2020年3月2日更新

『鬼滅の刃』個性あふれる日輪刀を一挙解説!隊士によって特徴が異なる?

鬼滅の刃 日輪刀 サムネイル

人喰い鬼と鬼殺隊の隊士たちの戦いを描いた大人気作品『鬼滅の刃』。日輪刀は本作に登場する敵、鬼を倒せる唯一の武器です。本記事ではそんな日輪刀について、種類や特徴などを詳しく解説します!

目次

『鬼滅の刃』日輪刀は鬼を倒すための唯一の武器!【ネタバレ注意】

「血鬼術」という特殊な能力や優れた身体能力をもち、人を喰らう超人的な存在・鬼。人知を超えた力をもつうえ、弱点が少なく人々の大きな脅威となっています。 通常の武器で鬼を攻撃しても倒すことはできず、弱点である太陽が昇ってくるのを待つか藤の花があるところへ逃げなくてはまず助かりません。そんな鬼から人々を守る組織・鬼殺隊(きさつたい)は特別な武器と戦術で鬼に対抗しています。 鬼殺隊の剣士達が持つ特別な武器「日輪刀(にちりんとう)」は数少ない鬼の弱点であり、これで頸を斬ると鬼を殺すことができます。ただ日輪刀を持つだけではなく、身体能力を上げる戦術・呼吸を使いこなすことでようやく鬼に対抗できるのです。 ※本記事では『鬼滅の刃』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

日輪刀が鬼の弱点になる理由とは?材料や作り方に秘密があった

日輪刀の材料は猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)と猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)という特別な鉱物です。この鉱物が採れるのは「太陽に一番近く、一日中陽がさす」といわれる陽光山だけ。鬼の弱点である太陽光をたっぷりと蓄えたからこそ、太陽光と同じく鬼を殺せるのでしょう。 これらの鉱物から、専門の刀鍛冶によって日輪刀が作られます。強度は通常の刀と変わらないため場合によっては折れてしまい、壊れる度に刀が作り直されます。 刀鍛冶たちは皆ひょっとこのお面と、刀への愛情が深さが特徴です。鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)は刀を折った炭治郎に襲い掛かりましたし、鉄穴森鋼蔵(かなもりこうぞう)は伊之助が刀を刃こぼれさせた途端に人柄が一変していましたね。

使い手や呼吸法によって刀の色が変わる!中には模様を浮かべる者も

日輪刀は「色変わりの刀」とも呼ばれ、刀を握った者の呼吸の適性に応じて色が変わります。持ち主にある程度の呼吸の才能が無ければ色が変わらず、呼吸が使えない不死川玄弥(しなずがわげんや)の刀は色が変わっていません。 また、初めに握った者だけの適性に応じて色が変わるため、最終選別のために炭治郎が借りた鱗滝の刀は青色のままでした。 水は青、炎は赤、岩は灰……というように、呼吸の種類に応じて刀の色は分かれています。力量によって色の濃さも変わり、同じ水の呼吸の使い手でも義勇なら青い一方、村田は色がごく薄いことが分かっています。 善逸の黄色い刀には雷の模様が入っているように、その呼吸法を極める可能性があるほど適性が高ければ模様も入るようです。

炭治郎の日輪刀は黒色!実は縁壱が使っていたものと同色

炭治郎のような「黒い刀」は鬼殺隊の長い歴史の中でも希少で、詳しいことが分かっていませんでした。どの呼吸に適性があるか分からず、出世できない剣士が黒い刃なのだという不名誉な言い伝えがありましたね。 しかし、全ての呼吸の元祖「日の呼吸」の使い手について明らかにされてきた中で徐々にその謎が解けてきました! 実は日の呼吸の使い手・継国縁壱(つぎくによりいち)の刀も炭治郎を同じ黒色だったのです。さらに彼の耳飾りとともに「ヒノカミ神楽」として日の呼吸の型が竈門家に受け継がれていました。 縁壱が戦う時には刀身が赤く染まっていましたが、炭治郎の場合は禰豆子の血鬼術と組み合わさった「爆血刀」でのみ赤く染まっていますね。

鬼の再生を著しく低下させる「赫刀(かくとう)」とは?

発動条件

縁壱が刀身を赤く染めていたのは、刀を「赫刀(かくとう)」という状態にしていたためです。この状態にする条件は黒死牟戦でようやくヒントが出ましたね。 体を両断された瀕死の状態でも、黒死牟を足止めすべく刀を必死に握りしめた無一郎……。すると普段は白い刀が徐々に赤く染まっていったのです。その後は行冥と実弥も互いの刀を強くぶつからせ、赫刀にしていました。 無惨との戦いの中では、伊黒が無一郎の戦いから赫刀について考察。刀の元の色に関係なく死の淵に立ったからこそ強い握力を発揮でき、その衝撃で赫刀になったのではないか?その考えのもとで伊黒も刀を握りしめ、赫刀を発動させるのでした。 刀に衝撃を与えるほかにも、共通して痣を出していたことも関係していそうですね。

効果

日輪刀で首を斬られれば死ぬ鬼ですが、首以外の場所を斬ったり突き刺しても再生してしまいます。しかし、赫刀で刺されれば焼かれるような苦痛を感じ、斬られればその場所の再生が遅れます。 炭治郎の爆血刀でも同じような効果が出ており、半天狗戦で積怒を驚かせていましたね。柱たちが握力・衝撃で発動させた赫刀は黒死牟や無惨のようなトップクラスの鬼にも有効です。 日の呼吸の始祖・縁壱は無惨の首を斬れましたが……脳や心臓が複数ある特殊な体ゆえにとどめを刺し切れませんでした。しかし、縁壱の赫刀で斬られた首をいくら押さえていようとも繋がることはありませんでした。

柱たちの日輪刀は形態も特殊!個性あふれる刀たちを紹介

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)

柱の中でも最強と言われる岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)。彼の日輪刀は刀ではなく鎖で繋がった斧と大きな棘付き鉄球であり、鎖によって回す距離や軌道を調整できるようになっています。 鉄球と斧だけでなく、鎖までもが陽光山由来の純度の高い鉄でできています。そのため鎖が巻き付いただけでも黒死牟の髪が焼け、戦国時代から生きている彼も蓄えている太陽光の多さに驚いていましたね。 また、鉄球が大きいため振り回してぶつけることでかなりの威力を発揮できます。黒死牟戦の終わりには、鉄球で首を落とした描写がありましたね。全体が効果を有しながらも、重さの点で彼にしか扱えない日輪刀と言えるでしょう。

甘露寺蜜璃(かんろじみつり)

蜜璃の日輪刀も通常の刀からはかけ離れており、新体操のリボンのように薄くしなやかな刃の刀です。この特別な刀は刀鍛冶のトップである里長・鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)によって作られました。 彼はしのぶの刀も担当しており、特殊な刀のエキスパート。蜜璃の刀は「達人が振るえば決して折れない」という傑作です。 蜜璃は特殊体質で筋肉密度が高く、体の柔軟さを活かしつつ高い筋力によって素早い斬撃を繰り出すことができます。そんな彼女の戦闘スタイルとしなやかな刀は非常に相性が良く、広範囲にわたる攻撃を可能にしています。

伊黒小芭内(いぐろおばない)

伊黒の日輪刀は刃が波打っています。刃が波打った刀は「フランベルジュ」と呼ばれ、実在する刀の一つ。刃が波打っているため普通の剣で斬りつけるよりも傷がえぐれやすく、殺傷能力が高いという特徴があるようです。 柱の中ではしのぶに次いで非力な彼ですが、とても正確な太刀筋が特徴です。大きくうねるような動きの中でも隙を狙い、少しでもダメージを与えられるように……という工夫でしょうか。 刀鍛冶の工夫が伺える、彼の長所・短所の両方に上手く合わせて作られた刀ですね。

『鬼滅の刃』日輪刀は隊士それぞれで特徴が異なる!違いにも注意して見てみよう

1人1人に支給された日輪刀には、形だけでなく鍔の細かいところにも違いが現れています。作中で少ししか登場できなかった隊士たちの刀も、シンプルながらちゃんと描き分けられているのです! 最新の展開が気になるところではありますが、いったん日輪刀の違いを間違い探しのように振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。