2020年11月4日更新

『鬼滅の刃』不死川玄弥(しなずがわげんや)について徹底考察!血鬼術が使える唯一の剣士

不死川玄弥

『鬼滅の刃』に登場する不死川玄弥は竈門炭治郎の数少ない同期の鬼殺隊員です。兄である風柱・不死川実弥との確執や和解、鬼を喰らう特異体質、「無限城編」での死闘などについて徹底解説!彼の強さや活躍、魅力を紹介します。

目次

『鬼滅の刃』不死川玄弥(しなずがわげんや)のプロフィール【ネタバレ注意】

『鬼滅の刃』に登場する不死川玄弥(しなずがわげんや)は、主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)と同期の鬼殺隊士です。まずは彼のプロフィールを見ていきましょう。

階級 癸→丁
誕生日 1月7日
年齢 享年16歳
身長 選別時 160cm→ 180cm
体重 選別時 56kg→ 76kg
出身 東京府 京橋區
趣味 盆栽
好きなもの スイカ

玄弥は炭治郎とともに最終選別を合格した5人のうちのひとりで、この試験の際に初めて登場したキャラです。彼の師匠は岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)。そして実兄は風柱の不死川実弥(しなずがわさねみ)です。 サイドを刈り上げた髪型と顔面を横断するようについている大きな傷跡が特徴的な人物で、鋭い目つきをしています。登場時の彼は試験案内役の童子に乱暴を働くなど、粗暴な一面が目立っていました。 しかし本来の彼は兄弟想いの心優しい人物。上弦の肆・半天狗との戦いで炭治郎と共闘して以降は、本来の純粋な性格が表に出てくるようになりました。 ※この記事には最終巻までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

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師・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の記事はこちら

不死川玄弥は第一印象最悪キャラ!?実は思春期の純情少年

玄弥は炭治郎と対面した際、初対面にも関わらず炭治郎に腕を折られています。これは玄弥が試験終了後に、日輪刀欲しさに童子に乱暴したことが原因です。 以降玄弥は炭治郎を敵視するようになり、刀鍛冶の里で再会した際も炭治郎の顔を見るなり「死ね」と暴言を吐く始末。炭治郎はそういうことを気にしない性格なのであっけらかんとしていましたが、玄弥の第1印象は良くなかったという読者も多いでしょう。 しかしその印象が大きく変わるのが、彼が女性を前にしたときです。思春期真っ盛りの玄弥は女性に免疫がなく、美人や可愛い子を目の前にすると緊張してしどろもどろになってしまいます。 いつもの威勢がなくなり顔を赤くする様子は、いかつい見た目からは想像もつきません。意外と純情な一面も、彼の人気の理由になっています。

不死川玄弥の能力!鬼を喰らい能力を発動!?

鬼殺隊士達がほぼ必須で習得している全集中の呼吸。ところが玄弥は全集中の呼吸が一切使えません。その代わり彼は人並み外れた咬合力と消化器官を有しており、鬼を喰らうことで一時的に鬼の持つ不死性や回復力・怪力を得ることができるという特異体質を持っています。 また彼は型は使用できないものの、基本的な彼の身体能力は鬼殺隊でも上位の部類。入隊から数ヶ月で身長も20cm伸びており、体格面でも同期の中では特に恵まれていると言えます。 鬼殺隊の中でも異質な戦い方をする玄弥について、能力や戦い方をさらに詳しく見ていきましょう。

日輪刀の色は灰色のまま

「色変わりの刀」とも呼ばれる日輪刀は、使い手の流派に呼応して刃の色が変わるという特性があります。しかし玄弥は全集中の呼吸が使えません。そのため彼の日輪刀は、刀が打たれた際の灰色のままとなっています。

大口径南蛮銃

唯一鬼を殺せる武器・日輪刀は、全集中の呼吸が使えることが前提の刀です。そのため玄弥は日輪刀をサブウェポンとし、メインウェポンとして大口径南蛮銃を使用しています。 弾丸には日輪刀の原料にもなっている猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)を使用しており、鬼の頚に直撃させることで弱い鬼なら殺すことも可能です。

血鬼術は「鬼を封じること」のみに特化

「無限城決戦編」で上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との死闘を繰り広げた玄弥。その戦いの最中に彼は黒死牟の髪と刀を喰らい、限りなく鬼に近い存在となることで血鬼術が使えるようになりました。 彼が必死の想いで撃ち出した弾には追尾機能が備わっており、黒死牟に着弾すると弾丸からは木が生えその動きを封印。さらに黒死牟の血を吸収して、木は成長していきます。 木で鬼の動きを封印し、さらに血鬼術の媒介となる血を奪い鬼の能力も制限する彼の血鬼術は、鬼を封じることに特化した力なのです。

兄・実弥との関係は?

7人兄弟の長男と次男として育った実弥と玄弥。父が死んでからは、2人で母や弟たちを守ろうと約束を交わし合う仲睦まじい兄弟でした。 しかるある日何者かによって次々と弟たちが殺されてしまいます。その犯人は鬼となった母親で、玄弥は母を殺す実弥の姿を目撃してしまうのでした。 玄弥は母が鬼だと分かっていましたが、目の前の光景に気が動転していたこともあり、兄に対し「人殺し」と罵倒してしまいます。これを機に実弥は鬼殺隊へ。そして玄弥は兄に謝りたいと、その後を追います。 再会後の実弥は玄弥にきつく当たりますが、それは玄弥だけでも安全なところで長生きしてほしいという愛情の裏返しでした。玄弥の最期の瞬間、2人はようやく本心を伝えあい、お互いに大切に思い合っていたことを知ります。

上弦の肆・半天狗との戦いでの活躍

玄弥が刀鍛冶の里で療養中、里が上弦の肆・半天狗に急襲されます。半天狗は喜怒哀楽の4体の分身体を操り、追い詰められるほど強くなるという厄介な鬼でした。 玄弥は分裂体の1つである哀絶(あいぜつ)と交戦。槍で身体にいくつ穴を空けられても玄弥は死ぬことがなく、その特異なフィジカルの強さを発揮しました。最終的に哀絶は鬼を喰らった玄弥によって頚を切られ倒されます。 このとき玄弥は一刻も早く柱になりたいと焦っていたため、半天狗の本体を仕留めることに固執していました。鬼化で理性を失いかけていたことも手伝い、玄弥は共闘する炭治郎にも手柄をよこすように食って掛かります。 しかし戦いの中で炭治郎の前向きな姿勢や言葉に触れた玄弥は、態度を軟化させていくことに。最後は仲間と一丸となって半天狗を追い詰め、炭治郎の鬼討伐に貢献します。

無限城編での活躍

最終章にあたる「無限城決戦編」で十二鬼月最強の上弦の壱・黒死牟と対峙した玄弥。霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)や実弥、悲鳴嶼と3人の柱をもってしても追い詰めることが困難な黒死牟に対し、その場で最弱だった玄弥はどう戦ったのでしょうか。その戦いぶりを詳しく見ていきます。

上弦の壱・黒死牟と対峙

先に黒死牟と対戦していた時透は、黒死牟に腕を斬り落とされ柱に打ち付けられていました。玄弥は柱の陰から不意打ちで攻撃を仕掛けようとしますが、次の瞬間には黒死牟は玄弥の背後に。そのまま両腕と胴を切断されてしまいます。 続いて頚を斬られかけたとき、兄・実弥が登場。そして実弥は玄弥に長生きしてほしいと願っていたことを知り、玄弥もかつて「人殺し」と兄を罵ったことを涙ながらに謝るのでした。 兄とは和解できたものの、依然戦況は不利なままです。玄弥は黒死牟の髪を喰らって身体を治すと、炭治郎の言葉を思い出していました。それは1番弱い者が勝利への突破口を開く可能性を秘めているという言葉です。意を決した玄弥は黒死牟の刀を喰らうのでした。

玄弥の最期、兄との和解

鬼化したことで血鬼術が発現、その血鬼術の力もあり4人は辛くも黒死牟に勝ちます。しかし玄弥は黒死牟に再度斬られたことで、身体は消滅しかかっていました。 力を振り絞って兄に思いの丈を伝えると、最期は兄への感謝の言葉を口にしながらその腕の中で消滅していったのです。こうして玄弥は炭治郎の同期の中で初の戦死者となってしまいました。

現代では警察に!兄弟揃って幸せに生きる

最終話「幾星霜を煌めく命」では現代の東京に生きる、炭治郎たちの子孫や転生者の姿が描かれています。炭治郎の子孫らしき竈門炭彦(かまどすみひこ)は遅刻常習者。彼は毎朝パルクールで登校するため、地元の警察官にも目をつけられています。 彼の登校にあわせてパトロールをしている警察官2人組が、実弥と玄弥の転生者です。2人のセリフから兄弟ではなく先輩後輩の関係のよう。先輩と呼ばれている実弥の転生者は、実弥と同じように口の悪さが目立ちます。 一緒に大人になることが叶わなかった不死川兄弟ですが、現世では共に平和な社会を守るために奮闘しているようです。

アニメ『鬼滅の刃』不死川玄弥の声優は岡本信彦

不死川玄弥役を演じているのは、人気男性声優の岡本信彦(おかもとのぶひこ)です。彼は中2病を自称しており、自身のライブでは壮大な中2的なパフォーマンスを披露することも。ラジオやイベントで見せる濃いキャラは、女性だけでなく男性にも支持されています。 彼は2006年にアニメデビュー後、2008年頃からメインキャラでの出演が増加。『青の祓魔師』の奥村燐役や『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己役、「とある」シリーズの一方通行役などが有名です。 爽やかな主人公キャラから血気盛んなキャラ、狂気をはらんだトリッキーなキャラまで幅広くこなす実力派です。

唯一の鬼喰い剣士・不死川玄弥の生き様が熱く儚い!アニメ「無限城編」が待ち遠しい

鬼滅の刃
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

今回は、鬼を喰らって強くなるという他の誰にも真似できない特性を持つ不死川玄弥について解説しました。彼は序盤はあまり活躍シーンがありませんが、中盤以降は性格も丸くなり炭治郎にとっても良き友人となっていく重要キャラです。 とくに最終決戦を描く「無限城編」では彼の活躍が戦局に大きな影響を与えました。今後「無限城編」がアニメ化されることになれば、彼のファンもさらに増えることでしょう。 悲しい最期を遂げてしまう玄弥ですが、だからこそ生前の活躍に注目してほしい人物です。この記事で彼の活躍を振り返った後は、ぜひ原作も読み返してみてください。