2022年12月2日更新

【ワンピース】重要すぎる空島編の伏線をまとめてネタバレ紹介!羽の正体やポーネグリフの謎は?

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ワンピース

「ワンピース」の空島編は、原作漫画24巻218話~32巻303話に相当するエピソード。アラバスタ編が終わり、麦わらの一味はビビと別れ、ロビンが仲間に加わった直後の話です。 ひと悶着あったものの、ロビンを迎え入れた麦わらの一味。そこに、突如として頭上から巨大なガレオン船が降ってきました。残骸から空島「スカイピア」の地図を見つけ、「記録指針(ログポース)」の指し示す方向も真上に変わったことで、彼らは空島の存在を確信し、向かうことを決意するのでした。 ジャヤ島で出会ったモンブラン・クリケットらの協力を得て、上空1万mに位置する空島へとたどり着いた麦わらの一味の、そこでの冒険や戦いが描かれます。 この空島編では、「空白の100年」に関する謎や、今後の展開にとって重要となる伏線が多く残っているので、まとめて紹介していきます! ※この記事には『ONE PIECE』の重要なネタバレが含まれますので、読み進める際はご注意ください。

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まずは空島編あらすじをザックリ振り返ろう!

ルフィたちが上陸した空島は、国王にあたる「神」エネルが絶対的な力によって支配している国「スカイピア」でした。そこは一見平和で栄えていますが、その実情は誰もエネルに逆らえない、恐怖政治が敷かれていたのです。 麦わらの一味は、不法入国者に仕立て上げられ、「神の島(アッパーヤード)」という場所に連れていかれます。そこで彼らはアッパーヤードが元々は地上にあるジャヤ島の一部であり、かつてノーランドが見つけた黄金郷だと突き止めました。 空島には大地(ヴァース)がないため、スカイピアの住民にとって憧れの対象でした。そこに400年前、巨大な「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」によって、ジャヤ島の一部(アッパーヤード)が空島に打ち上げられたのです。 スカイピアの人々はその大地を自分たちのものにしようとしますが、ジャヤ島に元々住んでいた先住民は反抗します。それから400年間、シャンディアと呼ばれるアッパーヤードの先住民とスカイピアの住民は、その地を巡って争い続けているのです。 そういう背景もあり、エネル率いる神の軍団がルフィたちに裁きを与えようとしているところに、シャンディアの戦士が襲撃を仕掛け、三つ巴の戦いに発展していきました。

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空島編の結末は?エネルは月へと旅立つ

三つ巴のサバイバルによって徐々に動ける者の数は減っていき、ついにはエネル、ゾロ、ロビン、ワイパー、ナミの5人だけとなってしまいます。 ロビンが一瞬でエネルに電撃でやられてしまい、ゾロも彼には歯が立たず戦闘不能に。ワイパーが海楼石と排撃貝(リジェクトダイアル)によって、エネルを意識不明に追い込むも、自力で心臓マッサージをして復活、反撃されて彼も敗れます。 エネルは、スカイピアを消し去り、「限りない大地(フェアリーヴァース)」へ行くことを目的と言い、ナミを連れて「方舟“マクシム”」に乗り、飛び立ちました。 大蛇に呑み込まれていたルフィでしたが、ようやく脱出に成功し、ナミを救出するためマクシムに乗り込みます。エネルは「ゴロゴロの実」という悪魔の実でも最強クラスの自然系(ロギア)能力者でしたが、ゴムであるルフィには一切雷が通用せず、窮地に立たされました。 ルフィは一度はマクシムから落とされるものの、仲間の協力もあって再びエネルの下へ辿り着き、彼を打倒します。同時に黄金の鐘を鳴らして、地上にいるクリケットらに黄金郷は実在したことを知らせたのでした。 一方、ルフィに敗北したエネルでしたが、自身の目的を諦めてはいません。1人マクシムに乗り、彼が「フェアリーバース」と呼ぶ「月」に向かって旅立ったのでした。

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空島編に登場する重要なアイテムを紹介!

貝(ダイアル)

空島には、ダイアルと呼ばれる特殊な貝殻が存在し、種類によって特定のエネルギーや物質を吸収し、それを放出することが出来る優れものです。ダイアルは人々の生活に根付いており、戦いの中にも応用されていました。 貝の種類はかなり豊富で、光を取り込み、ランプとして使われる灯貝(ランプダイアル)といった生活の役立つものから、取り込んだ衝撃を放つ衝撃貝(インパクトダイアル)のように、戦闘に特化したものまであります。 また、これらダイアルは白々海に生息しているのですが、絶滅種と呼ばれる種類もあり、それらの貝はほとんど見つけられません。ワイパーが使っていた排撃貝もそれに分類され、衝撃貝の10倍の威力を放出できるという代物。 ウソップはダイアルに目を付け、地上に持ち帰ります。自分やナミの武器に組み込んで強化するなど、その後の冒険にも役立てていました。

道具に加工できる特殊な雲

空島を形成する雲は他のとは違い、「パイロブロイン」という海楼石にも含まれる成分が凝結核となっています。さらに、その密度の差によって、海のように泳いだりできる「海雲」と、陸のように歩ける「島雲」の2種類に分けられるのです。 このうち、島雲は圧縮するなどして、密度を変えることで加工することが可能。椅子やソファなどの道具を作ることはもちろん、人工的な雲の運河「ミルキーロード」を作りだすことができ、ルフィたちはこれに乗って白海から白々海にやってきました。 また、雲貝(ミルキーダイアル)を利用することで、雲のように軽く、鉄の硬度をもつ「鉄雲」を生み出すことも可能で、雲を武器にして戦う者もいます。

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黄金と大地(ヴァース)

空島編において、黄金と大地は重要な意味を持っています。 かつて、モンブラン・ノーランドは黄金でできた都市を発見しましたが、後に国王を伴って訪れると、跡形もなくなっており、「うそつきノーランド」と呼ばれるようになりました。 しかし、彼の子孫であるモンブラン・クリケットは、先祖は嘘を吐いていないと信じ、黄金郷を求めて海底の探索を続けていたのです。それを空島で見つけたルフィは、彼らに聞こえるように、黄金都市の象徴である鐘を鳴らしたのでした。 そして、大地(ヴァース)は、雲しかない空島の住民にとって永遠の憧れとも言えるもの。そんな大地が突如、目の前に降って湧いた当時のスカイピアの住民は我が物にせんとしたのです。 エネルもまた、「限りない大地」を夢の世界と称し、自分にこそふさわしく、還るべき場所なのだと語っていました。

すでに覇気が登場していた!?心網(マントラ)とは

新世界に入ったルフィたちにとっては、覇気は当たり前のものですが、空島編の時点では、彼らはその名すら知りません。ですが、実は空島の住民は当たり前のように覇気を使っていました。 それは、空島で「心綱(マントラ)」と呼ばれている能力です。ガン・フォールによると、人間は生きているだけで体から声を発しており、それを聞くのが心綱とのこと。 基本的には見聞色の覇気と同じ扱いで、相手の位置を把握したり、思考を読むことができます。ただし、武装色の覇気を使える者はいないようで、自然系能力者であるエネルに対しては、ゴムであるルフィの攻撃と、ワイパーが使った海楼石以外には対抗手段がありませんでした。 ちなみに、彼らが使う心綱は、見聞色の覇気としてかなり高いレベルにあると言えます。特に、生まれながら心綱が使えるアイサと、雷の能力と組み合わせることで、スカイピア全ての人の会話まで把握するエネルは群を抜いており、世界でもトップレベルの覇気使いだと思われます。 ただ、武装色の覇気らしき描写は確認できない様子です。

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歴史の本文(ポーネグリフ)発見!そこに記されていたのは……

黄金都市シャンドラに残されたポーネグリフ

アッパーヤードを探索する中、ロビンは遺跡となり果てた黄金都市シャンドラを見つけます。そこには、ポーネグリフに使われている古代文字で「真意を心に口を閉ざせ 我々は歴史を紡ぐ者 大鐘楼の響きと共に」という文がありました。 その言葉通り、黄金の大鐘楼にはポーネグリフがあり、それはシャンディアが古くから守ってきたもの。そして、そこに記されていたのは古代兵器の1つ「ポセイドン」のありかでした。

海賊王ゴールド・ロジャーがポーネグリフに刻んだ言葉とは?

空白の100年」に関する内容ではなかったため、落胆するロビンでしたが、ポーネグリフの端に追記されていた文に気づいて驚愕しました。それは、かの海賊王ゴールド・ロジャーことゴール・D・ロジャーが残したメッセージだったのです。 そこには、「我ここに至りこの文を最果てへと導く」と記されていました。これを見たロビンは、世界に点在するいくつかのポーネグリフを繋げて読むことで、「空白の100年」を埋める1つの文章「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)」になることを理解します。 そして、ロジャーがこのポーネグリフの文をラフテルへと届けていることで、既に役目を果たしていると知ったシャンディアの族長は、先祖の願いは叶えられたのだと安堵し、涙を流して喜びました。 ちなみに、ワノ国編ではロジャーの言葉を古代文字にして掘ったのは、光月おでんだということが判明しました。

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古代都市シャンドラはなぜ滅んだ?空白の100年との関係は?

1100年以上前に栄えていた古代都市シャンドラ。黄金都市とも称されるように、都市全体が金で包まれていました。そんなシャンドラは、800年ほど前に滅亡しています。 そこまで栄華を極めたシャンドラは、なぜ滅亡の道を辿ってしまったのでしょうか。ロビンは、ポーネグリフを守るために戦って滅んだのだと推測しています。800年前というのは、「空白の100年」が明けたタイミングで、世界政府が誕生した時期です。 彼らは、世界の真実を明らかにされることを恐れており、研究をしていたオハラも滅ぼしています。シャンドラのポーネグリフには、古代兵器ポセイドンについて記されていたので、世界政府からすると国を滅ぼす動機としては十分だったのかもしれません。

黄金都市を見つけた“うそつきノーランド”の存在

北の海に伝わる民話「うそつきノーランド」はうそつきの代名詞として有名。ですが、モデルとなったモンブラン・ノーランドは正直者で、彼の話はどれも本当でした。 400年ほど前、ノーランドはある鐘の音に導かれてジャヤ島に辿り着きます。そこでは、「樹熱」という病気が蔓延していましたが、そこの部族シャンディアは、それを呪いだと信じ、神と称する大蛇に生贄を捧げようとしていました。 これを見逃せなかったノーランドは、呪いではなく治せる病であることを教え、シャンディアの人々を救います。それがきっかけで戦士カルガラとは親友になり、彼はノーランドに古代都市シャンドラを見せ、都市が滅んでからもずっと守ってきたのだと教えました。

そして、ノーランドが島を離れるとき、カルガラは「鐘を鳴らして待つ」と言い、2人は再会を約束します。しかし、ジャヤ島の一部が空島に打ち上げらたことで、彼らが再会することは叶わず、ノーランドは嘘をついたということで、処刑されてしまうのでした。 ちなみに、ノーランドは生前、トンタッタ族(ドレスローザ編で登場)が住むグリーンビットに訪れ、彼らを助けたことで、ヒーロー扱いとなっていますが、そのときカボチャの作り方を教えてもらっています。 それをジャヤ島でシャンディアにも伝えていました。後にカボチャはスカイピアの名物になり、ガン・フォールの大好物になったのです。

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空島の住人の翼は本物?

スカイピアの住人やシャンドラ、神官の翼は

空島編に登場する、スカイピアの住民、シャンドラの住民、エネルの部下・神官には翼が生えています。しかし、それぞれ翼の大きさなど特徴が違うのです。 まず、スカイピアの住民は、最も翼の大きさが小さく、また、頭に触角のようなものが生えています。 次に、シャンドラの住民シャンディアは、中間的な大きさの翼で、代々部族の長は動物の被り物を被っていました。 最後に、神官は最も大きな翼をもっています。彼らは、エネルと共にビルカという別の空島からやって来たので、スカイピアの住民とは違う特徴を持っているのも納得です。 ただし、『ONE PIECE YELLOW(ファンブック)』によると、彼らの翼は本物ではなく、装飾品であることが明らかになっています。

月の壁画

「ワンピース」44巻の428話から、扉絵連載にてエネルの月での冒険が描かれました。エネルは月で古代都市を見つけ、そこで壁画を見つけます。 その壁画に描かれていた、古代の月の住民は、空島にいる翼が生えた住民と同じ特徴がありました。それも、スカイピアの住民に似た小さい翼と触角をもつ者、シャンディアの酋長らしき動物の被りものをした者、ビルカの住民のように大きな翼を生やす者と、彼らの特徴と完全に一致していたのです。 そして、その月の都市の名は、エネルの故郷と同じ「ビルカ」。さらにタイトルには「資源不足で青色の星へ飛ぶ」とあります。 つまり、大昔月に住んでいた人々は、月に資源がなくなり地球に移住したということで、空島の人々、特に都市と同じ名の空島ビルカの住民は彼らの子孫という可能性が高いと思われます。

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空島編以外でも……

ONE PIECE ワンピース ウルージ
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ⒸBANDAI NAMCO Entertainment Inc.

空島編以降にも、地上で翼を生やした人物は何人か登場しています。 「最悪の世代」の1人であるウルージも背中に大きな翼を生やしています。彼は空島出身ということも明らかになっており、その翼の大きさから、元々はビルカの住民だったと考えられます。 ワノ国で登場した鍛冶師の天狗山飛徹(てんぐやまひてつ)も似たような翼をもっており、百獣海賊団の幹部・キングにも黒い翼が生えています。 キングの場合、「リュウリュウの実」モデル・プテラノドンの能力の一部の可能性もありますが、ビッグ・マムが希少な種族と言って勧誘している点から考えると、翼が本物である可能性は高いように思えます。 インペルダウンの看守長・マゼランや、ハンニャバル、シリュウにも翼がありました。しかし、シリュウは看守長の座から退いてからは翼がなくなっているので、彼らの翼も空島の住民と同じで装飾かもしれません。

空島はスカイピア以外にもたくさん存在する!

スカイピア

まずは、空島編の舞台となったスカイピア。400年前にジャヤ島の一部が運ばれてから、その土地を巡って争いが続いていましたが、ルフィがエネルを倒し、彼らは和解しました。 国王にあたる人物は神と呼ばれる「神の国」で、麦わらの一味が訪れたときはエネルがその座についていました。 住民は背中に小さな翼、頭に触角のようなものを付けています。通貨は「エクストル」で1万エクストルが1ベリーに値するとのこと。挨拶は「へそ」。

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ビルカ

ビルカは、エネルや神官たちが生まれた故郷で、8年前にエネルの手によって消滅しています。 月のことを「限りない大地(フェアリーヴァース)」と呼び、神が住む場所だとする言い伝えがあったようです。月の都市ビルカと同じ名ですが、今のところその関係は明らかではありません。 住民は皆スカイピアの人よりも大きな翼をもっています。

ウェザリア

ウェザリアは、バーソロミュー・くまによって、ナミがシャボンティ諸島から飛ばされた先の島です。そこは、ハレダスが作り出した人工の空島で、天候についての研究がおこなわれていました。 場所は一定ではなく、世界中を漂っているとのこと。また、「ワンピース」のキャラクター図鑑『VIVRE CARD(ビブルカード)』にて、ハレダスがビルカ出身であることが明らかになりましたが、彼は翼をもっていませんでした。

廃墟バロンターミナル

廃墟バロンターミナルとは、子供たちがうっかり手を放して飛ばしてしまった風船によって浮かんでいる「風船の終着駅」。 ウルージがビッグ・マム海賊団のクラッカーにやられた傷を癒すために滞在していた空島で、キッド海賊団がアジトにしていた場所の上空に位置しています。そこから四皇のカイドウが飛び降り自殺を図ったため、キッドたちと遭遇することになりました。

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「ワンピース」未回収の伏線や謎の多い空島編!今後の展開に絡んでくること間違いなし!

今回は、「ワンピース」の空島編について、あらすじから重要な伏線までまとめて紹介しました。いまだに多くの謎を残しており、特に月の都市との関連や、黄金都市シャンドラについては物語終盤で重要になってきそうです。 また、エネルの再登場も期待されていますし、展開としても十分あり得ます。実際、扉絵連載に登場したキャラが本編に再登場するケースはあります。 物語も終盤に向かっていく中、空島編での残された伏線がどのように回収されていくのか、とても楽しみですよね。「ワンピース」の今後の展開に期待しながら、謎が明かされるときを待つとしましょう!