2020年2月26日更新

『鬼滅の刃』栗花落カナヲの過去や活躍を詳しく解説!感情を失った悲しき少女

鬼滅の刃 栗花落カナヲ サムネイル

『鬼滅の刃』は鬼と剣士達の戦いを描く大人気作品です。今回は鬼殺隊の数少ない女性の剣士で、炭治郎達の同期でもある栗花落カナヲ(つゆりかなを)について紹介します。彼女の活躍や悲惨な過去など完全網羅!

目次

『鬼滅の刃』栗花落カナヲ(つゆりかなお)はどんなキャラ?【ネタバレ注意】

炭治郎と同期入隊の少女剣士・栗花落カナヲ(つゆりかなを)。身長・体重は2回明らかにされており、身長は152cm→156cm、体重は44kg→46kgと成長がみられます。出身地は東京府 本所區(ほんじょく)で、現在の墨田区 向島にあたる下町生まれのようですね。好きなものはアオイが作ったもの全部とラムネ、趣味は朝から晩までシャボン玉だそう。 隊服は長袖の上着に膝丈のスカート、白いロングブーツと洋風の出で立ちです。作中では隊服の上に羽織を羽織っている隊士が多いですが、彼女はピンクの紐飾りがついた白いマントを羽織っています。サイドに髪をまとめている髪飾りは、しのぶの姉・カナエの形見です。

入隊試験は軽々突破!天才剣士カナヲはクールな性格

鬼殺隊入隊のための最終選別は、鬼がいる山で7日間生き残らなければならないという過酷なものでした。その過酷さゆえ、呼吸を習得した者が参加しながらも炭次郎達5人しか突破できなかったのです。 伊之助を除く4人が選別後に集められたとき、カナヲ以外はボロボロになっていましたが……彼女は汚れ1つなく平然としていたのです。 入隊後には才能ある者が選ばれる柱の跡継ぎ「継子(つぐこ)」であることが分かり、常に全集中の呼吸を保つ「全集中の呼吸・常中(じょうちゅう)」もいち早く身につけていました。 そんな彼女は寡黙で、めったに微笑みを崩しません。那田蜘蛛山(なたぐもやま)で禰豆子(ねずこ)を追いかけたときには、命令を淡々とこなそうとするクールな面も明らかになりました。

カナヲが鬼殺隊に入隊した理由は?秘められた悲惨な過去とは

カナヲの過去と胡蝶姉妹

5月19日生まれで16歳のカナヲ。しかし、この誕生日は「胡蝶カナエ(こちょうかなえ)・しのぶと出会った日」で彼女の生い立ちには胡蝶姉妹が深く関わっています。 彼女の両親は子供たちをひどく虐待しており、殴る蹴るだけではなく顔を水につけるなどもしていたようです。彼女には何人も兄弟がいたようですが、悪い場所を殴られた子が死んでしまうことも……。 カナヲは悪い当たり所に拳などが当たらないように見るうち、優れた動体視力を得たようです。そんな劣悪な環境下で出生日も分からず育ち、ある日を境に心を閉ざしてしまいます。やがて人買いに売られ、連れ歩かれているところを胡蝶姉妹に保護されたのです。 しかし心を閉ざした彼女は「全てがどうでもいい」と思うようになり、自分の意思で行動できなくなってしまいました。

炭治郎達との関わりと心の変化

保護された当初は、ご飯を出してもらっても「食べなさい」と言われるまで行動できなかったカナヲ。しのぶの手こずりように、カナエは銅貨の裏表で物事を決めることを提案します。カナエ亡き後もその方法で行動してきたカナヲでしたが、炭治郎をきっかけにして心のありかたが変わっていきます。それは那谷蜘蛛山での戦いの後、治療を終えた炭治郎がお礼を言いにきたとき……。 返事をするかどうかもコイントスで決め、微笑みながらも「お礼を言われる筋合いはない、さよなら」とあっさり対応。さらには全部がどうでもいいことも伝えます。 表が出たら「カナヲは心のままに生きる」コイントスをし、見事に表を出した炭治郎。それ以降、炭治郎が2ヶ月の眠りから覚めたときの笑顔や、十二鬼月の童魔(どうま)に対する激昂・しのぶやカナエを想う涙などの感情が見られるようになりました。

カナヲは「花の呼吸」の使い手!動体視力を利用した独自の型も

カナヲの日輪刀と「花の呼吸」

カナヲが持つ日輪刀は日本刀と同じ形で、薄紅色に染まっています。鍔には可愛らしい花の装飾が入っていますね。彼女が使う「花の呼吸」は水の呼吸の派生であり、彼女を保護した胡蝶カナエが使っていた呼吸法です。芍薬や梅といった花にちなんだ名前の型が7つあり、陸(6)までは曲線的な軌道で敵を斬りつける技になっています。 7つめの型は漆(しち)ではなく「終ノ型・彼岸朱眼(ついのかた・ひがんしゅがん)」で動体視力を大幅に上げる強化技です。彼岸朱眼は目に大きな負担をかけるため白目が赤く染まり、使う時間が長ければ失明するリスクもあります。

呼吸の習得と入隊の経緯

実は見よう見まねで花の呼吸を習得しており、しのぶ・カナエに無許可で最終選別に参加して入隊を果たしたという驚きの背景が19巻で明かされました。蝶屋敷でお世話になっているものの、アオイたちのように上手く家事や怪我人の治療ができなかったことが入隊の大きな理由です。 しかし、鬼に家族を殺されたアオイたちや継子たちを亡くしたしのぶを見ていて鬼を許せないという気持ちも芽生えたそう。そのため、感情を表に出すことは無くとも自分の意思で行動して入隊していたのです。彼女の意思を知らず、心配したしのぶは「迷わず鬼の頸を斬るように」と言いつけていました。 ただ、徐々に感情を出すようになったカナヲが「もっと稽古したいです」などの意思を伝えるようになったことをしのぶは嬉しく思っていました。

最低最悪の上弦の鬼・童魔との戦いは勇しくも悲しいものだった

しのぶ・カナヲ・伊之助の3人でつかんだ勝利

かつて、しのぶの姉・カナエを殺した童磨。しのぶも戦いの末、あえなく彼に殺されたことで、カナヲにとって姉2人の仇となりました。 彼女はしのぶを上回るほどの実力と優れた動体視力で童魔を驚かせ、厄介な血鬼術にも対応し続けます。途中からは伊之助の共闘となり、しのぶが仕掛けた毒で童魔は大幅に弱体化!童魔は苦し紛れに巨大な氷像「睡蓮菩薩」を呼び出します。 その隙間を終ノ型・彼岸朱眼で見抜き、首へと刀を振り下ろしますが……あと少しのところで冷気が襲います。半身が凍りつき、刀を動かせないカナヲ。そこへ伊之助が刀を投げ、後押しとなったことでついに首が落とされるのでした。 彼岸朱眼を使った時間は短く、カナヲは右目の視力が大幅に下がるだけで済みました。しのぶ・カナヲ・伊之助の3人が揃ったからこそのぎりぎりの勝利と言えるでしょう。

「全てがどうでもいい」過去から、大きく変わったカナヲ

戦いが終わった後、カナエの髪飾りが壊れたことを気にしながら必死にしのぶの髪飾りを探すカナヲ。かつてカナヲの墓前に立った時、泣けなかったことを回想します。 悲しかったけど、体中に汗をかくだけで泣けなかった……そのことを心の中で謝罪していました。泣けば親の暴力が激しくなる環境にいたことで、泣かない癖がついてしまっていたのです。 やがてしのぶの髪飾りが見つかり、胸に抱えると大切な姉2人が撫でてくれたのを感じます。ハッと顔を上げるともう姿はありませんでしたが、2人の髪飾りを胸に抱えてカナヲは大粒の涙を流すのでした。 「全てがどうでもいい」と微笑みしか浮かべられなかった頃から大きく変わりましたね。

アニメ版『鬼滅の刃』で栗花落カナヲを演じる声優は上田麗奈(うえだれいな)

物静かな少女剣士・カナヲを演じるのは上田麗奈(うえだれいな)です。小学校から高校まで演劇部に所属し、中学校で尊敬していた女の子がきっかけで声優を目指すようになりました。 2011年に「第5回81オーディション」準グランプリを受賞し、2012年に81プロデュースに入所。同年に『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で声優デビューしています。 2013年からはメインキャラクターを担当する機会も増えていきました。代表作は『ポケットモンスター サン&ムーン』マオ役、『ダーウィンズゲーム』狩野朱歌役など。スマホゲームにおいても『シノアリス』スノウホワイト、『グリムノーツ』レイナなど多くのキャラクターを担当しています。

『鬼滅の刃』最終決戦に臨む栗花落カナヲ、今後の活躍に注目!

鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との最終決戦に突入した『鬼滅の刃』。地上に出た無惨に奇襲をかけたメンバーには、カナヲも加わっていましたね!攻撃を受けても比較的軽傷だったものの無惨のスピードについていけず、戦意を失くしてしまいました……。しかしダメージが少ないので、再び戦う展開は十分ありえるでしょう。 右目のハンデはありながらも、高い実力をもつ彼女がこれからどんな活躍をするかが楽しみですね。