2020年5月12日更新

【ワンピース】赤鞘九人男をまとめて紹介!20年の時を超えて集結したサムライ

赤鞘九人男 サムネイル

ワノ国へと足を踏み入れた麦わらの一味。ルフィたちは、錦えもんを筆頭とする「赤鞘九人男」という侍たちと共に打倒カイドウを目指して行動していきます。今回は、ワノ国編で物語のカギを握る赤鞘九人男について、それぞれ解説していきます!

目次

『ONE PIECE』赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)とは?おでんに仕えたサムライたち【ネタバレ注意】

赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)とは、かつてワノ国で「九里(くり)」の大名だった光月おでんに仕えていた侍9人の総称です。彼らの悲願は、ワノ国を乗っ取っている四皇カイドウを討つことなので、ルフィたちと協力することになります。 赤鞘九人男の面々は、元はゴロツキや孤児だった者が多数。おでんに窮地を救われたり、その人柄に惹かれたりして彼を慕うようになり、半ば強引に家臣になるのでした。 メンバーは人間の侍だけに留まらず、ミンク族のイヌアラシとネコマムシ、魚人族の河松もいました。鎖国をしていたワノ国において、彼らのように人間以外の種族を恐れず、仲間に加えていた懐の深さもおでんが慕われていた所以です。 なお、イヌアラシとネコマムシの2人は、ゾウにある「モコモ公国」出身ですが、彼らミンク族と光月家の侍は数百年前から固い契を結んだ兄弟関係にあります。興味を抱いた2人は国を飛び出し、ワノ国の九里に流れ着いたのです。 おでんが白ひげ海賊団の船に乗って、海外に出て行ってしまった後も、残った赤鞘九人男たちは九里を治めていました。しかし、おでん不在の中カイドウと手を組んだオロチによって、ワノ国は徐々に支配され、衰退していくことに……。 ※ここから、もっと詳しく赤鞘九人男の面々を紹介していきます。ネタバレにはご注意ください。

20年の時を経て、再集結!おでんとの約束を果たす

帰国したおでんと共に、赤鞘九人男はオロチとカイドウを討とうと動きますが、スパイの存在によって情報が漏れており、奇襲に失敗して敗れてしまいます。彼らは全員処刑される筈でしたが、おでんに命を助けられ、彼に代わって「ワノ国を開国する」という約束を結びます。 赤鞘九人男は「おでん城」へと戻りますが、そこは既に火が放たれており絶体絶命でした。そこで、城に辿り着いた4人とモモの助は、おでんの妻・光月トキの能力で20年後の未来に飛ぶことに。 未来に飛んだ4人のうち、錦えもん、カン十郎、雷ぞうの3人はミンク族に助力を乞うため、モモの助を連れて海外へ出立し、菊の丞(きくのじょう)は1人ワノ国に残り、敵勢力の動向等を探ることにします。 タイムスリップしなかった5名は、それぞれで窮地を脱していました。中にはおでんを失ったことで絶望した者もいますが、彼らは20年後に来るであろう同志の存在を信じ、耐え忍んでいました。 やがて、ルフィらと出会い協力を得た錦えもんたちは、「ゾウ」に辿り着き、イヌアラシとネコマムシの2人と再会、共にワノ国へ帰ります。そうして、紆余曲折を経て赤鞘九人男は再び集結し、今度こそカイドウとオロチを討つべく動きだすのでした。

狐火の錦えもん

赤鞘九人男の筆頭で、他の面々からも頼られているリーダー的存在。超人系(パラミシア)「フクフクの実」の能力者で、小石や葉っぱから衣服を作り出すことが出来ます。また、狐火流という剣術を使いこなし、自らの剣から炎を放つことや、炎を斬り裂くことも可能。 太いもみあげとあごひげを生やし、髷(まげ)を結っているのが特徴で、いかにも侍といった出で立ち。性格もその見た目通り武士道を突き進んでおり、痛さや辛さは決して口に出すことなく我慢し、失態を犯したらすぐに切腹しようとします。 その反面、サンジやブルックにも劣らないほどスケベな一面があり、パンクハザードではナミの露出度の高い服を見るため、ギリギリまで能力のことを隠していたり、ワノ国では彼女の服だけ露出度の高いものを用意したりしていました。 初登場は、パンクハザード編。トラファルガー・ローの能力で頭、胴体、下半身がバラバラにされていたところで、ルフィたちと遭遇します。当初は危険を避けるため、本来は主となるモモの助を自身の息子と偽っていましたが、「ゾウ」にて麦わらの一味にも真実を打ち明け、改めて協力を願います。 若いころは、幼馴染みお鶴の店でツケを支払わず、窃盗を繰り返すようなチンピラでした。しかし、都で起こした「山の神事件」をおでんが解決し、さらに罪まで肩代わりしてくれたことをきっかけに彼に惚れ込み、家来になります。

傳ジロー(でんジロー)

傳ジローは、錦えもんと共におでんの最初の家来となった人物。長い黒髪を後ろで束ねており、サングラスをしているのが特徴です。 もともとは都で暮らす孤児で、言葉巧みに店の主人から金をちょろまかしたりしていました。ですが、「山の神事件」をきっかけにおでんに付きまとうようになり、彼が大名になると家臣に名を連ね、金銭まわりの管理を担っていました。 おでんの処刑後、百獣海賊団の追っ手を抑えるために殿を務めるも、その後の消息は不明。ワノ国編の第二幕が終了しても、九人男の中で彼だけ登場がありません。

長らく行方が分からなかった傳ジローでしたが、狂死郎一家の親分「居眠り狂死郎」こそが、彼の正体でした。主君を失ったショックや激しい怒りで人相や髪の色は変わってしまったのでした。 彼は、20年後にカイドウとオロチを討つ突破口を探るべく、狂死郎に名を改め、両替商や遊郭などの事業を始めて、オロチの懐に潜り込みます。そんな折、おでんの娘・日和が彼のところに転がり込んできて、河松の代わりに彼女を保護することに。時が来るまで、日和には遊女として生きるように説得し、「小紫」と名乗らせました。 他にも、彼は義賊としても暗躍しており、オロチ配下の屋敷から大金を盗み、貧民たちに配る「丑三つ小僧」の正体も傳ジローだったのです。夜な夜な活動していたため、日中はよく居眠りするようになり、そこから居眠り狂死郎と呼ばれるようになりました。

残雪の菊の丞(きくのじょう)

舞踊の名門「花柳(はなやなぎ)流」の家元に生まれるも、父が罪人として裁かれて孤児に。後の白ひげ海賊団の16番隊隊長となる兄イゾウと共に、「鈴後(りんご)」の町中で芸をして細々とした生活を送っていたところ、おでんに出会い、飢えから救われたことで彼に付いていくことになります。 20年の時を超えて現在にやってきましたが、1人ワノ国に残り、錦えもんの妻・お鶴が営む茶屋の看板娘「お菊」として潜伏しながら情報収集していました。 横綱の浦島やサンジをメロメロにする程の美貌をもち、おしとやかな人物ですが、「赤鞘九人“男”」の一員であることからも分かる通り、その正体は男性で「ワノ国一の美青年剣士“残雪の菊の丞(きくのじょう)”」として有名です。 一振りの刀を武器にしており、目に見えぬ速度で浦島の髷のみを斬り落とすなど、その戦闘能力は相当高いと思われます。戦闘時につける鬼のお面がクールです。

夕立カン十郎

化粧しているような真っ白い肌に真っ赤な唇と頬をしており、獅子頭の如く派手な赤い長髪が特徴的で、まるで歌舞伎役者のような見た目をしています。悪魔の実の能力者で、筆で書いたものを実体化させることが可能ですが、その画力は壊滅的。 20年の時を渡った1人で、錦えもんと共に海外に旅立ちますが、ドレスローザに漂着した際にドンキホーテ海賊団に捕まり、地下のスクラップ場に囚われていました。その後は麦わらの一味の活躍により脱出に成功し、彼らと共に行動してワノ国に戻ってきます。 昔は、「奇備(きび)」にて夜な夜な人の毛髪を刈り取って筆を作り、それを売って日銭を稼いでいました。旅をしていたおでん一行にも襲い掛かりますが、返り討ちされ改心。その後はほかの家来と同様に、彼に付いてまわり家臣となりました。

20年前も現在も、おでんや赤鞘九人男の立てた作戦や動向は常に敵に筒抜けでした。それは、光月家にスパイが潜り込んでいたから。そしてカン十郎こそが、内通者だったのです。 彼の本名はオロチと同じ姓をもつ「黒炭(くろずみ)カン十郎」。ワノ国で迫害を受けた黒炭家の1人でした。大衆演劇の家に生まれた彼は、両親を舞台上で惨殺され、心を失ってしまいました。 そこにオロチが接触し、ワノ国への復讐を手伝うように誘います。舞台での生き方しか知らないカン十郎は、「光月として生き、光月として死ね」という非情な命令にも否を唱えず、「死に場所を探してた。光栄です」と承諾し、光月家にスパイとして入り込みました。 絵が下手というのも嘘で、実際は本人と見分けがつかない分身を作り出せるほど高い画力の持ち主。さらにドレスローザで錦えもんたちの素性がバレていたことや、ビブルカード無しではたどり着けないはずの「ゾウ」にジャックが現れたのも、カン十郎が情報を流していたからでした。

霧の雷ぞう

20年前から現在にタイムスリップした1人で、様々な忍術を使いこなす天才忍者。海外に出て錦えもんたちとはぐれてしまいますが、唯一「ゾウ」に辿り着き、ミンク族に保護されていました。 「忍びの本分は影に生きることで、術は無闇に人に見せるものではない」と語っており、ルフィたちからのリクエストも「理想を押し付けるな」と一蹴します。ですが、あからさまにガッカリする彼らを見るに堪えず、忍術を大げさに披露するサービス精神旺盛な一面もあります。 顔が大きく、カニのような髪型が特徴的で、体型も丸々としていますが、忍びとしては非常に優秀。ワノ国に戻ってからは、「兎丼(うどん)」の囚人採掘場に捕まったルフィを救出するため、1人で潜入し、海楼石の鍵を盗み出すなどの活躍を見せました。 元から光月家に仕えるお庭番衆の一員でしたが、くノ一にフラれたショックで辞めてしまい、兎丼の山に身を隠していたところ、おでんと再会し、彼の家来となりました。

アシュラ童子

アシュラ童子はその昔、浪人や罪人がはびこり無法地帯となっていた「九里」で最も危険な人物として悪名高かった人物。しかしおでんに敗れ、彼の家来となります。その後、彼が九里を平和にまとめ上げた際は「平和を見たのは初めてなんだ」と感謝を口にしていました。 20年前におでんが処刑された後も、彼とトキの言葉を信じて錦えもんたちを待ち続けます。しかし、現在から10年前、しびれを切らした同志の侍たちは鬼ヶ島に攻め入り、百獣海賊団に返り討ちにされてしまいました。 それがきっかけとなり、アシュラ童子自身もやさぐれてしまい、現在は「酒天丸」と名乗って盗賊の頭になり果てています。とはいえ本心では錦えもんたちを待っており、カイドウの屋敷の設計図を手に入れ、来るべき決戦に備えて準備していました。 彼の実力は相当なもので、百獣海賊団幹部のジャックとも互角に渡り合う程。カイドウに顔がバレているにも関わらず生かされているのも、その実力を買われて部下に勧誘されているからです。

イヌアラシ公爵

光月家と固い契を結んだ「モコモ公国」昼の王。犬のミンク族で、骨が大好物なため、ブルックを見た時は「なんてうまそうな客人だ」とよだれを垂らしていました。 国を荒らしに来た百獣海賊団の幹部ジャックと互角に渡り合うほどの実力を有しており、巨大なマンモス形態になった彼の攻撃を片手で受け止めていました。 かつて、ワノ国に憧れた彼は親友のネコマムシと共に国を飛び出し、奇跡的に九里の海岸に漂着。その際、鎖国状態にあったワノ国の住民から見ると異形だった彼らは迫害されますが、通りかかったおでんに助けられます。 それを機に、おでんの家臣に加わり、彼が白ひげ海賊団の船で海外に出たときも従者として付いていきました。 おでんが処刑されてからは、彼を守れなかったことが原因でネコマムシとの仲が険悪になり、活動する時間を分けて顔も合わせないようになってしまいました。

ネコマムシの旦那

モコモ公国夜の王で、猫のミンク族。かなり大柄で威圧感を放つ見た目をしており、「化け猫」や「化け物」と恐れられますが、猫じゃらしやマタタビを見ると飛びつかずにいられないというかわいい一面も。基本的に土佐弁を喋り、語尾に「~ぜよ」を付けるのが特徴です。 戦闘能力はずば抜けて高く、マンモス形態のジャックを投げ飛ばすほどの怪力を誇ります。イヌアラシとネコマムシの2人にはジャックも手を焼き、毒ガス兵器を使わざるを得ませんでした。 ネコマムシはルフィたちと別行動しており、元白ひげ海賊団1番隊隊長のマルコを探しに行き、白ひげの故郷で医者をやっていた彼と再会しています。

河童の河松(かわまつ)

本当はトラフグの魚人族ですが、ワノ国には魚人がいないため母から河童を名乗るように言われ、その通りにしています。 33年前、九里の浜辺でイヌアラシ、ネコマムシと共に捕らえられてしまいますが、おでんに救出されます。それから無理やり彼に付いていき、家臣に加わりました。 20年前、おでんが処刑された後、燃え盛る城からモモの助の妹・日和(ひより)を連れて脱出し、それ以降は彼女と一緒に姿をくらましました。 家族を失った彼女を笑わそうと踊ったり、自分の分も食料を分け与えたりしていましたが、段々やつれていく河松を見ていられなかった日和は姿を消してしまいます。 その後、死に場所を求めて訪れた「鈴後」で、亡くなった大名の相棒の狐「オニ丸」と出会います。今後起きる戦いで武器の不足が予想できたため、鈴後の侍たちの墓を守っていたオニ丸を説得し、彼らの遺品である武器を集めることにしました。 「おいはぎ橋の牛鬼丸」と名乗り、本物の墓荒らしを追い払っていましたが、13年前、食料調達で訪れた都で捕まってしまい、以降は囚人採掘場の開かずの檻に幽閉されるのでした。

『ONE PIECE』赤鞘九人男の活躍に目が離せない!カイドウとの決戦は

今回は、最強のサムライ集団・赤鞘九人男について解説しました。 ジャンプ本誌「ワンピース」では2020年5月現在、いよいよカイドウの根城である鬼ヶ島に乗り込み、最終決戦に向かう流れです。これまで本格的な戦闘は少なかった赤鞘九人男の面々ですが、情報通りなら全員かなりの実力を有しているはず。 やっと彼らの本気を見る事ができますし、誰が誰と戦うことになるのかも予想がつきにくくて、楽しみですね。赤鞘九人男の活躍を見逃さないためにも、今後の「ワンピース」の展開に注目です!