日下部篤也(くさかべあつや)を徹底解説!年齢や術式は?【呪術廻戦】
2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている、大人気漫画『呪術廻戦』。本作はこれまでにアニメ化や劇場アニメ化もされており、その予測不可能な熱い展開でファンたちの心を掴んで離しません! この記事ではそんな本作に登場する呪術高専東京校の2年生担任であり、1級呪術師の日下部篤也について徹底解説します。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
『呪術廻戦』日下部篤也(くさかべあつや)のプロフィール
誕生日 | 不明 |
---|---|
年齢 | 35歳 |
身長 | 185cm |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校2年担任 |
階級 | 1級呪術師 |
術式 | シン・陰流 |
趣味・特技 | 釣り |
好きな食べ物 | トロたく巻き |
嫌いな食べ物 | マグロの目玉 |
ストレス | 任務全般 |
声優 | 三木眞一郎 |
日下部篤也はトレンチコートを身に纏った、一見ハードボイルドな見た目の中年男性。しかしその見た目とは裏腹にやる気はなく、常に気だるげな様子で任務に臨んでいます。 禪院真希・パンダ・狗巻棘ら呪術高専東京校2年の担任で、命のリスクが少なく給料が発生することから教職を選んだと語る場面も。 口にはタバコのようなものをくわえていますが、禁煙中のため実は棒つきキャンディ。生得術式はありませんが、シン・陰流と刀を用いた戦闘法で1級呪術師まで上り詰めた実力者でもあります。
日下部篤也の性格
特級を除いては呪術師界のトップに君臨する1級呪術師である日下部ですが、性格は小心者かつ臆病で「命大事に」のスタンスを貫いています。戦闘時以外は飄々とした性格で振る舞っているものの、「死ぬのが怖い」という理由から格上との戦いを避けるような様子も。 このように呪術師たちの中では珍しく、一般人的な感覚を持っている日下部。しかしいつも保身をしているわけではなく、渋谷事変では夏油の攻撃から三輪を守る姿も見られました。
【強さ】日下部篤也の術式・領域展開
1級術師であることから日下部はかなりの実力者であることが予想されますが、実は彼は生得術式を持っていません。しかし冥冥は彼のことを、「術式なしで上り詰めた実力者」と評価しています。1級呪術師の中で生得術式を持たないのは、恐らく彼だけでしょう。 作中では虎杖悠仁や三輪霞なども生得術式を持っていませんが、五条悟も過去に「術式は生まれながらに体に刻まれるものだから、呪術師の実力は才能が8割」と語っていたことから、日下部の凄さが分かります。 さらに彼は渋谷事変で、瞬時に敵の前に移動する高い身体能力、地下から地上の特急呪霊を感知する高い索敵能力などを披露していました。
「シン・陰流」
「シン・陰流」は呪術全盛期だった平安時代に考案された、弱者のための結界術です。シン・陰流の門下生となって、その技術を門外不出とする縛りを結ぶことが習得条件となっています。生得術式と違い、後天的に身につけられるのが特徴です。
「抜刀」
正面の敵をターゲットとしたシン・陰流最速の技「抜刀」。刀身を呪力で覆い、鞘の中で加速させ、簡易領域に入ってきた対象を攻撃します。三輪は静止して使用していましたが、日下部は移動しながら発動できます。
居合「夕月」
膝立ちの状態から繰り出す抜刀術が「夕月」です。114話で構えを披露しましたが、実際には不発で終わったため、実際にどう攻撃を繰り出すのかは不明。ただ三輪が披露していない技なので、「抜刀」より上位の技だと推測されます。
領域展開は使える?
作中では、日下部が領域展開を使用するシーンはまだ描かれていません。さらに現時点では生得術式を持たずに領域展開を使う人物はまだ作中に登場していないため、彼も領域展開を使える可能性は低いでしょう。 とはいえ彼を含むシン・陰流の門下生は簡易領域を習得していることから、同じ結界術である領域展開を今後習得・披露するかもしれませんね。
【死亡】日下部篤也は死亡した?
2024年2月現在、日下部は死亡していません。渋谷事変では序盤から特急呪霊との戦闘を避けて命大事にスタイルで行動しますが、夏油一派の呪詛師で会敵して戦闘に。 さらにそこに戦闘中の宿儺と漏瑚が乱入してきて、彼らの戦いに巻き込まれることになります。いちはやく離脱のために動くも、宿儺の気まぐれで命の危機にさらされ、一時期は生死不明となりました。 その後の偽夏油との決戦で半身が氷漬けになる、人外魔境新宿決戦で前線に出て宿儺の斬撃を浴びるといったピンチには何度も陥りますが、日下部はいまのところ生き残り続けています。
【活躍】日下部篤也のこれまでの活躍を振り返る
偽夏油の「うずまき」から三輪を助け出す
15巻133話で、瓦礫のなかからパンダに救出された日下部は、134話で三輪の窮地を救います。このとき三輪ら京都校の生徒たちは、偽夏油に一斉攻撃をするもことごとく防がれていました。三輪も偽夏油の背後からシン・陰流「抜刀」を放ちますが、格上の偽夏油は余裕の笑みで三輪の刀を折ります。 続けて偽夏油は、直前に飲み込んだ真人を極ノ番 「うずまき」としてゼロ距離で三輪にぶつけようとしますが、次の瞬間、日下部は偽夏油と三輪の間に割って入り、刀でそれを完全に防いでみせました。日下部は怪我を負ったものの致命傷にはなっておらず、実力の高さが窺えます。
なんだかんだちゃんと先生してるし普通にかっこいい
五条vs宿儺戦の解説役として活躍
五条VS宿儺戦から始まる人外魔境新宿決戦では、日下部は戦いの解説役として活躍しています。一連の作戦会議でも中心となっていた日下部は、観戦中も他の術師たちの疑問に答え、かなりの知識量があることが判明しました。 日下部は自分では「できるわけねーだろ」としながらも、宿儺が五条の術式を中和する領域展延の理屈を説明したり、宿儺が見せる閉じない領域の有り得なさを三輪にわかりやすく教えたりと大活躍。 御三家に伝わる対領域秘伝術「落花の情」についても、日下部はすぐに反応していたので、頭の回転の速さも見て取れました。
ここにきて日下部チャンえぐいしゃべってくれる!ありがとう!
vs宿儺で日車を救う
戦闘前の会議で中心となって作戦を練っていた日下部は、3番手の虎杖・日車寛見の窮地を救う形で、猪野琢真・脹相とともに前線に出ます。日下部は簡易領域を展開し、宿儺の術式を軽減させたのです。 「死ぬかと思ったクソッタレ」と内心毒づきながらも、日下部は宿儺の放つ数種の斬撃について考察を展開。絶え間なく勝つための一手を考え続けます。日車の「死刑」が最善と導き出した日下部は、内心死ぬ結末をなかば受け入れつつ、日車を死んでも守ると鼓舞しました。 乙骨参戦以降は日下部の登場がなく、日下部が現状どうなっているのかは不明です。
宿儺のダメージ薄めててびっくり。本当に有能だし、相変わらず心の声がおもしろい
【最新】日下部と虎杖の体が入れ替わっていたのはなぜ?
222話で描かれた、虎杖と日下部の不可解なシーン。道場のような場所で虎杖が日下部を投げ飛ばした後、虎杖が日下部に対して「準備運動はこんなもんでいいだろ そろそろ掴めよ虎杖」と声をかけているのです。それに対して日下部も、虎杖に「押忍」と返しています。 虎杖が日下部に「虎杖」と声をかけていることから、2人の中身は恐らく入れ替わっているのでしょう。しかし現時点で精神の入れ替わりの術式を持っている人物は作中に登場していないため、ますます謎が深まるばかり。 そのためこれは、虎杖に顕現した術式だと考察されていますよ。
日下部篤也と夜蛾学長の関係は?
日下部は作中で、呪術高専東京校の学長である夜蛾正道に恩があることを匂わせています。実は日下部には妹がおり、彼女は息子を亡くしたことで衰弱し車椅子での生活を余儀なくされていました。 妹のことを想う日下部は妹の心を救ってあげたいと考え、呪骸を作り上げることに長けている夜蛾を頼って妹の息子の魂を入れた呪骸を作り上げてほしいと依頼するのでした。そのような経緯で、日下部は夜蛾に対して感謝しているようです。
呪骸の「タケル」の存在
日下部からの依頼を受けて夜蛾が作り上げた呪骸が、二足歩行の犬のような姿をした「タケル」。 夜蛾は日下部に対し、「それは本人ではなくあくまでも呪骸でタケルの情報を持っている何か。そして自立型呪骸の存在は公にすることができないため、一緒に暮らすことはできない」と告げ、日下部もそのことを了承します。 しかし妹を見るやいなや「あれは僕のお母さんじゃない?」と口にした「タケル」の姿を見た日下部は、泣きながら呪骸を抱きしめるのでした。
日下部篤也のモデルは渡部篤郎?
日下部の名前のモデルは某俳優であることが、公式ファンブックにて明かされています。この俳優について名言はされていませんが、「部」と「篤」の二文字が入っていることから、渡部篤郎なのではないかと言われていますよ。 確かにダンディーな雰囲気や顔を見ても、似ていると言われれば似ているかもしれません。
日下部篤也を演じる声優は三木眞一郎
アニメ『呪術廻戦』で日下部の声を演じるのは、声優の三木眞一郎。落ち着いた雰囲気のある渋めの声質が、日下部にぴったりですね。 そんな彼の代表作には『BLEACH 千年血戦篇』の浦原喜助役や「ポケットモンスター」シリーズのコジロウ役、『転生したら剣でした』の師匠役などがあります。
アニメでの日下部篤也の活躍も見逃せない!
この記事では『呪術廻戦』の注目キャラクターである日下部篤也について詳しく紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今後彼はアニメでもますます活躍することが予想されるため、登場を楽しみに待ちましょう!