乙骨憂太は死亡した?その後や最終回までの活躍を徹底解説【呪術廻戦】

人気絶頂のなか、ついに完結を迎えた『呪術廻戦』。宿儺との最終決戦で大活躍を見せた乙骨ですが、なんとその戦いで戦闘不能の危険な状態に。 この記事では、そんな乙骨の最終回までの動向について徹底解説!作中でどんな活躍を見せたのか、彼にまつわる死亡説の真相とは。気になるポイントをしっかり紹介していきます。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
【ネタバレ】乙骨憂太は死亡した?

結論から言うと、乙骨憂太は生存しています。呪術廻戦0で見せた戦いをはじめ、死滅回游などでも強敵との戦闘に臨んできた乙骨ですが、彼は持ち前の実力で勝利をおさめ続けることに成功。 そして、「人外魔境新宿決戦」にて、乙骨は虎杖悠仁(いたどりゆうじ)らと協力しながら宿儺と交戦します。乙骨は宿儺の「世界を断つ斬撃」を受けて体が真っ二つになってしまいましたが、なんと五条の死体を乗っ取り復活を果たすことに。 その後も善戦を見せたものの、術式が焼き切れてしまい戦闘不能の状態になってしまいます。それにより死亡説が囁かれましたが、最終決戦終結後、乙骨が生きていたことが判明!しかも自身の肉体に戻り、以前と同じ姿で復活を果たしたのです。 最終話には真希・狗巻・パンダと共に、楽しそうに過ごす乙骨が登場。彼の動向にハラハラしていたファンを安心させる、穏やかな表情を見せていました。
一時は死も覚悟したんですが、元気になってくれてよかった……。
【死亡シーン】乙骨の死亡の危機は2回
- 宿儺戦にて身体を両断される
- 羂索の術式をコピーし復活するも行動不能に
乙骨は宿儺との最終決戦において、2度も死亡の危機に瀕しています。1度目は自身の領域展開「真贋相愛(しんがんそうあい)」を発動し、虎杖と共闘した場面。宿儺を相手に善戦を見せたものの、胸のあたりで身体を一刀両断されてしまいます。 しかし、乙骨は最悪のパターンを想定し準備を重ねていました。なんと彼は羂索の「脳移植することで対象の肉体を奪う術式」をコピーし、五条の死体へ移ることを計画していたのです。乙骨はボロボロになった自身の身体を放棄し、五条の肉体を乗っ取ることに成功。 戦場へ舞い戻り、虎杖に加勢します。ですが、ここでコピーした羂索の術式が焼き切れ、戦闘不能の状態に。これが2度目の死亡危機となります。このまま死んでしまうかと思われましたが、リカの助けなどもあり何とか生き延びるのでした。
【復活】乙骨が五条の体を乗っ取り死亡から復活
羂索の術式をコピーし復活

乙骨は宿儺との戦いへ臨む前に、最悪の事態に備えてある作戦を立案。それが「五条の死体を利用した自身の復活」でした。彼は他者の術式をコピーできる能力により羂索の「脳移植することで対象の肉体を奪う」術式をコピーし、五条の肉体へ移ることを考えていたのです。 この作戦は仲間に難色を示されますが、結局了承されることに。医療班は五条の死後、死体を縫合するなどして準備を開始。乙骨は「世界を断つ斬撃」を受けひん死の状態になった際、すぐさまこの五条の肉体へと移り、見事生き延びることに成功します。 五条の肉体と術式を手に入れた乙骨は戦線復帰し、すぐさま宿儺と対峙。ここで2人の激戦が再び幕を開けるのでした。
術式が焼き切れ行動不能に

五条の体に乗り移った乙骨は、宿儺と激闘を繰り広げます。互いの領域展開をぶつけ合い、その後は全身全霊での肉弾戦。乙骨は慣れない体と術式で奮闘し、ついに切り札である虚式・茈(むらさき)を直撃させることに成功します。 これにより、宿儺は大ダメージを負ったのですが、乙骨の方もただでは済みませんでした。戦闘における負担が影響したのか、彼の術式は焼き切れ、領域展開も崩壊してしまいます。しかも、ここで焼き切れたのは五条の無下限呪術ではなく、コピーしていた羂索の術式だったのです。 これにより、乙骨は戦闘不能の状態へ陥ることに。羂索の術式がストップした際の影響ははっきりしていませんが、いつ死んでもおかしくない危機的状況なのは間違いないでしょう。
【生存】乙骨は決着後どうなった?
元の身体に戻れたことが判明!

虎杖の発言からその安否を心配されていた乙骨ですが、269話において自身の肉体に戻り復活したことが判明しました!彼が宿儺との戦いで五条の肉体へ移っているあいだ、リカは反転術式で乙骨の肉体を修復し維持。 そののち、死の危機に瀕した乙骨はリカと再接続し、何とか復活を果たしたようです。これで万事うまくいったように思われましたが、真希はこの危険な戦い方に大きな怒りを感じていたようで、声を荒げながら何度も乙骨に詰め寄っていました。 前話で虎杖が言った「乙骨先輩を助けないと」というセリフは、「激怒する真希から乙骨を助ける」という意味で正解だったようです。
【孫】乙骨は結婚して孫ができた?
最終巻のラストに収録された各キャラのエピローグ。なんとここで描かれたパンダのエピソードに、乙骨の孫が登場しているのです。物語冒頭、物置のような場所に置かれた小さなパンダが描かれます。 女の子が「かわい~」と言いつつ手に取ると、そばにいた男の子が「それお爺ちゃんの宝物」「特別な呪骸だったんだって」と発言。それを聞いた女の子は「呪骸!?」と驚き、パンダを放り投げてしまいます。すると、パンダが「コイツ性格悪いなぁ。本当に憂太の孫か?」と喋り出したのです。 これにより、ここで登場した2名のキャラが乙骨の孫と確定。乙骨が誰かと結婚し、子供にも恵まれたことがほぼ確実となりました。ちなみに、パンダは2035年に活動を停止し、それ以降は五条家の忌庫に登録。五条家の当主代理となった乙骨が、所有権を保持していると判明しています。
乙骨は真希と結婚したのか

現時点では乙骨の結婚相手は明かされていません。ただ、乙骨の孫と思しき男の子は、真希や伏黒とそっくりな、いわゆる「禪院家顔」をしていました。最終話のタイミングで生存が確定している禪院家の女性は真希のみ。 さらに、作中には真希が乙骨に思いを寄せていると匂わせるシーンが多数存在。このことから、乙骨が結婚したのは真希でほぼ間違いないと思われます。 ファンのあいだでは「乙骨と真希の血を引く孫とか絶対強いでしょ」という意見や、「この2人を主人公にした第2部もあるんじゃない?」という期待の声もあがっていました。今後『呪術廻戦』の続編やスピンオフが描かれれば、彼らの家系に関する詳細が明かされるかもしれません。
【解説】乙骨の最終決戦での活躍

VS宿儺 | 虎杖と共闘しながら追い詰める |
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VS羂索 | 首を斬って倒す |
死滅回遊での戦いを終えた乙骨は、五条悟と両面宿儺の戦いを見届けると、事前の作戦通り仙台結界へ向かいます。 仙台で羂索の首を斬った乙骨は、東京に戻ると宿儺と交戦中の虎杖と合流。宿儺に取り込まれた伏黒恵の救出及び宿儺打倒のため戦います。 乙骨は領域「真贋相愛」を展開し宿儺を追い込んでいきますが、宿儺が捨て身の反撃に出たことで「世界を断つ斬撃」を受けてしまい戦闘不能に。しかし、ここで乙骨は事前に計画していた、五条の死体を利用した復活案を実行します。 彼はコピーした羂索の術式により、五条の肉体へ乗り移ることに成功。乙骨は五条の体と術式を駆使しながら、再び宿儺と激戦を繰り広げるのでした。
まさかのかたちで復活した乙骨!何とか勝利を掴んで欲しい……。
VS宿儺戦での乙骨の活躍

現在展開されている最終決戦において、五条悟を撃破した宿儺は、1級相当の呪術師たちとの立て続けの戦闘にじわじわと削られていきます。 そこに乙骨が合流。乙骨が展開した領域「真贋相愛」内での戦闘が繰り広げられ、宿儺は追い詰められることに。 宿儺の術式すらコピーして使う乙骨が圧倒しているように見えましたが、一瞬の隙を突いて宿儺が「世界を断つ斬撃」の呪詞を唱え、乙骨の体は真っ二つに引き裂かれてしまいます。 しかし、そののち乙骨はコピーした羂索の術式を使い、五条の肉体で復活することに成功。彼は五条の体で宿儺と対峙し、ボロボロになりながらも大ダメージを与えます。そこに虎杖や来栖が追い打ちをかけ、宿儺との激戦はいよいよクライマックスを迎えるのでした。
乙骨たちの総攻撃で優勢に!?お願いだからこのまま勝って……!
VS羂索の戦線の現状

高羽の術式「超人(コメディアン)」を解除させることに成功した羂索。勝負がついたかに見えたそのとき、そこに乱入してきたのが乙骨でした。羂索は彼を迎え撃とうと術式を使おうとしますが、乙骨も何かしらの術式を使用したのか、謎の音とともに羂索の背後に出現。 そのまま刀を振り抜き羂索の首を落としてしまいます。首だけの状態になった羂索の「初めからこのつもりだったのかい?」という問いに「高羽さんに人は殺せませんから」と答える乙骨。計画通りに成功した奇襲により、長かった戦いもここで決着……かと思われましたが。 羂索は「私の意志は受け継がれる」と意味深に発言。死の間際にルール追加と、天元の宿儺への転送を行うと、「最後に遊ぶのが彼で良かった」と消滅しました。
バカサバイバーでゲラゲラしてたら急に乙骨が羂索倒すから全然理解が追いつかなかった
【その後】『呪術廻戦0』後の乙骨の動きを徹底解説
ミゲルと共に海外へ
『呪術廻戦0』にも登場し、五条の足止めをおこなうなどMVP級の活躍をしたミゲル。実はこの戦いのあと、ミゲルは乙骨とともに行動することに。その経緯は詳しく描かれていませんが、ファンブックなどの情報によるとそこには五条が関係している様子。 また作中では乙骨が「海外に行っている」という情報があり、実際に乙骨とミゲルがアフリカにいる描写も存在しています。2人はここであらゆる術式を相殺する呪具「黒縄」を探していたようですが不発。さらに乙骨はこの旅で「ミゲルに指導を受けていた」という説も存在しています。
帰国し渋谷事変終盤で虎杖の処刑人に

海外から帰国した乙骨は呪術総監部により虎杖の死刑執行人に任命されます。そしてその命令通り虎杖を急襲し、その圧倒的な力であっさりと殺害。しかし、これは乙骨の演技。彼は五条に虎杖たちのことを頼まれており、自分が虎杖の死を偽装することで呪術総監部の目を誤魔化そうと考えていたのです。 この作戦が功を奏し、しばらくは自由の身となった虎杖。そして乙骨はこれ以降、物語に大きく絡んでくるようになります。
死滅回游に参加し強敵と連戦
死滅回游が開始され、仙台コロニーへと向かった乙骨。こちらでの戦いは熾烈を極めており、乙骨は参加者1の呪力出力を誇る石流龍や、空を操る強力な術式を持つ烏鷺亨子らと激戦を展開することに。 複数名の呪術師たちが同時に立ち会う大乱戦となりますが、最終的には乙骨と石流のタイマン勝負に発展。最後には乙骨へと軍配があがり、見事強敵との連戦を制することに成功しました。
羂索を倒し人外魔境新宿決戦で宿儺と交戦

五条と宿儺の戦いの行方を見届けた後、仙台結界で羂索を片付けた乙骨は、宿儺との戦いへ。先の五条との戦いの影響で、領域を展開できない且つ反転術式の出力も低下している宿儺は、かつてないほどの窮地に追い込まれます。 乙骨の目的は、宿儺の「彌虚葛籠(いやこつづら)」を解かせ、コピーした天使の「邪去侮(ヤコブ)の梯子」を必中で当てて伏黒のなかの呪物を消し去ること。途中までは想定通りに進むものの、宿儺が捨て身で斬撃を使って乙骨を両断するのでした。
退場は許さない許さない許さない。きっとリカが助けてくれてるはず!!!
【なぜ】乙骨憂太の死亡フラグについて解説

- 作者は容赦なく人気キャラを退場させる鬼畜
- 宿儺との戦いで死亡
- 一億呪霊との戦いで死亡
乙骨にはこれまで数多くの死亡フラグが立っていました。本作は五条のような超人気キャラであろうと、あっさりと殺してしまう鬼畜展開で有名な作品。「乙骨が宿儺や一億呪霊との戦いで死ぬ可能性は高い」という声が各所であがっていました。 その予想通り、乙骨は宿儺との最終決戦で何度も死の間際まで追い詰められます。いつ死んでもおかしくない状態でしたが、最終的に生存していたことが判明! 一時は「五条の肉体から戻れないのでは?」という意見が飛び交っていたものの、それも跳ね除け自身の肉体でしっかりと復活しました。乙骨は数々のフラグをへし折り、最良の結果を勝ち取ったのです。
生き延びてくれてよかった!元気な姿が見れて、ひと安心しました。
最後まで生き延びた乙骨憂太!最終決戦の活躍を見逃すな
一時は「死亡確定」と噂されたものの、最後まで生き延びた乙骨憂太。 最終決戦で見せた戦いぶりは凄まじく、呪術師のなかでもトップクラスの活躍を見せています。気になる方は原作を手に取り、彼の奮闘を是非チェックしてみてください!