2023年9月17日更新

『呪術廻戦』五条悟と宿儺の決戦の流れを完全解説!現代の最強と平安の最強はどっちが勝つ!?

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呪術廻戦 渋谷事変
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』の最強キャラといえば五条悟、そして「呪いの王」とも呼ばれる両面宿儺です。違う時代に生まれたふたりではありますが、運命のめぐり合わせで現在、最強決戦を繰り広げています。 本記事ではそんなふたりの決戦について全体の流れを重視して解説!難解な戦いをざっくり理解したい人はぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。

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五条悟・両面宿儺 2人の「最強」について

現代最強・五条悟

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

『呪術廻戦』で「最強」、より厳密な表現で「現代最強」といえば、五条悟のことを指します。 彼は呪術御三家のうちのひとつ・五条家の現当主で、一族相伝の術式「無下限呪術」とそれを使いこなすための「六眼」を兼ね備える数百年に一度の逸材です。 その天才ぶりはすさまじく、作中でも「五条悟が生まれて世界の均衡が変わったんだ!!」とまで言われるほど。もちろん持って生まれた能力だけでなく、それらを活かす勘の良さや精神力にも恵まれています。

史上最強・両面宿儺

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

一方の宿儺は五条と比較して「史上最強の術師」と言われています。呪術全盛の時代にその名を轟かせたとされており、数多くの術師が束になってもかなわないほどの実力者でした。 死してなおその指が特級呪物として残っていることからも、生前はまさに「呪いの王」の名にふさわしい強大な存在だったことがうかがえます。 あの乙骨をしのぐほどの圧倒的な呪力量と呪術にまつわる豊富な知識の持ち主で、大体の敵はお遊び感覚で倒せるようです。

「五条悟vs.両面宿儺」はどっちが勝つ?お互いのアドバンテージまとめ

術式の性能:五条有利

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

五条は宿儺の領域展開「伏魔御厨子」の必中効果を浴びながら、笑みを浮かべて「術式の性能では僕の方が圧倒的に上だ」と心の中でつぶやいています。 連続的に攻撃を受け血だらけになった状態でも平然とこう思えるのだから、この発言はまぎれもない事実でしょう。「圧倒的」という言葉が使われているあたりにも自信のほどがうかがえます。

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魔虚羅の存在:宿儺有利

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

宿儺は伏黒恵の身体に受肉したことで彼の術式「十種影法術」を使えるようになり、最強の式神とされる魔虚羅を呼び出すことも可能になりました。 魔虚羅はあらゆる事象へ適応できるという恐るべき特質を持っています。もちろん五条の無下限呪術にも適応できるため、この式神の存在は宿儺にとってかなりのアドバンテージです。

領域展開:???

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

宿儺は「閉じない領域」を展開でき、純粋な領域展開の押し合いでは彼に分があります。 しかしすでに説明した通り、領域に付与されている「術式」の性能は五条のほうが上。宿儺は「無量空処」をわずかな時間浴びただけでしっかりダメージを受けるでしょう。 また宿儺が伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」を使用するのかどうかも気になるところです。

「五条悟vs.両面宿儺」決戦までの経緯

呪術廻戦 夏油傑 羂索
©︎芥見下々/集英社

渋谷事変で、羂索の策略によって特級呪物・獄門疆に封印されてしまった五条。その後、高専の面々が「あらゆる術式を消滅させる術式」を持つ「天使」こと来栖華に頼って彼を復活させた頃には、なんと宿儺が伏黒の身体を乗っ取るという事態になっていました。 封印から解放された五条は、すぐさま羂索のもとに向かって彼を倒そうとします。しかしそこに現れたのが宿儺。このまま戦いに持ち込まれそうな雰囲気でしたが、五条にも宿儺にもお互いやるべきことがあったため、決戦の日を12月24日に設定してその場はお開きとなりました。

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決戦に向けた各々の準備

呪術廻戦  宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

五条が復活し宿儺と対峙したのは11月19日……その約1ヶ月後に向け、それぞれが準備を進めていきます。まず宿儺はどうしても見つからなかった「最後の一本」を除き、自身の指をすべて取り込みました。そのうえ即身仏の頭部まで食べているため、ほぼ完全体となったといえるでしょう。 一方の五条は家入硝子伊地知潔高とともに情報共有。虎杖悠仁をはじめとした生徒たちも何やら動きを見せており、決戦当日に向けて緊張感が高まっていきます。

「五条悟vs.両面宿儺」決戦の流れを時系列で完全解説!

五条の先制攻撃が炸裂!

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

生徒たちからアツく激励された五条は、サポート役の庵歌姫と伊地知、楽巌寺嘉伸とともに決戦へと向かいます。そして彼らの術式や結界術などで呪力総量・出力を増幅させたうえで、なんといきなり200%の力で虚式・茈を放ち奇襲を仕掛けます。 この攻撃で右手を損傷してしまった宿儺。しかしすぐさま反転術式で再生させると、呪力操作を含めた近接戦に持ち込みました。新宿の街をどんどん破壊しつつ、怪物ふたりはほぼ無傷&余裕の表情で楽しそうに戦いを繰り広げていきます……。

領域展開の押し合いは宿儺の勝利

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

一方、高専関係の人間や日車寛見鹿紫雲一など、術師たちはなぜかモニターを通じて五条と宿儺の戦いを観戦しています。呑気にそんなことをしていていいのか……?という疑問もなくはないですが、彼らが解説役を担ってくれるのは読者としてもありがたい限りです。 皆がああだこうだ言いながら見守る中、五条と宿儺がいよいよ領域展開!両者の実力は拮抗しているはずでしたが、そこで突然宿儺の「閉じない領域」が外側から五条の領域を破壊してしまいます。結果、五条は必中術式によって傷を負わされることに……。

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ハイレベルな戦いが繰り広げられる

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

反転術式を使って回復してみせた五条ですが、このまま宿儺の領域内にいる限り、攻撃を喰らい続けることには変わりありません。しかし彼は傷だらけの血まみれになりながらも、反転術式だけでなくシン・陰流「簡易領域」なども使いこなし、見事な立ち回りをみせます。 おまけに、領域と同時に破壊されしばらく使えなくなるはずの術式を、反転術式で治癒するという常識破りのワザも披露!斬新な戦法で宿儺に少しずつダメージを与えていきます。そしてついに、何度目かの領域展開で宿儺に「無量空処」を喰らわせることに成功するのでした。

最強の式神・魔虚羅の登場

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

そこで宿儺がついに最強の式神・魔虚羅を召喚します。五条は宿儺に再び無量空処を当て、魔虚羅は出てきた瞬間に叩き潰せば問題ないと考えていました。しかし強引な戦い方の影響か、領域展開をしようとした瞬間鼻血を出して失敗してしまいます。 その姿を見た宿儺は勝利を確信し、領域を展開しようとしますが、彼にもまた無量空処のダメージが残っていました。お互いに領域展開ができなくなったふたりは、再び近接戦を始めます。 しかしその裏で魔虚羅は五条の「無下限呪術」への適応の準備も着々と進めており、それが完了してしまえば宿儺が有利になることは確実でした……。

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五条ついに勝利か!?

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

ついに魔虚羅が術式への適応を完了させ、五条は追い詰められます。一方の宿儺も直前に受けた五条の「黒閃」が効いており、さすがに弱ってきました。両者ともに疲労の色が濃くなってきますが、お互いかつてないほどのギリギリの状況に高揚を感じてもいるようです。 その後激しい戦闘が繰り広げられたすえ、五条が再び虚式・茈を発動!辺り一帯を吹き飛ばすほどの威力で放たれたそれは、魔虚羅を消滅させ宿儺にも大ダメージを与えました。 観戦していたメンバーもこの場面を見て五条の勝利を確信しますが、果たして……?

「五条悟vs.両面宿儺」決戦は名言・名シーンのオンパレード!

五条悟の名言

「今際の際だぞ」

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

復活した五条が羂索の前に現れたとき、軽口を叩く相手に向かって「オマエさ もっと言葉を選んだ方がいいんじゃないか?」というセリフに続いて言い放った一言です。見下すような表情も相まって、圧倒的強者感がにじみ出ています。 厳密に言えば五条と宿儺の決戦には関係のないセリフですが、これぞ五条悟!と唸らされる名言なので紹介せずにはいられませんでした。

「勝つさ」

決戦の日取りを決めた際、余裕たっぷりに見える五条に向かって、羂索は「勝つ気かい?」とたずねます。それに対し、五条は不敵な笑みを浮かべて勝利宣言をしてみせるのでした。 ちなみにこのセリフは、かつて五条が虎杖から“力を取り戻した宿儺になら負けちゃう?”と問いかけられたときに返したものとまったく同じ。セルフオマージュにシビれますね……。

「そっちが挑戦者(チャレンジャー)だから」

開戦早々フルパワーの茈を放った五条が、ダメージを負った宿儺に笑顔とともに突きつけたセリフです。相手を指さすことまでしており、絶妙に人の神経を逆撫でする態度を見せていました。 これに対する宿儺の「クソガキが」という言葉がすべてを物語っています。

「生徒が見てるんでね まだまだカッコつけさせてもらうよ」

両者ともに疲弊した状態で、五条が宿儺に向かって口にしたセリフ。鼻血を垂らしながらも不敵な笑みを浮かべているところが彼らしいです。 このセリフも、第2話で五条が宿儺と戦ったときの「生徒の前なんでね カッコつけさせてもらうよ」のセルフオマージュとなっています。

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両面宿儺の名言

「じゃあな最強 俺がいない時代に生まれただけの凡夫」

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

激戦の中、五条が領域展開をできず膝をついてしまったのを見て、宿儺は勝利を確信しました。それから自信たっぷりでこのセリフを言い放ち、領域展開をしようとします。 まさに「呪いの王」や「史上最強」にふさわしい貫禄を感じさせる言葉……なのですが、実は自分もしっかりダメージを受けており、領域展開に失敗してしまいました。案の定、五条に煽り返しをされてしまっています。

「もうオマエは伏黒恵ではなく俺の影だろう 魅せてみろ」

五条と戦う魔虚羅に対し宿儺が心の中で発した言葉です。この直後、魔虚羅は五条の右腕を欠損させるほどの強烈な一撃を放っています。 宿儺はかつて伏黒に対しても「魅せてみろ!!」と言ったことがありますが、ふたつのセリフに関連性が持たされているのか、それとも単に口癖なのかはなんともいえません。

五条悟と宿儺の最強決戦から目が離せない!

最後の瞬間までどちらが勝つかわからない「現代最強」と「史上最強」の戦い。状況的にも周りの反応的にも五条の勝利が近いようですが、まだまだ油断はできません。本当に決着がつくときまで気を引き締めて見守っていきましょう!