2019年11月11日更新

「ワンピース」に登場した刀を一気に紹介 【業物から名もなき刀まで】

ワンピース

刀は作中においてそれほど珍しい武器ではありません。ですが使用者や物によっては高いポテンシャルを秘めています。本記事では、「ワンピース」に登場する業物(わざもの)から名もなき刀、“悪魔の実”を食べている変り種まで一気に紹介。

目次

「ワンピース」の刀には高いポテンシャルが! 作中での役割とは

「ワンピース」の世界において、刀はありふれた武器の1つです。海賊から海兵まで広く使われており、刀を使った戦闘スタイル自体は特に珍しくないといえます。 そんな刀も、使い手や物によっては悪魔の実、覇気と並ぶほど強力な戦闘手段に。主要キャラクターが使う刀には「業物(わざもの)」といった位の高い刀や、"悪魔の実を食べている"特殊な刀が存在します。 本記事では作中に登場した強力な刀を解説していきます。業物級はもちろん、名前は明らかになっていないもの、強キャラが手にしている刀まで網羅しているので、参考にしてみてください。

「三代鬼徹」(所有者:ゾロ)

刀の名前 ランク 所有者
三代鬼徹 業物 ロロノア・ゾロ

三代鬼徹(さんだいきてつ)はゾロがローグタウンの武器屋で入手した妖刀です。“持ち主を死に至らしめる”呪いがあるとされ、業物にも関わらず安い値段で売られていました。ゾロはそんな異名を持つ刀を気に入り、購入しようとしましたが呪いを恐れる店主に止められます。 そこでゾロは三代鬼徹を投げ飛ばし、回転しながら落下してくるところへ腕を差し出す“賭け”に出ます。結果、ゾロの腕は切断されることなく無傷だったため、呪いに打ち勝ったということで三代鬼徹を手しました。 三代鬼徹はゾロの手に渡ってからはワノ国編まで、ずっと使い続けられています。ワノ国編では三代鬼徹を製作した刀鍛冶「天狗山飛徹(てんぐやまひてつ)」が登場しました。

「和道一文字」(所有者:ゾロ)

刀の名前 ランク 所有者
和道一文字 大業物 ロロノア・ゾロ

和道一文字(わどういちもんじ)はゾロが幼少期から使い続ける名刀です。仮に購入しようと思えば一千万ベリーはくだらない大業物クラスの一本。ゾロが“三刀流”で戦うときに口にくわえている刀であり、一刀流のときも使用されます。 本来の持ち主はゾロが幼少期に通っていた剣術道場の師範コウシロウの娘、くいなです。彼女はある日、不慮の事故によって命を落としてしまいます。“世界一の大剣豪”になるという彼女の夢と、和道一文字を受け継ぎました。 ゾロは物語序盤の東の海で七武海の一人、ジュラキュール・ミホークと対峙。ミホークによる一方的な攻撃を受け、刀を二本折られたものの和道一文字だけは無事に終わりました。それからもこの刀が折られることは無く、和道一文字はゾロが最も長く使い続けている一本となっています。

「秋水」(所有者:ゾロ)

刀の名前 ランク 所有者
秋水 大業物 ロロノア・ゾロ

秋水(しゅうすい)はゾロがスリラーバーグで入手した大業物クラスの刀。本来はワノ国の伝説の侍リューマが持っていた刀です。彼の死後も国宝として墓に保管されていました。しかし、ゲッコー・モリアがリューマの亡骸と共に盗んでしまい、ワノ国から持ち出されたという過去があります。 その後、リューマはモリアの能力によりゾンビ化。秋水を手にしてゾロと対峙することになります。ゾロはなんとか勝利し、リューマから秋水を譲り受けました。 以後、新世界へ入ってからもゾロは秋水を使い続けていましたが、ワノ国編にて牛若丸に盗まれてしまいます。2019年11月現在、秋水は本来の保管場所であったリューマの墓に戻されています。

「雪走」(所有者:ゾロ)

刀の名前 ランク 所有者
雪走 良業物 ロロノア・ゾロ

雪走(ゆばしり)はゾロがローグタウンの武器屋で入手した一本です。ゾロの剣士としての姿勢に感銘を受けた店主が、家宝の雪走を譲ると申し出たため、無料で手に入れました。 雪走はゾロが実戦で扱った際に“いい刀”と評価するほどの名刀です。ですが、ロビンを助けるために突入したエニエス・ロビーにて、海軍大佐シュウの能力により刃を修復不可能なレベルで破壊されてしまいました。 その後、ブルックのかつての仲間「ルンバー海賊団」の遺骨と共に供養することに。供養する瞬間、ゾロが黙祷を捧げていたことからかなりの思い入れがあったことが想像されます。

「時雨」(所有者:たしぎ)

刀の名前 ランク 所有者
時雨 業物 たしぎ

時雨(しぐれ)は海軍将校スモーカーの部下たしぎが所有する刀です。たしぎはゾロの亡き友くいなに瓜二つの女剣士であり、かなりの刀マニアです。 時雨はたしぎが初登場時してから新世界編に突入後も使い続けているので、かなりの愛着があると想像されます。ですが、たしぎ本人は実力者とはいえず戦闘も負けることが大半。時雨の性能が発揮されるシーンは長らくありませんでした。 そんな時雨ですが、パンクハザード編のモネとの一戦にてたしぎが放った技の名前が「斬時雨(きりしぐれ)」と刀の名前を含んでいました。このことから何らかの特徴がある可能性があります。 今後、たしぎと共に活躍の場が期待される刀です。

「花州」(所有者:Mr.11→不明)

刀の名前 ランク 所有者
花州 良業物 Mr.11→不明

ランク:良業物 所有者:Mr.11→たしぎ→不明 花州(かしゅう)は秘密犯罪会社バロック・ワークスのエージェントであるMr.11が持っていた刀です。Mr.11は海軍のスモーカーに捕獲された後、ビリオンズに暗殺されるまでのみの登場で終わっているため、実際に戦闘で使っていたかは定かではありません。 花州自体はたしぎによって回収されました。しかし、たしぎは新世界編で再登場後も雪走を使い続けているため、2019年11月現在、花州の所在は明らかになっていません。 たしぎが使わずとも保管している、あるいは海軍内の別の誰かに譲った可能性があります。今後、再登場を果たすのか注目の刀です。

「夜」(所有者:ミホーク)

刀の名前 ランク 所有者
最上大業物 ジュラキュール・ミホーク

「夜(よる)」は七武海の一人にして、世界最強の剣士であるミホークが持つ刀です。数ある刀の中で最も位の高い「最上大業物」のうちの一本であり、刀身が黒いことから「黒刀(こくとう)」とも呼ばれます。彼がこの刀を使うのは本気を出す相手のみ。相手が取るに足らない格下のときは首からぶら下げたナイフを使って戦います。 ミホークの実力なのか、この刀の性能なのかは不明ですが斬撃の射程範囲は広く、離れたところからでも相手を攻撃することができます。ミホークはマリンフォードの頂上決戦にて、遠方から凍った津波を文字通り一刀両断する活躍を見せました。 七武海が海軍の庇護下にない今、ミホークと夜がどう活躍するのか見ものです。

「初代鬼徹」「二代鬼徹」(所有者:不明)

刀の名前 ランク 所有者
初代鬼徹 最上大業物 不明
二代鬼徹 大業物 不明

初代鬼徹と二代鬼徹はゾロの持つ三代鬼徹と同じ系譜の刀です。どちらもゾロがローグタウンの武器屋を訪れた際、たしぎの口から存在を明らかにされましたが、長らく物語には出てこない刀たちでした。 その後、ワノ国編において二代鬼徹が登場。ルフィの手に渡り、剣術素人の腕前でも人を切り裂く威力を見せました。ですがルフィがカイドウに捕獲され武器を没収されたため、2019年11月現在では行方不明となっています。 初代鬼徹においては未だ名前のみの登場です。世界政府の権力者「五老星(ごろうせい)」の一人が持っているという仮説が。五老星の坊主頭の人物が三代鬼徹に見た目が似ている刀を持っているシーンがあることがその根拠として挙げられています。五老星の一人が持つ刀が本当に初代鬼徹なのか、今後の展開に期待しましょう。

「鬼哭」(所有者:ロー)

刀の名前 ランク 所有者
鬼哭 なし トラファルガー・ロー

鬼哭(きこく)はルフィと同世代の海賊トラファルガー・ローが持つ刀です。ローの背丈とあまり変わらないほどの大刀で、鞘に白い十字架のような模様があるのが特徴。 物語では特に言及されることはありませんでしたが、単行本71巻のオマケコーナーで、業物などの刀のランクを表す「位列(いれつ)」がない妖刀であることが明らかにされました。 ですが依然、刀の大部分は謎に包まれたままです。ローは「オペオペの実」の能力と併用して鬼哭を使っているため、実際の切れ味なども不明の状態となっています。 ロー本人は“武装色の覇気”を扱えるため、覇気をまとわせて“黒刀化”できることが予想されます。今後、ローが能力なしで鬼哭を使った活躍をするのか注目ですね。

「重力刀」(所有者:藤虎)

刀の名前 ランク 所有者
重力刀 不明 藤虎

重力刀(グラビとう)はマリンフォードの頂上決戦後に海軍の新大将に就任した藤虎が持つ刀です。名前の通り刀の先から重力波を生み出し、相手を押さえつけることができます。他にも、大きな船を宙に浮かせたり、隕石を落下させるなど、重力に関する能力を扱えます。 なぜ重力が扱えるのかは長らく不明でしたが、「ワンピース」のキャラクターブック「VIVRE CARD STARTER SET Vol.2」によると、「ズシズシの実」の能力と判明しています。 ただし、藤虎本人の能力なのか、刀自体の能力なのかは不明です。作中の世界には武器に悪魔の実を食べさせる技術があるので、刀自体の能力である可能性があります。 今後、刀の正体が判明するのか注目です。藤虎は覇気も扱えるため、覇気と組み合わせた技の登場にも期待が集まります。

「デュランダル」(所有者:キャベンディッシュ)

刀の名前 ランク 所有者
デュランダル 不明 キャベンディッシュ

デュランダルは美しき海賊団船長キャベンディッシュが持つ名刀です。見た目は刀というよりも、西洋剣のような形状をしています。 キャベンディッシュは無能力者ですが、生まれ持った剣の才能で多額の懸賞金を賭けられるほどの実力者。初登場時の懸賞金額は2億8千万ベリーと高額です。 ドレスローザでは伝説の海賊と呼ばれるドン・チンジャオの頭突きを受け止めて、剣の腕前とデュランダルの強度を見せつけました。 素のままで強いキャベンディッシュですが、内側に「ハクバ」という別人格を持っており、ハクバに豹変すると剣の実力が格段にアップします。ドレスローザ編の終盤ではドフラミンゴの部下デリンジャーを、デュランダルを手にしたハクバが目にも留まらぬスピードで倒しました。

「グリフォン」(所有者:シャンクス)

刀の名前 ランク 所有者
グリフォン 不明 シャンクス

グリフォンはルフィの恩人であり、四皇の一人であるシャンクスが持っている刀です。刀の名前は不明のままでしたが、単行本87巻のオマケコーナーにて名前がグリフォンであることが発覚しています。 シャンクスの戦闘シーンはワノ国編までほとんどないため、グリフォンの性能は謎に包まれたままです。ただし、白ひげと刃を交えて“天を割った”他、マリンフォードの頂上決戦では赤犬の拳を止めているので、かなりの強度があると予想されます。 また、シャンクスはかつて世界最強の剣士ミホークと渡り合っていたと明かされているため、シャンクスの剣術自体はミホークと同レベルと考えられます。ミホークと同格となれば、グリフォンも最上大業物と並ぶ名刀の可能性が。今後、グリフォンの詳細が明らかになるのか期待されます。

「冥王レイリーの刀」

刀の名前 ランク 所有者
冥王レイリーの刀 不明 シルバーズ・レイリー

文字通り、“冥王”の異名を持つレイリーが扱う刀です。刀自体の名前は不明。レイリーはかつて海賊王ゴール・D・ロジャーの船で副船長をしていた人物です。名実共に伝説の海賊であることから、所持している刀も名のあるものだと予想できます。 レイリーは海を泳いでいるシーンがあるので、悪魔の実の能力者ではありません。そのため、覇気と剣術だけで上り詰めた人物なのでしょう。 シャボンディ諸島で登場した時はすでに引退の身でしたが、海軍大将黄猿と互角の戦いを繰り広げるなど、実力の衰えを見せませんでした。 今後、回想などで全盛期のレイリーの実力が見られるのか、気になるところです。

「雨のシリュウの刀」

刀の名前 ランク 所有者
雨のシリュウの刀 不明 シリュウ

インベルダウンの元看守長シリュウが持っている刀です。シリュウは剣の腕前のみでインベルダウン所長マゼランと互角と評される実力者。ですが、囚人を虐殺していたためインペルダウンの最下層レベル6に収監されていました。 シリュウはルフィたちによるインペルダウンの騒ぎを収めるためにマゼランに解放されますが、現れた黒ひげの勧誘を受けて海賊になります。その後、新世界編ではシリュウは黒ひげ海賊団二番船船長に就任していることが判明しました。また、ゲッコーモリアの部下アブロサムからスケスケの実を奪い、体を透明にできる能力を得ています。 今後、ルフィ達の前にどう立ちはだかるのか。激戦が予想されます。

「象剣」(所有者:スパンダム)

刀の名前 ランク 所有者
象剣(ファンクフリード) 不明 スパンダム

象剣(ファンクフリード)は世界政府の諜報機関CP9の長官スパンダムが持っている特殊な刀です。刀自体がゾウゾウの実を食べており、刃をゾウの頭部に変化させて攻撃することが可能となっています。 能力自体は強力なもので、刃が変化したゾウは牙を生やしており、殺傷能力を高めています。また、ゾウに変化する際は伸縮するので、本来の間合いよりも攻撃範囲が広くやっかいな刀です。スパンダム本人の実力は決して高くありませんが、この刀の性能によって弱さをカバーしています。 スパンダムは新世界編にてCP9の上位機関CP-0の一員として再登場しています。象剣がパワーアップしているのか気になるところです。

「桜十・木枯し」(所有者:シキ)

刀の名前 ランク 所有者
桜十・木枯し 不明 シキ

桜十(おうとう)、木枯し(こがらし)はロジャーや白ひげと同世代の海賊で、“金獅子”のシキが持つ二本の刀です。 シキはロジャーの処刑後、海軍本部に乗り込み、センゴクとガープに負けて収監されたため、一時期的に桜十も木枯しも失っています。その後、自らの両足を切断して脱獄した際に回収。失った両足の代わりに義足として、2本とも両膝から下にはめ込んでいます。 脱獄後は“フワフワの実”の能力による空中浮遊と、義足を使った剣術で麦わらの一味を苦しめました。ルフィに倒された後のシキの行方は明らかになっていません。

「閻魔」「天羽々斬」(所有者:ゾロ・モモの助)

刀の名前 ランク 所有者
閻魔 大業物 光月おでん→ロロノア・ゾロ
天羽々斬 大業物 光月おでん→光月モモの助

閻魔は「ワノ国編」で登場した名刀です。ワノ国の大名、光月おでんがかつて所有していた刀で、四皇の一人カイドウに唯一傷をつけた伝説の刀として語り継がれています。 通常の刀とは違い、扱う人間の覇気を勝手に放出してしまうため、並の人間では扱えない妖刀です。扱えたのはおでん一人といわれていましたが、ワノ国動乱のさなか、ゾロに託されています。 天羽々斬は閻魔と同じく、おでんが所有していた刀です。現在の所有者はおでんの息子であるモモの助ですが、モモの助が受け取るのを拒否しているため、飛徹が預かっています。 2019年11月現在、閻魔も天羽々斬もカイドウを倒す重要なキーである可能性が高いです。今後の展開に期待が集まります。