2025年12月9日更新

「ワンピース」ウソップの強さや活躍を解説!嘘をつくようになった過去とは

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「ワンピース」ウソップのプロフィール

ワンピース ウソップ
誕生日 4月1日
年齢 17歳→19歳
身長 174cm→176cm
所属 ウソップ海賊団(船長)→麦わらの一味(狙撃手) , 麦わら大船団(大幹部)
出身地 東の海 ゲッコー諸島 シロップ村
懸賞金 3000万→2億→5億ベリー
異名 ゴッド・ウソップ , 狙撃の王様
好きな食べ物 秋島のサンマ , 旬の魚
嫌いな食べ物 キノコ類(過去にあたったことがある)
声優 山口勝平

麦わらの一味の狙撃手を務めるウソップ。ウソつきでどこか情けない青年でしたが、数々の激闘を経て頼もしい人物に成長しました。 登場当初に比べて戦闘力も飛躍的に上昇しており、得意のパチンコを使った射撃の腕前は一級品。「狙撃の王様」という異名に恥じない、抜群の技術を誇っています。

【強さ】ウソップは強くなった?自分の発明した武器で大活躍

ウソップは、父から受け継がれた狙撃の才能が最大限に発揮される戦い方をします。愛用しているパチンコは百発百中の腕前で、大砲による狙撃で船同士の戦いに一躍買うことも。 そんな彼は、新世界編で新たな武器「黒カブト」を開発し、ボーイン列島で得たポップグリーンを発射して戦います。 「緑星」という技が、ポップグリーンを使った技。他にも「ドクロ爆発草」という大爆発を起こすものや、「竹ジャベ林」という竹を何本も生やす植物などを駆使し、多様な戦法で戦うことができるのです。 武器の威力もさることながら、こんな戦い方ができるのはウソップの射撃の腕前と、多様な植物を使い分けることのできる器用さがあってのこと。痛みには弱いものの、これまでの冒険で打たれ強い体も仕上がっており、麦わらの一味の戦力として立派に活躍をしています。

【活躍】ウソップのエッグヘッド編までの全登場回を振り返る!

ウソップの初登場は、原作第3巻。イーストブルーのシロップ村で生まれ育ち、ウソップ海賊団を結成してにんじん、ピーマン、たまねぎの悪ガキトリオを率いて「ウソップ海賊団」を結成していました。そこにルフィとゾロ、ナミが村に立ち寄り出会います。 ウソップは、村中の人たちに「海賊が来た」とうそぶくのが日課で、村人からは嫌われていました。しかし彼には、病弱で外へ出られないお嬢様・カヤのもとへ毎日のように通い、嘘の冒険話を聞かせて励ましているという優しい一面が。 ある日ウソップは、カヤの執事であるクラハドールが凶悪な海賊「キャプテン・クロ」であることを知ります。それをカヤに伝えますが信じてもらえず、一人でクラハドール率いるクロネコ海賊団に対抗することを決めたのです。 ルフィたちがウソップに加勢し、見事にクロネコ海賊団を撃破。その後海へ出ることを「ウソップ海賊団」に告げ、麦わらの一味の仲間に加わりました。その際にウソップの親友で資産家の娘のカヤからゴーイングメリー号を譲り受け、ウォーターセブン編まで大事に乗り続けます。 大げさな嘘をつくのが癖のウソップですが、人を傷つけるような嘘は決して言いません。そして病弱なカヤを励まし続ける優しさや、臆病ながらも勇気を振り絞って敵に立ち向かう勇敢さもあって、憎めないキャラクターです。

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【ウォーターセブン編】ルフィと決闘で麦わらの一味脱退!?

ウソップはウォーターセブン編で、一度麦わらの一味を脱退しています。 それは、ゴーイングメリー号をウォーターセブンの船大工に見せ、修復不可能なまでに傷んでいるため船を乗り換えるしかないと言われたときのことです。修理に携わり人一倍船に愛着があったウソップは、船長として泣く泣く船と別れる決断をしたルフィに腹を立て、決闘を申し込みました。 ウソップは、ルフィとは気心の知れた仲です。これまでルフィと過ごした経験から、彼を倒すために有効で隙のない作戦を考え出し、序盤はウソップのペースに持っていきます。 連続して繰り出される卵星やタバスコ星、まきびしの攻撃にルフィもたじたじ。あたりに煙を充満させ、火炎星で大爆発を起こします。しかし、ウソップはもともと大怪我を負っていた事もあり、決闘はルフィの勝利となりました。 この決闘がキッカケで、麦わらの一味を脱退。しかし結局ウソップは、ロビン救出のために仮面を被って変装し狙撃の王様「そげキング」としてルフィたちと一緒に行動することに。エニエス・ロビーで騒ぎを起こした後、そげキング名義で彼に3000万ベリーの懸賞金がかけられました。 ルフィたちがウォーターセブンを去る際に、ウソップが自分の非を認めて謝ったことで一味のメンバーに復帰します。そのエピソードのサブタイトルには「3人目と7人目」とつけられ、7人目の仲間フランキーと共に、ウソップが本当の意味で麦わらの一味の仲間に加わった瞬間とも取れます。

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【新世界編】鍛錬を重ねてたくましくなったウソップ

麦わらの一味は、シャボンディ諸島で王下七武海バーソロミュー・くまによってバラバラの地に飛ばされ、その後2年間は各々が修行をする期間になります。 ウソップがたどり着いたのはボーイン列島。そこは動植物が独自の進化を遂げてきた島です。ウソップは「ポップグリーン」という武器を使うヘラクレスンに出会い、彼と共に新武器の発明と肉体の鍛錬に明け暮れるのでした。 2年後に再び麦わらの一味が集合した時には、これまでからは想像できないほどたくましい体に仕上がっていました。ウソップはナミに対し、「ナミとチョッパーとの弱小トリオは卒業だ」と豪語するほど。 しかし、巨大な炎を上げて燃え盛る島に上陸するときには「島に入ってはいけない病」が再発。臆病なところは、変わっていない様子に少しホッとした読者も少なくないはず。それでこそウソップ、という感じがしますよね。

【ドレスローザ編】ウソップの覇気が覚醒?

ドレスローザ編では、ウソップは「ホビホビの実」の能力者・ドンキホーテ・ファミリーのシュガーと戦うことに。 遥か遠くにいる敵のシュガーを気絶させるために、超長距離狙撃に挑んだウソップ。攻撃の瞬間、本来遠すぎて見えないはずのシュガーやルフィ、ローの人影を捉え、自身も驚いている描写があります。 結果、ウソップの放った攻撃は寸分の狂いもなくシュガーのもとへと到達。無事シュガーを気絶させ、おもちゃに変えられていた人々を、元の姿に戻しました。 他の強者が使う見聞色の覇気は、相手の攻撃の気配を感じ取り、身をかわすことに多用されます。そんな中ウソップは、広範囲の中で人の気配を視覚的に捉えるという、少し変わった能力を開花させました。 シュガーに放った攻撃は、ウソップのとんでもない変顔を再現するというギャグのようなものでした。麦わらの一味のムードメーカーらしい決着の付け方でしたが、ウソップの急成長が感じられるシーンです。 今後は、武装色の覇気も身につけてさらに強くなるかもしれませんね。

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【ワノ国編】ウソ八として都に潜伏して決戦準備!

ゾウを出航した麦わらの一味は、二手に別れることになります。ルフィ達はサンジ奪還のため、ビッグ・マムが待ち構えるホールケーキアイランドへ。そして、ウソップは錦えもんらと共に、一足先にワノ国へ向かいました。 ワノ国に到着したウソップ達はカイドウと戦う同志を集めるため、正体を隠してワノ国に潜伏します。ウソップはガマの油売り“ウソ八”として都で活動したのち、仲間たちと共にカイドウ率いる百獣海賊団の本拠地・鬼ヶ島へ突入しました。 戦いが激化していくなか、ウソップはうるティの必殺技「ウル頭銃」によって瀕死の重傷を負うことに。喋ることもままならないほどの危険な状態に陥りますが、そののちウソップはサポート役としてうるティの撃破に貢献。 それ以降も錦えもんや菊の丞を介抱するなど、目立たないながらも重要な働きをしていました。

【エッグヘッド編】新兵器セラフィムと交戦!

世界最高の頭脳を持つ科学者・ベガパンクが拠点としているエッグヘッド。ウソップは仲間と共にそこへ上陸するも、いきなり海軍の新兵器「セラフィム」と交戦することに。そこで「必殺“緑星”ドクロ爆発草」を使用するなど、臆せず戦う姿勢を見せました。 その後、ウソップ達はなりゆきで、政府に命を狙われるベガパンクの逃亡を手伝うことになります。麦わらの一味は五老星や黄猿の襲撃を受けながら、何とか島を離脱することに成功。加勢に来てくれたドリー&ブロギーと共に、そのままエルバフを目指し始めるのでした。

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【過去】ウソップが嘘をつくのはなぜ?父や母との過去とは

ウソップの特徴である長い鼻は、母親であるバンキーナゆずり。実はウソップが嘘つきになったのは母・バンキーナと、父・ヤソップに関わるある理由がありました。 父親のヤソップは狙撃の腕を買われて、四皇の一人、赤髪のシャンクスにスカウトされ、赤髪海賊団に入ります。ヤソップが村を出た直後、バンキーナは病に倒れてしまうのです。 ウソップは病気の母・バンキーナを励ますために、面白い作り話を話して聞かせました。また「海賊がきたぞ(ヤソップが帰ってきたぞ)」と母親のために毎日叫んでいたことが日課となったのです。その結果、バンキーナが亡くなったあとも習慣が残り、大ボラ話をするのも癖になってしまいました。 ウソップは、赤髪海賊団の狙撃手となった父親をとても尊敬していて、夢は「勇敢なる海の戦士になること」。父の影を追い、自身も海賊になることを夢見ていたのです。 当初はひどく臆病な性格のウソップでしたが、ルフィ達との航海を通じて、物怖じしない性格に成長していきます。

カヤとの出会いとは

ウソップと同じ村に暮らしているカヤ。彼女は幼い頃に両親を亡くし、部屋にこもって落ち込む日々を送っていました。それを知ったウソップはカヤが住む屋敷に忍び込み、「最近お前不幸らしいな!おれが元気の出る話をしてやるよ」と声をかけます。 カヤはその申し出を拒否しますが、次第にウソップと打ち解けていくことに。彼は何度もカヤの家に通い、そのたびに嘘の冒険譚を披露。彼女を楽しませ、傷ついた心を癒し続けました。 もしかしたら、ウソップは両親のいない自分とカヤを重ね、「彼女のために何かしてあげたい」と思っていたのかもしれません。

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【考察】ウソップの嘘は全て伏線だった?実現してしまうのか……

名前や長い鼻からも見て取れるように、生粋の嘘つきキャラであるウソップ。しかし本編が進むにつれて、ウソップのついた嘘が徐々に実現してしまっていることを知っているでしょうか。 そこでここでは、実際に実現した嘘をいくつか紹介します。

「海賊が攻めてきたぞーっ!」

ウソップの父・ヤソップは海賊です。そしてウソップは病気を患う母を励ますために、毎朝海賊が攻めてきたと叫びながら村中を走るのが日課となっていました。 最初は慌てていたものの、次第に相手にしなくなる村人達。しかし実際にキャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団が、シロップ村に襲来してしまったのです。

「おれの後頭部」

アーロンパークを攻め落としたルフィに、3000万ベリーの懸賞金がかけられました。その手配書の写真に小さく自分の後頭部が写っていたウソップは、「手配書の3000万ベリーは俺の後頭部にかかってんじゃねえかって噂でもちきりだ」とうそぶきます。 そしてウォーターセブン編にて賞金首となったウソップには、実際に3000万ベリーの懸賞金がかけられました。

「今の揺れこそがおれの“覇気”だ」

グリーンビットにて、藤虎が落とした隕石による揺れを、自分の覇気だと虚勢を張るウソップ 。 しかしその後ドレスローザ編の最中に、ウソップは見聞色の覇気の覚醒に成功します。

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今後もウソップの嘘は実現してしまうのか……?

他にも「巨大な金魚の糞」や「ドラゴン」など、数多くの嘘を現実のものにしてきたウソップ。しかし未だ実現していない嘘も多くあり、その中でも1番気になるのがワンピースについて知ったら死ぬ病」でしょう。 これは物語終盤でのウソップの危険を示唆しているのか、今後の本編も実現するかもしれないウソップの嘘に注意して読み進めましょう。

【名言】ウソップの熱すぎる名シーンを振り返る

「男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ」

これは、アラバスタ編でのウソップの名言です。 「イヌイヌの実」を食べた大砲を連れ、発射される球を野球のように打ち返し攻撃するMr.4、そして「モグモグの実」を食べたモグラ人間のミス・メリークリスマスに苦戦するウソップ。 さらにMr.4たちは、ルフィが海賊王になるという夢を侮辱します。するとウソップは、いいかチョッパー、と語り始め、「男にゃあ、どうしても戦いを避けちゃならねぇ時がある。 仲間の夢を笑われた時だ」と言うのでした。 その後チョッパーと共に、見事敵を撃破。ボロボロになりながらも自身の信条を掲げたウソップのかっこいい名言です。

「ルフィを信じろ」

こちらはウォーターセブン編での名シーン。 ゴーイングメリー号の処分を巡り、ルフィとケンカして一味を飛び出したウソップ。しかしロビンのピンチを放っておけず、そげキングとして彼女を救出するために動きます。 エニエス・ロビーへと向かう列車に追いついたウソップは、ロビンを発見。一緒に帰ろうと促しましたが、ロビンはてこでも動こうとしません。そんな彼女にウソップは「ルフィを信じろ」と一言告げるのです。 意地を張って一味を脱退したものの、仲間を信頼する気持ちは忘れないウソップの名言です。

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「辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ」

マリンフォード頂上戦争編での名シーンです。 ウソップはマリンフォードから遠く離れたボーイン列島で、暴飲暴食によってまん丸と太っていました。彼がそんなことをしている一方で、ルフィは兄エースを救うために奮闘。しかしエースが死んでしまったことをニュースで知り、ウソップは島を出ようとします。 「辛ぇ時に一緒にいてやんなきゃ、 仲間じゃねぇだろ」と、ルフィの気持ちを鑑みて涙するウソップ。彼の仲間思いな性格が伝わる名言です。

「今やそれができちまう」

魚人島編でのウソップの名言です。 ウソップの戦法の一つは、「ほら吹き」でした。3000人の部下がいると言って脅したり、とてつもない重さに見せかけたハンマーで殴るふりをして、少しカッコ悪い勝利を納めたことも。 しかし、2年間の修行を経て強くなったウソップは魚人島での戦いで、こう言うのです。「まいった、おれも衰えたな。昔はもっとウソをブチかましたもんなのに……、今やそれができちまう」。 彼が、自身の実力によって勝利を納めることが出来るようになったという、成長を感じさせる名言です。

【声優】ウソップを演じるのは山口勝平(やまぐちかっぺい)

山口勝平

臆病だけれど仲間思いで、お調子者のウソップの声を演じているのは、声優の山口勝平(やまぐちかっぺい)です。 1965年5月23日生まれで福岡県出身の彼は、劇団21世紀FOXに所属し舞台俳優としても活動しています。1989年アニメ『らんま1/2』早乙女乱馬役をはじめ、「名探偵コナン」シリーズの工藤新一、1989年『魔女の宅急便』でトンボ役を演じているベテランです。 少しかすれた声が印象的な声優。独特の抑揚の付け方で、キャラクターの個性を表現します。これまで長い間ウソップを演じてきた山口は、近所の子供たちから「ウソップが住んでいる」と言われているそうです。

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ウソップが本物の「勇敢なる海の戦士」になる日も近い?

麦わらの一味の狙撃手として活躍するウソップ。臆病で情けない一面があるものの、仲間想いな性格と勇敢に成長した姿で多くのファンから支持を受けています。 最新章のエルバフ編は師匠と仰ぐドリー&ブロギーの故郷が舞台。きっとウソップが今まで以上の活躍を見せてくれるはず。彼の動向に注目しながら、最新展開をチェックしていきましょう!