2023年3月28日更新

時透無一郎は真っ二つに死亡!?黒死牟との死闘を徹底解説【鬼滅の刃】

時透無一郎 鬼滅の刃

人気漫画『鬼滅の刃』の時透無一郎は最年少で柱となった天才剣士です。普段はぼんやりとした性格ですが、刀を握って2ヶ月で柱となったという異例の経歴を持ちます。 本記事ではそんな無一郎が物語のラストでどんな活躍を見せたかを紹介。特に最終決戦での黒死牟との死闘について詳しく触れているので、気になる人はぜひチェックしてみてください! ※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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時透無一郎は死亡する?最後は真っ二つに!?

時透無一郎 鬼滅の刃
死亡理由 胴体を真っ二つに斬られ死亡
誰に殺された 上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)
死亡場所 無限城
死亡時の年齢 14歳

無一郎は無限城での最終決戦にて、上弦の鬼・黒死牟(こくしぼう)と戦って命を落としました。胴体を真っ二つにされて死亡という衝撃的な最期は、多くの読者にショックを与えることに……。 史上最年少で柱となった天才をあっさり殺してしまっただけに、黒死牟の強さや恐ろしさがよくわかる戦いでもありました。 以下では無一郎が死亡する経緯や黒死牟との戦いについて詳しく解説。死後の描写や死亡シーンが何巻で見られるかにも触れていきます。

無一郎の死亡シーンは何巻の何話で見れる?

巻数 第21巻
話数 第179話

無一郎の死亡シーンは原作漫画の第21巻に収録されている第179話で見ることができます。無限城編での出来事なので、アニメ化されるとすればまだかなり先の話になるでしょう。

【死亡シーン】時透無一郎対黒死牟の死闘!死亡した理由を解説

上弦の壱・黒死牟登場

鬼滅の刃 黒死牟

無限城で黒死牟と対面してしまった無一郎。黒死牟は上弦の壱という立ち位置からもわかる通り、鬼のなかでも圧倒的な強さを誇る存在です。さらに人間だった頃は「日の呼吸」を生み出した継国縁壱の兄でした。圧倒的なオーラを放つ黒死牟に無一郎も手を震わせてしまい……。

霞の呼吸がきかず……月の呼吸により左腕を切断

そんな黒死牟は「月の呼吸」を使って無一郎を翻弄します。時透の「霞の呼吸」が効かず、ふたりが真正面からぶつかった後、無一郎は左腕を吹き飛ばされてしまうのでした……。圧倒的な実力差を前に、まさに大ピンチの状態です。

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圧倒的な力に為す術もなく串刺しに……

ただものではない雰囲気にも油断せずいきなり自身の最強技・漆ノ型 朧(おぼろ)を無一郎は繰り出しますが、黒死牟の強さの前になすすべなく敗北してしまいます。 一撃で左手首を切り落とされた無一郎は、そのまま柱に縛り付けられ、串刺しになってしまいました……。

不死川玄弥・実弥/悲鳴嶼が合流

鬼滅の刃 不死川実弥

このまま無一郎は負けてしまうのか……と思われたそのとき、不死川玄弥実弥悲鳴嶼が合流しました。しかし3対1でも黒死牟にダメージを与えることは難しく、3人は苦戦を強いられます。 そんななか、無一郎は自分には残された時間が少ないと冷静に分析しており、捨て身で敵の懐に飛び込むことを決意。結果として黒死牟に隙を作り出し、仲間たちとともにダメージを与えることに成功しています。

【死亡】黒死牟の強烈な反撃・体が真っ二つに

時透無一郎 鬼滅の刃

黒死牟も簡単にやられるような相手ではありません。彼は身体から無数の刀を出すという強烈な全体攻撃を繰り出します。無一郎はこの攻撃をまともに喰らったことで、胴体が真っ二つにされてしまうのでした……。 ところが無一郎は死の間際、黒死牟に突き刺した日輪刀を「赫刀化」させます。即死してもおかしくない傷を負っているにもかかわらず、最後の意地を見せたわけです。さすがの黒死牟もこれには大ダメージを受け、苦痛の表情を見せます。

なぜ体が真っ二つになっても攻撃を続けられたのか

「体が真っ二つになったのになんで動けたんだ?」と疑問に感じた人も多かったであろう無一郎の最期の奮闘。漫画だからと言ってしまえばそれまでですが、なぜ動けたのかどうか、少し考察してみましょう。 要因としては2つ考えられます。全集中の呼吸をしていたからと、このまま無駄死にするわけにはいかないという意志の強さです。 全集中の呼吸は、無一郎たち鬼殺隊が用いる特殊な呼吸法。身につけることで身体を活性化させる効果があります。止血などにも使えるため、この呼吸法のおかげで致命傷を受けても少しだけ動けたのかもしれません。 もう1つは無一郎の気合いです。最後まで足手纏いにはなるまいと強く念じていた彼の信念が体を突き動かしたのではないでしょうか。

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黒死牟との決戦はどう終わる?

無一郎、そして彼に続いた玄弥の攻撃で生まれた隙を狙って、実弥と行冥が黒死牟に会心の一撃を決めます。 その後首を斬られた黒死牟はバケモノのような姿で復活しますが、実弥と行冥と怒涛の攻撃によって死亡。これまで生きてきて何も手に入れられなかった自分を嘆き、弟の違いを痛感しながら消えていきます。最後のモノローグには、敵キャラながら少し複雑な気持ちになってしまいました……。

無一郎死亡に対する各キャラの反応

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)

『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥

悲鳴嶼行冥は鬼殺隊のトップ集団「柱」の1人。柱の中では最年長であり、リーダー的存在です。彼は無一郎と共に黒死牟と交戦し、戦闘終了後にも唯一重傷を負わずに切り抜けています。 黒死牟との戦いが終わり、命を落とした無一郎の遺体に悲鳴嶼行冥は「鬼殺隊として本当に立派だった」と声をかけていました。さらに何か声をかけようとしたものの、彼は言葉に詰まっている様子が描かれています。 14歳の少年が命懸けで戦い、命を落としたこのシーン……それはもう、かける言葉が見つかりませんよね。

竈門炭治郎(かまどたんじろう)

鬼滅の刃 竈門炭治郎
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable ©「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会

無一郎が黒死牟と戦い、命を落としたとき、炭治郎は別の場所で上弦の参・猗窩座と交戦していました。その後上弦の壱の撃破、無一郎と玄弥の死が伝令役の鎹鴉から伝わり、涙を流しています。 鬼との戦いで次々と死んでゆく友人・知人たちの訃報を聞きながら、それでも炭治郎は止まることはありませんでした。まだ全ての元凶である鬼舞辻無惨が残っていたからです。 最終決戦に入り、怒涛の展開の中で友人の死を悲しむ暇もない、非常に切ないシーンでした。

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死後・兄の有一郎と再会

『鬼滅の刃』時透無一郎

黒死牟との戦いで命を落とした無一郎は、あの世で双子の兄・有一郎と再会を果たします。 有一郎は弟に死んでほしくなかったという想いから、「無駄死にだ」「こんなんじゃ何の為にお前が生まれてきたのかわからないじゃないか」とキツい言葉を浴びせました。 しかしそれに対し無一郎は、自分の人生が幸せなものであったと涙ながらに訴えかけ、仲間のため命をかけたことを後悔していないと断言します。 こうしてふたりは涙を流しながらお互いを強く抱きしめるのでした。無一郎が死んでしまったのは悲しいですが、また兄弟が再会できただけまだ救いがありますね。

『鬼滅の刃』時透無一郎は真っ二つにされて死亡……。

この記事では『鬼滅の刃』の無一郎の最期について詳しく紹介してきました。 圧倒的な強さを誇る黒死牟と戦い、命をかけて仲間を守った無一郎。兄との再会シーンは涙なしでは見られません!いつかアニメになる日も楽しみですね。