2023年11月23日更新

『呪術廻戦』裏梅(うらうめ)は五条にワンパンされて死亡!?性別や強さも考察

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『呪術廻戦』裏梅(うらうめ)のプロフィール

呪術廻戦 裏梅
©︎芥見下々/集英社
年齢 不明(おそらく1000歳以上)
性別 不明
等級 不明
呪霊/人間 受肉体?
死亡生存 生存
術式 氷凝呪法
領域展開 不明
声優 斎賀みつき

裏梅は赤のラインが入った白いおかっぱ頭に着物を着た小柄な人物です。美しい中性的な顔立ちをしており、いまだに性別は判明していません。裏梅も宿儺と同様に1000年前以上の術師ですが、以前と見た目が異なるようで受肉体なのかも不明です。 性格は、普段は冷静ですがほかの呪霊と同様に残酷な面があり、ボロボロになった虎杖を見て嘲笑うことも。一方で、渋谷事変終盤では頭に血が上り皆殺しにしようとする苛烈な一面を見せました。

【死亡説】裏梅は五条にやられて死亡した?

呪術廻戦 五条悟
©︎芥見下々/集英社

結論から言うと、裏梅は2023年11月現在も死亡していません。最新話時点でも死亡シーンは描かれておらず、しっかりと生きています。 裏梅の死亡説が流れた理由は、五条との戦闘にあります。獄門疆から解き放たれた五条は、羂索のもとに現れました。そこで宿儺と対峙した彼は、宿儺を罵りました。それにキレた裏梅を、五条が一撃で沈めたのです。 この強烈な一撃で死亡したのではと言われていた裏梅ですが、次の話では傷が痛む程度まで回復していました!

【強さ】裏梅の術式「氷凝呪法(ひこりじゅほう)」

呪術廻戦 裏梅
©︎芥見下々/集英社

裏梅は氷を操る「氷凝呪法」を使用します。その実力は広範囲の地面を一瞬で氷尽くすほど。渋谷事変の終盤では、その氷で一級呪術師の日下部や呪胎九相図の脹相を足止めしていました。しかし、特級相当との戦闘シーンはなく、実力は1級相当と考えられます。 裏梅は「氷凝呪法」の3つの技を中心に戦闘で使用していました。3つの技の詳細を紹介します。

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霜凪/しもなぎ

「霜凪」は口から冷気を吐き出し、絶対零度の氷で周囲を氷漬けにしてしまうという厄介な技です。対象範囲がとても広く、多数の呪術者に攻め込まれてもこの技で一網打尽にできます。 氷属性の技として非常にわかりやすく、シンプルだけれども破ることの難しい技ではないでしょうか。実力者でなければ、ほとんどがこの一撃で氷づけにされたままで終わるでしょう。

直瀑/ちょくばく

霜凪が特殊効果の技だとするならば、「直瀑」は攻撃専門の必殺技です。敵の頭上で鋭利な氷の刃(氷柱のようなもの)を形成し、上部から直撃させます。 回避は極めて難しく殺傷能力も非常に高いので、相反する属性の技をぶつける必要があります。有効な対策を講じなければ、破ることは不可能ではないでしょうか。 凍らせるだけではなく攻撃の武器としても仕えるのがポイント高いです。

反転術式

そして3つ目に反転術式という回復技です。裏梅は呪力のコントロールに長けており、普段は攻撃に使っている呪力を反転して防御・回復に用いることもできます。 氷凝呪法という術式の最大の魅力はこの「攻防一体の技」であるという利便性と汎用性にあるのではないでしょうか。 今後もしかしたら違う形の術式を見せてくれるかもしれないので、ますます目が離せません。

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【正体】裏梅と宿儺の関係は?

1000年以上前から両面宿儺と面識がある

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

116話で裏梅は1000年以上前から両面宿儺と面識があることが明示されています。ここで彼女は「お久しうございます」と再会の挨拶を笑顔とともに口にしていました。 また、宿儺も懐かしく思っており、宿儺を迎えに来たと復帰を望んでいたようです。このことからかつては宿儺の仲間であったことが伺えます。 無口で淡々と指示を出すだけだった裏梅が初めて感情を露わにした貴重なシーンではないでしょうか。上司と部下のような関係性にも見えます。

姿は以前と変わっている?

呪術廻戦  宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

宿儺は裏梅と再会した時、その姿だけでは正体を判断することができませんでした。このことから、宿儺は裏梅を見た目ではなく呪力で判断したものと推測されます。 呪力で判断したということは裏梅の姿形は1000年前から大きく変化したのかもしれません。もし変わっていなければ、見た目と声で即座に判断できたでしょう。 呪物になって受肉した説も考えられますが、反転術式で回復しているので、呪霊ではないことは確かです。

宿儺に気に入られていた理由は人間を料理するのが美味かったから!?

宿儺は基本的に傲慢な性格で、強いと認めた者以外は無慈悲に切り捨てます。そんな彼が裏梅を気に入りかわいがる理由は果たして何でしょうか? その理由は公式ファンブックの情報によると、人間を料理する才能に秀でていたからだそうです。どことなくカニバリズムを連想させますね。 宿儺の肉体である虎枝を邪魔者だとして憎む理由も、料理の対象と見ているからと考えると納得です。 このことから内面は相当冷徹で、人を殺したり料理にして食ったりすることについて何とも思っていない人であることが伺えます。 とてもシビアな世界で生きてきた裏梅にとって、現代社会はぬるま湯に思えるのかもしれません。

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【現在】裏梅は現在の状況は?

現在裏梅は、秤金次と対峙しています。 五条と宿儺の激闘が終結し、次に飛びだしたのが鹿紫雲一です。そこで上空から宿儺と共に戦うため、氷塊に乗って舞い降りたのが裏梅でした。鹿紫雲と約束していた秤は、それを守るため裏梅を足止めします。少しの会話を経て、裏梅は秤の領域に閉じ込められたのでした。 そのまま鹿紫雲の戦闘が始まり、次に登場したのは虎杖と日車が宿儺の前に現れたシーン。そこで裏梅は、秤の領域を抜けだし秤と共に落ちてきています。苦戦している様子もないので、裏梅は当分死亡しないでしょう。

【目的】裏梅はなぜ羂索に協力している?

呪術廻戦 宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

裏梅が羂索に協力している目的は、宿儺を完全に受肉させるためです。 羂索は221話で宿儺となにか約束をしていることが明かされました。羂索は虎杖の母親である虎杖香織を乗っ取るなど、宿儺を復活させることに意欲的な動きをしていましたが、おそらくこの約束のためでしょう。 裏梅も宿儺を慕っており、渋谷事変では虎杖の体を乗っ取る宿儺を迎えにいくなど、宿儺の受肉を待ち受けている描写がありました。 裏梅と羂索はおたがりの利害の一致で協力していたと考えられます。

【考察】裏梅は獄門疆で1000年間過ごしていた!?

裏梅はいまだに受肉体なのか明かされていません。そのため、なかには1000年以上前から獄門疆に居て、封印を解き現世に復活したと考察する説があります。 しかし、獄門疆のなかでは時間という概念が存在しないため、出る時と入る時は同じ姿になります。渋谷事変で裏梅と再会した宿儺がすぐに正体に気付かなかったことから、裏梅は1000年前と姿が変わっているのでしょう。 裏梅の姿が異なっていることから、獄門疆に居た可能性は低いと考えられます。

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【家紋】裏梅の名前に隠された意味

菅原道真と関係がある?

呪術廻戦 五条悟
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

原作0巻の最終話で、裏梅は菅原道真との深いつながりがあることが示唆されています。裏梅といえば、実際に使われている家紋です。菅原道真は現実世界の歴史でも梅を大変好む人物として知られています。 本作において菅原道真は日本三大怨霊の1人という設定であり、五条家や乙骨の祖先に当たる人物であることが明らかになっています。もしかすると、裏梅はとんでもなくやんごとなき家系の出身であったのかもしれません。 まだ全貌は明らかになっていませんが、このことからも実は物語において重要な鍵を握る人物だといえるでしょう。 もしかすると、今後の展開次第では五条悟や乙骨との関係が新たにドラマとして語られるかもしれません。

【活躍】裏梅の登場回まとめ!

初登場

呪術廻戦 夏油傑
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
巻数・話数 7巻53話

裏梅の初登場は原作7巻53話です。偽夏油たちが陀艮の生得領域であるビーチでくつろいでいるところ、裏梅は後ろに控え佇んでいました。この時は呪詛師なのか呪霊なのかも一切分からず、渋谷事変で登場するまで謎の存在となります。 また、京都姉妹校交流会では襲撃した組屋鞣造が裏梅の命令を受けて襲撃したようなことを高専側に話していました。その時も「男か女か分かんねえ」と言っていたので、偽夏油たちのなかでも裏梅の性別を知っている人は、1000年前からの知り合いの可能性が高い偽夏油だけかもしれませんね。

初登場はビーチ?
気になる初登場回を

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宿儺と再会

呪術廻戦 宿儺
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
巻数・話数 14巻116話

渋谷事変で宿儺は漏瑚と戦闘し圧倒的な実力差で勝利します。勝利した後にどこからともなく裏梅が登場し「お迎えに参りました」と宿儺に声を掛けました。宿儺は「誰だ」と問い、一拍おいた後に「裏梅か」とその正体に気付きます。 しかし、再会したのもつかの間、伏黒魔虚羅を呼び出し宿儺はその対処に向かおうとしました。少し寂しそうにする裏梅に宿儺は「ゆめ準備を怠るな、またな裏梅」と再会を約束する言葉を口にして、伏黒のもとへ行きました。

1000年ぶりの
裏梅と宿儺の再会を

脹相らと交戦・圧倒的な力を見せる

呪術廻戦 脹相
©︎芥見下々/集英社
巻数・話数 16巻134話

真人を呪霊操術で取り込んだ偽夏油は虎杖や脹相らと戦闘になりました。偽夏油の正体が加茂憲倫であると気づいた脹相は、弟の虎杖と戦わせたことに怒りを示し偽夏油に向かっていきます。しかし、庇うように裏梅が登場しました。 裏梅は術式「氷凝呪法」を使用し地面を凍らせて全員の足止めをするほか、脹相から受けた傷を反転術式で治します。さらに、「直瀑」を繰り出し虎杖以外を殺そうとしますが、九十九由基が登場し虎杖たちは難を逃れました。 反転術式でケガを治癒したとはいえ、毒である脹相の血を体内に取り込んだ裏梅は苦しそうにし、偽夏油と一緒に撤退します。

裏梅が術式を初使用!
裏梅の活躍を

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復活後の五条にワンパンでしばかれる

五条悟 呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
話数 221話

渋谷事変の後に死滅回游に突入し、宿儺は伏黒が油断した隙を突いて虎杖から伏黒へ受肉体を変えます。伏黒の肉体を手に入れた宿儺は伏黒の術式「十種影法術」で、伏黒の姉に受肉した津美紀もろとも殺して伏黒の魂を完全に沈めました。 一方、虎杖たちは五条の封印を解き、五条は宿儺と裏梅、羂索の前に姿を現します。このとき宿儺を煽った五条に裏梅は腹を立てますが、五条にワンパンされ裏梅は吹っ飛んでしまいました。その後は反転術式で治癒しますが、それでも傷が痛むそうです。

五条にワンパンでしばかれる?
ワンパンされる裏梅を

【声優】アニメ『呪術廻戦』で裏梅を演じるのは斎賀みつき

呪術廻戦
(C) 芥見下々/集英社

アニメ『呪術廻戦』で宿儺を崇拝する裏梅に声を当てているのは、賢プロダクション所属の声優である斎賀みつきです。 声優アワードでも複数の受賞歴があり、凛々しい青年役が似合う声が特徴的な彼女。代表的な役には『天元突破グレンラガン』のロシウ・アダイ役や、『ドリフターズ』の那須与一役などが挙げられます。 女性でありながら青年の声を幅広く得意とする斎賀は、裏梅役にぴったりでしょう!

まだまだ謎の多い裏梅(うらうめ)!今後のキーパーソンとなるのか?

今回は『呪術廻戦』の中でも、登場回数が極めて少ない裏梅が宿儺に気に入られている理由とその正体について細かく考察してきました。決して華々しい活躍をするキャラクターではないものの、何か裏に策を秘めていそうです。 本記事を読んで、裏梅についてもっと深く知りたくなった方は是非動向をチェックしてください。物語が違った一面から解釈できるかもしれません。