韓国ドラマ「ホテルデルーナ」のキャスト相関図・登場人物！ソルリなどカメオ出演やOSTも紹介

韓国で「国民の妹」として愛されているIU主演のドラマ「ホテルデルーナ」。特別出演を含めた豪華キャストや、最高クラスと言われるOSTなど、本作の魅力をたっぷり紹介します。 ＞ソルリは何役で登場した？ ＞主な登場人物の前世を一覧表で

ソウルの繁華街に人間ではなく幽霊のみが宿泊できる「ホテルデルーナ」。ここには様々な事情を抱えた幽霊たちが宿泊し、女社長であるチャン・マンウォルが彼らをもてなしていました。 そんなある日、幽霊しか入れないはずのホテルデルーナに人間の男が迷い込んでしまいます。マンウォルは彼を見逃す代わりに息子を引き渡すことを命じます。 それから20年が経ち、優秀なホテルマンとして働くク・チャンソンのもとに届いた1通の招待状。それはホテルデルーナからのもので、チャンソンは20年前マンウォルに救われた男の息子だったのです。 幽霊が見える力をマンウォルから与えられホテルデルーナで働くことになってしまったチャンソン。こうしてマンウォルとチャンソンの奇妙で運命的な関係が始まりますが……。

チャン・マンウォルは幽霊たちが宿泊する「ホテルデルーナ」の支配人。美しいビジュアルとは裏腹に、金遣いが荒く、少々気難しい女社長です。 ある罪を犯したマンウォルは成仏することができず、およそ1300年もの間「ホテルデルーナ」で働いています。 そんなマンウォルを演じたのは歌手IUとしても活躍するイ・ジウン。愛らしいビジュアルや、たしかな歌唱力・演技力で日本にもファンが多くいます。ドラマ「マイ・ディア・ミスター」では絶望しながらも必死に生きる少女を体当たりで演じていました。 本作ではスーツからドレスまで様々なファッションを着こなすイ・ジウン。幽霊という難しい役をこなす演技力はもちろん、彼女の衣装にもぜひ注目してください。

ク・チャンソンはハーバード大学を卒業し、最年少で副支配人まで上り詰めた超が付くエリートホテルマン。 しかし20年前父親が交わしたマンウォルとの約束により、ホテルデルーナで幽霊たちのおもてなしをすることになってしまいます。 演じるのは俳優のヨ・ジング。子役として活躍してきた彼ですが、『王になった男』で卓越した演技を見せ、今や一流俳優の仲間入りを果たしています。本作でも優秀なのに実は幽霊が苦手というギャップを魅力たっぷりに演じています。 イ・ジウン演じるマンウォルとのケミも最高で、幽霊と人間という切ない関係性を繊細に表現するヨ・ジングの演技は必見です。

ホテルデルーナのスカイバーで腕利きのバーテンダーとして勤務するキム・ソンビ(画像右)。 勤続500年のベテランです。生前は最高難易度の国家試験を首席で合格するほどの秀才でしたが、何らかの理由で死亡してしまい、ホテルデルーナへやって来ました。 そんなキム・ソンビを演じるのは俳優のシン・ジョングンです。父親や刑事など幅広く演じる名バイプレイヤーとして知られています。本作では気難しい性格ながらもお茶目なところもあるギャップで視聴者を魅了します。

チェ・ソヒはホテルデルーナの客室長で、サバサバしていて性格の真っすぐな女性です。勤務歴は200年ほど。朝鮮の名家に嫁ぎましたが、裏切りによって殺された過去があります。 客室長チェ・ソヒ役はミュージカル女優としても大活躍しているペ・ヘソンが務めました。数々のヒット作品に出演し、韓国ドラマ好きなら1度は目にしたことのある女優です。 本作ではシン・ジョングン演じるキム・ソンビとのコミカルな掛け合いで楽しませてくれますよ。

チ・ヒョンジュン(画像左)はホテルデルーナでフロントマンとして働く19歳の青年です。見た目だけでなく性格も良く、とても礼儀正しいのですが、実は働くことが大嫌い。生前は朝鮮戦争で亡くなりました。 若きフロントマンであるチ・ヒョンジュンは、アイドルグループBlock Bのメンバーでもある俳優P.O(ピオ)が演じました。 私生活ではムードメーカーで愉快な性格として知られているP.Oが、本作ではさわやかで癒しの存在として新たな魅力を発揮しています。

キム・ユナ(画像右)はホテルデルーナのインターンとして働く女子高生。賢くしっかりとした女の子です。実は体の中に入っている魂は死んでしまった同級生チョン・スジョンのものでした。 キム・ユナを演じるのは元アイドルグループgugudanのミナとして活躍していたカン・ミナです。ドラマ『美男堂の事件手帳』では天才ハッカー役を演じるなど、現在は女優として大活躍しています。 本作ではフロントマンのヒョンジュンと繰り広げる切ない関係に注目してください。

サンチェス(画像左)は現在を生きる人間で、ク・チャンソンの友人です。ピザのチェーン店のプリンスであり、霊感が全くありません。 そのためホテルデルーナやマンウォルの実態にも気づくことなく、彼女と唯一明るく話せる存在です。 サンチェスを演じたのはカメレオン俳優として名高いチョ・ヒョンチョル。ドラマ「D.P.」でいじめによって崩壊していく男性を演じ、大きな話題にもなりました。幽霊ばかり登場する本作では貴重な人間役として、観る人に温もりを与えています。

イ・ミラはク・チャンソンがアメリカのハーバード大学に通っていた時の友人で、総合病院に小児科医として勤務するドクターです。 ミラを演じるのはドラマ「SKYキャッスル」で一気に知名度を上げた女優パク・ユナ。『女神降臨』など話題作にも出演し、活躍が期待される若手です。 本作ではチャンソンをめぐってマンウォルが嫉妬する対象となる美女を魅力的に演じています。

コ・ジョンミンは、マンウォルの過去の想い人であり、滅亡した高句麗貴族の子孫です。生粋の武人ですが、自分たちを襲撃してきたマンウォルを処刑しないなど人間性にあふれているところもあります。 過去の人ジョンミンを演じたのは俳優のイ・ドヒョン。物語のキーパーソンである重要な役を切ない演技で演じ、高く評価されました。 本作以降もドラマ『Sweet Home〜俺と世界の絶望〜』や『五月の青春』など様々なヒット作で活躍しています。

マンウォルと家族のような間柄で、常に一緒に行動をしているヨヌ。盗賊の一員ですが心優しい性格の持ち主で、気性の荒いマンウォルの良き理解者でもあります。手先が非常に器用で、武器や楽器の扱いに長けています。 そんなヨヌを演じたのはイ・テソン。『刑務所のルールブック』(2017年)では主人公ジェヒョクの青年期を演じており、ジェヒョクの親友の青年期を演じたイ・ドヒョンと共演を果たしています。

マゴ神は現世とあの世を自由に行き来できる神です。人間の生死や苦楽を司ることもできます。作中には6人しか登場しませんが、多様な性格の12姉妹です。 そんなマゴ神役はソ・イスクが務めました。バラエティにも出演しお茶の間に親しみのある彼女ですが、本作では1人6役をこなし絶賛されました。本人は声のトーンを変えるのに苦労したようです。

死神はホテルデルーナに宿泊する幽霊をタクシーに乗車させ、あの世に導く業務を行っています。きりっとして怖く見えますが、実はお茶目な一面も持つ人物です。 そんな死神役を演じたのはミュージカル俳優として実績のあるカン・ホンソク。本作以外に、寡黙ながら憎めない秘書を演じたドラマ『キム秘書はいったい、なぜ？』もおすすめです。

第3話で悪霊を退治するシーンで登場するのは俳優のイ・ジュンギ。ドラマ「麗」でIUと共演した縁がきっかけで、本作への特別出演が決定したそうです。 イ・ジュンギは韓国ドラマ界で長年に渡り愛されるスター俳優。韓国だけでなく日本にもファンが多く、特別出演が発表された当時は大変話題になりました。 短いシーンながら、甘いマスクと親しみやすい演技で存在感を残すイ・ジュンギに注目です。

10話に登場するソルリは、俳優、歌手、タレントと幅広く活躍していた女性。亡くなったワン会長の孫娘ジウン役で特別出演となりました。 作中ではチャンソンとデートをし、マンウォルの嫉妬を買いますが、プライベートではIUと大の仲良し。本作への出演もIUが直接連絡をしてオファーを受けてもらったそうです。 ソルリは2019年10月に亡くなっているため、本作がラストのドラマ出演となっています。

最終回のラストにサプライズ登場したキム・スヒョンは、数々の映画やドラマで活躍する人気俳優。本作へは除隊後すぐの出演となりました。 キム・スヒョンといえば、『星から来たあなた』での宇宙人役や、『サイコだけど大丈夫』の繊細な演技が印象的です。 IUとはドラマ『ドリームハイ』や『プロデューサー』、ヨ・ジングとは『太陽を抱く月』での共演がきっかけで特別出演に至りました。

マンウォルの子供時代を演じたのはキッズモデルとして活躍するキム・ギュリ。可愛らしい顔立ちで“IUにそっくりすぎる”として大変話題になりました。 実は本作の前にドラマ「マイ・ディア・ミスター」でもIUの幼少期を演じており、IUとのシンクロ率は抜群です。 CMなどモデルとしての活動が中心のようですが、今後も他の作品での活躍が観られるのでしょうか。成長が楽しみですね。

チャンソンの子供時代を演じたのは、他のドラマでも活躍し演技に定評のある子役キム・ガンフン。最も印象的な役はドラマ『椿の花咲く頃』で演じたピルグで、KBS演技大賞で男子演技賞を受賞しています。 喜怒哀楽の表現が素晴らしく、とくに涙を流して泣くシーンは見ているこちらまで泣けてくるほど。大人顔負けの演技力で大注目の子役です。

「Another Day」は女性歌手PunchとMonday Kizのボーカルイ・ジンソンによるデュエット曲です。どこか寂しくて心に染みるメロディが印象的な曲調になっています。 韓国ドラマにおいて「OSTの女神」とも言われているPunchと、高い歌唱力を誇るイ・ジンソン。実力派の男女ボーカルによる切ない歌声に酔いしれましょう。

10cm(シプセンチ)はYouTube再生回数900万回超えを達成した実力と人気を誇る男性アーティストです。今回の曲も温かく叙情的な歌声で、そっと寄り添う男女を歌っています。 この曲はドラマ「トッケビ」のOSTなどで有名な作曲家イ・スンジュが手がけたことでも話題になりました。哀愁の漂うメロディが耳に残り、作品に深みを与えています。

この曲は、マンウォルの気持ちをじっくりと歌い上げた切ない曲です。優しくピアノのメロディが印象的で、美しいバラードに仕上がっています。 歌っているのは少女時代のメインボーカルとして抜群の歌唱力を誇るテヨン。「OSTの妖精」と言われるほどドラマに付加価値を与えられる存在です。 テヨンはこの曲でリリース時9つの音楽配信サイトのチャート1位を獲得。OST曲では快挙と言えます。テヨンの伸びやかな歌声と、感情がひしひしと伝わる歌唱力に注目です。

本作の脚本を担当したのは、姉妹作家として知られるホン・ジョンウンとホン・ミランの2人です。 ホン姉妹は『美男ですね』をはじめ、『主君の太陽』や『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』などを手掛けたヒットメーカー。ファンタジーベースのラブコメを得意としています。 ちなみに本作は『主君の太陽』の初期企画案を6年ぶりに掘り起こしたものだそう。 また監督は『あなたが眠っている間に』や『スタートアップ：夢の扉』など数々のヒット作を演出しているオ・チュンファン。映像美が有名な監督で、色使いがとても上手です。 本作は実力派ホン姉妹の脚本をオ・チュンファン監督が美しい演出で世界観を作り出し、素晴らしい作品に仕上がっています。

ドラマ「ホテルデルーナ」の魅力は伝わりましたか？豪華なキャストの面々に、素晴らしいOSTの数々。そこに実力派の制作陣が加わり、文字通り名作となりました。 実は全話にカメオ出演者が登場していることも本作の大きな見どころです。気になった人はぜひ視聴し、「ホテルデルーナ」の世界観にどっぷりハマりましょう！