2019年6月14日更新

ポーネグリフとは?解読したとき世界の全てが明かされる「ワンピース」最大の謎

 ONEPIECE ワンピース

20年以上愛され続ける少年漫画「ワンピース」。主人公ルフィが海賊王を目指すにあたって、彼らの旅路を示し得る存在となるのが歴史の本文(ポーネグリフ)です。今回は、ポーネグリフの謎について考察するとともに、明らかになっている情報をおさらいしていきます。

目次

歴史の本文(ポーネグリフ)とは?「ワンピース」最大の謎をはらんだ古代のメッセージ

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©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

1997年から少年ジャンプで連載開始し、20年以上の間多くの読者に愛されてきた尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。2019年6月現在、単行本は全92巻が刊行されており、ますますボリュームを増していく壮大な世界観はファンを惹きつけて離しません。 主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指して、世界中を旅していく物語です。そんな彼らの冒険には、歴史の本文(ポーネグリフ)の存在が重要になってきます。 今回は、そんな歴史の本文(ポーネグリフ)について明らかになっている情報をおさらいしつつ、その存在にまつわる謎を考察していきます。 ※この記事では2019年6月現在における最新情報に触れています。読む際はネタバレに十分注意してください。

ポーネグリフを解読することで「ワンピース」物語が大きく動く

歴史の本文(ポーネグリフ)とは?

歴史の本文(ポーネグリフ)は、今は失われた古代文字が刻まれた石碑です。身長188センチのロビンの倍はありそうな高さで、奥行きも同程度になっている立方体。大きさもさることながら、その強度は砲弾を浴びても傷一つ付かないほどです。 そんな強固で巨大な石碑に書かれている古代文字は、世界政府によって解読が禁止されています。考古学の聖地オハラは、その罪を犯してしまい、無関係の人も巻き込んで国ごと滅んでしまいました。オハラが亡んだ今、その生き残りであるニコ・ロビンしかポーネグリフを解読することが出来ないとされています。

ポーネグリフは3種類

古代の人々によって残された遺物、ポーネグリフ。そこに書かれている内容は、大きく3種類に分かれていて、それぞれ呼び方も異なります。 1つは「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)」。これには、世界の歴史から消された「空白の100年」の歴史を記しているとされています。ロビンが主に追い求めているのは、このリオ・ポーネグリフです。 もう1つは「ロード・ポーネグリフ」。他の石碑とは異なり、赤い石に古代文字が刻まれています。偉大なる航路(グランドライン)の最終到達地ラフテルへの行き方が記されていて、四皇をはじめとする海賊たちはこれを奪い合っています。 最後は通常のポーネグリフ。主に古代兵器を目覚めさせる方法が記されています。これに記されている古代兵器は、世界を滅ぼしかねないほど強大なものなのだとか。しかし古代兵器のありか以外にも、「ジョイボーイ」という謎の人物の謝罪文や、海賊王ゴール・D・ロジャーの文章が残されていたりと、用途は様々なようです。

ポーネグリフを解読できるキャラクターは?

800年も前に作られた歴史の本文(ポーネグリフ)。現代の人が古代文字を解読するには、高度な考古学の知識が必要です。 考古学が栄えていたオハラには、古代文字を解読できる学者がたくさんいました。麦わらの一味のニコ・ロビンはオハラに生まれ、クローバー博士らのもとでこっそり古代文字を勉強していたため、彼女はポーネグリフを解読することが出来ます。 オハラが亡んで以後、生存している人物に限っては、ロビンしか古代文字を解読できる人物はいません。しかし、四皇がこぞってポーネグリフを求めることから、何らかの解読手段が他にもあるのかも?ポーネグリフを集めたところで、古代文字が読めなくてはあまり意味がありませんからね。 四皇の他に古代文字を解読できる可能性があるのは、革命軍、世界政府(五老星)あたりだと思われます。革命軍に関しては、ロビンを重要人物として探していたことから、解読できる人物がいなかったのかもしれません。しかし、革命軍がいつから活動しているのか不明である以上、過去には革命軍メンバーの中に考古学者がいた可能性もあります。 また世界政府、とくに五老星は、「ワンピース」における世界の秘密を守るという使命があります。そのため、当の本人たちは古代文字を扱うことが出来るかもしれないです。

ゴール・D・ロジャーはなぜ古代文字を扱えたのか

シャボンディ諸島編で麦わらの一味は、ロジャー海賊団で副船長を務めていた伝説の男シルバーズ・レイリーと出会います。 レイリーは、「ロジャーはあの文字を解読できたわけじゃない、あいつは“万物の声”が聞けた、ただそれだけの事」と説明するのです。空島編でロジャーがポーネグリフに名を刻んでいたのは、「万物の声を聞く力」のおかげだったとされています。 しかし......。

しかし、「ワンピース」がワノ国編に突入すると、新たな事実が明らかになります。それは、かつてのワノ国の大名で、白ひげ海賊団とロジャー海賊団に所属していた経験がある、光月おでんの存在です。 将軍の家系である光月家には、代々、古代文字が受け継がれてきました。おでんが海賊になったのも、ポーネグリフに興味を持ったからです。 光月おでんは、ロジャーの船に乗りラフテルへと到達しています。もしかしたらロジャーが古代文字を扱えたのは、彼の存在あってのことだったのかもしれないですね。 ですが、ロジャーが「万物の声を聞く力」を持っていたことは、物語の中で大きな意味を持つことは変わりません。

ワノ国編でポーネグリフの作者が判明

四皇の一人であるカイドウを倒すため、同盟を組んだ麦わらの一味とハートの海賊団がワノ国に潜入します。そこで、ある秘密が明らかに......。

パンクハザード編でルフィたちに助けられ、ワノ国まで行動を共にしてきたモモの助や錦えもん。彼らはワノ国の大名・光月家の一族と家臣であることが分かりました。その時に、ポーネグリフにまつわる謎も明らかになるのです。 光月家は、800年前から続く歴史ある一族です。そして、800年前の光月家はかつて石工職人として生きていたのです。そして彼らの石工技術によって作られたのが、絶対に壊せない書物「歴史の本文(ポーネグリフ)」だったのです。 モモの助の先代であるおでんが古代文字を扱うことが出来たのは、このためでした。本来はモモの助にも古代文字が伝えられるはずでしたが、その前におでんは死んでしまいます。 ポーネグリフの謎が1つ明かされた、ファン待望の瞬間でした。

世界中にばらまかれたポーネグリフ、その意図とは

「歴史の本文(ポーネグリフ)」の役割は、その名の通り歴史を残すことです。「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)」を含めて、800年前の人々は後世に歴史を伝えようとしました。 「空白の100年」には、世界政府にとって都合の悪い出来事が起こったとされており、古代文字の解読が大罪とされるのはこのためだとされています。だとすれば、世界政府はポーネグリフを独占し、闇に葬ろうとするはず。古代の人々はそうなるのを防ぐべく、世界各地に石碑をばらまいたのだと思います。 もしポーネグリフを遺した人々の敵が世界政府ではなかったとしても、敵となる人物に処分されるのを防ぐ目的があることは変わらないでしょう。

これまでに登場したポーネグリフは?

新世界編より前に登場したポーネグリフ

ポーネグリフが初めて登場したのはアラバスタ編です。ロビンは王下七武海サー・クロコダイルの右腕として活動していましたが、真の目的は歴史を追い求めることでした。ついに彼女はポーネグリフを見つけるものの、そこに書かれていたのは古代兵器プルトンのありか。歴史が記されたものではありませんでした。 2回目の登場は空島編。シャンドラという国にもポーネグリフが登場しましたが、こちらも古代兵器ポセイドンのありかが記されているものでした。がっかりするロビンでしたが、その石碑の一部分にはなんと、海賊ゴール・D・ロジャーの名が刻まれていたのです。 そして、ロビンの過去が描かれたウォーターセブン編では2つのポーネグリフが登場。1つは、彼女の生まれ故郷オハラにあり、学者たちがひそかに解読を進めていました。もう1つは、懸賞金をかけられたロビンが居所を転々とする回想シーン。そこに、彼女がポーネグリフを発見している描写があります。

新世界編で登場したポーネグリフ

ルフィたちが新世界に突入して最初に訪れた島、魚人島。市街地から少し離れた「海の森」に、1つのポーネグリフが存在していました。それは、今までとは少し違う内容が記されていて、ロビンいわくまるで手紙のような文章だそうです。「ジョイボーイ」という人物から人魚姫へ宛てられた、謝罪文だったようです。 また、「ワンピース」第778話の扉絵連載では、ジンベエが1つポーネグリフを発見している様子が描かれています。これが現在どこにあるのか詳しくは分かりませんが、ジンベエはビッグ・マムの配下にあったので、彼女に献上した可能性も。 そして新世界編では、一気に3つの「ロード・ポーネグリフ」の所在が明らかになります。四皇ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)が支配するホールケーキアイランドに1つ。同じく四皇・百獣のカイドウが支配するワノ国に1つ。そしてミンク族の国ゾウにある「クジラの樹」内部に1つ。 ロード・ポーネグリフは4つしか存在しないとされているので、残りの1つがどこにあるのか気になるところですね。麦わらの一味が実際に見たのは「クジラの樹」のものと、ビッグ・マムが所持していたものの写しの2つです。 ルフィたちは、順調に最果ての地ラフテルへと近づいているように見えますが、カイドウが所持するロード・ポーネグリフの内容もゲットできるでしょうか?

ポーネグリフの存在が「ワンピース」ストーリーのカギを握る!今後の展開に注目

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今回は、「ワンピース」物語の根幹にかかわる謎を秘めた「歴史の本文(ポーネグリフ)」について紹介してきました。 新世界編では四皇のビッグ・マムとカイドウが、それぞれロード・ポーネグリフを所持していることが分かりました。海賊王を目指すような猛者たちは、石碑に記されている世界の秘密を明かそうと動いているのですね。 主人公ルフィたちは、最果ての地ラフテルへとたどり着くことを目的に、冒険しています。そのためには、過去の人々が遺したポーネグリフを読み解いていかなくてはなりません。 2019年現在、『ONE PIECE(ワンピース)』はワノ国編が大盛り上がりの展開を迎えています。ポーネグリフを所持するカイドウを、ルフィたちは倒すことが出来るのでしょうか?今後の展開に期待です。