ルナーリア族とは?ウタの母やサンジも候補に!?弱点も解説【ワンピース】
「ワンピース」ルナーリア族とは?炎以外にも多くの特徴が!
初言及 | 101巻1023話 |
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キャラ | キング |
種族 | 神の国の種族 |
特徴 | 黒い羽根 , 白髪 , 褐色の肌 |
1035話にて判明したルナーリア族の大きな特徴は、「黒い羽根」「白髪」「褐色の肌」を持つことです。 ルナーリア族の生き残りであるキングと対峙したゾロは、戦闘の中で彼の特徴を捉えていきます。それによると、背中の火が発火中は防御力が異常に高くなるとのこと。ゾロに「無駄骨」と言わせるほど、皮膚は硬くなります。逆に背中の火が消えると、防御力は下がりスピードが上昇。 ルナーリア族は背中の火の状態によって、身体能力や身体のコンディションを変化させることができると考えられます。炎を灯して皮膚を強化している際は、自然界のあらゆる環境下で生存できるほどの高い耐久性を発揮。それゆえ、かつては彼らが「神」と呼ばれる時代もありました。
ルナーリア族の絶滅理由は?
白ひげからルナーリア族について聞いていたマルコは、マリージョアが出来る前のレッドラインにはルナーリア族の神の国があったと推測しています。では、なぜ神の国に住んでいたルナーリア族は絶滅してしまったのでしょうか。 考えられる理由は、天竜人に滅ぼされたことです。神の国があった場所には現在、天竜人が住むマリージョアがあることから、ルナーリア族は天竜人によって殲滅させられたのかもしれません。 また、天竜人は神と呼ばれていますが、神と呼ばれていたルナーリア族を全滅させたことで、天竜人が神に成り代わったのかもしれませんね。
【一覧】判明しているルナーリア族=キング(アルベル)だけ!?
ルナーリア族であることが確定しているのは火災のキングこと百獣海賊団の最高幹部「大看板」の筆頭・キングのみです。
キング(アルベル)
年齢 | 47歳 |
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身長 | 613cm |
悪魔の実 | リュウリュウの実 古代種 モデル“プテラノドン” |
外見 | 褐色の肌に白髪の美形。普段は黒いスーツに身を包み黒いマスクをしている。 |
初登場 | 92巻第925話 |
百獣海賊団の火災のキングが作中で唯一、ルナーリア族であることが明確に語られています。キングは百獣海賊団の最古参メンバーで、カイドウの右腕として海賊団結成前から彼と一緒に行動していました。 キングという名はカイドウに与えられたもので、その本名はアルベル。ルナーリア族の稀少な生き残りとして政府に囚えられていたところをカイドウによって解放され、以降は彼の右腕として活動しています。 全身をスーツで隠し、ヘルメットとマスクを着用。素顔を見られることを極端に嫌っています。彼が顔を隠していた理由は、特徴的な素肌や髪色が顕になることで、ルナーリア族であることがバレてしまうためでした。 また彼はリュウリュウの実モデル“プテラノドン”の能力者でもあります。変身時にもルナーリア族由来の炎攻撃は可能で、攻撃に炎を付与して戦う様子も見られました。高い耐久性を誇りますが、覇王色をまとった斬撃ではダメージを受けています。
【候補】サンジやウタの母親もルナーリア族!?候補をそれぞれ考察
ここではキングの他に、ルナーリア族である可能性が考えられるキャラについて考察をしていきます。
①ウタの母親
よく「ルナーリア族 ウタ」で検索されていますが、これはウタの母親がルナーリア族なのではないかと考えられているからです。 ウタの髪は赤と白のツートーンになっており、赤はシャンクスをもとにデザインされていると考えられます。残りの白い髪は母親からの遺伝と考えられますが、白い髪といえばルナーリア族ですよね。このことから、ウタの母親はルナーリア族ではないかと考える人もいるようです。 しかし、ウタの母親は40億巻で海賊に襲われて亡くなったのが明かされています。もし、ウタの母親がルナーリア族であれば、海賊に襲われたってそう簡単に命を落とさないでしょう。このことから、ウタの母親がルナーリア族である可能性は低いと考えられます。
②サンジ
クイーンの発言 (1023話) | 人が燃えるか!?バカ野郎ォ!!“ルナーリア族”じゃあるめェし!!! |
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サンジはエニエス・ロビー編で摩擦で熱を発生させる新技「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」を見せます。当初は摩擦で熱を発生させていたものの、その動作も無くなり瞬時に熱を発生させられるようになりました。 そんなサンジの姿を見て、ワノ国編ではクイーンから上記のような発言を受け、サンジはルナーリア族ではないかと考えられています。 もし、サンジがルナーリア族の血を引くとしたら、血統因子によるものかもしれません。サンジを含めた兄弟は父親によって血統因子で改造された人間です。この血統因子にルナーリア族の遺伝子が使われていたとしたら、サンジの発火現象にも納得がいきますね。 サンジはワノ国編で血統因子を覚醒させており、今後この伏線は回収されると予想されます。
③サンジの母親・ソラ
サンジの母親、ヴィンスモーク・ソラもルナーリア族説が浮上している1人。その理由は息子のサンジにあります。サンジは悪魔の実なしに、生身の人間として怪物級の相手と戦ってきました。ルナーリア族の耐久性の因子があったからこそ、数多の死線をくぐってこれたのかもしれません。 またサンジが全身に怒りの炎を纏う点、父ジャッジが研究チーム「MADS」に所属していた点、母の名前が絵物語「海の戦士ソラ」と同一である点などが、伏線となっている可能性があります。
④マゼラン
キングと風貌が似ていることからルナーリア族ではないかと言われたのが海底監獄インペルダウンの副署長マゼランです。マゼランはキングが着ていたものと似た服を着ています。この服は元看守でその後海賊となったシリュウにもそっくり。 このことから、キングがインペルダウンに何かしら関係があった。もしくはインペルダウンの看守たちは、ルナーリア族と何らかの関係がある存在であることが考えられるのではないでしょうか。
⑤ウルージ
ウルージは最悪の世代の1人に名を連ねる、破戒僧海賊団の船長です。空島スカイピアの生まれで、ウルージの背中にも羽根があります。 本来スカイピア人の羽根は装飾品です。ところがウルージが戦闘で巨大化する際、その羽根も一緒に大きくなっているように見えます。 また羽根の形状も一般的なスカイピア人よりキングの形状に似ている点、加えてキング同様にタトゥーを身体に入れている点などから、ウルージのルナーリア族説が浮上。 さらに新世界編でビッグマムの怒りを買い船を沈められたのにも関わらず、空島へ逃げおおせていました。ここからウルージは飛翔能力を持っていると考えることも可能で、彼がルナーリア族の血を引いている可能性は残っています。
【正体考察①】“太陽の神”ニカとルナーリア族には関連性が!?
太陽の神 ニカとルナーリア族にはいくつか関連性が見られます。 一つ目は、ニカとルナーリア族にはゴムのように伸びる特性があることです。作中でニカはゴムの性質を持つことが明らかになっています。また、キングも戦闘中に背中の炎が消えたときは、ゴムのように伸縮する描写がありました。 二つ目は、ルナーリア族にはジョイボーイの伝説が伝わっているような描写があることです。以前、カイドウとキングがジョイボーイについて話しており、キングが「伝説は伝説だ」と言っていました。 このことから、ルナーリア族にはジョイボーイの伝説が伝わっていると考えていいでしょう、そんなジョイボーイといえば、ニカの能力があったと考えられています。 これらのことからニカとルナーリア族には深い関係があったと考えられるでしょう。
【正体考察②】ルナーリア族は月で生きていた「月の人」!?
白ひげによると、ルナーリア族はマリージョアができるよりはるか昔に、赤い土の大陸(レッドライン)の上に「神の国」を作って住んでいたとのこと。 さらに漫画の470話の扉絵『壁画に学ぶ。太古に生きた翼を持った"月の人"』では、羽根の生えた人々がロボットを作っている様子を描く壁画が登場。タイトルにあるように、その絵の中の羽根が生えた存在は「月の人」だと考えるのが自然です。 ここでルナーリア族という言葉を考えてみます。「ルナ」にはラテン語で月という意味があり、ルナーリア族は月に関連している可能性が大。 レッドライン上に暮らしていた「神の国」のルナーリア族は、太古に月で生きていた「月の人」だと考えられます。何らかの理由で月からやってきたのではないでしょうか。 エネルによると、故郷では「限りない大地(フェアリーヴァース)」が聖地として言い伝えられていました。月の人はレッドラインを地上のフェアリーヴァースとして、そこに神の国を作ったとも考えられます。
【最新ネタバレ】新型パシフィスタにルナーリア族の力が?
1059話にて、ルナーリア族に関する衝撃の展開がありました。 ハンコック拿捕のため、ベガパンクが新たに開発した新型パシフィスタを投入した海軍。なんとその新型パシフィスタ「セラフィム」が、ルナーリア族と同じ褐色の肌、白い髪、黒い翼という特徴を持っていたのです。 その強さは、ハンコックの能力を奪いに来た四皇・黒ひげが手こずるほど。見た目は幼少期のハンコックやミホークそっくりで、おそらく元七武海のクローンにルナーリア族の力を掛け合わせたものだと考えられます。ベガパンクえげつない……。 キングは世界政府にて人体実験を受けていましたが、その際に得た力でしょうか。かつてのルナーリア族は世界政府によって、滅亡まで追いやられてしまったのかも知れません。
【弱点】ルナーリア族の倒し方は?
ルナーリア族はまだ謎が多く、はっきりと弱点が明言されていません。 しかし、キングを倒したゾロによると、発火しているときはどんな攻撃も効かない耐久力がありますが、炎が消えたときはその耐久力が落ちるそうです。とはいえ、その代わりにスピードが上がるので攻撃をあてるのは至難の業でしょう。 あとは、ゾロの覇王色をまとった攻撃をキングが避けていたことから、覇王色をまとった攻撃はある程度ダメージが入ると予想されます。しかし、ゾロはその攻撃さえ発火しているときは「無駄骨」と言っていました。覇王色が有効とはいえ、やはり発火が消えたときが一番の弱点でしょう。
【解説】ルナーリア族と世界政府の関係性とは
ルナーリア族の特徴を持つ者を見つけた場合、世界政府にその情報を教えると1億ベリーがもらえるとされています。賞金首のように本人を捕縛する必要はなく、ただ目撃情報だけで大金がもらえるのです。いかに世界政府にとってルナーリア族が貴重な存在かが窺えますね。 キングはかつて世界政府の実験施設で耐久実験を受けていました。世界政府にとってはルナーリア族のどんな環境にも絶えうる体質は、兵器実験などに持ってこいでしょう。 また身体能力を変化させるという一族の特徴は、悪魔の実に通じるものがあります。真相はまだ明らかにされていませんが、破格の情報料を考えるとルナーリア族の存在自体が世界政府にとって大きな脅威なのでしょう。
「ワンピース」のルナーリア族の謎が明らかになることに期待!
伏線回収の波に乗り始めた『ONE PIECE』に、満を持して登場したルナーリア族。情報はまだ多くありませんが、今後一気に「空白の100年」や世界の秘密に迫る展開になっていくのでしょう。そして恐らくその中にルナーリア族も大きく関わってくるはず。 クライマックスにどんな形でルナーリア族が絡んでくるのかにも注目しながら、今後の「ワンピース」の展開を見守りましょう!
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