2025年9月19日更新

「ワンピース」バッカニア族の大罪とは?特性や混血の正体・悪魔の実との関係性など徹底考察!

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バッカニア族は滅びたとされていた、世界政府いわく大罪を犯した種族です。ゴッドバレー事件ではデービー一族が「お前らもバッカニア」と罵声を浴びており、再びこのバッカニア族という存在にスポットが当たっています。 今回は最新話までの内容を踏まえてバッカニア族について解説。その特性や悪魔の実との関係などを考察していきます。 ※この記事は『ONE PIECE』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ワンピース」バッカニア族とは?

ワンピース バーソロミュー・くま

バッカニア族は「エッグヘッド編」で存在が明かされた種族です。バーソロミュー・くまの過去が語られる中で、彼がその種族だと明らかになりました。作中ではすでに絶滅した種族として扱われています。 バッカニア族もまた世界政府から敵視される存在。詳細はわかっていませんが「大昔に世界に対して罪を犯した」そう。見た目に大きな特徴があるわけではなく、種族の判別は血液検査によって行われます。

バッカニア族が世界に対して犯した大罪とは?

大罪の内容は具体的に描かれていません。バッカニア族は世界政府から敵視され、サターン聖いわく「生まれながらに奴隷階級」「奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない」存在とのこと。 こうした扱いは世界政府のDの一族やデービー一族への扱いにも通じるところがあり、世界政府に対して都合の悪い存在であることは明らか。政府が隠蔽してきた歴史に何か大きな影響を与えており、そのことが大罪だと断罪されているのでしょう。

バッカニア族の特性の正体は?「かつて…」の続きを考察

ワンピース ベガパンク

バッカニア族は大柄で頑丈な身体を持つという特徴がありますが、Dr.ベガパンクはそれ以外の特性があることを示唆しています。完全停止したはずのくまが動いている様子から、ベガパンクはバッカニア族には意思の強さによって、本来動かないものを動かすような力があると考えたのではないでしょうか。 かつて、ベガパンクはくまには神経信号=イメージや痛みなどを物質化する力があることを確認していました。改めてこの能力を目撃したベガパンクは、バッカニア族が願いや信仰をもとにそれを物質化したことに思い至ったと考えます。

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バッカニア族は混血の「複合民族」と判明

バッカニア族はその名を持つ純血の種族ではなく、混血の種族・複合民族であることがスコッパー・ギャバンによって明らかになっています。また過去編のイワンコフも彼らが巨人族の血を引いていると言っていました。このことから、バッカニア族は巨人族となんらかの種族の混血だと考えられます。 世界政府は人の巨人化の研究を数百年に渡って推進してきたとトラファルガー・ローが言っていました。もしかしたらこの研究とも関わってくるのかもしれません。

【最新】デービー一族がバッカニア族とはどういうこと?

ワンピース 黒ひげ

デービー一族は伝説の海賊デービー・ジョーンズを先祖に持つ一族で、世界政府が800年間消したがっていた存在です。ゴッドバレーでデービー一族が商品として並んだ際、世界貴族からのヤジの中に「"バッカニア"なんだろう!?お前らも」というものがありました。 言葉通りに受け取れば、デービー一族=バッカニア族ということ。バッカニアが強調された表記なので、複合民族への侮蔑的な意味合いでバッカニアと呼んだ可能性もまだ残っています。

【考察①】バッカニア族は悪魔の実の起源という説

ワンピース 悪魔の実
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

バッカニア族の特性の話とも繋がるのですが、この可能性は大いにあると考えます。 ベガパンクは悪魔の実について「誰かが望んだ『人の進化』の“可能性”である」と言っていました。さらに、バッカニア族には願いや意思を物質化する能力があると考えられています。 ここから考えられるのは、バッカニア族は「こういうことができたらいいな」という願いから能力を発現できたのではないかということ。例えばその能力を持つ人が死ぬと、発現した能力が実の形で後世に遺されたのかも。 ベガパンクの「かつて……」もこの考えに繋がるのではないでしょうか。

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【考察②】バッカニア族は月人と巨人族の混血という説

すでに絶滅した種族ということから、巨人族と人間族の混血とは考えにくいです。巨人族ではない方の種族がすでにいないと考えるのが自然でしょう。 ここで気になるのが、ビッグ・マムがトットランドにいない種族として挙げた3種族です。名前すら判明していないのが「歴史の彼方に消えちまった種族」なのですが、この種族の血がバッカニア族として残っているのではないでしょうか。 政府がなんとしても隠蔽したい「ある巨大な王国」を建国したのが高い技術力を持った月の人だとしたら、バッカニア族は巨人族と月の人の混血ということになります。

現在判明しているバッカニア族の人物一覧

バーソロミュー・くま

ワンピース バーソロミュー・くま

作中で最初にバッカニア族であることが判明したのがバーソロミュー・くまです。母親は人間のため、くまは正確にはバッカニア族と人間のハーフとなります。それでも血液検査で一発でバッカニア族と判明していたことから、バッカニア族の血とはかなり特殊なのでしょう。 くまが太陽の神ニカに憧れているのは父クラップの影響です。

クラップ

クラップはくまの父親で、バッカニア族の生き残りです。スパイの密告によって身元がバレるまでは、家族で平和に暮らしていました。バッカニア族であることが原因で、一家揃って天竜人の奴隷とされます。 妻が殺されてもなお救いを信じて生きていましたが、くまにニカの話をしていたところ、天竜人の気まぐれによって銃殺されました。

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ロックス・D・ジーベック

ここから先の3人は、デービー一族です。 ロックス・D・ジーベックは、伝説の海賊ロックス海賊団の船長。本名はデービー・D・ジーベックで、デービー一族の末裔です。彼の時代もデービー一族は政府に追われる存在だったため、普段は本名を隠しロックスで通していました。 世界政府や天竜人への嫌悪感の背景には、一族との確執があるのでしょう。

ロックスの妻

ロックスの妻はバッカニア族かどうかは不明です。彼女はゴッドバレー事件が起きる約2年前に、ロックスとの間に息子・ティーチを生みました。ロックスは妻子の身の安全を心配して、故郷のゴッドバレーに住むデービー一族を頼るよう、2人を移住させています。 彼女の出自や種族については今後の追加情報を待ちましょう。

マーシャル・D・ティーチ

ワンピース 黒ひげ

黒ひげマーシャル・D・ティーチはロックスの息子なのでデービー一族の末裔の1人です。本名はおそらくデービー・D・ティーチ。 デービー一族にバッカニア族の血が流れている場合、ティーチにもその血が流れているということに。彼が複数の能力を有することができるというのも、もしかしたらバッカニア族の特性に由来しているのかも。

バッカニア族の存在が世界の真相のカギになる!?

バッカニア族について紹介しました。まだまだ謎の多い種族ですが、ニカ信仰など、物語の核心に関わってきそう。毎話、新情報が追加されて追いつくのがなかなか大変ですが、ぜひ本記事も参考に「ワンピース」の世界を味わいつくしましょう!