2025年8月4日更新

『もののけ姫』カヤの子孫やその後は?悲しき許嫁の小刀の意味や死罪の噂を徹底解説!

このページにはプロモーションが含まれています
『もののけ姫』

カヤは『もののけ姫』に登場するアシタカの許嫁です。アシタカが去り、村に残った彼女はその後どんな人生を歩んだのでしょうか。本編では描かれていなかったカヤのその後やアシタカとの関係性、彼女が贈った小刀などについて考察を交えて紹介していきます。 ※この記事は『もののけ姫』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『もののけ姫』カヤとは?

『もののけ姫』
名前 カヤ
年齢 13〜4歳
立場 アシタカの許嫁
声優 石田ゆり子

カヤはアシタカがもともと暮らしていたエミシの村の娘。おかっぱの髪に、くるっとした瞳がかわいらしい女の子です。 アシタカのことを兄様と呼び慕っていますが、血の繋がった兄妹というわけではありません。いずれ一族の長になるアシタカと結婚する予定の少女でした。

『もののけ姫』カヤはアシタカの許嫁?なぜ「兄様」と呼ぶのか

『もののけ姫』

カヤはアシタカを兄様と呼んでいますが、これは村の風習に従ったものです。この村では年上の人間を兄様、姉様と呼んでいました。カヤにとって17歳のアシタカは年上の男性。そのため「兄様」呼びをしているのです。 そして2人の関係性は許嫁。アシタカは次代の長になるべく育てられていました。ということは、カヤも家柄が良い、器量が良い、といった何らかの条件に合致していて、小さい頃から彼に嫁ぐよう育てられていたのでしょう。

カヤとアシタカは性的な関係にあった?

作中では2人の関係性の深さについては明言されていません。カヤがアシタカとの別れの際に言った「いつまでもお慕い申し上げます」の言葉。この言葉を、カヤがアシタカに操を立てていると解釈する説もあります。 操を立てているということは、裏を返せばこれ以前にすでに2人の間に身体の関係があったとも考えられます。2人が夫婦になることは周知の事実だったようなので、時代的にもすでに2人が結ばれていたとしても不思議ではありません。

AD

『もののけ姫』カヤが渡した玉の小刀の意味は?

もののけ姫

カヤは村を発つアシタカに玉(黒曜石)の小刀を贈ります。これはエミシの乙女が、自分の心が変わらぬ証として男性に贈るものです。アシタカは呪われ、もう村に帰ることはできません。それを分かったうえで、カヤは自分の変わらぬ想いを小刀に込めて渡したのです。 かなりロマンチックな贈り物なのですが、アシタカは後にこの小刀をサンにプレゼントしてしまいます。この行為のせいで「アシタカは浮気者」と視聴者から言われてしまうことも……。

『もののけ姫』カヤが受ける「お叱り」の罰とは死罪のこと?

『もののけ姫』

アシタカは村から絶縁された状態で放逐されます。見送り自体が禁止されていたのですが、カヤは夜中にこっそりと「お叱り」覚悟でアシタカを見送りました。 そのお叱りの内容が死罪ではないか?とする説も。最悪その可能性もありますが、とはいえアシタカは村の女たちを守るために呪いを受けた次期村長という立場でした。そう考えると、お叱りにも情状酌量の余地があるはず。死罪よりも軽い罰だったのではないかと予想します。

『もののけ姫』カヤの子孫は存在する?その後を解説!

『もののけ姫』

貞操を守る約束をする=すでに深い男女の仲だった、とするなら、別れたときにすでにアシタカの子をカヤが身ごもっていたという可能性もあります。次期村長の許嫁になるくらいなので、カヤの家もきっと村の中で良家だったはず。 そんな恵まれた環境で、愛した男性の子どもを出産し育てられたのなら、カヤにとって救いとなったのではないでしょうか。その後は描かれていませんが、彼女の幸せを考えたときに、そうであってほしいと願わずにはいられません。

AD

『もののけ姫』カヤの声優は石田ゆり子が担当

石田ゆり子

カヤを演じるのは石田ゆり子です。彼女はサンも演じています。アシタカに玉の小刀をカヤとして贈り、それをサンとして受け取る、両方のシーンを彼女は演じることになりました。2人を同一キャストにしたのは、宮崎監督のなんらかの思惑も感じます。

『もののけ姫』一途な許嫁カヤがかわいい!

『もののけ姫』

冒頭のみ登場するカヤについて紹介しました。大好きな人と離れ離れになってしまった彼女ですが、描かれていないその後の世界で幸せになっていてほしいですね。カヤのことが気になるという人はぜひ本編を改めて観てみてください!