釘崎野薔薇は死亡確定?作者の発言に生存フラグが......!?【呪術廻戦】

【概要】釘崎野薔薇(くぎさきのばら)とは
生死不明のヒロイン

釘崎野薔薇は呪術高専東京校の1年生で、虎杖や伏黒恵の同級生です。東北の田舎の出身ですが、田舎を嫌い祖母の推薦のもと呪術高専東京校へ入学します。性格は気が強くサバサバしていますが、死んだと思われた虎杖が復活した時には涙を流す仲間思いな一面が見られました。 術式は藁人形に対象の一部を埋め込み、呪霊を流した釘を打ち込んで攻撃する芻霊呪法です。基本的には藁人形を使用しますが、人型であれば人体でも代用できます。
【死亡シーン】釘崎野薔薇はなぜ死んだのか
死亡巻数・話数 | 15巻125話 |
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釘崎野薔薇が死亡したとされているのは、渋谷事変でのこと。直接的な死亡シーンは描かれていないものの、彼女は真人に強力な攻撃を仕掛けられます。
渋谷事変にて真人と対峙

真人との戦闘 | 14巻122話〜15巻125話 |
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渋谷事変で釘崎は特級呪霊の真人と遭遇して戦います。事前に釘崎は真人のことを聞いており、手に触れられてはいけないと警戒しながら戦っていました。一方、真人は虎杖と親しい釘崎の死体を虎杖の前に晒して魂を折ろうとします。 釘崎は真人に共鳴りを打ち込み肉体を通して魂を攻撃しようとしたところ、別のところでも呪力が爆ぜるのを感じました。このことで釘崎は戦っている真人が分身だと見抜き、分身では術式を使用できないことに気づきます。
真人の不意打ちで左目が吹き飛ぶ
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真人の魂にダメージを与える釘崎の術式は真人の天敵でした。しかも、分身を通してダメージを受けた本体は、術式の余韻が長く思うように体を動かせません。分身は釘崎の前から逃げ始め、釘崎は後を追います。 分身が向かった先は虎杖と戦う本体の元でした。分身は本体と入れ替わり、本体が釘崎に襲いかかります。釘崎は本体が死角となり、分身と入れ替わったことに気づきません。分身だと思い油断した釘崎は、真人の手に顔を触れられてしまい、顔の左半分が吹き飛んでしまいました。 致死量の出血であることに加え、範囲的には脳の半分ほどにもダメージがありそう。さらにその後駆けつけた新田の「多分死んでますよ」という発言からも、彼女が死んでいる可能性は高いでしょう。
2023年現在の状況は?
結論から言うと、2023年現在も釘崎野薔薇は復活していません。彼女は渋谷事変以降登場していないどころか名前すらも出てきていないため、現在の状況は不明です。 しかし、今後彼女が復活して再登場する可能性は捨てたくないですね。
【考察①】作者の発言からその後を深掘り

- 新田新が術式を施した段階で死んでいる
- 死にたてホヤホヤの状態で維持されている
- 生存はその後の蘇生処置による
作者の芥見下々は『漫道コバヤシ』で釘崎は「新田新が術式を施した段階で死んでいる」「死にたてホヤホヤの状態で維持されている」と語った上で、「生存はその後の蘇生処置による」といった旨の発言をしています。わざわざ蘇生処置に触れているあたりまだ希望は持てますね!
虎杖 | 生存。日下部と特訓中。 |
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伏黒 | 生存しているが、宿儺に体を乗っ取られる。 |
釘崎 | 死にたてホヤホヤの状態で保存されている。 |
五条 | 生存。宿儺と戦闘している。 |
また、ジャンプフェスタでは「メイン4人(虎杖・伏黒・釘崎・五条)の内1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」と発言していました。現在、釘崎と伏黒が生死不明、五条と虎杖は生存しています。もし、1人だけ死ぬ場合、釘崎が復活して他の3人のうち誰かが死亡するなんて展開があるかもしれませんね。
【考察②】釘崎野薔薇・生存説の根拠は?
生きている説が囁かれる理由
- 伏黒恵の反応
- 新田新の発言・術式による治療
- 作者・芥見下々の発言
①伏黒恵の反応
虎杖が釘崎のことについて伏黒恵に尋ねた際に伏黒の表情を見て虎杖は察していたものの、実際には伏黒は「死んだ」とも「生きている」とも答えていません。 さらにその後の虎杖との会話の際に釘崎の話題が出た時も、伏黒は彼女の死を明言していないのです。 以上の理由から、釘崎の生死について何か言えない理由があることが考えられます。
②新田新の発言・術式による治療

真人は釘崎を殺害した後にボロボロになった虎杖に止めを刺そうとしますが、目の前から虎杖が消えました。東堂が危機に駆けつけ自身の術式で虎杖の位置を入れ替えたのです。東堂と一緒に駆けつけた新田新は釘崎に自身の術式を施しました。 そこで新田が「呼吸も脈も止まってましたが、時間はそんなに経ってないんで、助かる可能性は0じゃない」と発言していることから、生きている説が囁かれています。
③作者・芥見下々の発言
先ほども詳しく紹介しましたが、本作の作者である芥見下々も釘崎の再登場を匂わせるような発言をしているため、まだ彼女が再登場する希望は捨てきれませんね。
死にたてホヤホヤの状態で保存されている?
釘崎に施した新田新の術式は触れたものを現状のまま固定させる能力です。ケガを負った箇所に触れれば、現状から悪化させません。この効果から、釘崎も倒れた状態のまま固定されたと思われます。 術式を施した新田新は東堂に「多分死んでますよ」と言いつつも、「助かる可能性は0じゃない」と虎杖に語っていました。とはいえ、呼吸と脈は止まっていたらしいので、死んでいると言ってもいいでしょう。釘崎は死にたてホヤホヤの状態で保存されていると思われます。
【復活】釘崎野薔薇は再登場する?

今後、釘崎が復活して再登場する可能性ですが、十分にあると考えられます。理由としては、ケガを治癒する反転術式の存在です。渋谷事変では反転術式を得意とする家入硝子が渋谷に来ていて、ケガを負った呪術師の治療にあたっていました。 問題は死亡した後も反転術式で蘇るかですが、少年院で死亡した虎杖が宿儺の反転術式で蘇った実績があります。この実績から考えると、死亡直後で固定されている釘崎は反転術式で蘇生できる可能性は十分あるでしょう。釘崎の再登場はまだまだ期待できます!
【最後】走馬灯と「悪くなかった」の意味とは
釘崎野薔薇の過去

釘崎は生まれ育った田舎の人たちを嫌っていました。村の人たちを「友達になるより他人になる方が難しい」と言っていたことから、個人の事情にまで干渉してくる村の人たちが嫌いだったのでしょう。釘崎は田舎で引っ越してきたふみと一緒に過ごしていました。 釘崎の田舎嫌いは、村の人たちが沙織ちゃんを追い出したことで決定的なものになります。村の人たちは沙織ちゃんが「(自分たちを)バカにしている」と思い、東京から越してきた沙織ちゃん一家を村から追い出しました。 釘崎は村にいたままでは自分は死んだも同然だと思い、自分らしくいるために呪術師になって上京します。
最後の言葉は「悪くなかった」
以前、釘崎は「私の人生の席に座っていない人に私の心をどうこうされたくない」と語っていました。おそらく、この人生の席というのは、釘崎が今まで出会った人たちで、そこに座るのは釘崎にとって大切な人たちなのでしょう。 真人の術式を喰らった釘崎は「人生の席」を思い浮かべました。空席が目立つ一方で、呪術高専のメンバーやふみがそこに座っています。釘崎は満足そうにしながらも、ふみと交わした約束を守れないことを心の中で謝罪しました。 そして、釘崎は虎杖にみんなに伝えてほしい言い、「悪くなかった」と言葉を残して倒れます。以前、夜蛾が「呪術師に悔いのない死などない」と言っていましたが、釘崎の死亡シーンは呪術師らしからぬ自分の生に満足した悔いのないものでした。
釘崎は生存の可能性あり!再登場にも期待したい......

渋谷事変で真人の攻撃を喰らって以来、生死が不明な釘崎野薔薇。しかし、新田新の術式や反転術式の存在、作者の発言から考えて、まだまだ生存の可能性はありそうですね!釘崎が再登場するのか、本誌の展開から目が離せません。