2022年9月26日更新

「ワンピース」クイーンの正体&能力解説!サンジと戦いの後どうなった?

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ワンピース

クイーンは『 ONE PIECE』に登場するキャラクターの1人です。*この記事では彼の正体や能力、サンジとの戦いの後どうなったのかを解説していきます。 ※この記事は2022年9月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ワンピース」クイーンの正体は?

百獣海賊団に所属する海賊で、その中でも最高幹部である「大看板」を任されています。女性のような名前ですが正体はおっさんで、丸っこい体型にスキンヘッドと金の弁髪、左腕が義手になっているのが特徴です。 同じ大看板のキングとは対照的に、陽気で歌いながらダンスを踊るような性格で、ボケやツッコミもこなすリアクションの大きい人物。しかし本性は海賊らしく冷酷で、使えない部下は容赦なく切り捨てる残酷な一面を持ちます。

異名 「疫災のクイーン」
年齢 56歳
誕生日 7月13日
身長 612cm
懸賞金 13億2000万ベリー
悪魔の実 リュウリュウの実モデル「ブラキオサウルス」
声優 高橋広樹

痩せたらモテすぎるからあえて痩せない

巨大な丸みのある体型をしており、ルフィからは「風船」と呼ばれています。太っているのではなく丸く見える部分は筋肉らしく、見かけに反して素早く動けるので戦闘力は高いです。 本人は「痩せたらモテすぎるからあえて痩せない」と語っており、痩せる気はない様子。では痩せるとさらにカッコ良くなるかというと……そうでもないようです。単行本96巻のミニコーナー・SBSで痩せた姿が公開されましたが、ガリガリにやつれた姿でとてもモテそうには見えませんでした。 作者も「太っている方が愛嬌がある」とコメントしています。モテすぎるからあえて痩せないと豪語していたクイーンですが、自分が太っていた方が愛嬌があると理解していたのかもしれませんね。

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【正体】「疫災弾」を作る科学者

クイーンのもうひとつの一面は?

百獣海賊団のNO.3で戦闘力の高いクイーンですが、マッドサイエンティストの一面もあります。かつてはサンジの父親・ヴィンスモーク・ジャッジも在籍していた天才科学者集団「MADS」に所属していました。 MADSで培った技術により「カラクリ武器」や「病原体(ウイルス)」作りが得意です。様々な武器を製作している他、凶悪な兵器である「疫災弾(えきさいとだん)」を開発。接触感染するウイルスを平気でばら撒く残虐な科学者なのです。

【最新】クイーンとキングに死亡説?

百獣海賊団が壊滅した後、クイーンとキングに死亡説が流れました。理由はワノ国に襲来した緑牛(アラマキ)にシワシワにされたからです。 鬼ヶ島での戦いで敗北したクイーンとキングは、兎丼の元囚人採掘場にいました。そこで「麦わらのルフィ」の首を取るために現れた緑牛に敗北し、彼の「モリモリの実」によって養分・水分を吸い取られ、干からびた状態になってしまいます。 クイーンは「あえてやせないタイプのおれがァ~」となんだか余裕のあるセリフを放ちながら、ガリガリになってしまいました。SBSで紹介されていた通り、モテるとは思えない姿を披露しています。 栄養を吸い取られ生死不明となったクイーンとキングのその後は、描写されていないので不明です。明確に死亡したと描写されていないので、おそらく生きていると思われますが……。このままただのかませ犬で終わってほしくないところです。

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【懸賞金】意外に高い?13億2000万ベリー

ワンピース 懸賞金

クイーンの懸賞金額は10億を超える「13億2000万ベリー」です。海賊団のNo.3としては高い!として話題になりました。ちなみにNO.2のキングの懸賞金は「13億9000万ベリー」で、差はそれほどありません。 参考として、ホールケーキアイランド編ではルフィより格上として描写されたビッグ・マム海賊団のNo.2、シャーロット・カタクリは10億5700万ベリーです。13億を超える懸賞金から、クイーンは政府からはカタクリより危険視されていることがわかります。 マッドサイエンティストとしてウイルスをばら撒き、広範囲に被害をもたらしてきた点が反映されているのではないかと考えられますね。

【能力】クイーンの悪魔の実は?

悪魔の実はリュウリュウの実 モデル“ブラキオサウルス”

古代種の動物系の能力者であり「ブラキオサウルス」に変身できます。変身した姿は動物系の悪魔の実の能力者でも最大級の大きさで、獣型になると丸っこい姿はなくなり筋肉質な姿になります。 ビッグ・マムに容赦なく攻撃されても即座に回復し起き上がる脅威的なタフネスさがウリで、継戦能力は非常に高いです。鬼ヶ島での戦いでもチョッパーマルコサンジと複数の相手と戦っても問題なく戦闘を続行していました。 ブラキオサウルスの特性なのか、尻尾と頭を胴体から切り離す「ブラキオ蛇(ジャ)ウルス」という曲芸のような技も披露しています。クイーン曰く、ブラキオサウルスとはこういう恐竜なのだそうです。本当なんでしょうか?

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絡繰人間(サイボーグ)

科学者としての側面を持つクイーンは、自分の全身を改造して絡繰人間(サイボーグ)にしています。以下のような機能を搭載していて、作中で披露しました。 ・体に埋め込んだ機銃や大砲を使用。 ・口内に装備した歯から鋭利な棘を出す。 ・胴体から音声認識でミサイルを放つ(ターゲット識別機能はついていない)。 ・海軍大将・黄猿やパシフィスタが使用したものに似たレーザーを放つ。 ・ジェルマ66が開発した電撃やステルス能力を模倣する。 全身が絡繰仕掛けで、出せる手数が多いのもクイーンの強みです。

【考察】クイーンはフランキーの父親?

麦わらの一味・フランキーと共通点が多いことから「実は親子で、クイーンはフランキーの父親なんじゃないか?」という考察があります。フランキーの親は海賊で、小さい頃に捨てられており、つじつまは合います。 2人の共通点は「サイボーグ」だという点です。物作りが趣味で、自分自身を改造したという経緯が似ていますね。他にもフランキーは初登場の際ダンスをしながら登場。これもクイーンの初登場シーンとシチュエーションが被っています。 関連がありそうだったクイーンとフランキーですが、クイーンはサンジに倒され、ワノ国は幕を閉じます。結果として2人はそこまで絡まなかったので、クイーンがフランキーの父親説は可能性が低そうです。

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父親は白ひげで母親はクロコダイル説も

クイーンは白ひげクロコダイルの子どもではないかというとんでもない説があります。白ひげは若い頃は金髪であり、クイーンの弁髪の色と一致するからです。 「いやクロコダイルは男だろ……」と突っ込まれるかもしれませんが、『ONE PIECE』の考察界隈では「クロコダイル女性説」は有名な話。性転換能力のあるイワンコフにクロコダイルは弱みを握られている、つまり元々女性で性転換して男性になったのではないかという説です。 子どもがいるのであれば、クロコダイルが白ひげに執着していた理由にもなります。

【声優】クイーン役は高橋広樹

クイーンの声を担当しているのは声優・俳優・歌手の高橋広樹です。舞台にも積極的に立つ人物で、歌唱力の高さを活かして歌の上手なキャラクターを数多く演じています。 代表的な役には「金色のガッシュベル!!」のパルコ・フォルゴレ役や「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の城之内克也役などがあります。

「ワンピース」クイーン、緑牛とのその後はいかに

百獣海賊団の最高幹部・クイーンについて解説しました。サンジに敗北した後は追い討ちのように緑牛にシワシワにされ、無理矢理痩せてしまいましたが、その後の動向は不明です。 また元気にまんまるとした姿を見せてほしいものです。百獣海賊団のその他のメンバーと共に、クイーンの再登場に期待しましょう!