『鬼滅の刃』日の呼吸の13の型一覧!原初であり最強の呼吸法を徹底解説
『鬼滅の刃』日の呼吸とは?
別名 | 始まりの呼吸 |
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発案者 | 継国縁壱 |
派生元 | なし(すべての呼吸の元) |
使い手 | 継国縁壱 , 竈門炭治郎 |
“日の呼吸”は全集中の呼吸の中でも「始まりの呼吸」と呼ばれ、耳飾りの剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)が編み出した剣を振るう際の技術です。かつて鬼狩りをしていた剣士たちに伝わります。 鬼の始祖、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)はこの日の呼吸を恐れ、適正のある剣士を配下の鬼たちよって一度皆殺しにします。選ばれた使い手は、額に赤い痣が出来るのが特徴であるようです。鬼滅の刃本編でも、炭次郎を発見した時から、「花札のような飾りをした剣士」を殺すように指示しており、日の呼吸を危険視しているようすが分かります。
日の呼吸(ヒノカミ神楽)の型一覧・全13種
ここからは日の呼吸、12の型を全て一挙紹介!使われたシーンや技の描写など細かく解説していきます。
壱ノ型 円舞(いちのかた えんぶ)
漫画 | 5巻第40話 |
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アニメ | 19話 |
第40話「ヒノカミ」にて、下弦の伍・累との対決で初めて登場した技です。この時炭次郎は、技をヒノカミ神楽・円舞と呼んでいました。 累の血鬼術・刻糸牢(こくしろう)は、高強度の黒い糸を蜘蛛の巣状に張り巡らせ、相手を捕える技。しかしヒノカミ神楽で覚醒した炭次郎は、禰豆子の協力もあり、この糸をも切断します。「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!」その後の繰り出した2撃目は累をもヒヤリとさせる攻撃となりました。 円舞は、振りかぶって真っ向に相手を切りつけ、炎で出来た円のような軌跡が後に残る技です。後ろにも有効範囲があるかは不明ですが、円舞という名前の通り、まるで踊るかのように動きが滑らかであることを表しているのでしょう。 余談ではありますが、第125話「迫る夜明け」の半天狗戦では、派生技として円舞一閃が登場します。足に特に力を集中させる雷の呼吸を応用した技で、長い飛距離の踏み込みが特徴の円舞を見ることが出来ます。
弐ノ型 碧羅の天(にのかた へきらのてん)
漫画 | 7巻第61話 |
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アニメ | 竈門炭治郎 立志編 第19話 |
第61話「狭所の攻防」にて、下弦の壱・魘夢(えんむ)の頸の骨を断つために放ちました。この時炭治郎はヒノカミ神楽・碧羅の天と呼んでいました。体をくるりと回転させて地面と垂直に円を描くように斬撃をします。 碧羅には、晴れ渡った青空、という意味があります。自分が中空に居て円を描くことで、自身が太陽となっているようすを表しているのでしょう。
参ノ型 烈日紅鏡(さんのかた れつじつこうきょう)
漫画 | 9巻第77話 |
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アニメ | 遊郭編 第5話 |
第77話「轟く」にて、上弦の陸・堕姫(だき)と戦闘した際、帯を切り裂くために使用しました。この頃の呼称はヒノカミ神楽・烈日紅鏡です。 紅鏡には、太陽の意味があります。太陽を2つ造り出すかのように、右と左に合わせて2回横切りを放ちます。その後の無惨や猗窩座(あかざ)との戦闘にも登場しました。
肆ノ型 灼骨炎陽(しのかた しゃっこつえんよう)
漫画 | 10巻第81話 |
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アニメ | 遊郭編 第6話 |
第81話「重なる記憶」にて、堕姫の血鬼術「八重帯切り」に対して放った技です。体を大きく激しく回して、2度時計回りに前方に斬撃をします。帯を斬られた部分が灼けるように痛い、と堕鬼は表現していました。斬った部分の再生を遅くする技でもあったのです。 まさに骨を灼くかの如く痛みを与える、燃え盛る剣撃なのでしょう。
伍ノ型 陽華突(ごのかた ようかとつ)
漫画 | 12巻第106話 |
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アニメ | 刀鍛冶の里編 第3話 |
第106話「敵襲」にて、上弦の肆・半天狗に対し放ちました。気配を隠して忍び込んできた半天狗。霞柱の時透無一郎からの初撃を躱し天井に張り付いた所で炭次郎もこの技で半天狗を攻撃しました。どたりと上から落ちてきて倒れた半天狗の不気味さが際立つシーンでした。 陽華突で突いた場所は、花が開いたように燃え盛るエフェクトがかかります。そんな美しい見た目を表す名前でもあるのでしょう。
陸ノ型 日暈の龍 頭舞い(ろくのかた にちうんのりゅう かぶらまい)
漫画 | 13巻第113話 |
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アニメ | 刀鍛冶の里編 第5話 |
第113話「赫刀」にて、半天狗が分かれた喜怒哀楽4つの姿の内、3つに対し放ちました。一気に3体もの鬼を切り裂いた、その攻撃範囲が特徴です。龍のようにうねりながら突き進み、切り裂きます。斬られた部分は灼けるようで、再生しづらくなるという効果を持っていました。 日暈には、太陽や日傘という意味が含まれます。まるで傘が覆うように大きな龍が襲い掛かってくるようすを表しているのかもしれません。
漆ノ型 斜陽転身(しちのかた しゃようてんしん)
漫画 | 18巻第152話 |
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アニメ | - |
第152話「透き通る世界」にて、上弦の参・猗窩座(あかざ)との戦闘時に放った剣技です。炭次郎は、この時、敵の全ての心臓の位置や筋肉の動きが透けて見えるようになる全集中の境地・透き通る世界に入っており、相手の頸を切断しました。 転身には、身を翻すという意味があり、その通り空中で一回転しながら斬撃する技となっています。猗窩座の能力に気づき、覚醒した炭次郎が「おまえの頸を斬る」と宣言して実現する『鬼滅の刃』の中でもとても魅力的なシーンです。
捌ノ型 飛輪陽炎(はちのかた ひりんかげろう)
漫画 | 17巻第149話 |
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アニメ | - |
第149話「嫌悪感」での、上弦の参・猗窩座との戦闘が初出です。圧倒的な力を見せつける猗窩座に一矢報いた技でもありました。剣の切っ先がまさに陽炎のように揺らめき、相手が剣筋を読みにくいようにする剣技です。 また飛輪は太陽の類語であり、太陽の生み出す陽炎を活かしたような技であることが名前からもわかりますね。
玖ノ型 輝輝恩光(くのかた ききおんこう)
漫画 | 22巻第191話 |
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アニメ | - |
第191話「どちらが鬼か」にて、無惨に対し放ちました。体を渦巻くように回転させながら流れるような剣撃を放つ技で、防御としても扱うことのできる技です。これによって無惨の攻撃を振り払いカナヲを助け出します。 恩光には、万物を生育する太陽の光という意味があります。その効果範囲の広さを、生き物を育てる日の光に例えているのかもしれません。
拾ノ型 火車(じゅうのかた かしゃ)
漫画 | 17巻第147話 |
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アニメ | - |
第147話「小さな歯車」にて、猗窩座と戦うときに使用しました。斜陽転身はその場で身を翻す技で、火車は前方に飛んで相手の後ろを取ってから斬りつける技です。上弦の陸・堕鬼と戦う際も放つ素振りは見せましたが、不発に終わってしまいます。 自分が回転しながら相手の方に進むことが、まさに火車のようであることが特徴の技とも言えるでしょう。
拾壱ノ型 幻日虹(じゅういちのかた げんにちこう)
漫画 | 9巻第77話 |
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アニメ | 遊郭編 第5話 |
第77話「轟く」の堕鬼(だき)戦が初出です。漫画では、「拘束の捻りと回転による躱し特化の舞、視覚の優れた者ほどよりくっきりとその残像を捉えてしまう」と説明されます。帯で攻撃してきた堕鬼を一時翻弄しました。 猗窩座戦序盤でも活躍し、相手の攻撃を躱しました。ここで敵も能力を開放し、本当の戦いが始まるのでした。この技は、攻撃を回避するためのひと味変わった技ということもあり、無惨戦でも活躍します。
拾弐ノ型 炎舞(じゅうにのかた えんぶ)
漫画 | 9巻第77話 |
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アニメ | 遊郭編 第5話 |
第77話「轟く」での堕鬼戦が初登場です。踏み込んでから円舞を繰り出す技で2連撃を放ちます。しかし強力な鬼・堕鬼の前では、攻撃を見切られて躱されてしまいました。また、124話「いい加減にしろ バカタレ」での半天狗戦や後の戦闘でも登場の機会があり、汎用性の高い技だったと考えられます。 炎を纏って舞をする。まさに日の呼吸やヒノカミ神楽を象徴するような技と言えるでしょう。
日の呼吸の幻の13の型とは?型の名前は?
全ての型が円環を為すことで完成する
作中で在ると言われていながら詳細がわからないままだった、日の呼吸13番目の型は、第192話「巡る縁」にてついに全貌が明らかになります。合わせて12の脳と心臓を持った作中最大の敵・無惨(むざん)を倒すためにこそ、13番目の型はあったのです。 竈門一族に伝わる舞・ヒノカミ神楽は、日の呼吸12の型を全て繰り返すことを目的として作られたのでした。それによって剣技の円環が成され、永遠に舞を続けることによって無惨を逃さず、太陽のもとで斬り続けることが出来るのです。 つまり、日の呼吸・13番目の型は、12の型を繋げることで、永遠に剣技の舞を続ける技なのでした。炭次郎はこの13番目の型を以て、ついに無惨を夜明けまで外に居続けさせることに成功させます。仲間の助けもあり、作中最強の敵・無惨撃破を達成するのでした。
12の型はどのように繋がるのか
第193話「困難の扉が開き始める」で、炭次郎は戦いの中で12の型の繋ぎ方を模索します。この時辿り着いた技を出す順番は、 捌ノ型 飛輪陽炎→玖ノ型 輝輝恩光→弐ノ型 碧羅の天→拾ノ型 火車→参ノ型 烈日紅鏡→拾弐ノ型 炎舞→拾壱ノ型 幻日虹→壱ノ型 円舞→漆ノ型 斜陽転身→肆ノ型 灼骨炎陽→陸ノ型 日暈の龍 頭舞い→伍ノ型 陽華突、という順番でした。 第198話「気付けば」ではこの順番は変化しているため、1つの舞から様々な舞への派生が可能なようです。しかしながらここでも最後は伍ノ型 陽華突となっており、突き技は最後に持ってくるのが繋ぎやすい、などの細かい相性はあるようです。
13の型に名前はある?
日の呼吸の13の型の名前については作中では触れられていません。また12の型をすべて繋げるという性質上、明確な名前が与えられているかも不明です。 ただファンの間では、「ヒノカミ神楽」、あるいはタイトルの「鬼滅の刃」がこの型の名称なのではないかという考察もされています。
日の呼吸は”始まりの呼吸”
基本の呼吸である、炎・水・雷・岩・風の呼吸は、すべて始まりの呼吸である日の呼吸の使い手である縁壱が、鬼狩りの剣士たちに呼吸法を伝えたことにより生まれました。全ての呼吸法の原型となったのが、この日の呼吸であるということです。 剣術の型や適性に合わせられたため、それぞれ違う特徴を持って基本の呼吸は5つに分かれたのでしょう。例えば、雷の呼吸は足の筋肉に特に集中して、素早さを高めるという特徴を持っています。 半天狗戦で、炭次郎が雷の呼吸を応用した技を出すことが出来たのも、適性だった日の呼吸が全ての呼吸の原型であったからなのかもしれませんね。
日の呼吸の使い手は継国縁壱と竈門炭治郎
歴代最強にして、始まりの剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)
作中で耳飾りの剣士として言及されていた始まりの呼吸・日の呼吸の使い手が、継国縁壱(つぎくによりいち)です。物語では、既に死亡していますが、かつて居た最強の剣士として数々の場面で登場しました。 上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)のかつての弟で、共に継国家に生まれますが、次男であったため待遇も良くありませんでした。しかしながら剣術にたぐいまれなる才能を見せたことをきっかけに、家に気を遣い家から出ます。 それからは剣士として修業を積み、妻と子を鬼に殺されてしまうことで鬼狩りという仲間と出会い、兄とも再会します。そこで全集中の呼吸を初代柱となる剣士たちに授けることで、日の呼吸は始まりの呼吸となりました。 最大の鬼・無惨をも圧倒し、絶対に勝てないと思わせますが、あと一歩の所で逃げられます。「もう私が生きている間は、表に現れることはない」ということを悟った縁壱は、鬼の始祖を打ち破る機会を失ったことに絶望するのでした。そんな折に竈門家に出会い、ヒノカミ神楽が生まれるきっかけが作られ、日の呼吸と耳飾りが継承されていくのです。最期は老衰で、鬼となった兄の前で倒れました。
優しさと慈愛に富んだ剣士・竈門炭次郎(かまどたんじろう)
言わずと知れた『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭次郎(かまどたんじろう)は、物語の中で日の呼吸に適正があったことが明らかになります。 彼は初め、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)から水の呼吸を教わり、その使い手として戦っていました。しかし下弦の伍・累との戦いで窮地に陥ったときから、肉体への負担と共に諸刃の剣としてヒノカミ神楽(日の呼吸)を用いるようになったのです。 日の呼吸の創始者である継国縁壱に、その実力は遠く及びません。最初は前述のように、日の呼吸も体への負担に耐えながら使っていました。作中で成長を重ね、だんだんと日の呼吸をものにしていきます。 無惨との決戦では、ついに13番目の型を扱うことが出来るようになるまで強くなりました。優しく慈愛の心に満ち溢れた、読者と共に成長する炭次郎。彼無しでは『鬼滅の刃』は語れません。
植物のように穏やかで優しい男・竈門炭十郎
炭治郎の父親である炭十郎は、生まれつき身体が弱く病に侵されていたため、戦いの経験はありません。しかしヒノカミ神楽を極めており、作中では巨大な熊を手斧のみで仕留める活躍を見せていました。 熊を倒したのは死の10日前、つまり彼の身体が衰弱しきっていた頃です。にもかかわらずそれだけ動けたことを考えると、健康でさえあれば鬼殺隊で大活躍していたかもしれませんね。
日の呼吸の適性は?
- 生まれつき痣が顔にある
- 黒い日輪刀
日の呼吸(ヒノカミ神楽)を使える継国縁壱、炭治郎、炭十郎の3人には、生まれつき額に痣がありました。 また「色変わりの刀」と呼ばれる日輪刀は、日の呼吸の持ち主が手にすると刀身が黒くなります。鬼殺隊には「黒刀の剣士は出世できない」という言い伝えがありますが、これは日の呼吸の使い手がおらず育手に恵まれないため。言い換えれば、それほどまでにレアなケースということなのです。
赫刀(かくとう)とは?
赫刀とは刃が赤く変色した状態の日輪刀のことで、鬼に大きなダメージを与えることができます。 赫刀を出現させるにはある一定の条件をクリアする必要があり、判明している条件は「柄を強く握る」「禰豆子の血気術・爆血を使う」「赫刃を他の刀にぶつける」など。物語終盤では多くの柱が赫刀を発動させ、無惨との最終決戦で使用しました。 ちなみに「日の呼吸」を使用するときには必ず日輪刀が赫くなります。当初は刀を赫くできる者が縁壱以外に存在しなかったため、日の呼吸の使い手であることが赫刀化の条件だと考えられていました。
日の呼吸は炎の呼吸と煉獄家との間に何らかの関係があった?
かつて、日の呼吸の使い手だった縁壱が、呼吸の使い方を剣士たちに教えたことで、炎の呼吸も生まれました。基本の呼吸のさらに元にあったのが、日の呼吸だったわけです。歴代の炎柱が煉獄家に残してきた手記に、その内容が示されており、物語後半で炭次郎に日の呼吸13番目の型の示唆を与えました。 無限列車編の前、炭次郎は、「炎の呼吸を火の呼吸と呼んではならない」という事実を聞かされます。この謎は、後に縁壱の過去が明らかになるときに同じく解明されます。 かつて、無惨を追い詰め恐れられた日の呼吸は、鬼たちによって抹消されました。発音が同じ火の呼吸としてしまうと、真っ先に無惨に根絶やしにされてしまうことから、炎の呼吸と呼ぶことがルールとなったのでしょう。日の呼吸が、ヒノカミ神楽として名前を変えられて受け継がれていた理由と似ていますね。
竈門家との関係・“ヒノカミ神楽”こそが日の呼吸だった!
継国縁壱が竈門炭吉に呼吸法を伝える
192話で日の呼吸は継国縁壱本人によって、炭治郎の先祖である竈門炭吉に伝えられたことが判明しました。詳細は不明ですが縁壱は竈門夫妻の命の恩人として彼らからもてなしを受け、しばらく彼らの家に滞在していたようです。 そして妻のすやこにせがまれて日の呼吸の型を披露し、型をつぶさに見ていた炭吉に計らずしも呼吸法を伝えることになりました。縁壱が付けていた耳飾りもこの時竈門家に渡り、代々受け継がれてきました。
ヒノカミ神楽として代々受け継がれる
縁壱との別れ際「耳飾りと日の呼吸を後世に伝える」と告げた炭吉は、宣言通り後継ぎに日の呼吸を伝授し、呼吸法はヒノカミ神楽として竈門家に受け継がれていきます。別物だと思われていたヒノカミ神楽は、日の呼吸そのものだったのです。 そして無惨によって日の呼吸の才を持つ物が消される中、神楽として継承したヒノカミ神楽だけが後世に残っていきました。
最終決戦・無惨との戦いで炭治郎が習得
炭吉の記憶を見たことで自分が使っていた「ヒノカミ神楽」が日の呼吸そのものだったと知った炭治郎は、192話の無惨との戦いで日の呼吸の使い手として覚醒します。そして無惨に縁壱の亡霊を見せるほどに、相手を追い詰めました。 この時炭治郎は12の型を連続して繰り出し、最大限の強さを発揮する手前まで日の呼吸を習得しています。
日の呼吸の強さは?全呼吸の中で最強!?
鬼舞辻無惨も恐れる圧倒的強さ
日の呼吸の強さは間違いなく全呼吸の中で最強といっていいでしょう。日の呼吸は無惨が唯一敗北しかけた縁壱が使用していた呼吸であり、無惨の体には縁壱と戦った時に受けた傷が何百年もの間残り続けています。まだ完全に呼吸を極めたわけではない炭治郎が使用しても、無惨にかなりのダメージを与えられました。 また煉獄槇寿郎が「全ての呼吸は日の呼吸の劣化した呼吸」と言っていることからも日の呼吸が、最も優れているということがわかります。
使い手によって強さが変わる?
192話で炭治郎は日の呼吸を習得しましたが、無惨が「縁壱には遠く及ばない」といっていることから使い手によって強さに差があると分かっています。 縁壱が呼吸を極めた人だとすれば、炭治郎はまだ使いこなす手前といったところなので当たり前と言っていいでしょう。 また赫刀のダメージも使い手によって差があり、縁壱は呼吸・赫刀、全てにおいて極みの域に達していたようです。
『鬼滅の刃』日の呼吸は強力で特別な呼吸法!アニメではどのように描かれるのかにも注目
本記事では、『鬼滅の刃』の重要ワードである「日の呼吸」について、その特徴や技一覧を紹介してきました。 まさに始まりにして最強の呼吸とも言える日の呼吸。12の型をすべて繋げることで「13の型」になるという設定も、なんともドラマチックです。アニメではどのように描かれるのかも楽しみですね。