『呪術廻戦』釘崎野薔薇がついに復活!?死亡確定と言われた理由まで徹底解説【オッパッピー】
釘崎野薔薇(くぎさきのばら)は死亡確定?
渋谷事変のなかで真人と戦うことになった釘崎。術式の愛称もよく善戦を続けた彼女ですが、一瞬の隙を突かれ真人の術式・無為転変を食らってしまうことに。 それにより釘崎は顔の左側が破裂し、眼球を喪失。死亡したような描写にも見えますが、彼女は安否不明の状態に。釘崎はその場で新田新に「傷を悪化させない」術式を施されており、作中では明確に死んだとも生きているとも言及されない状態が続いていました。 状況から推察するに、釘崎は生存しており今後再登場する可能性がかなり高いと言われてきました。
死亡疑惑が出たあのシーンは衝撃でした!読者のだれもが復活を願っていたけど……。
【最新ネタバレ】釘崎野薔薇がついにオッパッピーで復活!?
結論から言うと、最新267話にてついに釘崎野薔薇は復活を果たしました! 渋谷事変以降、彼女は安否不明となっており、現状に関する情報も全くと言っていいほど明かされてきませんでしたが、物語の終盤も終盤、最終決戦にて劇的な活躍を見せることになります。
【266話】虎杖VS宿儺の最中、最後の宿儺の指が登場し……
本編では虎杖と宿儺が領域内で激戦を繰り広げている真っ最中。宿儺の中にある伏黒の意識も復活のきざしを見せており、この戦いもいよいよ最終局面へと突入しています。そんな中、266話のラストで気になるシーンが描かれることに。 そこには複数の糸で拘束されている、宿儺の指らしきものが描かれていました。これは呪術高専が保管していたとされる、最後の1本だと思われます。しかし、こんな指ひとつあったところで何になるのか……。使い道がほぼなさそうなアイテムですが、釘崎が復活すれば話は大きく変わります。 彼女は体の一部に呪力を打ち込むことで本体にダメージを与える「共鳴り」の使い手。ここで釘崎が復活すれば、指を使って宿儺本体にダメージを与え、虎杖たちを援護できるのです。この指の登場は釘崎の復活、そして1年生トリオの共闘による宿儺撃破のフラグなのかもしれません。
【267話】釘崎は眼帯姿で生きてた!宿儺に「共鳴り」をかます!
続く267話にて、ついに釘崎野薔薇が生きていたことが判明しました。五条は釘崎が復活することに賭け、共鳴りに必要な宿儺との繋がりである最後の指を失わないようにしていたのです。 そして目覚めてから半刻も経っていないと心配する歌姫と楽巌寺が見守る中、眼帯姿の釘崎が「喜べ男子ども」という初登場時と同じ台詞と共に、満を持して宿儺の指に「共鳴り」!過去の虎杖の生きてたドッキリの仕返しをするように、「オッパッピーだよ馬鹿野郎!」と言い放ちます。 釘崎の復活を察知して涙目で笑う虎杖は、魂にダメージを負った宿儺を解で追い詰め、真人戦のラストと同じように逕庭拳からの渾身の黒閃を放つのでした!
【なぜ復活?】釘崎野薔薇の死んでいない説を深堀り
ここでは釘崎野薔薇の復活が判明する前の、復活説が囁かれていた理由やフラグなどの考察内容をまとめて紹介していきます。
釘崎野薔薇に関する作者・芥見下々の発言
- 新田新が術式を施した段階で死んでいる
- 死にたてホヤホヤの状態で維持されている
- 生存はその後の蘇生処置による
作者の芥見下々は『漫道コバヤシ』において、釘崎は「新田新が術式を施した段階で死んでいる」「死にたてホヤホヤの状態で維持されている」と語った上で、「生存はその後の蘇生処置による」といった旨の発言をしていました。 結果的に釘崎が復活を果たしたため、彼女には何かしらの蘇生処置が施されたものと考えられます。詳細は明かされていませんが、おそらく家入硝子などがその処置に関わっていたのではないでしょうか。
芥見先生の発言は、やっぱり復活のフラグだったんですね!!
「メイン4人(虎杖・伏黒・釘崎・五条)の内1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」
虎杖 | 生存。宿儺の中の伏黒の魂と対面。 |
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伏黒 | 生存しているが、宿儺に体を乗っ取られる。 |
釘崎 | 生存。宿儺の指に共鳴りを打ち込む。 |
五条 | 死亡。宿儺との最強対決に負ける。 |
芥見下々は過去に開催されたジャンプフェスタで、「メイン4人の内1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」と発言しています。これまでは五条の死亡が確定し、釘崎の安否も不明だったため、「1人以外全員死ぬ」が正しいのではないかと噂されてきました。 しかし、267話で釘崎が復活したことにより、その説は覆されることに。改めて見るとこの発言は、釘崎を含めた1年生トリオ全員の生存フラグだったのかもしれません。
予想外の展開が多い作品なので、「1人以外全員死ぬエンド」もありそうなのが怖いです。
新田新の発言・術式による治療
真人は釘崎を殺害した後にボロボロになった虎杖に止めを刺そうとしますが、目の前から虎杖が消えました。東堂が危機に駆けつけ自身の術式で虎杖の位置を入れ替えたのです。東堂と一緒に駆けつけた新田新は釘崎に自身の術式を施しました。 そこで新田は「呼吸も脈も止まってましたが、時間はそんなに経ってないんで、助かる可能性は0じゃない」と発言。結果的に釘崎は助かったため、このセリフも生存フラグの1つだったことが確定しました。
新田さんがいなかったら釘崎復活はなかったはず!影のMVPですね!
最後の言葉は「悪くなかった」
真人の術式を喰らった釘崎は、その直後に呪術高専のメンバーをはじめとした友人たちのことを思い浮かべます。そして彼女は虎杖にみんなに伝えてほしいと告げ、「悪くなかった」という言葉を残し散っていくことに……。 一見するとこのシーンは彼女らしいさっぱりとした引き際にも感じられますが、実はこのセリフが生存フラグの1つだったと言われています。過去に呪術高専東京校・校長の夜蛾正道は、「呪術師に悔いのない死などない」と発言していました。 つまり釘崎が「悪くなかった」と悔やむ素振りを見せなかったこの場面は、呪術師としての死亡シーンに不適格だったのです。そしてそれを証明するかのように、釘崎は見事に復活を果たすのでした。
夜蛾校長のセリフがここで意味を持つとは思いませんでした。
伏黒恵の反応
虎杖が釘崎のことについて伏黒恵に尋ねた際、彼は伏黒の表情のみで釘崎の安否を察していました。つまり、伏黒はここで「死んだ」とも「生きている」とも口にしていなかったのです。 さらに、その後の虎杖との会話で釘崎の話題が出た時も、伏黒は彼女の死を明言していませんでした。今思えば、この時の伏黒は機密事項として五条から釘崎復活の可能性があることを知らされていたのかもしれません。それであれば、彼の曖昧な態度にも納得がいきます。
五条と信頼関係を築いていた伏黒なら、知っていてもおかしくない気がしますね。
「野薔薇」の花言葉
実は釘崎の生存説が語られてきた背景には、彼女の名前でもある「野薔薇」の花言葉も関係していました。野薔薇の花言葉は「上品な美しさ」や「素朴な愛」などの他に、「痛手からの回復」という釘崎の状況にぴったりなものが含まれています。 そしてこの花言葉通り、釘崎はひん死の状態から見事復活を果たすことに。もしかしたら彼女は「痛手からの回復」をテーマに作られたキャラクターで、死亡疑惑から生存までのシナリオが最初から決められていたのかもしれません。
野薔薇にこんな花言葉があったとは驚き!ここまで考えてキャラ作りをしていたのでしょうか……。
【共鳴り】復活した釘崎野薔薇の活躍を解説
267話で復活を果たした釘崎は、そこで目覚ましい活躍を見せます。拘束された宿儺の指の前に、眼帯を着けた勇ましい姿で登場した釘崎。しかし、その場にいた楽厳寺は共鳴りが通用するか心配しており、歌姫は目覚めて間もない彼女の体調を不安視しているようでした。 釘崎はその不安を一掃するかのように、「喜べ男子ども」と不敵な表情を浮かべます。そこから彼女は指に共鳴りを打ち込み、宿儺への遠隔攻撃を成功させたのです。どうやら釘崎は「呪物の破壊を目的とせず、術式効果のみを通す」という縛りで、威力の底上げを図っていた様子。 仕事をやり遂げた釘崎は「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」と告げ、虎杖は彼女の復活を察したかのように涙を浮かべていました。そして、虎杖はダメージを負った宿儺へ猛攻を仕掛けます。釘崎の活躍により、宿儺は最大の窮地へと追い込まれていくのでした。
【死亡説】釘崎野薔薇が死亡確定と言われていた理由は?
走馬灯を見ている
作中では釘崎の顔が吹き飛ぶシーンの直前に、彼女の幼少期が描かれています。生まれ育った田舎の人たちを嫌う釘崎は、都会から引っ越してきたふみと一緒に過ごしていました。そしてもうひとり、これまた村に越してきた沙織ちゃんという女性とも友人に。 しかし彼女は村人からの嫌がらせにより引っ越してしまい、離れ離れになってしまいます。そののち釘崎は呪術高専に合格し大嫌いな村を出て行くことになりますが、そこでふみに対し「次会う時は三人で!!」と沙織ちゃんも含めた全員での再会を約束するのでした。 そしてその回想が終わって間もなく、釘崎の顔が吹き飛ぶことに。人間は死の直前に生前の思い出などが蘇る「走馬灯」を見ると言われています。一連の回想シーンはまさに釘崎の走馬灯。これを読んで釘崎の死を確信した読者も多く、それにより死亡説が根強く残っているのだと思われます。
釘崎のルーツが知れる走馬灯シーンは感動モノでした。
【経緯】釘崎野薔薇の死亡シーンは何巻何話?
漫画 | 15巻125話 |
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アニメ | 渋谷事変・43話 |
渋谷事変にて真人と対峙
真人との戦闘 | 14巻122話〜15巻125話 |
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渋谷事変で釘崎は特級呪霊の真人と遭遇して戦います。事前に釘崎は真人のことを聞いており、手に触れられてはいけないと警戒しながら戦っていました。一方、真人は虎杖と親しい釘崎の死体を虎杖の前に晒して魂を折ろうとします。 釘崎は真人に共鳴りを打ち込み肉体を通して魂を攻撃しようとしたところ、別のところでも呪力が爆ぜるのを感じました。このことで釘崎は戦っている真人が分身だと見抜き、分身では術式を使用できないことに気づきます。
真人は作中最強レベルの強敵!釘崎はうまく対処していたのですが……。
真人の不意打ちで左目が吹き飛ぶ
真人の魂にダメージを与える釘崎の術式は真人の天敵でした。しかも、分身を通してダメージを受けた本体は、術式の余韻が長く思うように体を動かせません。分身は釘崎の前から逃げ始め、釘崎は後を追います。 分身が向かった先は虎杖と戦う本体の元でした。分身は本体と入れ替わり、本体が釘崎に襲いかかります。釘崎は本体が死角となり、分身と入れ替わったことに気づきません。分身だと思い油断した釘崎は、真人の手に顔を触れられてしまい、顔の左半分が吹き飛んでしまいました。 致死量の出血であることに加え、範囲的には脳の半分ほどにもダメージがありそう。さらにその後駆けつけた新田の「多分死んでますよ」という発言からも、彼女が死んでいる、あるいはそれに近いひん死の状態であることは間違いないでしょう。
メインキャラ、しかも女性の顔が吹き飛ぶなんてまったく予想できませんでした……。
死にたてホヤホヤの状態で保存されている?
釘崎に施した新田新の術式は触れたものを現状のまま固定させる能力です。ケガを負った箇所に触れれば、現状から悪化させません。この効果から、釘崎も倒れた状態のまま固定されたと思われます。 術式を施した新田新は東堂に「多分死んでますよ」と言いつつも、「助かる可能性は0じゃない」と虎杖に語っていました。とはいえ、呼吸と脈は止まっていたらしいので、死んでいると言ってもいいでしょう。釘崎は死にたてホヤホヤの状態で保存されていると思われます。
【理由】釘崎野薔薇はなぜ死亡した?
釘崎は術式を使用できない真人の分身と戦っていました。しかしその戦闘の最中に分身と本体が入れ替わり、そこで真人本体から「無為転変」を食らってしまうことに。この術式は対象の魂の形を操作し、それに合わせて肉体まで変形させてしまう恐ろしい技です。 真人がどんな操作をしたのかは不明ですが、釘崎はこれにより顔の左半分が破裂。ここでは眼球まで飛び出す凄惨な場面が描かれており、彼女はそのまま倒れてしまいます。真人の無為転変はその強すぎる効果ゆえ、発動時点でほぼ勝ち確定のチート技。釘崎もこの術式には太刀打ちできませんでした。
【考察】釘崎野薔薇の復活・再登場タイミングは?
ここでは釘崎野薔薇が復活する前の、その可能性や再登場タイミングなどの考察の内容を紹介します。
釘崎野薔薇の復活の可能性は?
今後、釘崎が復活して再登場する可能性ですが、十分にあると考えられます。理由としては、ケガを治癒する反転術式の存在です。渋谷事変では反転術式を得意とする家入硝子が渋谷に来ていて、ケガを負った呪術師の治療にあたっていました。 問題は死亡した後も反転術式で蘇るかですが、少年院で死亡した虎杖が宿儺の反転術式で蘇った実績があります。この実績から考えると、死亡直後で固定されている釘崎は反転術式で蘇生できる可能性は十分あるでしょう。釘崎の再登場はまだまだ期待できます!
復活するタイミングは?
本誌では宿儺や羂索との最終決戦が展開しており、すでに宿儺の手により五条や鹿紫雲がやられ、虎杖が戦線に駆り出されています。 さらに羂索を倒した乙骨が宿儺戦に助太刀し、現在は虎杖が領域展開を発動するなど最終局面へと突入。戦いの決着がかなり近付いていると感じられます。 おそらく釘崎が復活するとすれば虎杖がピンチになったときや、勝利を目前にした一押しなどの重要シーンになるはず。虎杖と宿儺の戦いが最高の盛り上がりを見せている今、釘崎復活のタイミングは間近に迫っていると思われます。
釘崎野薔薇の復活説や死亡説について解説しました!
ここまで釘崎野薔薇の復活説や死亡説について解説してきました。 物語の最終盤にてついに復活を果たした彼女は、最終回でどのような結末を迎えるのか。最後まで『呪術廻戦』を見届けましょう!