【推しの子】最終回はいつ？結末はどうなるのか展開ネタバレ予想！

芸能界の闇を描き出したセンセーショナルな内容により、大きな話題となっている漫画『【推しの子】』。アニメ版も絶好調で人気が上昇し続けている本作ですが、なんと原作完結のカウントダウンが始まってしまいました！ そこで、この記事では「推しの子」の最終回について徹底解説！完結時期や結末の展開など、気になるポイントをしっかり紹介＆考察していきます。 ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

アニメ版も大きな話題となり、実写版でも熱い注目を集めている漫画「推しの子」。人気絶頂となっている本作ですが、なんと2024年10月10日に公式X(旧Twitter)にて完結まで残り4話になったという衝撃の情報が発表されました！ この時点での最新話は162話となっており、予定通りにいけば最終話は166話になります。こちらは2024年11月14日発売の『ヤングジャンプ50号』に掲載予定で、10月24日発売の47号から休載なしで駆け抜けるようです。 公式Xでは毎週カウントダウン投稿を継続するほか、記念キーホルダーの発売なども明言。また、その他にも様々な企画を用意していることを匂わせており、ファンからは続報への熱い視線が集まっています。今後の新情報発表に期待していきましょう！

アクアはアイを殺したと思われる自身の父、カミキヒカルへの復讐を目的にとある映画の制作に取り組みます。『15年の嘘』と銘打たれたその作品は、アイ殺害事件の真実を描いた衝撃的なもの。現場には豪華キャスト陣が集結し、着々と撮影が進んでいきます。 そんな中、アクアがルビーに前世を明かし、お互いを雨宮吾郎と天童寺さりなだと認識し合う大事件が発生。ルビーは自身の兄がかつて思いを寄せていたゴローだと知り、大粒の涙を流しながらその胸に飛び込んでいきます。 復讐という暗い目的に支配されていたルビーですが、これをきっかけに従来の明るさを取り戻していくことに。アイ役を務める『15年の嘘』でも女優としての大きな成長を見せ、作品の完成に大きく貢献するのでした。

完成した『15年の嘘』の試写会がおこなわれ、そののち直接対話することになったアクアとカミキ。カミキは映画に描かれたアイと自分の関係性に嘘があると指摘し、現実は自身の一方的な依存でしかなかったと告白しました。 これを聞いたアクアは、アイが残した1枚のDVDについて語り始めます。そこに残されたメッセージによると、アイはカミキを深く愛していた様子。一方的な愛だったというのはカミキの思い込みで、実際はお互いを愛し合っている相思相愛の関係性だったのです。 この事実にショックを受けたカミキはその場を立ち去り、一旦はこの騒動も終結か……と思われましたが。アクアはアイや吾郎たちが殺害された事件に、旧B小町メンバーのニノが関わっていると勘付いてしまうのでした。

B小町のライブツアー最終日、ニノがルビーの腹部を刺す襲撃事件が発生します。ルビーはこのまま死んでしまうのか……と不安視されましたが、そのルビーは防刃ベストを着用したうえで変装したあかねだったと判明。ルビーサイドはこの事件を予期しており、すでに対策を立てていたのです。 ルビー殺害計画が失敗に終わった一方で、アクアは消息不明だったカミキに接触していました。アイに愛されていたと知り、一時は改心の兆しも見せていたカミキ。しかしアクアの追求により、彼がルビーへの殺意を持って暗躍し、ニノを扇動していたことがほぼ確定的な状況に。 アクアはその魔の手からルビーを守るため、事故を装いカミキと共に崖から転落する道を選択します。落下した海の中で彼らはそれぞれの過去を振り返り、そのまま暗い海底へと沈んでいってしまうのでした。

海の底へと沈んでいくアクアは、その過程で「別の世界線」を目撃します。そこには病気を乗り越え生き延びたさりなが、B小町に加入してアイと共に活動する幸せな日々が広がっていました。 それを見つめるアクアの横にはツクヨミがおり、アクアはここで「自身の選択」や「妹を残して死んだこと」に関する苦しい胸の内を告白し始めます。それを聞いたツクヨミはアクアを抱き締めながら、彼の全てを肯定するような言葉をかけ続けました。 すると、最後にはアクアの姿が消え去り、アイのキーホルダーが残された寂しい空間が描かれることに。ツクヨミはそこに向かって声を投げかけながら、彼との別れを惜しむように涙を流すのでした。

アクアが消えたあと、場面は現実へ移ります。そこには海中で苦悶の表情を浮かべるアクアがいました。冬の海に飲み込まれた彼は体温と体力を奪われ、胸中で「寒い」「苦しい」と繰り返します。 すると、死の寸前まで追い込まれたアクアの脳裏に、無事ライブを終え満足げな表情を浮かべるルビーたちの姿や声がよぎりました。彼はそれに安心したかのように、穏やかな表情でまぶたを下ろしていきます。 そののち、現場から20kmほど離れた地点でアクアの死体が発見されることに。訃報を知ったあかねは海辺に花を供えながら、深い悲しみをあらわにするのでした。

アクアの死亡発覚後、関連事件の捜査によりカミキの被害者がアイやゴロー以外にも多数いたことが判明します。少しずつ真相が明らかになっていく一方で、ついにアクアの葬儀が執り行われることに。 そこには死体の前で泣き叫ぶかなや、それぞれに悲しみを噛み締めているMEMちょや姫川たちが参列していました。しかし、肝心のルビーの姿は描かれないまま。どうやら彼女はアクアが死んで以来、ずっと家に閉じこもり続けているようなのです。 部屋でふさぎ込むルビーは「私の大切な人はいつも居なくなってしまう」と語り、その目には黒い星が宿り出していました。しかし、彼女はそこで涙をぬぐい前を向くような表情を見せたのです。潤む目には白く美しい星が輝いており、アクアの死を乗り越える決意を暗示しているかのようでした。

ルビーの未来を守るため、カミキと共に死ぬことを決意したアクア。このままいけば、主人公であるアクアが命を落とすという、衝撃的かつビターなエンディングを迎えそうです。 ただ、彼が守り抜いたルビーの未来として、彼女がアイドルとして成功する姿やアイドルを卒業した後に幸せな家庭を築く姿、そんな明るいエピソードも同時に描かれるのではないでしょうか。 また、本作の設定を活かすのであれば、アクアを再度転生させる展開もあり得そうな予感。死んでしまったアクアが別の子供として転生し、成長したルビーとまさかの再会を果たす。そんな「推しの子」らしい、意外性の詰まった最終回もありそうです。

命の危機に瀕しているアクアですが、ここで死なずに生存する展開も十分あり得ます。もし生き延びることができれば、アクアやルビーが復讐にとらわれず明るい未来へ進んでいく、そんなハッピーエンドが描かれるかもしれません。 アクアはカミキと崖から落下する直前に、自身の夢を語っていました。前世で果たせなかった外科医になるという夢を叶えたい、あかねに恩を返して対等な関係を築きたい、そしてルビーがドームに立つ姿を見届けたい。これらの発言は死亡フラグにも見えますが、角度を変えれば生存フラグにも見えてきます。 最終回ではこれらの夢を叶え、ルビーのドーム公演を見守るアクアの姿が描かれる可能性もありそうです。

これまでやきもきとした関係を続けながらも、互いに想い合っていることが判明しているアクアとかな。彼は前述した夢を語る場面で、「有馬の気持ちに応えるのも良い」と語っていました。ここで生存することができれば、アクアとかなが付き合う可能性はかなり高そうです。 場合によってはアクアとかなが結婚する未来、子供をもうけて幸せな家庭を築く未来まで描かれるかもしれません。ただひとつ気になるのが、本作は読者の予想を裏切ることを得意とする、非常にトリッキーな作品だということ。 「主人公たちの明るく幸せな未来を描く」という、王道展開とも言えるラストを採用しない可能性もありそうな予感。どんなラストになるかの分岐点は「アクアの生死」にあると思われます。今後の展開をしっかりとチェックしていきましょう！

本作の公式Xにより、最終巻は16巻になることが発表されています。2024年10月15日時点で15巻まで発売されているため、あと1冊で「推しの子」は完結してしまうのです。また、最終巻の発売日は2024年12月18日を予定しています。 こちらは通常版に加え、ブックスタンドとシールが付属する特別カバー仕様のSPECIAL EDITIONも刊行予定です。今後、最終巻発売にまつわるイベントなどが追加発表される可能性もあります。続報に期待しましょう！

最高潮の人気を誇るなか、惜しまれながらも完結を迎えてしまう「推しの子」。 予想外の展開を数多く描いてきた本作ですが、その結末はハッピーエンドになるのか、それともバッドエンドになるのか。これを機に本作をいちから読み返し、独自の展開予想をしたうえでラストを楽しんでみてはいかがでしょうか！