2021年8月10日更新

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の壮絶な過去とは?『鬼滅の刃』最強の柱に迫る!

悲鳴嶼行冥

鬼殺隊最強の柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)のプロフィール【ネタバレ注意】

鬼滅の刃

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は鬼殺隊士の柱のひとり。「全集中の呼吸」の五大流派のひとつ岩の呼吸を習得している岩柱です。以下で基本プロフィールを見ていきましょう。

呼吸 岩の呼吸
誕生日 8月23日(27歳)
身長 220cm
体重 130kg

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は「南無阿弥陀仏」の描かれた羽織りに数珠を携え、瞳孔のない白目というインパクト大な見た目をしていますが、実は盲目であることが明かされました。念仏を唱えて涙を流す姿は慈悲深く見えますが、独りよがりな思想によることもしばしば。 当主であるお館様・産屋敷耀哉からの信頼も厚く、鬼殺隊のリーダー的存在の悲鳴嶼は、他の柱たちからも一目置かれています。しかし彼の過去に由来してか、疑り深く、子どもに対して強い不信感を抱いている一面があるようです。 ※この記事では『鬼滅の刃』の最新情報に触れています。ネタバレに注意して読み進めてください。

壮絶な過去を経験し鬼殺隊に

運命を変えた悲劇の「鬼の事件」

悲鳴嶼は昔、寺で身寄りのない子どもたちを育てていました。ところがある夜、鬼に遭遇した子どものひとりが自分が助かるためにと寺にいる人を鬼に喰わせる約束をしてしまいます。 すぐに4人の子どもが鬼に殺され、残る子どもたちを悲鳴嶼は守ろうとしました。しかしこの頃の悲鳴嶼は気弱で痩せていて、さらに盲目のため頼りにされず他の子どもは逃げ出してしまったのです。残ったのはいちばん年下の沙代(さよ)という少女だけ。 悲鳴嶼は沙代を守ろうと夜が明けるまで必死で鬼の頭を殴り続けました。

混乱が生んだ誤解……そして鬼殺隊へ

しかし朝になり駆けつけた人に沙代はこう言ったのです。「あの人は化け物。みんなあの人がみんな殺した」 鬼の姿も消えてしまったため、悲鳴嶼は殺人の罪で死刑囚となってしまいました。恐ろしい目に遭い混乱したとはいえ、沙代にだけは労わってほしかったと思う悲鳴嶼。彼の疑り深さと子どもへの不信感はここから始まったのです。 しかし真実を知ったお館様の産屋敷(うぶやしき)が悲鳴嶼を助け、その強さを見出だして柱へ勧誘したのです。そうして晴れて悲鳴嶼は鬼殺隊士になりました

盲目なのに鬼殺隊最強!悲鳴嶼の技・能力を紹介

悲鳴嶼は鬼殺隊入隊後、8年に渡り任務を遂行してきた鬼殺隊ナンバーワンの最強剣士です炭治郎(たんじろう)からは「匂いが全然違う」、伊之助(いのすけ)からは野生の勘から「鬼殺隊最強だ」と評されるほどの実力の持ち主。 岩の呼吸を習得している悲鳴嶼の日輪刀は、鎖で繋がれた斧とトゲ付きの鉄球という鈍器に近い形状のもの。鉄球を振り回した圧で鬼が吸い込まれるほどの謎の吸引力もあります。さらに鎖も日輪刀であるため太陽光をふんだんに吸収していて、上弦の鬼でさえ破壊することができません。 フィジカルの強さも驚異的で、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)にさえ「これ程の剣士を拝むのは……それこそ三百年振りか……」と言わしめました。

悲鳴嶼が使いこなす「岩の呼吸」

「岩の呼吸」は数ある呼吸の中でも、そのすべての基礎となる五大流派の1つ。岩の呼吸に対応すると日輪刀は灰色に輝きます。 呼吸名の通り、岩の呼吸は岩のように固い防御力と力の強さを活かした荒々しい攻撃方法が特徴的です。また攻守ともに優れた型となっています。筋力に任せた攻撃が多くシンプルですが、他の型に比べると弱点が少ないのが特徴。 悲鳴嶼行冥は刀では無く鉄球のついた鎖を使用して戦い、痣が発現したあとは数々の独自の型を使用して黒死牟を追い詰めました。

黒死牟との戦いで大活躍!

鬼滅の刃

これまで圧倒的な強さで柱たちを一蹴していた黒死牟(こくしぼう)でしたが、悲鳴嶼が不死川実弥(しなずがわさねみ)の助太刀に現れてから流れが一変。悲鳴嶼は相手の呼吸に合わせて動く連携プレイが得意なため、実弥と協力して黒死牟を追いつめていきます。 そして痣が発現した悲鳴嶼は「岩の呼吸」から剣技の数々を披露。伍(ご)ノ型「瓦輪刑部(がりんぎょうぶ)」で4箇所同時攻撃を、弐(に)ノ型「天面砕(てんめんくだ)き」 で鎖を踏みつけて投擲した鉄球を頭に落とす変則的な技を、肆(し)ノ型「流紋岩・速征(りゅうもんがんそくせい)」では超威力の鉄球と斧をぶつけました。 さらに悲鳴嶼のするどい観察眼も冴えわたります。黒死牟が持つ体を透かして見て血流で相手の動きや思考を先読みする能力を見破ることに成功。自身もその力を使い、黒死牟に反撃の一手をくらわせたのでした。

鬼舞辻との戦いの結末!失わなかった子供への愛【ネタバレあり】

鬼滅の刃

多くの犠牲者が出た鬼舞辻無惨との最終決戦において、悲鳴嶼もまた命を落としました。鬼舞辻に冨岡義勇甘露寺蜜璃伊黒小芭内の3人が決死の攻防を繰り広げる中、黒死牟との戦いを終えた悲鳴嶼と不死川実弥が姿を現します。 悲鳴嶼が戦いの中で鬼舞辻の弱点を皆に知らせようとしたところで鬼舞辻の大技が発動し、その衝撃で彼は足を失ってしまいます。しかしそれでも諦めない彼は鬼舞辻を鎖で押さえつけ、そうして鬼舞辻は太陽に焼かれて消滅するのでした。 薄れゆく意識の中、彼の前にかつて一緒に暮らしていた子どもたちが現れます。子どもたちが悲鳴嶼に過去のことを謝罪するとその瞬間彼は優しい顔になり、子どもたちへの愛を示しながら涙を流して息絶えました

炭治郎との関係

鬼滅の刃

過去の経験から子どもに不信感を抱く悲鳴嶼でしたが、鬼の禰豆子(ねずこ)を連れていた炭治郎には特に嫌悪感を抱いていました。それは初対面で「生まれてきたこと自体が可哀想だ」と言うほど。しかし、炭治郎の訓練の努力と刀鍛冶の里での行動で考えを改めたようです。 悲鳴嶼は炭治郎が鬼の禰豆子の命より里の人の命を優先したことを褒め称えます。しかし炭治郎はその決断は自分がしたものでなく、禰豆子のしたものだと行冥に素直に伝えました。 子どもはすぐに嘘をつき、我欲にまみれたものと考えていた悲鳴嶼でしたが、炭治郎は違いました。どんな状況でも逃げずに嘘をつかず、素直な姿を見せた炭治郎に行冥はこう言います。「疑いは晴れた。誰が何と言おうと私は君を認める」と。 特別な子と認められた炭治郎と悲鳴嶼はこの日を境に厚い信頼関係で結ばれたのでした

言動までかっこいい!最強の男の名言を紹介

「生半可な覚悟で柱になるものなどはおらぬ。甚だしき侮辱」

数多くの名言が登場する『鬼滅の刃』ですが、悲鳴嶼行冥が残した名言は最強の男である彼らしく力強いものです。この名言は黒死牟との戦闘時に、悲鳴嶼たちに痣のデメリットを伝える黒死牟に対して彼が放った名言です。 この名言からは悲鳴嶼の強さとともに、常に死と隣り合わせの状態で命を賭けて戦う鬼殺隊としての「覚悟」が読み取れます。特に柱である悲鳴嶼はこれまでに数々の死線をくぐり抜けてきたことが想像できるので、より心に響きますよね。

「我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から 屠り去るまで…」

この名言は黒死牟との戦いの中で時透無一郎と不死川実弥が深手を負った際に、悲鳴嶼が放った名言です。2人がやられそうな時に颯爽と現れ、黒死牟に向かって力強くこう告げた悲鳴嶼。 黒死牟に2人が圧倒されるという衝撃的なシーンで鬼殺隊最強とも称される彼が現れたことで、一筋の希望の光が見えました。鬼殺隊であることに誇りを持ち、心身ともに強い悲鳴嶼のこの名言に痺れた人も多いのではないでしょうか。

悲鳴嶼行冥を演じた声優は杉田智和(すぎたともかず)

アニメ『鬼滅の刃』で悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)を担当した声優は杉田智和(すぎたともかず)です。1980年10月11日生まれでアトミックモンキー所属。アドリブ上手で厚みのある低音ボイスに定評があります。 代表作は『銀魂』の坂田銀時役や『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役など人気キャラクターの担当も多数務め、知名度を大幅にアップさせました。 第3回声優アワードでは助演男優賞を受賞。いくつかの映画作品で俳優活動も行っており、幅広い分野で活躍する声優です。

『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は鬼殺隊最強の柱!

本記事では大人気作品『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊最強の剣士・悲鳴嶼行冥について詳しく紹介しましたが、いかがでしたか?彼は一見怖そうな見た目をしていますが、慈悲深く優しい心の持ち主。作中で愛を持って炭治郎たちを特訓した姿も記憶に新しいです。 強いだけでなく心も美しい悲鳴嶼行冥を、ぜひ作中でチェックしてみてくださいね。