終決戦に柴大寿が参戦?
高校生編となった最終章では、関東卍會と二代目東京卍會の最終決戦が繰り広げられます。 幹部陣の戦いは二代目東卍が優勢に進めるものの、三途に日本刀を向けられ武道は大ピンチに陥ります。そこに二代目東京卍會の特攻服を着た柴大寿が現れ、武道のピンチを救ったのです。 家族を救ってくれたことに借りを感じていた大寿は、武道を大将として戦いに参加します。雑魚をもの凄い勢いで払う彼の前に立ちはだかるのは、初代黒龍の伝説コンビであるワカとベンケイです。 しかし大寿は2人を1人で沈め、武道を無事マイキーの元に到達させたのでした。
【タトゥー】柴大寿のタトゥーがかっこいい!
柴大寿は体に植物のような柄のタトゥーを彫っています。しかし実はそれだけでなく、数行の英文も彫られているのです。この英文のタトゥーは、宮沢賢治の『春と修羅』を英訳したものでした。 『春と修羅』は、理想の世界を目指す気持ちと現世の業とで葛藤する詩です。内容も大寿らしいですし、何よりも英文のタトゥー自体がかっこいいですね。 また彼のタトゥーは話が変わるごとに文章も変化しているので、ぜひ変わる英文にも注目してみてください!
【怒麗魅語録】柴大寿オリジナル!ドレミの歌
「ドー はド突くのドぉぉ」
八戒と知り合った直後、武道は黒龍の兵隊に囲まれてしまいます。そして八戒と柚葉にその場を任せヒナと逃げようとした武道は、何者かにラリアットでぶっ飛ばされてしまいました。その「ドー はド突くのドぉぉ」とぶっ飛ばした人物こそ、総長の柴大寿だったのです。 お願いだからドはドーナツのドであってほしいですね……。
「レ」以降ももちろんあります
物騒すぎる怒麗魅語録(どれみごろく)ですが、もちろん「レ」以降もあります。 「レ」から順番に、
レ | レンガでぶん殴る |
---|---|
ミ | 皆殺し |
ファ | ファイト |
ソ | ソバット |
ラ | ラリアット |
シ | 死体 |
「ファ」が違う意味で同じ言葉なのも、ここまでくると大寿らしくていいですね!
【名言】柴大寿の名言・名シーンを紹介
「なぜ私は愛する妹を殺めなければならないのですか?」
11巻96話
聖夜決戦にて、柚葉は兄である柴大寿を殺そうとします。しかし武道が声をだしたことで、大寿は致命傷を回避しました。 彼は自分を悪魔と呼ぶ妹の顔を、思いきりブン殴ります。そして涙を流しながら祭壇に向け、このセリフを口にしたのです。 怒っているのではなく悲しんでいるようにみえる大寿の表情からは、家族に対する歪んだ愛情が感じられます。
「いいぜ 俺が新しい黒龍を作ってやる」
12巻105話
乾や九井が中学生の頃、少年院から出所した乾は九井からある人物を紹介されます。その人物をぶっ飛ばし、自分の力を証明する気しかなかった乾。しかし結果は彼の惨敗でした。それが乾と大寿の出会いです。そこでボスと認められた大寿は、このセリフを言ってみせました。 悪役が似合う彼ですが、そのカリスマ性は認めなければなりません。
「昔の借りはこれでチャラな」
15巻133話
聖夜決戦が幕を閉じた後の現代、武道は情報を聞くために大寿と接触します。大寿の店で情報を交換しようとしたそのとき、2人の命を狙ったココとイヌピーが押し入ってきました。そこで大寿は礼を言う武道にこの言葉を返し、敵をすべて引き受けたのです。 しっかりと過去の借りを覚えており、行動に移せる大寿がかっこいいです!
【声優】柴大寿を演じるのは杉田智和
アニメ「東京リベンジャーズ」では、ベテラン声優の杉田智和が柴大寿を演じます。杉田は作家としても活動しており、ユーモア満載の声優としても有名です。 代表的な役には『銀魂』の坂田銀時(さかたぎんとき)役や、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役などが挙げられる彼。渋くて低い重厚感がある声が特徴的なので、体格が大きく絶対的な王として君臨する大寿にはぴったりですね!
「東京リベンジャーズ」柴大寿は恐ろしいほど強くてかっこいい
作中屈指の敵として登場した柴大寿ですが、現代や最終章では武道の心強い味方として戦っています。またその桁違いの強さや義理堅い性格、強いカリスマ性から、読者人気が高いキャラクターの1人です。 2023年1月からは、アニメ2期となる「聖夜決戦編」がスタートします。大寿の活躍を、見逃さずにチェックしてください!