2020年4月27日更新

【ワンピース】ラフテル(LAUGH TALE)謎と伏線を整理しよう!その正体は?

映画「ワンピース スタンピード」2019
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

ルフィとその一味が目指す「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地点「ラフテル」。今回は、未だ謎を多く残しているラフテルについて、明らかになっている情報や伏線を整理して紹介していきます!その正体はいったい?

目次

ラフテルとは?偉大なる航路(グランドライン)の最終地点【ネタバレ注意】

1997年から週刊少年ジャンプで連載を開始し、20年以上に渡って愛され続けている超人気漫画『ONE PIECE』。 本作は、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り、大海賊時代となった世界を舞台に、新たな海賊王になることを夢見る主人公・ルフィが、仲間と共に冒険していく海洋冒険浪漫譚です。 ロジャーの「この世の全てをそこに置いてきた」という言葉に魅せられた海賊たちが、こぞって足を踏み入れるのは偉大なる航路(グランドライン)という名の世界一周する航路。その最終地点の島に「ひとつなぎの大秘宝」が眠っているとされていますが、そこに辿り着いたのは、ここ800年でロジャー海賊団のみでした。 その最後の島の名こそ「ラフテル」。ルフィたちが、グランドライン入り口のリヴァース・マウンテンの麓にある双子岬で出会ったクロッカスによって、初めてその存在と名前が明言されます。 その航路は、リヴァース・マウンテンから7つに分かれていますが、どれを選んだとしても、最終的には1つに収束し、ラフテルに辿り着くということも語られました。 ※この記事では2020年4月までに明らかになっている『ONE PIECE』のストーリーが含まれます。ネタバレには注意してください。

4つのロードポーネグリフが「ラフテル」の場所を指し示す

麦わらの一味は、ゾウにあるミンク族の国・モコモ公国で「ロード歴史の本文(ロードポーネグリフ)」という特殊なポーネグリフを見つけます。そこに記されていたのは、とある地点を特定する情報でした。 イヌアラシとネコマムシによると、ロードポーネグリフは世界に4つ存在し、それぞれが違う地点を示しているとのこと。そして、地図上でその4つ地点を結んだ中心にラフテルの場所が浮かび上がるのです。 本来なら、記録指針(ログポース)に従って航海していき、その終着点の島で初めてポーネグリフや古代文字の謎、ラフテルの存在に気付くというのが正規ルート。しかし、ルフィたちの場合は、トラファルガー・ローと同盟を組み、「ゾウ」に辿り着けたため、既にその先の冒険に足を踏み入れているとのことでした。 ラフテルへ行くには、4つのロードポーネグリフを全て解読する必要があるわけですが、問題はその所在。3つは既に判明しており、1つはモコモ公国の「くじらの森」でミンク族が管理しており、他の2つは、それぞれ四皇のビッグ・マムとカイドウが保持しています。 残りの1つについては、未だにどこにあるのか不明です。

【過去編】ロジャー海賊団がラフテルへ到達するまで

現在より39年前、ロジャー海賊団はログポースが指し示す最終地点「水先星島(ロードスターとう)」に辿り着きますが、そこが本当の最後の島ではないことに気が付き、冒険をやり直すことにしました。それから13年後、ロジャーは白ひげ海賊団に在籍していた光月おでんと出会います。 ロジャーは、4つの「ロードポーネグリフ」が最後の島の場所を示すことを知っていましたが、誰もそれを解読できないので困っていました。そこに、古代文字を読むことができるおでんが現れたのです。 すぐさま、彼を1年間貸してほしいと嘆願するロジャー。白ひげは嫌がりますが、本人が希望したこともあって渋々承諾し、ロジャーは最後の旅におでんを連れていくことになりました。 その後、空島に降り立ったロジャーは、古代兵器ポセイドンについて記されているポーネグリフを見つけ、おでんに解読してもらい、自らの名と「我ここに至りこの文を最果てへと導く」という文言を刻んだのでした。

ラフテルの名付け親はロジャー!

ロジャーは、おでんからロードポーネグリフの1つがあると聞き、ワノ国へと赴きます。その道中、魚人島でももう1つ見つけ、ゾウで最後の1つを確認しました。これで、ビッグ・マムから奪ったものと合わせて、ついに4つが揃い、ラフテルへの行き方を突き止めるのです。 不治の病により、残されている時間が少ないロジャーは、高熱を出したバギーと、彼を看病するシャンクスを置いて、すぐに出航しました。 その後、とうとう最後の島に辿り着いたロジャーたちは、「空白の100年」や「Dの一族」、「古代兵器」のことなど、世界の全てを知ることになります。そして、本当にあった「とんでもない宝」を目にしたロジャーとその仲間たちは、涙が出るほど大笑いしたのでした。 「ジョイボーイと同じ時代に生まれたかった」と笑うロジャーは、その名もなき最後の島に「Laugh Tale(ラフテル)」という名前を付けます。Laughは笑う、Taleは物語という意味で、合わせて「笑い話」となります。 ここでもうひとつ明らかになっているのは、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を最初に遺したのはジョイボーイだったということです。

シャンクスの涙、その訳とは?

シャンクスは、ラフテルから帰ってきたロジャーに何か質問すると、彼にしがみつきながら泣きじゃくってしまいます。どんなやり取りがあって、シャンクスがなぜ涙を流していたのかは分かっていません。 このシーンは、物語序盤でルフィが、シャンクスに左腕を犠牲にして守られたときに号泣した場面にとても似ています。もしかしたら、シャンクスもロジャーに命を助けられた過去があるのかもしれませんね。また、シャンクスは天竜人との関連が噂されているので、彼の出生などに関わることを話していた可能性もあります。 他にも気になる点として、ロジャーたちがラフテルに出発する前、シャンクスは「行くんだったらおれ達はいつか自分の船で行くよ!」と宣言していますが、現在、彼が「ラフテル」を目指している様子は一切ありません。どちらかというと、自分の使命を全うしている感じで、ルフィに託している印象があります。 ロジャーは「おれ達は早すぎたんだ」と語っており、未来で何か起きると予見していました。シャンクスは彼の意思を継いで、今も動いているのでしょうか。

宝を遺したジョイボーイとは?かつての人魚姫と約束をしていた

「ラフテル」に辿り着いたロジャーが口にしたように、そこに宝を残したのは「ジョイボーイ」という人物。彼は一体何者なのでしょうか。 その存在が作中で初めて明かされたのは、ルフィたちが魚人島に訪れたとき。海の森にジョイボーイからの謝罪が綴られたポーネグリフがありました。リュウグウ王国の王・ネプチューンから、ジョイボーイは「空白の100年(800年以上前)に実在した地上の人物」だと聞きます。そして、ポーネグリフに記されている内容は、当時の人魚姫に宛てたもので、「魚人島との約束を破ったことへの謝罪文」とのこと。 さらに、リュウグウ王国の王族には「いずれ必ず“ジョイボーイ”に代わって約束を果たしに来る者が現れる」という伝説が伝わっているようです。約束の内容は判明していませんが、「“約束の舟”ノア」の存在やネプチューンの言葉から考えると、魚人族の悲願である「地上で暮らすことの実現」だったのではないかと言われています。 他にも、ロジャーと共に「ラフテル」へ行き、世界の真実を知ったおでんは、ワノ国に帰ると「いつか“ジョイボーイ”が現れる日までに開国せねば」と意気込んでいました。 ジョイボーイ本人が、800年の時を超えて現れる可能性は低いと思われるので、やはり、リュウグウ王国に伝わるように、彼に代わる人物が現れるのではないでしょうか。もしくは、ジョイボーイとは個人名ではなく、称号や「D」のような呼び名のようなものかもしれません。 そして、その人物こそ、彼の意思を継いだルフィになるのではないか、と推測することもできます。

“この世の全て”「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは?

海賊王ロジャーが残したとされる「ひとつなぎの大秘宝」ですが、その正体は謎に包まれています。 まず、その存在の有無については、白ひげが死ぬ間際、「“ひとつなぎの大秘宝”は実在する!」と世界に宣言しており、友情や絆などの抽象的なものではない可能性が極めて高いでしょう。 ただし、ロジャーは「ラフテル」にあった「とんでもない宝」を持ち帰ってはいません。 そして、持ち帰ることができない宝となると、800年前の失われた歴史「空白の100年」の真実そのものという可能性があります。真実の歴史をつなぐための最後のピースこそが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と言えるかもしれません。 ですが、ロジャーが「俺たちは早すぎた」と語るシーンでは、魚人島で人魚姫について聞いている場面や、海王類の王に関する会話が回想されています。 このことから、「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れる、もしくは、使うためにはしらほし姫(古代兵器ポセイドン)の力が必要になる可能性があります。ポセイドンの力が必要となれば、同じく古代兵器の1つか、それ以上の兵器がその正体という可能性も。 他にも、聖地マリージョアを破壊することで、4つに分かれている海域をひとつなぎの海域「オールブルー」にすることが「ひとつなぎの大秘宝」とする説もあり、やや強引ですが、こちらも十分あり得そうですね。

知りすぎたオハラが残した伏線!「ある巨大な王国」とは?

今から22年前、ロビンの故郷・オハラは世界政府によって消されてしまいました。その理由は、禁じられていたポーネグリフについての研究を進め、そして知り過ぎたため。 オハラのクローバー博士は、死ぬ間際にポーネグリフを解読して立てた仮説を話します。過去の人々が、壊せないポーネグリフにメッセージを刻んだのは、真実をもみ消そうとする「敵」がいたからと考察。 そして、「空白の100年」が明けた800年前に世界政府が発足したという事実と、逆に、それまで栄えていた「ある巨大な王国」の存在が見えてきたと語りました。 つまり、「世界政府と敵対していた王国の人々は敗北を悟り、その思想を未来に託すため、ポーネグリフに真実を刻んだのではないか」と推測するクローバー博士。しかし、彼がその王国の名を口にしようとした瞬間、五老星の指示によって殺されてしまいます。 それまで余裕の態度で話を聞いていた五老星が、王国の名を言おうとした途端に慌てて口封じをしているので、その名には大きな意味があるのは確実です。辿り着くと世界の全てを知ることになる「ラフテル」は、やはり「ある巨大な王国」とも密接な関係にあるのでしょうか。

Dの一族とラフテルとの関係は?世界政府の敵?

現在の世界政府が明らかに敵対心を持ち、警戒しているのが「Dの一族」ですよね。ローの回想でコラソンは、ある土地ではDを「神の天敵」と呼ぶと語っていました。世界政府を作り上げた天竜人を神だとすると、彼らと「Dの一族」は昔から敵対関係にあったということで納得できます。 そして、クローバー博士が語っていた「とある巨大な王国」も世界政府と戦っていたと思われるので、その王国と「Dの一族」はイコールだという可能性は高いです。つまり、「空白の100年」に世界政府と戦ったDの一族は敗れてしまい、彼らの国も滅亡したのではないでしょうか。 Dの一族が、ポーネグリフで歴史の真実を後世に使えようとしており、「ラフテル」に行けば全てが分かるということなら、そこに宝を残したジョイボーイもまた、Dの一族である可能性が高くなります。 こうなると、「ラフテル」は「Dの一族の王国」という説が浮かび上がるのですが、辻褄が合わない点も。ロジャーはそこで世界の全てを知ったときに、王国だった場合はその国名も分かるはずですよね。しかし最後の島に「ラフテル」と名前を付けたのはロジャーなのです。 ただこの点に関しては、やはりオハラの知った「巨大な王国」と一致するために、元の名を使うのは危険すぎたというふうに考えることもできます。

映画「STAMPEDE」で永久指針(エターナルポース)が登場!

映画「ワンピース スタンピード」2019
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

2019年8月に公開した劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』には、なんとラフテルの位置が記録された永久指針(エターナルポース)が登場しました。 エターナルポースは、特定の島の磁力を記憶させることができ、どこに行ってもその島の方角を示す特殊なログポースです。つまり、ラフテルのエターナルポースがあれば、ロードポーネグリフを集めなくても、辿り着けるということになります!

なぜ「ラフテル」の永久指針(エターナルポーズ)があるのか

映画「ワンピース スタンピード」2019
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

なぜ、簡単にたどり着けないようにされている「ラフテル」のエターナルポースが存在するのでしょうか。それは、ロジャー海賊団の船員の1人が、万が一のために記録しておいたからでした。 そのことに怒ったロジャーは、「俺たちの冒険は終わったんだ」と言ってそのエターナルポースを海に投げ捨ててしまい、それは海王類に呑み込まれました。しかし、ブエナ・フェスタが海王類に食べられた際、腹の中で偶然それを見つけ、手に入れたのです。 そうして、彼はダグラス・バレットと手を組んで、海賊王が残した宝の争奪戦「海賊万博」を開催したのでした。

つづり「LAUGH TALE」の初出はここだった

映画「ワンピース スタンピード」2019
ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

実は、「ラフテル」の綴りが「Laugh Tale」だと最初に明らかになったのは、原作漫画ではなく、この劇場版でした。アニメ放送開始20周年の記念作品なだけあって、力が入っているのが伺えます。 当初は、「ラフテル」の英語名は「Raftel」と表記されていたのです。そのため、当時は映画を観たファンの間で話題となり、様々な憶測が飛び交いましたが、原作漫画967話で正式にロジャーがその名をつけたことが明らかになりました。

「ビンクスの酒」は伏線!?歌詞の中に「笑い話」という言葉が

「ワンピース」の物語中に度々登場する「ビンクスの酒」という歌。海賊たちが好んでよく歌うこの歌にも、「ラフテル」に関する伏線が含まれていると考えられています。 というのも、「ビンクスの酒」の歌詞の最後には、「笑い話」というワードがあるからなのです。「ラフテル」も笑い話という意味で名付けられており、これはただの偶然とは思えません。 歌詞の内容は、「ビンクスの酒」をどこかに届けようとするもの。これが、ポーネグリフのことを示しているのではないか、という説が浮かび上がっています。この歌はブルックが生前から知っていたため、少なくとも50年以上前から歌われており、800年前から存在したとしても不思議ではありません。 ポーネグリフを作った巨大な王国(Dの一族?)が、各地に運ぶときにつくった歌かもしれません。ちなみに、ポーネグリフを作る技術をもっていたのは、ワノ国の光月家だと判明しており、歌詞に出てくる「輪をかく鳥」というのは、彼らの家紋を連想させます。 また、ロジャー海賊団が最後の島に辿り着く模様が描かれた原作漫画967話でも、航海中の彼らが「ビンクスの酒」を歌っている描写があり、ラフテルと関係があることを示唆しているのではないかと思われます。

麦わらの一味はたどり着けるのか!?行方不明の「ロードポーネグリフ」がカギを握る!

800年で上陸したのは、ロジャー海賊団のみだとされる最後の島「ラフテル」。ルフィたち麦わらの一味はそこに辿り着けるのでしょうか。これから必要になるのが、4つの「ロードポーネグリフ」です。 ワノ国編も終盤に差し掛かり、彼らはゾウで得た1つと、ビッグ・マムの所持していた1つ、計2つの「ロードポーネグリフ」の写しを所持しています。ワノ国にいるカイドウも1つ所持しているので、これもゲットできたとしたら残りは1つ。 残る1つを見つけることができれば、ルフィたちは「ラフテル」へ行けるということです。ただ、その1つは今のところ所在不明。26年前の時点では、魚人島にあったようですが、ロビンが確認したときには、ジョイボーイからの謝罪文のポーネグリフのみでした。 果たして、魚人島にあった「ロードポーネグリフ」はどこにいってしまったのか?そこが今後の展開に重要なカギとなってきそうです!