2017年7月6日更新

2016年おすすめ映画ランキングTOP31【洋画編】

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レヴェナント:蘇えりし者
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2016年も洋画が激アツ!ランキング形式で紹介!

壮大なSF作品や実話をもとにした感動作、遊び心がたっぷり詰まったコメディタッチの作品、キュートなアニメーションなど、2016年も様々なテイストの名作が生まれました。 そこで、2016年に公開された洋画作品の中からおすすめの22作品をランキング形式でご紹介。なお、この記事は随時更新していきます。

31位:アップル社を立ち上げた奇才の知られざる素顔

Tanaka_Hirofumi モノが違う。 平均的な人間の感覚ではまともじゃないし、理解ができない存在だったんだなと それがわかりやすかったので映画として成功していると思う
chloe_033 あれほど極端な人だから次々と革新的な製品を生み出せたんだろうなと。 iMacの丸みを帯びたフォルムが懐かしかったです。 ジョブズがどんなに父性に乏しくても、リサのような娘を愛さずにはいられないでしょうね。 不器用ながらも彼女への愛情をひしひしと感じました。
2011年にこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。ウォルター・アイザックソンのベストセラー『スティーブ・ジョブズ』をベースに、ダニー・ボイルが監督を務めアップル社の共同創業者・ジョブズの素顔を描いた伝記的映画です。 マイケル・ファスベンダーがジョブズを見事に演じ切り、ケイト・ウィンスレットやセス・ローゲンらが共演しました。

30位:宇宙での究極のひとりぼっち物語

iwawawawah 劇場にて。絶体絶命な状況なのに常に前向きで、笑わせてくれるマッドデイモン演じる主人公が素敵すぎた。
kei_happyvalley 始まるなりいきなり火星に取り残されたんがビックリしたけど、面白かったので飽きずに最後まで見れた。ちょっとドキュメンタリーみたいな感じ。
アンディ・ウィアーのベストセラー『火星の人』を、リドリー・スコット監督により映画化しました。 『ボーン』シリーズで人気のマット・デイモンが、火星にたったひとり取り残され、極限状態に陥りながらも地球帰還のため奮闘する宇宙飛行士を熱演。手に汗握るSFアドベンチャーです。

29位:前代未聞の地上411mでの挑戦

movhao 400m超えの高所での命綱無しの綱渡り。手汗が凄い、足汗もヤバイ。観客は息を殺して、固唾を飲む。そしてただ不安になるだけでなく、綱上で取るポーズの美しさに目を奪われます。そんな映画でございます。
kanabrulee 2016.2.10 綱渡りの話だと軽く考えていたら、違った。 計画から実行までの諸々。 ハプニング続きでどうなることやらと、胸がきゅーんっとなるような緊迫感。 手汗がすごくて、あっという間の2時間。
フランスの大道芸人フィリップ・プティの実話をもとに、 ロバート・ゼメキスがメガホンを取り映画化。 1974年、綱渡り芸人のフィリップ・プティは、ニューヨークのワールド・トレード・センターの2棟のビルの間にワイヤーを渡し、命綱なしで歩くという無謀な挑戦をしました。地上411mの高さで繰り広げられる命懸けの綱渡りは、圧巻の迫力です。

28位:何度も届く恐怖の贈り物に翻弄

幸せな日々を送っている平凡な夫婦に、ある日とある男が執拗なほどに贈り物が贈られ続けくるという出来事が起こります。謎の恐怖を描いた戦慄のサイコ・スリラーです。 平凡な夫婦をジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホールが演じています。また、その夫婦に贈り物を贈る男をジョエル・エドガードンが演じています。

27位:少年と女性しかいない島で起こる悪夢のようなファンタジー

少年と女性しかいないとある島では、少年がとある医療行為の対象となっています。そんな中、異変に気付いた10歳の少年が夜に海辺で女性の姿を目撃してから悪夢のような日々が始まっていくというストーリーです。 10歳の少年二コラをマックス・ブラバン、そして二コラの母親役をジュリー=マリー=パルマンティエが演じています。

26位:あなたはどちら派?アベンジャーズを二分する壮絶な戦い

Tanaka_Hirofumi あいかわらずの過剰なまでに映画映えするキャスティング それから会話のテンポとインテリジェンス 心地よい贅沢
Kurata_Yuya さすがはマーベル 一人一人に見せ場も作るあたりはさすが スパイダーマンの伏線もしっかり作り期待を裏切らない
マーベルヒーローのキャプテン・アメリカを主役とした第3弾です。 アベンジャーズとして共に戦ってきたキャプテン・アメリカとアイアンマンが考えの違いから対立。テロ事件も起こり、2人の溝はさらに深まります。お馴染みのアベンジャーズメンバーに加え、スパイダーマンやアントマンも参戦し、ヒーロー同士の壮大な戦いが繰り広げられるアクション大作です。

25位:奇想天外な着想のコメディストーリー

Ryohei_Shiota シングルは罪、カップル万歳! なんて馬鹿馬鹿しい設定かと思ったけど、シュールで面白かった!
copparman 20160528 シュールで異常な世界 変だけどすこし納得してしまう。そして引き込まれる。
コリン・ファレルやレイチェル・ワイズらを迎え、ヨルゴス・ランティモス監督が描くブラックコメディです。 独身者は法律違反であり、強制的にホテルに押し込められパートナーを見つけなければなりません。45日以内に達成できなければ動物に改造され森に放たれてしまうという驚愕の設定と異色の展開に、第68回カンヌ国際映画祭において審査員賞を受賞しました。

24位:世界で初めて女性になった夫と、その妻の愛

Naura_Tanaka 観ていて辛い状況でも すべてが愛に溢れた美しい映画でした。 あの状況で リリーの心に寄り添える ゲルダの強く美しい心に あらゆる場面で涙です。 映像も美しく 優しくて、少し切ないカラーが ストーリーをさらに魅力的にしていました。 今の私には感じることのない 痛みだったり、苦しみですが こういう感情を理解して 受け止めていける人間でいたい。 愛って不思議で強い。 本当に美しかったです。
YU66 性について、タブーとされたり罰せられたり何百年も前からLGBTは存在するのに2016年の現在ですら差別や偏見が絶えない。実際、リリーは1926年のデンマークでは劇中に描かれる以上に辛い思いをしたのかと考えると、涙なしでは観られませんでした。 自分を偽らず、正直に生きよう。 人を傷つける事より、手を差し伸べる事を選ぼう。
性別適合手術を世界で初めて受け女性になったデンマークの画家リリー・エルベの実話をもとに、トム・フーパー監督が映画化しました。 女性モデルの代役をし、自身の中に女性の気持ちが潜んでいることに気付いた画家のアイナー。男性から女性へと次第に変化していく苦悩の過程をエディ・レッドメインが丁寧に演じ、夫を理解し支える献身的な妻をアリシア・ヴィキャンデルが務めています。

23位:かつてないほど美しい人型女性ロボットにうっとり

bluegirl_beer 最新のVFXの映像、喧騒から断絶されたロケーション、最低限の人数で紡がれるストーリー。全てが好みの映画だった。 人がAIをコントロールするのか、あるいはその逆か、というのが一つのテーマ。現代SFのひとつのトレンドな主題であり、そのスタンダードになりうる映画。
pixieazchan 若手プログラマーが作り出した最高のロボットのお話。最近、ロボットネタの作品が観られますが、こちらはゾクッとくる作品に仕上がっています。登場するロボットは美しくって謎めいています、、観ているうちになんとなく結末が見え隠れします。人間の欲で作ったロボットの最後の行動は?!
『わたしを離さないで』の脚本を手掛けたアレックス・ガーランドの初監督作品です。 人工知能を搭載した美女ロボットと、人工知能実験に関わることになったIT企業のプログラマーとの間に生まれた恋や駆け引きを描きました。アリシア・ビカンダーが扮するロボット・エヴァのVFXによる人工的で美しい造形は、第88回アカデミー賞で視覚効果賞に輝いています。

22位:息をしてはいけない。盲目の最強おじいちゃんから逃げまくれ

Yuka_Ono 『ドントブリーズ』鑑賞。最近のホラー(?)、パニックもので一番。やばい爺さんが走る、殴る、撃つ。泥棒に入ったティーンエイジャーたちがすごく不憫に見えてくる。最後の方に女性は観てつらいシーンがあるかもしれないけども、全体的にすごく良くできた作品でした。たぶんこの映画は人によって応援したい登場人物が違うと思う。
盲目の老人が住む屋敷に隠された大金を狙う泥棒たち。簡単に侵入して奪い取るはずが、実は最強の殺人鬼であった老人に追われる羽目に…。息さえもできない、緊張感が持続する至高のホラー映画です。 監督は『死霊のはらわた』をリメイクしたことでも知られるフェデ・アルバレス。盲目の老人をスティーヴン・ラングが演じます。

21位:飛行機事故を未然に防いだ機長が追い詰められる

gonbe73 2016/10/01 翻訳者 松浦美奈 NHKでやってた番組で予習してたから観客たちの恐怖がよりリアルに感じられてみんな助かってるのは知ってるけど涙が止まらなかった。 そしてトムハンクス最高。事件がフラッシュバックして悪い方向にばかり考えてしまうのに胸が締め付けられた。なによりも機長と副機長が支え合ってるのが最高に良くて、副機長のラストのセリフは泣ける!!!
クリント・イーストウッド監督の最新作は、2009年のアメリカ・ニューヨークで起きた実話に基づく航空機事故を描いた物語です。 エンジントラブルにより機長の英断でハドソン川に不時着、乗客、乗務員全員が無事生還するも、機長を待っていたのは裁判で…。

20位:麻薬戦争の地獄をリアルに描き出した傑作

skr_icj 麻薬戦争に巻き込まれるFBI女性捜査官の主人公。ただただ、無力。想像以上の絶望的世界に心が追いつかない。何かとんでもないことが起こりそうな恐怖と、淡々と進んでいく悲惨な現実を見て、ドキュメンタリーのよう...と思っていたらまさかの結末。良い映画ですが、後味は良くないです。
YU66 「灼熱の魂」からドゥニ ビルニーブ監督の虜なので、当然期待して鑑賞。 常にグレーからブラックの間のような空気感。メキシコの麻薬問題を取り上げた作品は多数ありますが、かなり忠実に残酷さや蟻地獄を描いているように思います。 安定のジョシュブローリンと、影のある役をしたら右に出るものはいないベニチオ デル トロでした。
ドゥニ・ビルヌーブ監督が、メキシコの麻薬組織を撲滅させるための特別部隊に参加した女性捜査官の目線で、壮絶な麻薬戦争を描きました。 圧倒的な臨場感の中、主役のケイトを熱演したのはエミリー・ブラント。ベニチオ・デル・トロやジョシュ・ブローリンらも巧みな演技を見せ、緊迫感を高めています。

19位:母と息子の究極の愛の物語

Tokiya_Suzuki 監禁からの脱出、 社会復帰、 この7年は 被害者だけでなく 周りの人にとっても 重過ぎる。 暖かい家族の絆で ゆっくり確かに 失ったものを取り戻す、 といっても 抱えた心の傷が 大き過ぎる。
Naura_Tanaka 二人の演技に どんどん惹き付けられます。 へや の中での親子の生活 胸を打たれるシーンが多かったです。 世界にでてからの彼も どんどん世の中に順応していく姿が とても印象的でしたが それとは反したお母さんの葛藤や 高校時代の写真を見てのセリフなど 胸の詰まるシーンも多く そんな二人が最後にする行動が たまりませんでした。 ラストが優しい終わり方で すごく良かったです。 観て良かった。 ジャックがお母さんに パワーが集まってる と 伸ばし続けてた髪の毛を 切り、送るシーン。 なんて優しい心なんだろうと 今思い出しても 涙が出ます。 すごくいいシーンでした。
実話をもとにしたエマ・ドナヒューのベストセラー小説を、レニー・アブラハムソン監督が映画化しました。 突然小さな部屋に監禁された女性と、そこで生まれ5歳まで育った息子。2人は決死の覚悟で脱出しますが、念願の外の世界は予想以上に苦悩の連続でした。様々な困難を乗り越え、人生の再スタートを決意する母子の姿に涙せずにはいられません。母役を演じたブリー・ラーソンは、その年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。

18位:女性同士の真実の愛を美しく紡ぎ上げた感動作

bluegirl_beer #ネタバレ リチャードと同じ考えの持ち主は、自分含め多いと思う。 同性を性的対象とする人は「なにか原因があってそうなる」と。 そんな従来までの自分の常識について考えさせられる映画だった。人間であれば見て損はしない映画。 あとルーニー・マーラかわいい。
Minori__Yamaguchi 女性の同性愛がテーマの作品 偏見は全くないけど、男女の恋愛だったらここで偶然出会ってほしいって思うようなシーンの時、この映画では素直にそう思えなかった 誰のせいでもないのよっていうセリフが、このテーマの全てを物語ってる気がした やっぱり、歳をとると若い時より色んなものがみえるようになるんだと思った ルーニーがとにかく美しい
当時タブーとされたパトリシア・ハイスミスの小説を、60年の時を経てトッド・ヘインズ監督が映画化。 1952年のニューヨークを舞台に、離婚訴訟中の優美な人妻・キャロルと、恋人が居るのに結婚をためらうデパートのアルバイト店員・テレーズの運命的な出会いと美しい恋を描きました。ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ、2人の女優の奥深い演技が光ります。

17位:タランティーノの遊び心満載、雪山のロッジでの騙し合い

YU66 やっぱりタランティーノ先生! 素敵な程、血が出るし吐くし噴きあげます。芸術の域になってきています。 また名役者揃い。ジェニファーJリーは「ルームメイト」以来でしたが他の男性陣を喰って活かしていました。 3時間と感じさせない爽快感。下手な冒険ロードムービーよりよっぽど飽きない。
ayamilky ひょえーー!タランティーノ相変わらず! だいぶぶっぱなしてる! 謎解きも面白いし、音楽もいいし、密室の演技って楽しい! えぐいえぐい!笑
クエンティン・タランティーノ監督が贈る西部劇テイストの密室ミステリーです。 賞金稼ぎの男や1万ドルの賞金が懸けられた女、処刑人など、訳あり風の男女8人が大雪のためロッジに閉じ込められ、そこで起こる殺人事件。事態は意外な方向に展開し、真相が見えてきます。サミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リーらがクセのある役を好演しました。

16位:自由を求めた美しい5人姉妹の青春物語

Yk2220s ソフィア・コッポラ監督の処女作を連想させる映像・設定ですが、あちらがかなり観念的なのに比べて、わかりやすいストーリーなのかなと思います。トルコだけでないとは思うんですが、だいぶ闇の深い社会なんですね.. あと末っ子のラーレちゃんかわいい。
トルコ出身の新人監督デニズ・ガムゼ・エルギュベンが紡ぐ青春ストーリーです。 両親が他界し祖母と叔父に引き取られた5人姉妹。古い慣習に縛られ、がんじがらめとなった生活から抜け出そうと奮闘する姿を、末っ子のラーレを中心に清々しく描きました。ギュネシ・シェンソイがラーレをフレッシュに演じ、イライダ・アクドアン、トゥーバ・スングルオウルらが姉妹役として共演しています。

15位:伝説のトランペット奏者の生涯を描いた話題作

1950年代を代表する天才ミュージシャン・チェットベイカー。彼は甘いマスクでファンを魅了していたが実は麻薬に身を滅ぼしていて過酷な日々を送っていた。そんな中1人の女性と出会い少しずつ再生していく姿を描いたラブストーリーです。 主人公・チェットベイカーを演じたのはイーサン・ホーク。イーサンはトランペット演奏を半年かけて練習しました。

14位:大学での生活を描いた青春コメディ

ShogoNaramoto アメリカに移り、初映画館での映画鑑賞は星4.5の神作に出会うという幸先のよいスタートを切ることになりました。 『6歳の僕が大人になるまで』の監督ということだけとしか知らない中挑んだんで、あらすじも知らず、この映画の着地点はどこにあるのだとずっと考えてたら、終わってました。笑 でもこれがなんか新しい感じで面白かったです。まじで事件の一つも起こらないんですけど、現代のストーリーとかハプニングで笑いをとるコメディとは違って、人間ひとりひとりにすごい面白みがあって、キャラクターを眺めているだけで、すごいおもしろいんですよ! 音楽のチョイスも映画館で踊りだしたくなるくらいよくて、楽しませてくれます。 ぜひ、日本でも公開してほしい作品です!
野球推薦で大学に入学してきた主人公が、野球や恋愛などに熱心に取り組み、少しずつ大人へと成長していく姿を描いた青春グラフィティムービーです。 主人公のジェイクを演じるのはブレイク・ジェナー、またジェイクと同じ大学に通うビバリーをゾーイ・ドゥイッチが演じています。

13位:2016年現在、ホラー映画の最高到達点

whentheycry 最高に新しいホラー映画だった! 去年ホラー映画がマイブームだったのですが「ホラー映画はビックリするものだ」という気構えで見てしまっているので正直そんなに怖くなかったりする。 でも『イット・フォローズ』の恐怖は「目に見える何かが着いてくる」という恐怖でどれがソレなのか、怪しいもの全てがソレに見えてしまうのでハラハラドキドキが止まらない! そしてそれを助長させるのがBGM。BGMがとんでもなく最高で、ソレが現れる時に曲が流れるからわかるんだけどもう音楽がかかっただけでドキドキしちゃう! カメラの位置やピントまでも駆使しているのも凄いです。 最高に素晴らしいホラー映画でした。
「それ」を移された女が、「それ」から追われることになる…。新感覚という言葉がふさわしい、今まで誰も観たことがないホラー映画が2016年1月に公開され日本でも話題となりました。カメラワーク、音楽に至るまで何もかもホラー映画ファンの心を鷲掴みにしたのです。クエンティン・タランティーノも本作を絶賛したことでも知られています。

12位:全編セリフなしのジブリ映画

S_Kyawai 点数評価するのが難しい… セリフも説明文も無い80分間。 正直、ワクワク感も泣けるほどの感動もなかったけど、決して退屈だったわけでもない。 宮崎アニメ=ジブリの印象が強いから、これがジブリ作品といわれてもイマイチピンとこない。 が、絵の繊細さとか音楽とかはジブリな感じ。 自然の雄大さとか人間の生命力+ファンタジー、描いているテーマはザ・ジブリ。 そういう意味では久しぶりのジブリらしい作品といえるのかも。
スタジオジブリ最新作はセリフの無い無声映画。 2000年のフランスの短編アニメーション『岸辺のふたり』が世界中で賞賛され、鈴木敏夫が長編を見てみたいといったことから今作ができました。 これまでのジブリ映画とは全く毛色の違う、見る人を選ぶ作品であり、新しい価値観を与えてくれる作品に仕上がっているようです。

11位:スター・ウォーズシリーズ待望のスピンオフ映画が衝撃の仕上がり

skr_icj SWシリーズスピンオフ。SWシリーズの良さを含めつつ、スピンオフとして影のはぐれ者の活躍を描く。フォースもライトセーバーも無いし、出演者地味だし、スピンオフだし...と思っていた自分を蹴り飛ばしたいくらい良かった。父と子(娘)の関係、不可能なことに立ち向かう勇気、誰も信じず生きてきた一人一人が仲間になり築かれる信頼関係(ペア関係がとても良かった)、地上と空中で繰り広げられる戦闘、彼らのラスト、引き継がれる希望...もう後半はずっと泣いていた気がする。どきどきワクワク興奮した。これは何度も観たくなる。 #ネタバレ
デス・スターの設計に携わった男の娘ジン・アーソが反乱軍のはぐれ集団とチームを組み、デス・スターの設計図奪還に挑みます。『スター・ウォーズ4 新たなる希望』直前の物語が描かれるファン必見の作品になりました。 主人公のジンを演じたのは『博士と彼女のセオリー』でヒロインを務めたフェリシティ・ジョーンズです。

10位:レオナルド・ディカプリオ、悲願のオスカー獲得

chizooey ひたすらレオ様の痛そうな、寒そうな、辛そうな演技に脱帽。トム・ハーディも良かった。全体的に綺麗な映像、音楽もウットリ。ストーリーもわかりやすくて良いし、これぞ大作という感じがした。
YU66 父子愛や人と人の無意味な殺し合いや欲、そして壮大過ぎる自然の詰まった作品でした。 ディカプリオは文句なしのオスカー獲得に値する演技力。ディカプリオと同じ気持ちでサバイバルをしていたような疲労感が終演後に感じました。 そして劇中の坂本龍一の音楽や詩が良い。 トムハーディの嫌な奴加減も素晴らしかったです。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督とレオナルド・ディカプリオが築き上げた感動作。 狩猟中にクマに襲われ瀕死の重傷を負ったハンターが、自分を裏切ったハンター仲間への復讐心を胸に必死に生きのびるサバイバル劇です。主演のレオナルド・ディカプリオが渾身の演技を見せ、トム・ハーディが仇役を務めました。

9位:人生の素晴らしさをしみじみと味わえる作品

Ryosuke_Ohba 映画好きにはたまらない、絵画のような映像美が堪能できる映画『グランドフィナーレ』。原題は『YOUTH』、若さです。 本作のタイトルとして、原題と邦題どちらが合っているように感じたかと申しますと、原題なのであります。 フィナーレ=終幕とユース=若さ、方向性としては反対のことを言っているように思えますが、本作において、このふたつは実は同じ方向にあるものなのです。その方向とは「未来」です。 終幕も若さも未来にあります。そして、若さを失った先に終幕があります。 さて、本作は終幕を描いたものなのか、若さを描いたものなのか、ご覧になった方と是非語り合いたいものであります。
『グレート・ビューティー 追憶のローマ』で知られるパオロ・ソレンティーノ監督作品です。 美しい景色に囲まれたアルプスの高級リゾートホテル。80歳を迎え現役を引退した世界的な音楽家が、様々な葛藤を乗り越え栄光の舞台を降りたあとの新しい一歩を見出す過程を描きました。マイケル・ケインの名演により、心にしみるヒューマンドラマとなっています。

8位:忘れん坊のドリーの大冒険

sinsi929 家族のことを思い出したドリーがマーリン、ニモと共に再び大海原へ旅立つというストーリー 前作はビデオで観てめちゃめちゃ感動して今回は絶対映画館で見るつもりでした ディズニー/ピクサー映画はもちろん大好きで今作も流石のクオリティーでした‼︎ 笑い、泣き、怒り、たくさんの感情を与えてくれてこれこそ映画だなと思ってしまうほど笑 前作より映画っぽくなってるというか、ファンタジー感が増してるというか 1作目とは良い意味で違う楽しみ方ができます‼︎ ディズニー/ピクサーの映画作りのレベルは一種の究極体ですね
shoko310 ピクサーの「絶対ありえないんだけど、もしかしたら存在するかも!」と思わず期待してしまうくらい作り込まれた世界観が好きなんだけど、今作はファンタジー色が強すぎたかな~。懐かしのキャラや新キャラの可愛さ、映像美はさすがでした。
大ヒット作『ファインディング・ニモ』のスタッフが再び集結し、続編が完成しました。 おっちょこちょいで忘れん坊のドリーは、ある日家族を探す旅に出ることを決意します。親友のニモや仲間たちがドリーを心配して全力でサポート。それぞれの能力を尊重し補い合い、数々のハプニングに立ち向かうドリーたちが繰り広げる感動の大冒険です。

7位:カトリック教会の闇を暴いた衝撃作

Satoko_Suzuki 2016/04/28 キャストが全員、良い仕事をしていましたね〜。 日本にいると、なかなか理解しづらい教会問題ですが、問題自体よりも、正義感と使命感からスクープをモノにしなければ、というチーム力に泣ける。仕事を他の業種に置き換えても、きっとこんなの、泣ける。
EllyMimy 本年度オスカー作品です。 今時なかなかお目にかかれない、骨太な社会派ドラマでした。 なるほど、確かにアカデミー会員が好みそうな内容。 内容的には特別派手な展開になったりするわけではないけれども、個性派俳優が揃っていることもあり、惹きつけられます。 ラファロやキートンが特に好きでした。
神父による少年への性的虐待。ボストングローブの記者たちがカトリック教会にまつわるスキャンダルを白日の下に晒した実話を、トム・マッカーシー監督が重厚な社会派映画に仕上げました。 第88回アカデミー賞にて、作品賞と脚本賞をW受賞。マイケル・キートンやマーク・ラファロらの渋い演技も物語に深みを出しています。

6位:地雷の撤去を命じられた少年兵

Land_of_Mine とんだ大傑作。観ていると気付けば目が涙で溢れ、死と愛に塗れたぐちゃぐちゃの画面を正視出来なくなる。この世にあらゆる差がある故にどうしても避けられない「レッテル貼り」を、デンマークとドイツのセンシティブな関係性を通してこれ以上なく痛烈に描き出した。ドイツは悪で、少年は善か?スクリーン越しの我々への問いに、監督自身も答えられずにいる。
終戦後、デンマークの砂浜に埋められた地雷の撤去をさせられたのはドイツ人捕虜の少年。彼らに戦時中の恨みをぶつけていた軍曹は次第に少年兵に対して情が移っていきます。 第89回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた傑作です。

5位:80年代の魅力がたっぷりの青春映画

2jthd6up 2016.07.10 ヒューマントラストシネマ有楽町 モテるためにバンド始める話。 話はベタだけどすごく良かった。 辛い日常生活と閉塞感のある空気の中で自分なりに必死にもがく主人公が眩しい。 洋楽知ってればもっと楽しいんだろうな。 家庭環境は悪いのにやっぱり滲み出る育ちの良さとか、仲の良い兄弟たち、母親に「愛してる」って言える素直さとかは宗教熱心な親の教育が成功してる証拠でもあるのかなと思った。 親のせいで苦しめられたけど、大切な愛も教えられてるって現実っぽいよね。ドラマみたいな完璧な家族なんかいないんだから。
ジョン・カーニー監督が自身の少年時代をヒントにした半自伝的作品。 舞台は1985年のアイルランド・ダブリン。両親の不仲や転校でおもしろくない日々を送っているコナーですが、ある少女に一目惚れしたことをきっかけにバンドを組み、音楽活動に励みます。当時の音楽シーンを牽引していたデュラン・デュランなどのヒット曲に彩られ、多感な時期の恋や友情をまっすぐに描いた青春ムービーです。

4位:笑いあり、涙ありの珠玉の名作

february 30年以上生きてきてこんなに心を揺さぶられた映画は初めてだった。 何も言うことはない。
TORABISU777 地球のことを何も知らない宇宙人。 純粋無垢で人を疑わない。 その赤ちゃんのような心でインドの街をひたすら駆け巡る。人間、宗教、文化、恋愛。色んな人と出会っていく中で“生きていく”とは何かを自分の身体、そして経験を通して学んでいく。そんな彼が生きていく中で出した答え…。 皆様、ぜひ観て下さい。
テレビレポーターの女性がネタを探しているとPKと呼ばれている人に出会い、取材するも世間の常識は純粋なPKには通用せずいつも疑問を抱いておりしまいには大きな論争まで発展するもその疑問が大きな奇跡を呼ぶSFコメディです。 この作品は2013年に公開され、一躍人気となったインド映画『きっと、うまくいく』でメガホンをとったラージクマール・ヒラニと主演のタッグが再び集まり完成させました。ちなみに、前作よりも評価が高く、興行収入の面でも上回っています。

3位:かなりヤバい、マーベルコミックの異色のヒーロー

misakoooon テンポが良くて、あっという間に終わってしまった!スローモーションのとことか映像がかっこいいし、彼女役の方お綺麗すぎるしで、下ネタ炸裂とかはあまり気にならなかったかも笑
traumereiii ポスターとあらすじでB級かと思っていましたが、とんでもない。 ストーリー展開に緩急があり、きちんとシリアスなシーンがありつつも、笑いどころはしっかり笑わせてくれます。 気楽に見れるし、アクションもしっかりしていてスカッとします。 あっという間なのに、満足感たっぷりの映画でした。 続編があっても嬉しいかも。
一風変わったヒーロー「デッドプール」をライアン・レイノルズが演じ、ティム・ミラーが監督を務めたマーベルヒーロー作品。 末期ガンの宣告を受けた元傭兵が、なんとか命をとりとめたいと謎の組織の人体実験を受けました。その結果、不死身の体を手に入れた代わりに醜い姿に。赤いスーツで身を隠した彼は、組織を恨みバイオレンスや下ネタやギャグ満載のやりたい放題の復讐劇を繰り広げます。

2位:ホロコーストの真実を描いた2日間

EllyMimy 辛く酷く苦しい作品でしたが、その中に人間の愛や優しさ、尊厳を守る強い信念が詰まった映画でした。 観ていてしんどくもなるのですが、比較的淡々とつづられていて観やすい作品だと思います。
bluegirl_beer 風化させてはいけない。 当時の被害者、目撃者が減っていくにつれ、懐疑論がどんどん現れるのかもしれない。窮屈な収容所の中で、絶望に脳みそを蝕まれる苦しみはいったいどのような感覚をもたらしたのだろうか。想像することが難しい。しかしそのことについて考えるのを放棄してはいけないという気持ちにさせられた。
親族をガス室送りにされた経験を持つハンガリー出身のネメシュ・ラースロー監督が、ルーリグ・ゲーザを主演に迎えホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)を描きました。 無残に殺された仲間たちの死体処理の仕事にあたるユダヤ人のサウル。ある時、息子らしき死体を見つけ、ユダヤ式に葬りたいと願いますが、そこでは決して許されない行為でした。息子と信じる少年の弔いのために父が愛と勇気をふりしぼって行動した2日間です。

1位:2016年の洋画を牽引。ディズニーが贈る傑作アニメーション

Yasuhiro_Wada ディズニーらしい子供も大人も楽しめる作品。 ドキドキワクワクさせる魅せ方がほんとお上手ですね。 テーマもグッド。
maru_707 キャラクターの愛らしさと、散りばめられたらユーモアや伏線で、サクサクと小気味よく観られる映画。 尺の問題なのか、上司の主人公に対する態 が突然優しくなったり、 ニックとの仲直りがアッサリしていたり、 心理描写は省略気味? それにしてもニックは普通に良い奴なのに、よく20年も詐欺師続けられたな。 もっとひねくれてていいと思った。
そこは動物たちが高度な文明を持ち、まるで人間のように暮らす世界。動物たちにはそれぞれ適した職業がありますが、ウサギのジュディは本来体の大きな動物がなる警官に憧れました。 ジュディは立派な成績で新米警官になるものの、ウサギというだけで偏見がつきまとい正当に評価してもらえません。なんとか認められようと、詐欺師のキツネ・ニックを相棒にして難事件に挑むジュディの奮闘劇に心躍ること間違いなしです。