2020年1月3日更新

2019年公開のおすすめ洋画ランキングベスト30!大作が豊富な一年に

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2019年公開の洋画注目作をチェック

シャザム
(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

この記事では、2019年に公開された洋画の注目作を一挙紹介します。あの名作のリメイク、あのシリーズの続編など、気になる作品が目白押しでした。

30位:パルムドール受賞監督が日仏合作映画を手がける『真実』(2019年10月11日公開)

2018年、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したことが記憶に新しい是枝裕和監督。彼の最新作『真実』は、日仏合作映画として製作されました。 本作にはフランスの名女優カトリーヌ・ドヌーヴをはじめ、『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)のイーサン・ホークや、『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)でアカデミー助演女優賞を獲得したジュリエット・ビノシュ、『スイミング・プール』(2003)のリュディヴィーニュ・サニエなど、豪華キャストが集結。 フランスを舞台にドヌーヴ演じる大女優の「母」と、ビノシュ演じる女優にならなかった「娘」の断絶を軸に、家族の葛藤を情感豊かに描きだしています。

29位:緊急通報司令室のオペレーターが誘拐事件に迫る『THE GUILTY/ギルティ』(2019年2月22日公開)

サンダンス国際映画祭で観客賞を受賞し、2018年アカデミー賞の外国語映画賞デンマーク代表に選出された『THE GUILTY/ギルティ』。 緊急通報司令室のオペレーター、アスガー・ホルムはある日1件の通報を受けます。 それは、今まさに誘拐されているという女性からの通報でした。彼は電話越しに聞こえる音だけを頼りに事件解決に挑みます。 人間が聴覚から得られる情報はわずか11%というなか、微かな音にも耳をそばだて彼は事件を解決に導くことができるのでしょうか。 “見えない事件”を音だけを頼りに捜査するという斬新な設定の本作は、息を飲むほどの緊張感とゾッとする結末が海外で高く評価されています。

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28位:『アンブレイカブル』の続編『ミスター・ガラス』(2019年1月18日公開)

毎回どんでん返しの結末が話題になるM・ナイト・シャマラン監督の最新作『ミスター・ガラス』は、2000年に公開されたブルース・ウィリス主演の『アンブレイカブル』および、ジェームズ・マカヴォイ主演の『スプリット』(2016)の続編です。 決して傷つかない肉体の持ち主デヴィッド・ダン(ウィリス)、驚異的なIQを持ちながら生まれつき骨折しやすい身体のミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)、24人の人格を持つケヴィン・ウェンデル・クラム(マカヴォイ)の3人は、「スーパーヒーローは実在するのか?」という研究の実験対象になります。

27位:橋本愛主演作の韓国版『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2019年5月17日公開)

橋本愛主演で2014年、2015年に2部作が公開された「リトル・フォレスト」の韓国版。日本版は「夏/秋」、「冬/春」と2作で四季を描きましたが、韓国版は「春夏秋冬」と1作で四季を描きます。 都会の生活に疲れ、自然の豊かな故郷に帰ってきたヘウォン。旧友のジェハとウンスクと穏やかな生活を過ごしますが、このままではいけないという気持ちもあって……。 キッチンなど家の間取りは日本的であり、使用される食材も小豆など日本版と同じものでありながら、作られる料理は韓国独特なものという絶妙な距離感が面白い映画。日本版を観ている人は違いを楽しめるでしょうし、韓国映画になじみのない方にも見やすい作品に仕上がっています。 主演のキム・テリは『お嬢さん』『1987、ある闘いの真実』と近年良作に連続出演。外れのない10割女優です。

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26位:1970年代アメリカの「男女平等裁判」を描く『ビリーブ 未来への大逆転』(2019年3月22日公開)

85歳でアメリカ合衆国最高裁判所の判事を務めているルース・ギンズバーグの実話をもとにした作品。『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズがルース・ギンズバーグを演じ、夫のマーティン・ギンズバーグを『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーが演じます。 1956年、ふたりのハーバード法科大学院在学時代から、1970年代、国を相手にした「男女平等裁判」に挑むまでを描いた本作。100%負けると言われた裁判での奇跡の逆転劇はもちろん最大の見どころですが、ギンズバーグ夫婦、そして家族の物語も非常に魅力的です。 夫婦ふたりの世界で完結せず、彼らの子どもを通して、彼らが理想のパートナーであること、そして理想の家族であること、夫と子供なしにはこの物語は成立しえなかったことを明確に描いていることにも、ぜひ注目していただきたい傑作。

25位:黒人警官が白人至上主義団体に潜入捜査!?『ブラック・クランズマン』(2019年3月22日公開)

『マルコムX』(1992)や『インサイド・マン』(2006)など、社会問題をテーマにした作品を多く手がけ、高い評価を獲得している映画監督スパイク・リー。 そんな彼の最新作は、実際に起こった大胆不敵な事件を克明につづった同名ノンフィクション小説が原作となっています。 それは、1979年に黒人警官が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するというもの。 KKKに潜入する黒人警官ロン・ストールワースを演じるのは、名優デンゼル・ワシントンを父に持つジョン・デヴィッド・ワシントン。ロンの相棒フィリップ・ジマーマンを「スターウォーズ」続三部作でカイロ・レン役で知られるアダム・ドライバーが演じます。

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24位:イギリス王室での女のバトル『女王陛下のお気に入り』(2019年2月15日公開)

2017年のカンヌ国際映画祭で脚本賞、2018年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞と女優賞を受賞した『女王陛下のお気に入り』。 『ロブスター』(2015)や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017)などで知られるヨルゴス・ランティモスが監督を務め、その国際的な評価の高さから日本の映画ファンの間でも注目されている本作。 18世紀初頭、宿敵フランスと交戦中のイングランド。17人の子供に先立たれた孤独なアン女王(オリヴィア・コールマン)の幼なじみで女官長のレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)は、病弱な女王の代わりに国政を操っていました。 そこに没落貴族でサラのいとこであるアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来たことから、宮廷では女のバトルが勃発します。 再び貴族として返り咲くチャンスを狙うアビゲイルはサラが戦争の継続をめぐる争いに没頭している間に、急速にアン女王のこころをつかんでいきます。 3人の女性たちが、頭脳と肉体と精神力を駆使してお互いに仕掛け合う罠がおかしくも痛快で、ときに切ない宮廷ドラマです。

23位:与えられた命の意味を見つけるために戦うアンドロイド少女『アリータ:バトル・エンジェル』(2019年2月22日公開)

『タイタニック』(1997)や『アバター』(2009)など、革新的な映像表現で知られるジェームズ・キャメロンが製作・脚本を務めた『アリータ バトル・エンジェル』は、日本のSFコミック『銃夢(がんむ)』(1990〜1995)を原作としています。 ギレルモ・デル・トロから25年前に原作コミックを紹介されたというキャメロンは、長年にわたり映画化を熱望し、本作の構想に15年かけたといいます。 “支配する者”と“支配される者”に二分された遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から失われたと思われていた300年前のテクノロジーを使ったアンドロイドの頭部を見つけます。 驚くべきことに、生身の脳だけが無傷で残っていたためイドは彼女に新しい体を与え、アリータと名付け成長を見守ることに。 過去の記憶を全て失っていたアリータですが、自分がなんのために作られた存在なのかを知り、その運命に立ち向かっていきます。

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22位:見た目はオトナ、中身はコドモのヒーロー誕生『シャザム!』(2019年4月19日公開)

「見た目はオトナ、中身はコドモ」というどこかで聞いたようなスーパーヒーローの実写映画『シャザム!』。 DCコミックのヒーロー「シャザム」は、アメコミ界においてスーパーマンと並ぶ地上最強の男ですが、その正体はビリー・バットソンという10代の少年。 あるとき魔術師からヒーローの才能を見出され、世界の救世主に選ばれたビリーは「シャザム!」と唱えることで大人のスーパーヒーローに変身できるようになり、ある使命を遂行することになるのですが……。 テレビシリーズ『CHUCK/チャック』や映画「マイティ・ソー」シリーズのザッカリー・リーヴァイが変身後のシャザムを、テレビシリーズ『アンディ・マック』のアッシャー・エンジェルが変身前のビリーを演じます。

21位:海外初上陸のあの怪獣たちも登場!『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年5月31日公開)

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、2014年にギャレス・エドワーズが監督を務めた『GODZZILA ゴジラ』の続編です。 本作では、Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス』で大ブレイクしたミリー・ボビー・ブラウンをはじめ、ブラウンの母親役に「死霊館」シリーズのヴェラ・ファーミガ、父親役にカイル・チャンドラーが出演しています。 また、ゴジラの他に、実写映画では海外初上陸となるモスラやラドン(英語名:ロダン)、キングギドラも登場しました。

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20位:エルトン・ジョンの良質な伝記映画『ロケットマン』(2019年8月23日公開)

音楽史にその名を刻む伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの伝記映画。2018年に大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』の監督を引き継ぎ完成させたデクスター・フレッチャーが監督を務めます。『ボヘミアン・ラプソディ』は伝記映画の要素が強かったですが、『ロケットマン』はミュージカル映画としても楽しめる作品に仕上がりました。 エルトン・ジョンを演じるのは『キングスマン』で知られるタロン・エガートン。タロンは演劇学校入学時にエルトンの『Your Song』を歌っており、不思議な縁も感じられます。エルトン本人をして「タロンほど上手く僕の歌を歌う人を聴いたことがない」と言わしめたタロンの歌声。『Your Song』を自宅で作り上げるシーンは、作中の白眉でした。

19位:ミュージカルでもおなじみの名作を実写化『ライオン・キング』(2019年8月9日公開)

1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画『ライオン・キング』の実写版も公開予定です。 『アイアンマン』(2008)や『シェフ 三つ星フード・トラック始めました』(2014)、『ジャングル・ブック』(2016)などで高い評価を獲得しているジョン・ファヴローが監督を務め、豪華キャストが声優を担当することでも話題になりました。 シンバ役はラッパーとしても活躍するドナルド・グローヴァー、ナラ役は歌姫ビヨンセが務めることがわかっています。 ミュージカル作品であるため、歌唱力に定評のあるキャストが選ばれたのかもしれません。

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18位:すべての魚が俺の味方!『アクアマン』(2019年2月8日公開)

DCEUのクロスオーバー第1作目『ジャスティス・リーグ』で初登場したアクアマンことアーサー・カリー。その単独作品『アクアマン』が、2019年2月8日、DCEU第6作目として公開されました。 人間として育てられたアーサーでしたが、子供の頃から魚と意思疎通ができ行動を操る能力を持っていました。そんな彼は、実は海底国アトランティスの王位継承者であったことが判明。 海底人でありながら彼はなぜ地上で育ったのか、そして故郷アトランティスが地上侵略をはじめたとき、彼はどちらの味方につくのかーー。 監督は「ソウ」や「死霊館」などのホラーシリーズから『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)など幅広い作品を手がけているジェームズ・ワン。大人気テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役で一躍知名度をあげたジェイソン・モモアが主演を務めます。

17位:手に汗握る傑作パニック映画『EXIT』(2019年11月22日公開)

韓国の都心で強い拡散力を持つ有毒ガスが発生。吸ってしまうと命を落としてしまうため、主人公たちはビルの屋上に逃げることになり……というストーリー。 主人公とヒロインはビルの屋上からビルの屋上で、より高いところへ避難を繰り返します。ビルの屋上からビルの屋上ってどうやるの?という話ですが、まさにそれがこの映画の面白いところ。山岳部出身でロッククライミング技術のある主人公とヒロインは、持ち前の技術とアイディアで有毒ガスから逃れ続けます。 手に汗握るアクションとコメディのバランスが素晴らしい良作。非常に良くできたエンターテインメント、おすすめです。

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16位:「トランスフォーマー」シリーズスピンオフ『バンブルビー』(2019年3月22日公開)

「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター「バンブルビー」をメインに描く物語。シリーズ1作目より前の1980年代を舞台にしています。 バンブルビーを見つける主人公の少女を『はじまりのうた』、「ピッチ・パーフェクト」などで注目を集めるヘイリー・スタインフェルドが演じ、『KUBO クボ 二本の弦の秘密』で映画ファンの度肝を抜いたトラビス・ナイトが監督を務めると聞いただけで、「トランスフォーマー」シリーズファンでなくても観たくなってしまいますね。

15位:クリント・イーストウッドの傑作『運び屋』(2019年3月8日公開)

映画界のリビングレジェンド、クリント・イーストウッドが監督、製作、主演を務めた作品。イーストウッドが監督と主演を務めるのは大傑作『グラン・トリノ』以来10年ぶりのことですので俄然期待が高まります。 80歳代で麻薬の運び屋となった退役軍人の実話をベースにしたストーリー。運び屋を演じるイーストウッドのわきを固めるのは、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーンなど、イーストウッド映画にぴったりな渋い名優たちです。

14位:タランティーノ新作で ディカプリオ、ブラピが共演!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年8月30日公開)

個性派監督クェンティン・タランティーノの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、なんとレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演。そのほかにも、アル・パチーノやダコタ・ファニング、マーゴット・ロビーなど、豪華出演者が話題になっています。 本作は、1969年のロサンゼルスを舞台に、チャールズ・マンソン率いるカルト集団「マンソン・ファミリー」が女優のシャロン・テートを殺害した実際の事件をベースとしたスリラー映画。 西部劇の元人気俳優リック・ダルトン(ディカプリオ)と、その相棒でスタントダブルのクリス・ブース(ピット)が事件に巻き込まれていく物語です。 米IGNによると、タランティーノは本作の脚本に5年を費やしたと語っています。また、ディカプリオとピットという鮮やかなコンビとタッグを組むことができ、これ以上なく満足していると声明を発表しました。

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13位: アベンジャーズより強いヒーロー登場!『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)

MCU第21作目となる『キャプテン・マーベル』は、マーベル初の女性ヒーロー単独主役作品として注目を集めました。 舞台は1995年。ロサンゼルスのビデオショップに空から謎の女性が降ってきます。記憶にない過去のフラッシュバックに悩まされる彼女は、驚異的な力の持ち主でもありました。 のちに「アベンジャーズ」結成の中心人物となる若きニック・フューリーと出会った彼女は、フューリーとともに自身の記憶を巡る戦いに挑んでいきます。 記憶を失ったミステリアスな女性ヒーロー、キャプテン・マーベルを演じるのは、2015年『ルーム』でアカデミー主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン。 また、ニック・フューリー役はおなじみのサミュエル・L・ジャクソン、そしてジュード・ロウなどの豪華キャストが集結し、予測不能のサスペンスフル・アクション・エンターテインメントが誕生しました。

12位:続三部作 ついに完結へ!『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(2019年12月20日公開)

新たな主人公レイを迎えた新章「スター・ウォーズ」三部作が、2019年ついに完結します! 「スター・ウォーズ」シリーズ第11作目となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』には、レイ役のデイジー・リドリーやカイロ・レン役のアダム・ドライバーはもちろん、ハン・ソロの旧友ランド・カルリジアン役にケリー・ラッセルが出演。 さらに、2016年に急逝してしまったレイヤ役のキャリー・フィッシャーも、未使用の撮影済み映像で登場します!

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11位:これは人生の物語『ライフ・イット・セルフ 未来に続く物語』(2019年11月22日公開)

ニューヨークに住む、妻を愛し過ぎている夫と若くして両親を亡くした妻。そして悲劇に取り憑かれた娘。 スペインの若いカップルと孤独な大富豪。そしてトラウマを抱える息子。 それぞれの人生がある事件によって交差します。 人生は苦難に満ちているが、それでも人生は美しい、という陳腐なテーマを素晴らしいストーリーに織り込んだ良作。悲劇的な出来事にも救いはあるなんて書くとそれは映画の話だろと思う人もいるかもですが、結局のところ、物語が描くのは救いがあったらいいなという祈りなんだと思います。

10位:あなたは「3」派?「4」派?『トイ・ストーリー4』(2019年7月12日公開)

ピクサーアニメを代表する人気シリーズ「トイ・ストーリー」。1995年に第1作が、2000年に第2作が、2010年に第3作が公開され、第3作は日本国内での興行収入が108億円と大ヒット。内容もピクサー史上最高傑作と言っても過言ではない素晴らしい出来でした。 『トイ・ストーリー4』の製作が発表された際、喜びの声とともに、あの完璧な『トイ・ストーリー3』に続編を作る必要があるのか?という声も聞かれました。そんななか公開された第4作は、第3作に勝るとも劣らない傑作。公開後にファンも「3」派と「4」派に分かれるほどの良作でした。

9位:父の仇と宿命の対決『クリード 炎の宿敵』(2019年1月11日公開)

シルベスター・スタローン主演の「ロッキー」シリーズの続編として2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』。 スタローン演じるロッキーのライバルであり親友のアポロ・クリードの息子、ドニー・ジョンソンがロッキーの指導を受け、プロボクサーとして、また人間として成長していく物語です。 2019年に公開される第2作目『クリード 炎の宿敵』では、ドニーが父の仇であるロシアの王者イワン・ドラコの息子ヴィクターと対戦します。 この宿命の対決を見逃す手はありませんね。

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8位:DCコミック最狂ヴィランのオリジンストーリー『ジョーカー』(2019年10月4日公開)

「バットマン」のヴィランとしておなじみのジョーカーを名優ホアキン・フェニックスが演じます。今回描かれるのはジョーカーのオリジンストーリー。コメディアンを目指していた男がサイコパスな犯罪者に落ちていく過程が描かれます。 少々わかりにくいですが、今回の作品は『ジャスティス・リーグ』や『ワンダーウーマン』に連なるDCユニバースの作品ではありません。『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトが演じたジョーカーとは別人で、シリアスなテイストで新しいジョーカーが描かれました。

7位:隠れた名作アニメ映画シリーズ完結!『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(2019年12月20日公開)

ドリームワークスのアニメ映画「ヒックとドラゴン」シリーズ3作目にして完結編です。1作目、2作目を観るのは必須。超有名作というわけではないので観たことがない人が多いかなと思いますが、1作目はネットフリックスなどで観られるので今すぐ観てください!大人の鑑賞に耐えるテーマの深さがありながら、子どもでも楽しめるのが魅力です。 人間とドラゴンの共存を描いた1作目、2作目をうけて、完結編となる「聖地への冒険」では共存に対するひとつの回答が提示されます。 圧倒的な映像美と完璧なラスト。本作を観ずして2019年の映画は語れません。

6位:トム・ホランド演じるスパイダーマン第2作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年6月28日公開)

ゴールデンウィーク公開の「アベンジャーズ4」で一区切りを迎えるマーベル映画最新作。とりあえずスパイダーマン(トム・ホランド)は生き残るようです。良かったですね! 今回のヴィランはジェイク・ギレンホール演じるミステリオ。特殊効果のエキスパートで、ゲームでは攻撃が当たらなくなるようなキャラクターです。酸性ガスなどを使って攻撃してきます。 そして、ヴィランとの対決ももちろん期待ですが、ゼンデイヤ演じるヒロインMJとの関係がどうなるかにも注目です。

5位:アカデミー賞作品賞受賞!『グリーンブック』(2019年3月1日公開)

作品賞をはじめとして、アカデミー賞3部門を受賞した『グリーンブック』。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役で知られるヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』および本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリ共演とあって注目を集めていましたが、アカデミー賞作品賞受賞を受けてさらなる大ヒットが期待される作品になりました。 ヴィゴ・モーテンセン演じるイタリア系白人運転手と、マハーシャラ・アリ演じる黒人天才ピアニストのロードムービーを描いた本作。黒人差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、軽妙なユーモアでメッセージを包んだヒューマンドラマに仕上がっています。 2012年公開の『最強のふたり』や、2017年公開の『ドリーム』などが好きな方はほぼ間違いなく気に入るでしょうし、それ以外の方でも万人に支持されるであろう作品です。

4位:あのランプの魔人との冒険が実写に『アラジン』(2019年6月7日公開)

1992年に公開されたディズニーのアニメーション映画『アラジン』は、興行収入のみならず、ビデオセールスも当時の年間1位を獲得した大ヒット作です。 「シャーロック・ホームズ」シリーズなどのガイ・リッチー監督がメガホンを取り、ランプの魔人ジーニー役にウィル・スミスを迎えた本作は、当初キャスティングの難航が懸念されましたが、2000人以上の候補者の中から、アラジン役には中東系カナダ人俳優のミーナ・マスード、ジャスミン役にはインド系イギリス人女優のナオミ・スコットが選ばれました。 中毒性のあるミュージカルシーンによってリピーターが続出!2019年の洋画興行収入1位に輝きました!

3位:インド映画の新たなる傑作『バジュランギおじさんと、小さな迷子』(2019年1月18日公開)

2017年の「バーフバリ」、2018年の「パッドマン」と近年、傑作インド映画が毎年のように公開されていますが、2019年も1月からインド映画の傑作が公開されました。 インドで迷子になってしまったパキスタン人の少女シャヒーダーと、ハヌマーン神の信者でバカ正直なバジュランギおじさんが出会い、国境を越えて母親の元へ少女を送り届けるまでを描いた本作。 音楽良し、女の子かわいい、そして泣ける。誰もが予想できるベタなストーリーでありながら、誰もが感動してしまうであろう傑作です。

2位:アニメ史に一石を投じた傑作『スパイダーマン スパイダーバース』(2019年3月8日公開)

「スパイダーマン」初のアニメ映画です。『LEGO ムービー』の監督、脚本として知られるフィル・ロードとクリストファー・ミラーが製作を務め、アカデミー賞長編アニメ映画賞部門を受賞しました。 本作の主人公はおなじみのピーター・パーカーではなく、2代目スパイダーマンとでも言うべきマイルス・モラレス。「スパイダーマン」や「デアデビル」などのヴィラン、キングピンが異次元の扉を開く実験をするのを止めるというのがメインのストーリーで、実験の過程で異次元から来た初代スパイダーマン、スパイダーウーマンらと協力して戦うことになります。 非常に新鮮なアニメーション表現でリピーターが続出しました!

1位:本作を観ずして2019年をエンドゲームできないッッッ『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)

「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)22作目、フェーズ3の最終作となる本作は、シリーズ初の3時間越えになる大作です。これまでマーベル作品を追ってきた人にとっては必見の作品と言えるでしょう。フェーズ3の完結編として完璧と言っていい仕上がりでした! マーベルファンは放っておいても観ると思うので、ここではマーベル映画未見の方に向けて、重要度の高い作品だけを観ていくプランを3つご紹介します。 プランA:時間のないマーベル初心者が流れをおさえる6作品 『アイアンマン』→『アベンジャーズ』→『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』→『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』→『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』→『キャプテン・マーベル』 プランB:アイアンマンを観てみたら思いのほか面白いと思ったマーベル初心者が主要キャラクターをおさえる10作品 『アイアンマン』→『アイアンマン2』→『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』→『アベンジャーズ』→『アイアンマン3』→『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』→『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』→『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』→『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』→『キャプテン・マーベル』 プランC:ストーリーの伏線をしっかりおさえて楽しむ12作品 『アイアンマン』→『アイアンマン2』→『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』→『アベンジャーズ』→『アイアンマン3』→『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』→『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』→『アントマン』→『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』→『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』→『アントマン&ワスプ』→『キャプテン・マーベル』

2019年も洋画の注目作、話題作が目白押し

2019年の公開された洋画の大作映画を中心に紹介しました。 観たいと思っていた作品、知らなかったけれど興味をひかれた作品はありましたでしょうか。