庵歌姫(いおりうたひめ)の術式が判明!五条や硝子との関係・エピソードも紹介【呪術廻戦】
『呪術廻戦』に登場する庵歌姫(いおりうたひめ)は呪術高専京都校の教師。 和装美人な歌姫の強さや後輩呪術師・五条悟との関係、これまでの活躍などを徹底解説。また彼女の術式についても考察します。この記事で歌姫先生の魅力を紐解いていきましょう。 ※記事にはネタバレにあたる内容も含まれるので、読み進める際はご注意ください。
『呪術廻戦』庵歌姫(いおりうたひめ)のプロフィール
年齢 | 31歳 |
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誕生日 | 2月18日 |
所属 | 京都府立呪術高等専門学校 |
階級 | 準1級呪術師 |
声優 | 日笠陽子 |
呪術高専京都校の教師・庵歌姫が初めて登場したのは、コミックス第4巻32話、アニメでは14話です。姉妹校交流戦の引率の先生として、京都校代表の生徒とともに東京校へやってきました。 彼女の仕事着は巫女風の和服で、顔にある傷が特徴的。大和撫子な雰囲気のある女性ですが、ビール好きでスポーツ観戦やカラオケが趣味。さらに言動に男勝りなところも見られるギャップが魅力の人物です。
【最新】庵歌姫(いおりうたひめ)の術式が判明!
術式 | 単独禁区(そろそろきんく) |
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能力 | 術師の呪力量・呪力出力を一時的に増幅させる |
呪術廻戦223話にて、ついに庵歌姫の術式が判明しました! 術式名は「単独禁区(そろそろきんく)」。その能力は、範囲内の術師の呪力を一時的に底上げするというものでした。ここまでバフに振り切った術式は珍しいですよね!使いようによっては相当有用な術式になりそうです。 また、歌姫は術式発動に儀式を必要としていました。これは歌姫の術式特有のものではなく、逆に他の術者が省略していたとのこと。歌姫は儀式を全く省略せず、呪詞・掌印・舞・楽をありのままの形で発動することで、通常以上の術式効果を引き出していました。 術式の名前は中森明菜の「禁区」という歌がモデルのようです。「そろそろ禁区」という言葉がそのまま歌詞にあります。
歌姫の術式が判明する前の考察
*ファンブックによると、彼女の術式は歌に関係するもの。また渋谷事変では、西宮桃が歌姫の術式発動まで時間稼ぎをしようと発言していることから、事前の準備が必要であることが分かります。 歌に関連していて準備が必要と考えると、特殊機材の設置が必要なのかもしれません。渋谷事変のような急を要する場面でも準備が必須ということは、その手順を踏まないとそもそも術式の効果が十分に得られないのでしょう。 準備という点でその場で繰り出せる攻撃系ではなさそうです。精神や空間に干渉したり、もしくは罠をはったりと、広範囲サポート系の力ではないでしょうか。
【五条・硝子】庵歌姫と他キャラとの関係を紹介!
五条悟のことが嫌い…?
五条悟は歌姫にとって後輩ですが、彼は歌姫を敬うどころか、小馬鹿にした発言ばかりします。その態度に加え、呪術師として実力差があるところも面白くないようで、歌姫は五条を本気で嫌っているようです。
「私の!!方が!!先輩なんだよ!!」
対抗戦の裏で内通者の話題を出した際も、五条は「歌姫弱いしそんな度胸もないでしょ」と揺さぶりをかける歌姫を全否定。加えて五条は「ヒスはモテないよ~」と茶化しており、3歳年上の歌姫が湯呑を全力で投げたくなるのも納得の態度を取っていました。
夏油傑も同じ扱い
過去編では当時2年だった五条と夏油傑(げとうすぐる)が歌姫のことを下に見る発言を連発。夏油は歌姫をいじる五条に対し「弱い者イジメはよくないよ」と諭すのですが、これは夏油も歌姫を弱いと思っていることと同義の発言です。 無自覚に煽ってくる夏油に歌姫は怒りを顕にしていました。
家入硝子とは仲良し!
同じ後輩でも、東京校の医師・家入硝子(いえいりしょうこ)とは仲良し。歌姫は愛煙家の彼女の身体を案じて禁煙を勧めていました。
「硝子!!あんたはあの2人みたいになっちゃ駄目よ!!」
過去編では弱いいじりをしてくる五条と夏油にキレながら、歌姫は心のオアシスとばかりに家入に抱きついてこのセリフを言います。家入は笑いながら「なりませんよあんなクズ共」とバッサリ。五条&夏油への価値観の一致も、歌姫と家入の気が合った理由かもしれませんね。
庵歌姫のギャップあふれる性格を解説!私服にも注目……
黙っていると知的でクールといった雰囲気の歌姫。実際に自分の実力を冷静に捉えて、敵の襲撃にも的確に動ける落ち着いた性格をしています。 しかしそれが一変するのが、五条悟関連とスポーツが絡む場合です。五条に関しては、彼が歌姫をおちょくるというのも一因ではありますが、お茶を投げつけたり「別にキレてないけど」と半ギレで応対したりと、意外とカッとなりやすい一面が見て取れます。 スポーツ観戦が趣味という歌姫は、交流戦の野球対決で誰よりも熱くなっていました。当の生徒たちよりもエキサイトしており、その意外なギャップでファンを驚かせることに。クセの強い呪術師の例に漏れず、彼女もひとクセある性格だということが分かります。
31歳の割に私服は意外と……?
原作8巻では私服を披露した歌姫。仕事着の巫女装束から一転、オフショルダートップスにサロペット、キャスケットという姿で登場しました。スポーツ観戦が趣味の彼女らしい、スポーティな雰囲気の私服です。 普段のイメージからかけ離れた若々しいこの私服が、ファンの間で話題に。年齢や普段のイメージに囚われず好きな格好をするところも、実に彼女らしいですね。
庵歌姫の登場回一覧!過去編から時系列順に紹介!
過去編
漫画 | 8巻 |
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アニメ | 2期(放送前) |
8巻65話、冥冥(めいめい)と任務中の歌姫が登場します。延々に続く屋敷の廊下に辟易している様子の歌姫は、1級術師の冥冥に自分なりの考えを伝えながら脱出方法を考えていました。いざ実行、というタイミングで外から壁を大破させて五条たち同級生トリオが助けにやってきます。 これからというところで邪魔され、後輩の五条には「泣いてる?」と小馬鹿にされ、背後から現れた呪霊は夏油に祓われ……。先輩の面子丸つぶれの歌姫は、後輩の家入に抱きつき甘えた様子を見せます。 このときの歌姫はハーフアップではなく低め位置でツインテールにしていました。
『呪術廻戦』8巻を
姉妹校交流編では引率として登場!
漫画 | 4巻 |
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アニメ | 1期14話 |
姉妹校交流戦では歌姫は京都校引率として登場。交流戦に入る前には、五条から京都校側の内通者調査を依頼されています。 夏油一派奇襲の際は生徒の身の安全のため奔走。呪詛師の攻撃も難なくかわす戦闘力の高さを見せました。2日目の野球試合では生徒にヤジを飛ばし、誰よりも勝負を楽しんでいる様子です。
内通者を特定?
五条に依頼された内通者調査も水面下で進めており、歌姫はやがて消去法で歌姫は京都校の生徒・メカ丸へと行き着きます。真相を確認するため、虎杖や伏黒たち1年トリオをメカ丸の本体・与幸吉(むたこうきち)の居場所へと案内したのも歌姫です。 実際に歌姫の読み通り、彼が京都校の内通者でした。彼女の能力の高さが垣間見えるエピソードです。
『呪術廻戦』4巻を
渋谷事変でも登場するが術式は発覚せず……
漫画 | 16巻 |
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アニメ | 2期(放送前) |
渋谷事変では最終局面で、他の京都校生徒たちとともに遅れて登場。生徒たちが偽夏油と対峙する中、歌姫は術式の準備に取り掛かります。その準備中に生徒がピンチに陥ると、術式の準備を中断して助けに入る場面も。 結局術式の準備が終わる前に特級呪術師・九十九由基 らが参戦し、敵は退却。彼女の術式は渋谷事変でも謎のままとなりました。
『呪術廻戦』16巻を
五条復活後に術式判明!五条悟の虚式・茈を舞で強化
漫画 | 222話~(単行本未収録) |
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アニメ | 未放送 |
歌姫は封印「獄門疆(ごくもんきょう)」から復活した五条のサポートのため前線へ向かいます。仲間が張った結界のなかで、歌姫は術式「単独禁区(ソロソロキンク)」を発動。歌姫の術式の初登場シーンですね! 両面宿儺(りょうめんすくな)との一騎打ちに臨む五条の呪力に術式でバフを掛け、五条が初手で放った虚式「茈(むらさき)」を強化します。歌姫のバフ効果の継続時間や効果範囲はまだ明らかになっていません。
『呪術廻戦』222話を
庵歌姫の顔の傷はいつのもの?誰につけられた?
歌姫の顔には大きな傷跡があります。この傷の原因は不明ですが、8巻から描かれる五条過去編ではまだこの傷はありません。 この当時、五条が高校2年生で歌姫は2級呪術師。顔の傷はこの後についた傷だと判断できますが、可能性として考えられるのは、準1級もしくは1級への認定がかかった任務での怪我です。 準1級への昇格任務は1級呪術師が同行するので、大怪我をする前に助けてもらえるのではないでしょうか。そうなると、単独での任務遂行が必須となる1級昇格任務が原因かもしれません。 ちなみにこの頃から「泣いてる?」と後輩にも関わらず舐めた口をきく五条に対し、歌姫は「泣いてねぇよ!」と嫌悪感を顕にしていました。
庵歌姫(いおりうたひめ)のかわいいギャップに今後も注目!
『呪術廻戦』の呪術師で高専京都校の教師・庵歌姫について紹介しました。呪術師には個性的な人物が多い印象ですが、歌姫も意外なギャップを持つかわいらしいキャラクターです。 顔の傷や術式に関する謎がまだ残されている歌姫。本編のストーリーがどう転がっていくのかも気になるところですが、彼女の今後の活躍にも注目したいですね。