2021年9月28日更新

『鬼滅の刃』蟲柱・胡蝶しのぶを徹底解説!美女剣士が辿った過酷な運命とは

胡蝶しのぶ

『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの秘密!キレイな花には“毒”がある?【ネタバレ注意】

誕生日 2月1日
年齢 18歳
身長 151cm
体重 37kg
階級 蟲柱
出身 東京府 北豊島郡 滝野川村
趣味 怪談
好きな食べ物 生姜の佃煮

鬼殺隊の中でも数少ない女性の1人、蟲柱を務める胡蝶(こちょう)しのぶ。優しげな顔立ちの彼女は2月1日生まれの18歳。身長は151cm、体重は37kgと非常に華奢な体格です。 出身地は東京府 北豊島郡 滝野川村で現在の北区 滝野川にあたります。趣味は怪談話で好きな食べ物は生姜の佃煮。アニメ版のミニコーナー「大正コソコソ噂話」において、犬や猫などの毛の生えた生き物が大の苦手あることが判明しました。 蝶の髪飾りとその羽を模した羽織を着用しており、善逸が「それだけ(容姿)で食べていけそう」というほどの美貌を持っています。当初は甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と同じく露出された隊服を裁縫係の隠(かくし)から渡されていましたが、着用せず彼の前で油をかけ火をつけて燃したそうです。 また、彼女の継子には花の呼吸の使い手である栗花落(つゆり)カナヲという少女がいます。 ※この記事は2020年12月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

実はサイコパス?人間と鬼との平和を謳うが……

しのぶは初登場の際「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに」と発言したことから、かなり平穏な性格であると思われていました。実際、普段から笑顔を絶やさず、鬼を前にした時でさえ「和解」の言葉を提示する独特な姿勢をとっています。 しかしそのような平和的な振る舞いを見せておきながら、その和解の内容は「殺した人の数だけ拷問を行う」というもの。少々サイコパスな面もあるようです。元々は男勝で勝気な性格だったことが過去編で判明しますが、これには後述する姉の胡蝶カナエが深く関わっているとか……。 何故か同じ階級である水柱・冨岡義勇(とみおぎゆう)と共に描かれることも少なくなく、出会う度に小さな言い合いをしています。一見険悪そうな仲にも見えますが、お互い嫌い合ってる訳ではないそうで、しのぶは義勇のことを「天然ドジっ子」と思っている事がこれまたミニコーナーにて明かされました。

しのぶは毒をもって鬼を討つ!鬼殺隊を支える薬学のエキスパート

小柄な体格なためか柱で唯一鬼の首を落せないしのぶですが、その分ずば抜けた薬学の知識を持っており、藤の花から抽出した「鬼を殺す毒」を作り出すことができます。更には医学にも精通しているため普段は柱に与えられる自身の館・蝶屋敷を治療所として開放しています。 重症を負った炭治郎・伊之助や再起できない状態にあった善逸を再び戦えるよう治療したりとその腕前は紛うことなきものです。若干18歳にしてかなりのハイスペック。彼女がいなければ鬼殺隊は成り立たなくなっていたといえるでしょう。 無限城編では上弦の鬼や無惨に対抗するための薬を珠世(たまよ)との共同研究で完成させました。

胡蝶しのぶは「蟲の呼吸」の使い手!使う日輪刀は特殊な作り

しのぶが使用する「蟲の呼吸」は水の呼吸から派生した花の呼吸のそのまた派生。日輪刀は刀の中間部分だけが細く、刃が存在しない特殊な形状をしています。その鉤爪のようになっている先端に毒が仕組まれており、刀を鞘に収めることで毒の配合を調節できるという仕組みです。戦闘時には何種類もの中から鬼の強さによって的確に使い分けています。 上述の通り彼女は鬼の首を斬ることは出来ないため、蟲の呼吸は他の呼吸法にくらべて少し異色。刺突技が多いのが特徴です。刀を振るう力が弱い反面、突きの威力は群を抜いており、その速度は水の呼吸の中で最速の突き技「雫波紋突き(しずくはもんづき)」よりも速いとされています。  上弦の鬼と戦った際は「今まで会った柱の中でも1番の速さ」と言わしめました。ちなみに柱による腕相撲ランキングでは最下位だったそう。 その他、身軽さを生かした体術や草履に刃を仕込んだりといった戦術も使い、蟲の呼吸は独自でつくりあげた流派であるため「~ノ型」ではなく全て「~の舞」という技名になっています。

しのぶの隊服は“超”可憐な“蝶”柄の羽織り

しのぶの隊服は、他の鬼殺隊員と同様の黒い詰め襟(えり)です。ただし、彼女は他の柱たちと比べてかなり小柄な体格であるため、サイズは彼女に合わせて作られています。 そしてしのぶといえばもちろん、身にまとった鮮やかな蝶柄の羽織りでしょう。この羽織りは、彼女の姉であるカナエがかつて着ていたもの。姉が亡くなった後、彼女はこれを形見として羽織るようになりました。姉の着ていたものなので、さらに小柄なしのぶには丈が合わず、やや大きいものとなっています。

胡蝶しのぶの初登場は原作4巻28話!アニメでは第15話で華麗に登場

胡蝶しのぶが『鬼滅の刃』原作漫画で初めて登場したのは第28話、コミック第4巻です。これ以降、彼女は炭治郎たちの元へと現れ、その強さをいかんなく発揮していきます。 炭治郎たち3人は新たな任務を受け、那田蜘蛛山(なたぐもやま)へ。この山は、鬼の精鋭「十二鬼月」の1人、下弦の伍・累(るい)の縄張りでした。 通常、一般隊員が十二鬼月に勝つことはまず不可能です。そんな中、1羽の鎹鴉(かすがいがらす)が急いで鬼殺隊の本部へと戻ってきます。那田蜘蛛山の状況を聞いたお館様は、十二鬼月の可能性を案じ、2人の柱を呼びました。そこに現れたのが、水柱・冨岡義勇と蟲柱・胡蝶しのぶです。 なお、このシーンはアニメでは第15話で放送されました。しのぶの本格的な登場によって、激しさを増す戦いに期待が高まります。

しのぶが笑顔を絶やさないのは、最愛の姉・胡蝶カナエが関係していた?

かつて、しのぶには共に鬼殺隊に所属していた胡蝶カナエという姉がいました。カナエは鬼にすらも哀れみを持つ情深い人物。一方、当時のしのぶはあまり笑うことがなく真面目で負けん気が強いという今とは正反対の性格をしていました。姉妹仲も良かった2人ですが、ある日の鬼との戦いでカナエは命を落としてしまいます。  しのぶは姉の「人間と鬼が仲良くする」という夢を叶えるためその意志を受け継ごうとします。彼女の性格が変わってしまったのも、姉の理想を追い求めようとしたからではないかと予想がつきますね。しかし、最愛の姉を殺された鬼への憎しみを払拭することは中々出来ず……。しのぶは相反する2つの想いの間で悩み続けていました。 彼女が常日頃から笑顔を絶やさないのも、生前カナエが彼女の笑顔を「好きだ」と言ったから。「鬼と仲良くするなんて出来ない」と言ってしまえば楽になれるのでしょうが、それでは姉を否定する事になってしまいます。 カナエの思いは歪んだ形で受け継がれてしまったのでしょう。一見狂気にも思える彼女の言動はここに由来します。

姉の仇!上弦の弐・童磨(どうま)との戦いで迎えた壮絶な最期

無限城における最終決戦でしのぶは上弦の弐・童磨(どうま)と対峙します。彼は最愛の姉・カナエを殺した仇でした。童磨に称されるほどのスピードを持って通常の鬼ならば即死する程の毒を注入するも、彼はそれを分解し、しのぶは致命傷を負ってしまいます。 それでもなお力を振り絞って立ち上がり、渾身の突きを童磨の頸に叩き込んだしのぶ。しかし、急所である首への毒すらも恐ろしい速さ解毒した童磨の前には無力で、ついには命を落としてしまうのでした。 姉の仇を果たせず無念のうちに亡くなってしまった……と思われたしのぶですが、これこそが彼女の仕掛けた罠だったのです。 もしもの時を想定し、彼女は1年以上もの間、藤の花の毒を自らが服用し続けたことでは自らの体を毒の塊へと変え、あえて自分が喰われることで童磨に大量の毒を盛ったのでした。その後、しのぶを喰ったことでやっと毒が効き始めた童磨は後からやって来たカナヲ・伊之助によって首を斬り落とされます。 童磨の肉体に吸収されるという今までにない形で死んだ故に、まだ生存している可能性はあるのではないか……?とも噂された彼女の最期。 しかし、間もなく作中で「死亡」との表記が出されたために望みが絶たれたと嘆いた読者も多いことでしょう。初めから己を犠牲にするという覚悟の元この戦いに挑んだ彼女の想いを考えると涙が止まりません……。

しのぶの現代転生は女学生!姉・カナエと再び巡り合う

無惨は倒され鬼は滅び、人々の間に平和な世の中が訪れます。それから時は流れ、時代は現代の日本へ。この時代では、かつての鬼殺隊たちによく似た者たちが生きていました。その様子は、まるで彼らが現代に転生したかのようです。 そして、戦いの最中に散っていったしのぶもまた、現代に転生したようでした。彼女とカナエにそっくりな2人の女学生が、仲良く歩いていたのです。かつて悲しい別れを迎えた2人は、再び出会い、幸せな人生を送っていました。

胡蝶しのぶのドSでちょっとサイコパスな名言集

「とっととくたばれ糞野郎」

作中における、胡蝶しのぶを代表する名ゼリフ。笑みを浮かべながらすさまじい言葉をさらりと言う、彼女ならではの言葉です。 しのぶは己の命を賭けて、姉の仇である上弦の弐・童磨を倒しました。その後、死後の世界で頭だけとなった童磨の元に、しのぶが現れます。今まで何も感じたことのなかった童磨は、彼女を見て、生まれて初めて恋に落ちたと言い始めました。そんな童磨に対し、彼女がこれまで通りのにこやかな表情とともに、相手を一蹴したときの一言です。

「鬼とは仲良くできないって言ってたくせに何なんでしょうか そんなだからみんなに嫌われるんですよ」

那田蜘蛛山で、炭治郎と禰豆子(ねずこ)をかばった冨岡義勇に対する一言。なお、この後の彼の「俺は嫌われていない」もまた、本作の名言もとい迷言の1つです。 しのぶは、禰豆子(=鬼)を助ける義勇の明らかな隊律違反に腹を立てていました。一方で彼は、2人を追う彼女を実力行使で止めにかかります。すると彼女は、普段から言葉足らずな彼を痛烈に批判しました。彼女は、“天然”で協調性のない彼に対し、ここぞとばかりに皮肉を言ったのです。

「今日は月が綺麗ですね」

那田蜘蛛山で累の「家族」の1人、姉蜘蛛と戦った時のセリフです。このときのしのぶは、姉蜘蛛に気配を全く感じさせることなく、間合いに入っていました。 この言葉は、姉蜘蛛と会話するための挨拶でしかないとも言われています。他方、しのぶはカナエの鬼に情けをかける姿勢を装っていました。そう考えれば、この言葉を使うということは、鬼に対する一種の愛情表現なのかもしれません。ただし、それはあくまで姉の意志の体現であり、彼女自身にとって鬼は敵なのです。

アニメ版『鬼滅の刃』で胡蝶しのぶを演じる声優は早見沙織(はやみさおり)

アニメ版『鬼滅の刃』で胡蝶しのぶを演じたのは早見沙織(はやみさおり)です。女性らしい透き通った声が特徴的で、可愛らしい少女からコミカルな役まで幅広いキャラクターを演じています。 代表作は『魔法科高校の劣等生』の司波深雪(しばみゆき)役 や、『賭ケグルイ』の蛇喰夢子(じゃばみゆこ)役など。デビュー時より多くの主題歌やキャラソンを担当してきたこともあり、同業者から期待の声があがるほどその歌唱力には定評があります。 本作品では、静かで淡々とした口調ながら胡蝶しのぶという人間を見事に表現してくれました。その演技力にSNS上では「感情の起伏が声で分かる」と話題にもなりました。

『鬼滅の刃』仇を討つことに成功した胡蝶しのぶ 最終決戦の行末に注目!

今回の記事では『鬼滅の刃』に登場する胡蝶しのぶの人物像とその強さ、壮絶な過去について紹介しました。 その身をもって決死の覚悟で姉の仇を討ったしのぶ。彼女の歩んできた人生は決して生易しいものではありませんでした。 唯一の救いは、最期にしのぶか姉のカナエと共に両親の元へたどり着いた姿が描かれたことでしょう。若くして厳しく辛い過去を背負い最期まで己の使命を全うした分、天国では家族と幸せに暮らして欲しいですね。 劇場版が公開されますます盛り上がりを見せている『鬼滅の刃』。アニメ第2期の発表が待ち遠しいですね!

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