2023年7月23日更新

【ワンピース】モンキー・D・ドラゴンの能力や正体を解説!謎多き革命軍のトップが目指すものとは?

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『ONE PIECE』に登場するモンキー・D・ドラゴン。彼は主人公ルフィの父親であり、海軍中将のガープの息子でもある作中でもトップクラスの重要人物です。しかも打倒世界政府を目的に活動する革命軍の総司令官も務めており、「世界最悪の犯罪者」として恐れられる存在でもあります。 この記事ではそんな謎多き男、ドラゴンについて徹底解説!現状判明している情報やそれに基づいた考察などを紹介し、彼の持つ魅力をあますことなくお伝えしていきます。 ※この記事は「ONE PIECE」の重要なネタバレを含みます。

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「ワンピース」モンキー・D・ドラゴンのプロフィール

異名 反逆竜 , 世界最悪の犯罪者
年齢 53歳→55歳
身長 256cm
所属 革命軍総司令官
悪魔の実 不明
懸賞金 不明
声優 柴田秀勝

ドラゴンは顔の左側に大きなダイヤのような刺青が3つ入っており、素性を隠すためか黒いローブを被っていることが多いです。風に吹かれることが好きで、よく外に出て風に当たっていますが、無意識に故郷のある「東の海(イーストブルー)」の方角を向く癖がある様子。 「自由」を求める点においてはルフィやガープとも一致しますが、能天気でマイペースな彼らとは違い、ドラゴンは冷静で思慮深い性格をしています。 また革命軍を率いる危険な人物とされていますが、その懸賞金は未だ不明。しかしながら懸賞金6億200万ベリーのサボをはじめ、数多くの猛者を束ねるドラゴンの懸賞金は間違いなく超高額になっているでしょう。

【初登場】ドラゴンの正体はルフィの父親!ガープの発言で判明!

初登場 12巻(漫画) 52話(アニメ)

ドラゴンが初めて登場したのは、東の海にあるローグタウン。当時海軍大佐のスモーカーに捕まったルフィの前に現れます。その時はまだ、彼の名がドラゴンだということしか分かりませんでした。 その後、彼の正体が判明したのはウォーターセブンでの事件後です。ルフィのもとを訪ねて来たガープの口からサラッと彼のフルネームがモンキー・D・ドラゴンであることや素性が明かされました。 ルフィは彼が父親だと聞かされてもピンと来ていませんでしたが、ドラゴンの名は世界中に知れ渡っており、周りにいた海兵や麦わらの一味の面々は皆驚愕の反応を見せています。 またこの事実は革命軍のメンバーにも知らされておらず、幹部のエンポリオ・イワンコフもドラゴンとルフィが親子だと知った時は心底驚いていました。

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【能力】ドラゴンは風を操る「悪魔の実」の能力者?

猛者が集まる革命軍を率いるドラゴンですが、その能力は現在も不明。 唯一の手掛かりとして残っているのは、初登場となるローグタウンでの一幕。ここでスモーカーはルフィを捕まえますが、ドラゴンと同時に現れた突風によりルフィを取り逃がしてしまいます。この風こそがドラゴンの能力ではないかと言われており、一部では「カゼカゼの実」の能力者ではという噂も。 さらにローグタウンではバギーに処刑されそうになったルフィが落雷により救われたシーンも存在し、実はドラゴンは風どころか天候そのものを操る能力を持っているのではという考察も存在します。

【戦闘力】ドラゴンは強すぎる?

戦闘シーンの描写がほとんどないドラゴンですが、サボが使用する技「竜爪拳」は名前に「竜」が入っていることからドラゴンにより伝授されたとする説が有力です。サボ以上の竜爪拳にカゼカゼの実のような悪魔の実が加われば、ドラゴンの戦闘力は作中でもトップクラスになるはず。 海軍大将のイッショウ(藤虎)とやり合えるサボの戦闘力を考慮すると、ドラゴンは海軍大将や四皇とも渡り合える実力を持っていると考えるのが自然ではないでしょうか。

【出身】ドラゴンはゴア王国の貴族だった?

モンキー・D・ドラゴンは、ルフィやガープと同じくゴア王国の出身です。革命軍のメンバーにもそのことは話していませんが母国のことを気にかけている様子があり、グレイ・ターミナルが焼き払われる日にも同国を訪れたところで少年時代のサボと出会っています。 このとき、ドラゴンは貴族であるサボからグレイ・ターミナルの火事は王族と貴族が起こしたという事実と「貴族に生まれて恥ずかしい」という言葉を聞きました。彼の告白にドラゴンは、不要なものを排除し徹底的な格差社会を築くゴア王国こそ世界の縮図だと考え、必ず世界を変えてみせると決意を固めます。 この国に生まれたと自ら語ったドラゴンですが、ゴア王国には王族や貴族が住む「高町」からゴミ溜めと称されるグレイ・ターミナルや、ルフィの故郷であるフーシャ村まで広い地域が含まれており、厳密にどこ出身かは明らかではありません。 ガープが貴族としては扱われていないので、普通に考えればドラゴンも貴族以外の出身だと思われます。ただし、貴族嫌いのガープがその事実をなかったことにしている可能性も捨てきれません。

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【人柄】革命軍からの信頼が厚い!個性派集団をまとめるリーダー

実は面倒見がいい!?信頼されているドラゴン

革命軍にはイワンコフを始め、各軍隊長など個性豊かなメンバーが揃っています。ドラゴンはそんな一筋縄ではいかない面々を束ねており、そのうえリーダーとしてしっかり信頼されているのです。 イワンコフは初登場時インペルダウンに捕まっている状況でしたが、ルフィに一緒に脱獄するか問われても「ドラゴンが動くまでは脱獄しない」と、彼に脱出するタイミングを委ねていました。 結局、ルフィとドラゴンの親子関係を知ると、その場での脱獄を敢行したイワンコフ。エースの救出を何としても諦めないルフィの固い決意にドラゴンの面影を感じ、マリンフォードまでのサポートをすることをより強く決心しています。 またドラゴンの招集で各地に散らばっていた軍隊長たちがすぐに本拠地に集まったりする様子からも、組織として一枚岩にまとめられている印象です。 ドラゴンは世界のために革命軍を動かしていることからも、その性格が真っ直ぐで優しいことが伺えます。一見無愛想に見える彼ですが、面倒見のいい性格で部下たちから厚い信頼を勝ち取っているのかもしれませんね。

【過去】モンキー・D・ドラゴンの活躍を紹介!

自勇軍が革命軍になったのはオハラがきっかけ!?

かつてニコ・ロビンが暮らしていたオハラは世界の謎に近付きすぎた結果、海軍のバスターコールにより滅ぼされてしまいました。そこで政府に反抗した考古学者クローバーはドラゴンの旧友であり、彼は追悼の意味も込めて島へ献花に向かいます。 そこで偶然にもドラゴンはベガパンクに遭遇。ドラゴンは旧知の仲であるベガパンクに対し「おれは戦える軍隊を作る」「おれが世界を変えてやる」と宣言します。彼はこのとき「自勇軍」と呼ばれるグループのリーダーでした。ここから自勇軍は革命軍へと成長していくことになるのです。

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サボを救ったのは若き日のドラゴン

ドラゴンは故郷であるゴア王国の王族たちがグレイ・ターミナルに火をつけた際、住民たちを逃がし革命軍に迎え入れています。そしてそのときに偶然街にいたサボと出会い、彼の「貴族に生まれて恥ずかしい」という言葉を聞きドラゴンは改めて世界を変えねばならないと決意。 またこの事件をきっかけにサボはゴア王国を出国しますが、天竜人の砲撃により舟ごと沈没。そこで満身創痍となったサボを救ったのがドラゴンでした。彼はサボを革命軍に迎え入れ、それ以降彼の師として信頼関係を築いていくことになるのです。

【目的】ドラゴンや革命軍が目指すものとは?

革命軍はドラゴンの意思のもとに集まったバーソロミュー・くまやエンポリオ・イワンコフらにより結成され、ドラゴンの目的を達成するために活動しています。その目的は「世界政府の転覆」や「天竜人の打倒」。しかしこの目的は、あくまでも真の目的を達成するための手段でしかありません。 ドラゴンは革命軍を作る決意をしたときに「世界の理不尽に意見した非力な人々が暴力で叩き潰された」ことを嘆き、「世界を変えてやる」と宣言しています。革命軍はドラゴンの「世界を変える」という目的を達成するために、日々世界政府や天竜人と戦い続けているのです。

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【最新】世界会議(レヴェリー)に潜入した革命軍のその後は?

『ONE PIECE』90巻で、革命軍は世界会議(レヴェリー)が開催されている聖地マリージョアに幹部のサボ、リンドバーグ、モーリー、カラスを送り込みます。サボはその目的を「天竜人への宣戦布告」と語っており、ベロ・ベティも「天竜人にケンカを売る」と言っていました。 具体的な目標としては、バーソロミュー・くまの奪還だということが分かっています。くまは元々仲間だったものの、体を改造されて自我も失い、天竜人の奴隷になっているのです。 コアラが「本当に倒したいのは世界政府ではなく天竜人」と語っていることも踏まえると、直接的な攻撃を仕掛けるのではなく、彼らの所有物となっているくまを解放することで宣戦布告とする計画だったのでしょうか。 しかし世界会議4日目、くま奪還を巡って革命軍の軍隊長たちと海軍大将の藤虎と緑牛が激突したというニュースが報じられました。さらにその後、サボがアラバスタ王国のコブラ王を殺害したというニュースも報じられ、革命軍の先行きに暗雲が立ち込めてしまいます。 ですがその後、行方不明だったサボが現れコブラ殺害の犯人はサボではないと発覚。またサボはこの作戦でくま奪還のほか、奴隷解放や食糧庫の破壊を目指すと明言しました。今後は天竜人や世界政府との対立が激化していき、展開によっては革命軍とルフィたちとの共闘もあるかもしれません。

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【名言】モンキー・D・ドラゴンの名シーン紹介!

男の船出を邪魔する理由がどこにある

こちらの名言はローグタウンでルフィの旅立ちを見送りながら告げた言葉です。スモーカーはルフィの手助けをするドラゴンに「なぜあの男に手を貸す」と問い詰めていましたが、今思えば自分の息子を助けたごく当たり前の行動だったんですね。 それがわかったうえでこのセリフを読むと、過酷な環境で戦い抜いてきた「父の威厳」を感じてしまいます。

思うままに生きろ ルフィ… 時代は時として… あらゆる偶然と志気をおびて 世界に問いかける!!我らがいずれ出会う日も来るだろう…

こちらはCP9を倒し、世界政府の危険因子として台頭したルフィの手配書を見た後につぶやいた名言です。 この言葉からはどこか世界政府に屈せず生きている息子を誇るような気持ちが感じ取れます。ドラゴンの言うように、今後作中でルフィと再会しともに世界政府と戦う展開が待っているかもしれません。

『ONE PIECE』革命軍とドラゴンは今後どうなる?これからの展開は目が離せない!

作中の最重要人物の1人でありながら、まだまだ謎が多いドラゴン。 そんななか本編では、革命軍と世界政府の戦いが本格化していきそうな予感。もしかしたらここからはドラゴンをはじめとする革命軍の活躍が増えていくかもしれません。これを機にアニメや原作をチェックし、ドラゴンの活躍に備えてみてはいかがでしょうか!