2024年2月2日更新

『鬼滅の刃』産屋敷あまねはなぜお館様と結婚した?年齢や最期なども徹底解説!

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2016年から2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『鬼滅の刃』。本作は完結した今もなお高い人気を誇る作品で、2024年4月からはアニメ「柱稽古編」も放送予定です。 この記事では、本作に登場する鬼殺隊の長であるお館さまの妻・産屋敷あまねについて徹底解説!最新アニメをチェックする前に、ぜひおさらいしておきましょう。

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かわいいと話題!産屋敷(うぶやしき)あまねの基本情報

鬼滅の刃
名前 産屋敷あまね(うぶやしきあまね)
誕生日 不明
年齢(死亡時) 27歳
声優 佐藤利奈

『鬼滅の刃』の登場人物の1人である産屋敷あまねは、鬼殺隊の最高管理者である産屋敷耀哉の妻です。彼女は美しい白髪にミステリアスな表情の魅力的な人物ですが、耀哉と同じく鬼殺隊のメンバーを我が子のように大事にしています。 神職の家系に生まれた彼女は、これまでの慣習通りに産屋敷家の耀哉と結婚。病魔に犯される彼を献身的に支えながら、産屋敷家を支えます。ちなみに彼女の白髪は生まれつきで、昔から断片的な予知夢を見ることはよくあったようです。

なぜお館様・産屋敷敷耀哉(うぶやしきかがや)と結婚した?

お館様は神職一族のあまねと結婚する必要があった

耀哉があまねと結婚したのにはある理由があります。かつて一族から鬼舞辻無惨という最初の鬼を輩出してしまった産屋敷家は、それから代々「呪い」に悩まされることになります。 呪いというのは、産屋敷一族が代々短命で身体が弱くなってしまうというもの。そのため耀哉の先祖はこれまで誰も、30歳まで生きることはできませんでした。そんな彼らは少しでも寿命を伸ばすために神職の一族の娘を妻として迎え入れ、少しでも強い子どもを生んでもらうことにしたのです。 とはいえ、これまで産屋敷一族を苦しめてきた呪いは鬼舞辻を滅ぼすまでは完全に解けることはありません。耀哉とあまね、そして5人の子どもたちは強力して鬼舞辻に立ち向かいます。

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お館様の一言があまねの心を動かした!

2人の初めての出会いは、耀哉が13歳であまねが17歳の時でした。2人のお見合いの1番の目的は産屋敷一族の寿命を伸ばすためでしたが、その時に耀哉があまねにかけた思いやりに溢れた一言が彼女の結婚に迷う気持ちを打ち払いました。 本来であれば2人の結婚は絶対で、あまね側に拒否権はありません。しかしあまねの気持ちを汲み取った耀哉は彼女に、「貴方が嫌なら私からこの話は断ります」と優しい言葉をかけたのでした。 一刻も早く妻を迎えなければならない状況にも関わらずあまねを気遣う彼の優しい姿に胸を打たれたあまねは、それをきっかけに産屋敷家に嫁ぐことを決めます。

産屋敷あまねの子どもは何人?美しい容姿にも注目

耀哉との間には、5人の子どもを設けました。黒い髪の男の子・輝利哉は跡継ぎで、その他4人の女の子である、ひなき・にちか・かなた・くいなは白い髪をしています。5人の子どもたちはすくすくと育ち、耀哉はあまねのサポートをしていますよ。 彼女は毎日欠かすことなく、夫や子どもたちが健康に暮らせるように水浴びをしています。産屋敷家の5つ子の年齢は8歳で、作中におけるあまねの年齢は27歳。つまり彼女は産屋敷家に嫁いだ2年後の19歳の時に出産したことが予想されます。時代が時代とはいえ若くして5人の母になるなんて、すごいですよね。

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産屋敷ひなき(うぶやしきひなき)

産屋敷ひなきは5つ子の長女であり、他の姉妹たちと同じように母親譲りの白い髪をおかっぱにして右側に紐の髪飾りをつけています。長女ということもあり、あまねが不在の際には積極的に耀哉に寄り添いサポートをおこなっています。 産屋敷家に無惨が襲来した際にはにちかと鞠遊びををしていましたが、最終的には館の爆発に巻き込まれて死亡しました。

産屋敷にちか(うぶやしきにちか)

産屋敷にちかは5つ子の次女であり、白いおかっぱの左側につけた紐の髪飾りが目印です。普段はひなきとともに耀哉の世話をすることが多く、柱合会議にも赴く様子が見られました。 産屋敷家に無惨が襲来した際にはひなきと遊んでいた彼女ですが、最終的にはひなきやあまね、耀哉たちとともに館の爆発に巻き込まれて死亡しています。

産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)

産屋敷輝利哉は5つ子の真ん中で、唯一の男子。彼のみ、父親譲りの黒い髪の毛が特徴的です。幼い頃は女子として育てるという産屋敷家のしきたりから、最終戦別の際は女物の着物を着用していました。 耀哉とあまね、そして2人の姉たちが自爆により死亡した後は新たな産屋敷家の当主として、男子の衣装に切り替えたのちに無惨討伐のための指揮をとっています。無惨を討伐したことで産屋敷家への呪いが解けた後は、長寿を全うし100年以上も生きたようです。

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産屋敷かなた(うぶやしきかなた)

産屋敷かなたは5つ子の三女であり、姉たちと同じく白いおかっぱにつけた藤の花の髪飾りが目印。彼女も最終戦別において、輝利哉とともに炭治郎たちの前に姿を現しました。 運動が苦手かつ気が弱い一面があるものの、琴がうまく芸事に長けています。最終戦別の際、不死川玄弥に掴み掛かられていましたが、後にそのことを直接謝罪されるというエピソードも。

産屋敷くいな(うぶやしきくいな)

産屋敷くいなは5つ子の四女であり、白いおかっぱにつけた菊の花の髪飾りが目印。末娘でありながらも気が強く活発な性格で、耀哉亡きあとはかなたとともに輝利哉のサポートを務めます。 無惨との最終決戦の際には、あまりにも悲惨な状況に呆然とし手が止まってしまった輝利哉に平手打ちをして喝を入れるという頼り甲斐も見られました。

霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)を救った救世主

鬼滅の刃

屋敷から外に出ることが難しい当主の輝哉に代わって、あまねは始まりの呼吸・日の呼吸の剣士の子孫である時透兄弟が住む山奥へ1人で向かいます。 無一郎の双子の兄である有一郎がいくらあまねにきつくあたっても、彼女は諦めることなく何度も足繁く彼らの元を訪れるのでした。 ある日、時透兄弟は鬼に襲われ、兄の有一郎は命に関わる重傷を負ってしまいます。その後無一郎は決死の覚悟で鬼に立ち向かい葬りますが、彼もまた重傷を負います。惜しくも亡くなってしまった有一郎の側にいるところにあまねが現れたことで、なんとか一命を取り留めた無一郎。 つまりあまねが居なければ、無一郎は鬼殺隊の剣士として活躍することはなかったといえますね。

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産屋敷あまねの登場シーン

無限列車編

娘たちや夫である耀哉と一緒にいる時に、鎹鴉から無限列車における煉獄杏寿郎の訃報を知らされたあまね。彼女は、彼の訃報を聞いて自分の命ももう長くはないことを悟るとともにすでに1人で立つこともできないほど弱った耀哉をそっと傍で支えました。

遊郭編

宇髄天元や炭治郎たちが、上限の鬼である妓夫太郎堕姫を討伐したという知らせを聞いた耀哉。彼は運命が変わる兆しに喜びながらも、無惨を倒すと宣言した直後に倒れてしまいます。あまねはそんな彼を少しでも長く生きながらえさせるために、娘たちに薬やお湯の指示をするのでした。

刀鍛冶の里編

刀鍛冶の里で上弦の鬼二体を撃破したという吉報が入ったその頃、耀哉の病状は一気に悪化しておりすでに表に出られるような状態ではありませんでした。そんな夫に変わり、あまねが彼の代理として緊急柱合会議に参加。 彼女は里での戦闘時に無一郎と甘露寺にこれまでになかった痣が発現したことを受け、これまで産屋敷家で内密にしてきた痣に関する情報やリスクについて柱たちに伝えるのでした。

【死亡】鬼殺隊に人生を捧げたあまねの最期とは?

鬼舞辻無惨を倒すため犠牲になった最期

鬼滅の刃

無惨はついに、これまでどうしても掴むことのできなかった産屋敷の館の位置を把握することに成功。産屋敷家と鬼殺隊を終わらせるために、彼は単身で館へと乗り込みます。 無惨は館の中にいるのが病魔に伏せる耀哉と戦う力のないあまねたちのみであることを把握しており、護衛が1人もいないことを怪訝に思いながらも内部へと侵入しました。戦える者が誰もいないとたかを括り油断し、最後に耀哉たちと少しばかり言葉を交わした無惨。しかしその直後に館全体に仕掛けた爆薬が炸裂し、耀哉やあまねたちは建物ごと吹き飛びます。さらに驚いて動きを止めた無惨は、彼のために特別に調合された毒を打ち込まれるのでした。 実は、この一連の流れは鬼殺隊のたちを集めるための時間稼ぎとして、耀哉が仕組んだ罠だったのです。 輝哉は23歳、あまねは27歳という若さで幼い2人の娘を連れて命を落としたシーンは衝撃的ですが、最期まで夫を信じ添い遂げたあまねに、「最高の妻」「理想の妻」と彼女の行動は絶賛されています。何よりどんな時でも寄り添い支え合う2人の姿には強い絆があり、胸がアツくなりますよね。

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産屋敷あまねと2人の子供は殉死だったのか?【考察】

自分の命を犠牲にしてでも無惨を打ち倒すことを決意していた産屋敷家のメンバーたちですが、果たしてあまねと爆発に巻き込まれた2人の子どもは殉死だったのでしょうか。実際には、ただ単に爆発に巻き込まれた説と殉死した説の2つの説が考察されています。 爆発シーンでは、あの無惨も「あの男の妻子は知っていたのか」と驚く様子が見られました。このことからあまねは爆発のことを直接は伝えられていなかった可能性はあるものの、それだけ入念に準備をしていたのであれば「気づいていない」という可能性は低いでしょう。 そのため、耀哉の自爆を察して殉死した説は大いに考えられるのではないでしょうか。

産屋敷あまね役の声優は佐藤利奈

佐藤利奈

アニメ『鬼滅の刃』で産屋敷あまね役を務めるのは、歌手としても活躍する福岡出身の声優・佐藤利奈。東京俳優生活協同組合に所属する彼女はもともと保育士になることを夢見ていましたが、いつからか「自分と違うものになれる」声優を志すようになります。 アルトでおっとりとした雰囲気の声質を持つ彼女は、少女や大人の女性の役はもちろん、少年役まで幅広い役柄を演じ分けられるところが特徴です。 そんな彼女の代表作には、アニメ化が話題になった注目作『王様ランキング』の厳しくも優しい王妃・日リング役や人気ゲームが原作の『PERSONA5 the Animation』の品行方正な生徒会長である新島真役などがあります。

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産屋敷あまねは鬼殺隊を支えた影の立役者!

本記事では、人気作品『鬼滅の刃』の登場人物である産屋敷あまねについて徹底解説しました。彼女は登場シーンこそあまり多くはありませんが、ストーリーにおいて非常に重要な役割を果たしています。 あまねが居たからこそ鬼殺隊が成り立っていたということを意識すると、また本作を違った見方で読むことができますね。