炭治郎の名言10選!名シーンとともに振り返ろう【鬼滅の刃】
様々なメディアで異例の大ヒットを記録し、今や国民的漫画のひとつとなった『鬼滅の刃』。 鬼を倒すために戦い続ける主人公・竈門炭治郎の姿は、多くの人々に感動を与えています。そこでこの記事では、そんな炭治郎が残した名言を10個ピックアップしご紹介!その言葉が登場した名シーンを振り返りながら、彼の魅力を改めて味わっていきましょう。 ※この記事は『鬼滅の刃』の重要なネタバレを含みます。
タップできる目次
- 『鬼滅の刃』炭治郎の名言TOP10!
- 1位:人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!
- 2位:失っても失っても生きていくしかないです。どんなに打ちのめされようと
- 3位:心を燃やせ!!!
- 4位:頑張れ炭治郎頑張れ!!俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!
- 5位:一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ
- 6位:選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります
- 7位:神様どうか、この人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように
- 8位:みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます
- 9位:嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ
- 10位:俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった
- 炭治郎の名言はどれも心打たれるものばかり!
『鬼滅の刃』炭治郎の名言TOP10!
こちらのランキングは名言としての「知名度」や読者の心を震わせる「感動度」、さらに炭治郎の人となりや魅力がいかに詰まっているかの「魅力度」。この3点から順位付けをおこないました。 誰もが知っている感動の名言から炭治郎の可愛らしさも伝わるコミカルな名言まで、多彩なセリフがランクイン。ここからは各名言を登場シーンとともに詳しく解説していきます。
1位:人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!
巻数・話数 | 7巻・53話 |
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相手 | 栗花落カナヲ |
こちらは蝶屋敷で出会ったカナヲに対して放った名言。彼女は自身の意思が薄く、何かを決めるときにはコインを投げその表裏で判断していました。炭治郎はその状況が健全ではないと感じ、カナヲに「自分の心の声をよく聞く」ことを約束させます。 そして「人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!」とカナヲを激励。人の心を信じている炭治郎の純粋さや、相手を気遣う優しさがあふれている最高の名言です。
このセリフを見ると「頑張らなきゃ!」と思えます。元気をくれる大好きなセリフです。
2位:失っても失っても生きていくしかないです。どんなに打ちのめされようと
巻数・話数 | 2巻・13話 |
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相手 | 和巳 |
こちらは鬼殺隊に入った炭治郎が初めての任務で残した名言です。彼は和巳という青年に鬼の情報を聞き、その鬼と対決。何とか勝利を収めたものの、戦いのなかで和巳の探していた女性がすでに食われていたことが判明したのです。 炭治郎は失意のどん底に落ちる彼に対し、「失っても失っても生きていくしかないです」と語りかけます。炭治郎は和巳同様、大切なひとを鬼に殺されました。この言葉には彼の覚悟と強さ、そして和巳を励まそうとする優しさが詰まっています。
こちらは『竈門炭治郎のうた』の歌詞にも採用されている、彼の代名詞みたいな名言ですね。
3位:心を燃やせ!!!
巻数・話数 | 9巻・77話 |
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相手 | 堕姫 |
こちらの名言は上弦の陸である堕姫と戦ったときに登場した名言です。炭治郎は強敵を前に「負けるな。燃やせ、燃やせ、燃やせ!!」と自分を鼓舞し、最後に「心を燃やせ!!!」と覚悟を固め挑んでいきます。 この言葉は猗窩座との戦いで亡くなった煉獄杏寿郎から受け継いだもの。大切なひとたちの意思を背負い戦っていく、炭治郎の強さがよく表れた名言となっています。
どんな敵にも屈さない、炭治郎の覚悟がひしひしと伝わってくる名言です。
4位:頑張れ炭治郎頑張れ!!俺は今までよくやってきた!!俺はできる奴だ!!
巻数・話数 | 3巻・24話 |
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相手 | 響凱 |
こちらは元・十二鬼月の響凱と戦ったときに飛び出した名言です。これまで以上の強敵に悪いイメージばかりが浮かんでしまう炭治郎ですが、その弱い気持ちを振り払おうと己を鼓舞! 「頑張れ炭治郎頑張れ!!」と自分を応援し、これまでの修行を振り返りながら覚悟を決めます。このユニークな名言は描かれた当初大きな話題となり、真っ直ぐ過ぎるがゆえにちょっと天然な炭治郎のキャラを決定づけるものになりました。
「頑張れ!」と自分を励ます姿が妙に可愛いんですよね。
5位:一番弱い人が一番可能性を持ってるんだよ
巻数・話数 | 20巻・172話 |
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相手 | 不死川玄弥 |
こちらは鬼殺隊同期の不死川玄弥にかけた感動の名言です。玄弥は鬼たちとの最終決戦で上弦の壱・黒死牟と戦うことになります。この戦闘には兄の不死川実弥をはじめとした柱たちが複数名参戦し、玄弥はなかなか戦いに貢献できませんでした。 しかしそのなかで炭治郎からかけられた「一番弱い人が一番可能性を持ってる」という言葉を思い出し奮起!覚悟を決めこの戦いに大きく貢献していくことになります。自らの弱さを知り努力してきた、炭治郎が言うからこそ説得力が生まれる名言です。
炭治郎の言葉には人々を動かす「強さ」が宿っています。
6位:選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります
巻数・話数 | 10巻・81話 |
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相手 | 堕姫 |
こちらは堕姫戦で残された名言。人々を傷付ける堕姫に大きな怒りを感じた炭治郎は、ボロボロになりながらも「選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります」と心のなかで静かな決意をつぶやきます。 彼は自分が才能のない弱者だと考えていました。ですがそんなことは戦わない理由にならないのです。負けるとわかっていても、死ぬとわかっていても、鬼たちを止めなければならない。このセリフからは炭治郎の責任感と覚悟がひしひしと伝わってきます。
ボロボロになっても諦めない、その姿に胸を打たれます。
7位:神様どうか、この人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように
巻数・話数 | 2巻・8話 |
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相手 | 手鬼 |
こちらは物語の序盤、鬼殺隊の最終選別で放たれた名言です。炭治郎はこの試験で数々の隊士候補たちを殺してきた手鬼と戦うことに。自身の兄弟子にあたる錆兎たちを殺した手鬼に大きな怒りを感じていた炭治郎ですが、手鬼の死に際に悲しい匂いを感じ取ることに。 そして彼は鬼の手を握りながら「神様どうか、この人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように」と願うのです。鬼に対してですら慈悲の心を見せる、炭治郎の優しさが詰まった名言でした。
炭治郎の優しすぎる性格が伝わる序盤の名シーンです。
8位:みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます
巻数・話数 | 23巻・204話 |
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相手 | 自身の家族 |
こちらは鬼舞辻無惨を倒したあと、家族の墓前で語った名言です。炭治郎は禰豆子らとともに、家族たちが眠るお墓へと向かいました。彼はそこでこれまでの戦いを振り返りながら、数多くの人々に助けてもらったことを報告します。 炭治郎は心のなかで「みんなに繋いでもらった命で俺たちは一生懸命生きていきます」と決意。自身が生き延びれたことは自分の強さのおかげではないと自覚し、助けてくれたひとの分までしっかりと生きていく。炭治郎の誠実な心がこのうえなく反映された名言となっています。
最終決戦の余韻も感じられる、穏やかで大好きなシーンです。
9位:嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ
巻数・話数 | 11巻・96話 |
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相手 | 妓夫太郎 |
こちらは遊郭編で戦った妓夫太郎に対して放った名言です。炭治郎たちに首を斬られた妓夫太郎と堕姫はお互いにののしり合いを始めてしまい、その勢いで妓夫太郎は「お前さえいなけりゃ」と堕姫の存在を否定してしまいます。 すると炭治郎は妓夫太郎の口をふさぎ「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ」と呟くのです。たとえ鬼であっても、兄と妹でののしり合うようなことはやめて欲しい。炭治郎らしい感動の名言でした。
残虐な敵にさえ優しさを見せる、炭治郎は聖人すぎます……!
10位:俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった
巻数・話数 | 3巻・24話 |
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相手 | 自分 |
こちらは響凱との戦いのなかで、自問自答しながらこぼれた名言です。炭治郎は強敵との戦いで弱気になり、心のなかで先日負った傷が痛むと告白。それに続けてこの傷の痛みについて、「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」と言い出すのです。 唐突に登場したユニークなセリフに読者の多くは混乱しましたが、それと同時に妙な説得力を感じることに……。このコミカルな名言はファンのあいだでも大きな話題となり、炭治郎のちょっと変わり者な部分を広く知らしめることになりました。
読めば読むほど味が出る、とってもユニークな名言です。
炭治郎の名言はどれも心打たれるものばかり!
ここまで炭治郎が残した数々の名言を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 彼のセリフは心を打つ、熱く感動的なものばかり。もちろんここに紹介した以外にも、炭治郎の名言は数多く存在しています。これを機に『鬼滅の刃』を改めてチェックし、自分なりの「炭治郎名言集」を作ってみてはいかがでしょうか。