時透無一郎は真っ二つになって死亡!?黒死牟との最後の死闘を徹底解説【鬼滅の刃】
【真っ二つ】霞柱・時透無一郎の死亡理由
死亡理由 | 胴体を真っ二つに斬られ死亡 |
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誰に殺された | 上弦の壱・黒死牟(こくしぼう) |
死亡場所 | 無限城 |
死亡時の年齢 | 14歳 |
無一郎は無限城での最終決戦にて、上弦の鬼・黒死牟(こくしぼう)と戦って命を落としました。胴体を真っ二つにされて死亡という衝撃的な最期は、多くの読者にショックを与えることに……。 史上最年少で柱となった天才をあっさり殺してしまっただけに、黒死牟の強さや恐ろしさがよくわかる戦いでもありました。 以下では無一郎が死亡する経緯や黒死牟との戦いについて詳しく解説。死後の描写や死亡シーンが何巻で見られるかにも触れていきます。
あの無一郎が死ぬなんて本当にショック!だけどかっこいい生き様でした。
【死亡】黒死牟との死闘とバラバラで死亡するまでの経緯
上弦の壱・黒死牟登場
無限城にて悲鳴嶼とともに行動していた無一郎ですが、途中ではぐれて単独行動をすることになってしまいます。しかもそのとき運悪く黒死牟と遭遇し、彼と1対1で戦う羽目に。 黒死牟は上弦の壱という立ち位置からもわかる通り、鬼のなかでも圧倒的な強さを誇る存在です。さらに人間だった頃は「日の呼吸」を生み出した継国縁壱の兄でした。圧倒的なオーラを放つ黒死牟に、さすがの無一郎も手を震わせてしまいます。
黒死牟の迫力は圧倒的!出会ったときの絶望感が半端ないです……。
霞の呼吸がきかず……月の呼吸により左腕を切断
黒死牟が「継国巌勝」という人間だった頃の本名を名乗り、無一郎の先祖だということを明かすと、無一郎は一瞬動揺するもそれを一瞬で鎮めます。そして漆ノ型 朧(おぼろ)を繰り出しますが、相手にはまったく効いていません。 一方、黒死牟は「月の呼吸」の異次元の速さをもって、無一郎の左腕を斬り落とします。それでも無一郎は一切ひるまず、とっさに止血をしたうえで黒死牟に反撃を試みますが……?
黒死牟が強すぎてびっくり!まさか腕を斬られてしまうなんて……。
圧倒的な力に為す術もなく串刺しに……
相手がどれほどただ者ではないオーラを放っていて、そのうえ自身の最強の技が効かずとも、あきらめず立ち向かっていった無一郎。しかし実力差は明らかで、黒死牟はいともたやすく彼を串刺しにし、壁にはりつけにしてしまいます。 すでにボロボロな無一郎に対し、傷ひとつ負わずまったく疲れを見せもしない黒死牟。彼は無一郎を前に、「あの方にお前を鬼として使って戴こう」などと、恐ろしいことを言い始めます。
無一郎でもまったく歯が立たない!思わず目を逸らしたくなる苦しいシーンです。
不死川玄弥・実弥/悲鳴嶼が合流
このまま無一郎は負けてしまうのか……と思われたそのとき、不死川玄弥と実弥が助太刀にやってきました。黒死牟は少しずつ本気を出し始め、対する実弥は長年培った経験、鬼を酔わせる「稀血」など、自分の持つすべてを武器に応戦します。 やがて実弥が追い詰められていくと、今度は悲鳴嶼が合流。実弥とふたりで絶妙なコンビネーションを発揮し、黒死牟に傷を負わせることにも成功します。 その後傷を負っていた無一郎と玄弥もなんとか立ち上がり、4対1の戦いとなりますが、それでも黒死牟の強さはすさまじく苦戦を強いられることに……。 そんななか、無一郎は自分には残された時間が少ないと冷静に分析しており、捨て身で敵の懐に飛び込むことを決意。結果として黒死牟に隙を作り出し、仲間たちとともにダメージを与えることに成功しています。
仲間たちが現れ形勢逆転!?無一郎の決死の攻撃も実り、少しずつ勝機が見えてきました。
黒死牟の強烈な反撃・体が真っ二つに
いよいよ追い詰められた黒死牟でしたが、当然ながら簡単にやられるような相手ではありません。彼は身体から無数の刀を出すという強烈な全体攻撃を繰り出します。これにより4人は吹き飛ばされ、中でも玄弥と無一郎は特にひどい怪我を負うことになりました。 なんと無一郎は上半身と下半身がバラバラに、玄弥は上半身を縦真っ二つにされてしまったのです。しかしそれでも無一郎は刀から手を離そうとせず、最後の最後まで敵に食らいつこうとします。 そして彼は死の間際、黒死牟に突き刺した日輪刀を「赫刀化」させました。即死してもおかしくない傷を負っているにもかかわらず、最後の意地を見せたわけです。さすがの黒死牟もこれには大ダメージを受け、苦痛の表情を見せました。 黒死牟はその後もしぶとかったですが、結果としてその体は“無一郎に刺された場所”から崩れていきます。戦いの決着がついた後、悲鳴嶼が息絶えた無一郎に「時透……お前たちのお陰で勝てた…」と涙ながらに語っていますが、彼はまさにその言葉通りの活躍を見せていました。
真っ二つになっても諦めなかった無一郎。信念を貫き通した美しい最期でした。
なぜ体が真っ二つになっても攻撃を続けられたのか
「体が真っ二つになったのになんで動けたんだ?」と疑問に感じた人も多かったであろう無一郎の最期の奮闘。漫画だからと言ってしまえばそれまでですが、なぜ動けたのかどうか、少し考察してみましょう。 要因としては2つ考えられます。全集中の呼吸をしていたからと、このまま無駄死にするわけにはいかないという意志の強さです。 全集中の呼吸は、無一郎たち鬼殺隊が用いる特殊な呼吸法。身につけることで身体を活性化させる効果があります。止血などにも使えるため、この呼吸法のおかげで致命傷を受けても少しだけ動けたのかもしれません。 もう1つは無一郎の気合いです。最後まで足手纏いにはなるまいと強く念じていた彼の信念が体を突き動かしたのではないでしょうか。
黒死牟との決戦が終わる
無一郎、そして彼に続いた玄弥の攻撃で生まれた隙を狙って、実弥と行冥が黒死牟に会心の一撃を決めました。 首を斬られた黒死牟はバケモノのような姿で復活しますが、実弥と行冥はひるまず怒涛の攻撃を続けます。ふたりは犠牲になった無一郎と玄弥のためにも、くじけることなどできなかったのです。 そんな中、黒死牟は、相手が握る刀身に写った自分の「化け物」のような姿を見て動揺。これをきっかけに精彩を欠き、肉体の再生が追い付かずにそのまま崩壊していきます。 最終的には、これまで生きてきて何も手に入れられなかった自分を嘆き、弟との違いを痛感しながら消えていった黒死牟。最後のモノローグには、敵キャラながら少し複雑な気持ちになってしまいました……。
無一郎を殺したことは許せないけど、黒死牟もまた複雑な過去の持ち主だったんですね……。
【死亡シーン】何巻の何話で読める?
無一郎の死亡シーンは原作漫画の第21巻に収録されている第179話で見ることができます。無限城編での出来事なので、アニメ化されるとすればまだ先の話になるでしょう。
【死後】兄:有一郎との再会
黒死牟との戦いで命を落とした無一郎は、あの世で双子の兄・有一郎と再会を果たします。 有一郎は弟に死んでほしくなかったという想いから、「無駄死にだ」「こんなんじゃ何の為にお前が生まれてきたのかわからないじゃないか」とキツい言葉を浴びせました。 しかしそれに対し無一郎は、自分の人生が幸せなものであったと涙ながらに訴えかけ、仲間のため命をかけたことを後悔していないと断言します。 こうしてふたりは涙を流しながらお互いを強く抱きしめるのでした。無一郎が死んでしまったのは残念ですが、また兄弟が再会できただけ救いがありますね。
2人の再会シーンは涙なしに語れません。無一郎たちがわかりあえてよかったです……。
【悲鳴嶼・炭治郎】各キャラの反応
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
悲鳴嶼行冥は鬼殺隊のトップ集団「柱」の1人。柱の中では最年長であり、リーダー的存在です。彼は無一郎と共に黒死牟と交戦し、戦闘終了後にも唯一重傷を負わずに切り抜けています。 黒死牟との戦いが終わり、命を落とした無一郎の遺体に悲鳴嶼行冥は「鬼殺隊として本当に立派だった」と声をかけていました。さらに何か声をかけようとしたものの、彼は言葉に詰まっている様子が描かれています。 14歳の少年が命懸けで戦い、命を落としたこのシーン……それはもう、かける言葉が見つかりませんよね。
竈門炭治郎(かまどたんじろう)
無一郎が黒死牟と戦い、命を落としたとき、炭治郎は別の場所で上弦の参・猗窩座と交戦していました。その後上弦の壱の撃破、無一郎と玄弥の死が伝令役の鎹鴉から伝わり、涙を流しています。 鬼との戦いで次々と死んでゆく友人・知人たちの訃報を聞きながら、それでも炭治郎は止まることはありませんでした。まだ全ての元凶である鬼舞辻無惨が残っていたからです。 最終決戦に入り、怒涛の展開の中で友人の死を悲しむ暇もない、非常に切ないシーンでした。
【その後】最終回で無一郎は転生?
『鬼滅の刃』最終回では舞台が現代に移り、生き残ったメンバーの子孫や志半ばで亡くなったメンバーが転生したと思われる人間が登場しました。 そのなかで双子の赤ちゃんが出てくるのですが、これがおそらく無一郎と有一郎の生まれ変わりだと思われます。健やかな表情ですやすやと眠る姿がなんとも可愛らしいです。前世と同じく双子として生まれるとは、ふたりの絆の深さを感じますね。今世ではもっと長生きしてほしいところです。
現代編に可愛らしい双子の姿が!どうかこの世界では平和に仲良く暮らして欲しいです。
【辛い】無一郎死亡に対するみんなの声・感想
無一郎本人は後悔なんてないと言ったけど、それでもやっぱりつらすぎる。もっと生きて、皆と笑い合いながら過ごしてほしかったよ……。有一郎とのやり取りにも涙が止まらなかった。どうか転生後は健やかに生きてほしい。
身体を真っ二つにされても、仲間のために最後の力を振り絞った無一郎。その執念には思わず感服してしまったし、見ていてつらくもあった。若くて才能あふれる心優しい少年が、こんな死に方をしてしまうなんて……。
『鬼滅の刃』時透無一郎は真っ二つにされて死亡……。
この記事では『鬼滅の刃』の無一郎の最期について詳しく紹介してきました。 圧倒的な強さを誇る黒死牟と戦い、命をかけて仲間を守った無一郎。兄との再会シーンは涙なしでは見られません!いつかアニメになる日も楽しみですね。