2023年12月22日更新

「ワンピース」古代兵器の正体を徹底考察!プルトン・ポセイドン・ウラヌスの力とは

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「ワンピース」の古代兵器とは?

古代兵器とは、それ1つで世界を変えるほどの威力がある強大な兵器です。「ワンピース」の世界に実在すると言われており、ポーネグリフに存在する場所が記されています。 種類は3種類で、それぞれ「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」という名前です。基本的には名前や雰囲気しか判明しておらず、詳細な情報がわかっているのは現状ポセイドンのみ。 世界政府は古代兵器が他人の手に渡ることを恐れており、その存在を追い求めています。

古代兵器名 正体 所在地
プルトン 戦艦 ワノ国
ポセイドン 人魚姫 魚人島
ウラヌス 不明

古代兵器がいつ作られたのか、誰によって作られたのか、何を目的に作られたのか。その用途や目的は、未だ明言されていません。しかしネプチューンの口から、古代兵器に世界を滅ぼすほどの力があること、古代兵器が遠い昔に存在したことが語られました。 世界では800から900年前の、空白の100年に何か大きな戦いがあったとされています。年代や物語の軸から考えても、空白の100年に巻き起こった事件と関係があるのは間違いないでしょう。 作中で古代兵器を知った人物が、何の為にと話す場面が多くあります。つまり単純に他人を攻撃するためだったのか、自衛するためだったのか、何か特殊な目的があったと考えるのが妥当です。 また古代兵器の在り処を刻んだポーネグリフは、ワノ国の光月一族が作成しています。そのため現在の天竜人の先祖と戦う、ある巨大な王国、Dの一族が作った可能性が高いでしょう。 核兵器の詳しい目的や用途の解説、正体の考察はそれぞれの項目でしているので、ぜひチェックしてみてください!

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【プルトン】の正体を考察&解説

正体 戦艦
所在地 ワノ国
性質 一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばす
由来 ローマ神話に登場するプルートー。冥王星という意味もある。
初言及 アラバスタ編(21巻192話)

古代兵器・プルトンは、島1つを消しとばすほどの威力を誇る戦艦です。ワノ国編のラスト、光月スキヤキによってそれはワノ国にあると明かされました。 初めて言及されたのは、アラバスタ編。国家の乗っ取りを目論むクロコダイルの口から、狙っている物としてプルトンの名が登場します。実際にプルトンの所在地に関するポーネグリフはアラバスタにありましたが、ロビンの機転によってそれがクロコダイルに伝わることはありませんでした。 また製作者は不明であるものの、プルトンの設計図は受け継がれていました。作中ではトムが弟子に渡しており、ウォーターセブン編ではその設計図をめぐり世界政府側と熾烈な争いが繰り広げられます。戦いの結果、麦わらの一味によるロビン奪還を信じたフランキーによって、設計図は燃やされました。

ワノ国にあることが判明

ONE PIECE ワンピース ワノ国
©尾田栄一郎/集英社

数々の猛者が追い求めたプルトンですが、ついに第1053話でその所在が明らかになりました。 鬼ヶ島への討ち入りを成功させたルフィたちは、侍やミンク族とともにお祭り騒ぎをしていました。一方のロビンは城内地下の部屋で、1人こけしを見ています。そこに現れた天狗山飛徹は、自分の正体はおでんの父である光月スキヤキであると明かしました。 そしてロビンは彼の話を遮り、ワノ国にプルトンがあるとアラバスタのポーネグリフに記されていたと口にします。その言葉をスキヤキは、肯定したのです。 カイドウビッグマムと手を組んだ際に、古代兵器を手に入れると口にしていました。そのため彼はプルトンがワノ国にあると、知っていたのでしょう。

ワノ国の地形・開国と関係が?

第1055話で、ワノ国の開国はプルトンの解放を意味することが明かされました。プルトンはワノ国の地下・海底に存在したのです。 約800年前、現在では海底に沈んだ地にワノ国は存在しました。それが何らかの理由で島を囲むように壁が作られ、雨水が溜まったことで当時の人々は街を捨てます。その後は巨大な「藤山」の中腹に土地を作り、そこに移り住んでワノ国は現在の姿になりました。つまりワノ国は山に建てられた国だったのです。そしてかつてワノ国があった海底に、古代兵器プルトンは残されました。 ワノ国を開国するために必要と言われた「ズニーシャ(象主)」ですが、おそらくワノ国の壁を物理的に破壊するために、必要だったのでしょう。 モモの助はワノ国を「まだ開国しない」と判断を下しました。しかしワノ国を開国することがプルトンを解き放つと判明した今、古代兵器が必要となるときが来るということなのでしょうか? ワノ国とズニーシャが再登場するとき、プルトンの秘密が明かされる可能性は高いです。期待して待ちましょう。

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初言及はアラバスタ編

初めて古代兵器プルトンの名前が登場したのは、アラバスタ編です。 ルフィたちはグランドラインに入ってすぐ、アラバスタ王国の王女であるビビと出会います。そんな彼女は自国の乗っ取りを企む、王下七武海であるクロコダイルを止めるため行動していました。 クロコダイルは王国軍と反乱軍をぶつけ、横からすべてを奪おうと考えています。そんな彼の目的こそ、プルトンを手に入れることでした。クロコダイルはアラバスタ跡に政府をも凌ぐ最強の軍事国家を建国し、それにプルトンを利用しようとしていたのです。 王宮に乗り込んだクロコダイルは、ポーネグリフに古代兵器の場所が記されていることも知っていました。そのためポーネグリフが読めるニコ・ロビンを連れ、地下へと赴きます。 しかしアラバスタにあるポーネグリフには、プルトンの場所は書いていないと話すロビン。クロコダイルは約束を破った右腕、ロビンを殺そうとしたのでした。

正体は巨大な戦艦

海列車を作るトムズワーカーズのもとに、政府のスパンダムがやって来ます。スパンダムの目当ての物はないと話すトムですが、その後に弟子の2人を呼び出しました。そしてプルトンの設計図を取り出し、アイスバーグとフランキーに渡したのです。 そして政府がプルトンを所持し大海賊時代を終わらせようと考えたスパンダムは、ウォーターセブンに諜報員としてCP9を派遣しました。長い潜伏期間を経て、ついにルッチたちは力づくでプルトンの設計図を奪おうとします。 襲撃を受けたアイスバーグの口から、プルトンは過去にウォーターセブンで作られた戦艦の名前だと判明しました。彼がすでに設計図を第三者に渡していると察したCP9は、弟弟子であるフランキーのもとへ向かいます。 しかし麦わらの一味がロビン奪還に成功する方に賭けたフランキーは、プルトンの設計図を燃やしたのです。

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プルトンの役割とは

作中でのプルトンの役割は、リヴァース・マウンテンの破壊なのではないでしょうか。 ワノ国は滝をのぼり上陸する島で、「ワンピース」の作中にはもう1つ船が海をのぼる場所が存在します。それがリヴァース・マウンテン。そして実はリヴァース・マウンテンの破壊は、一味の夢にも繋がるのです。 ブルックは、ラブーンとの再会を夢みています。しかしラブーンがいるのは、グランドラインを一周した反対側。つまりもう1度リヴァース・マウンテンを越え、再度グランドライン前半の海に入り直さなくてはいけません。それは少し考えづらいですよね。 またリヴァース・マウンテンを破壊すると、レッドラインとグランドラインによって分けられた4つの海が、1つになります。そうなるとサンジの夢であるオールブルーも、現実味を帯びてくるでしょう。 マルコは、レッドラインの上には「発火する種族」が住んでいたと語っていました。ルナーリア族の故郷であると思われるマリージョアは、破壊されないと思われます。 ナミもリヴァース・マウンテンは「冬島」と話しており、この山はあくまで島。プルトンは世界を本当の意味で1つにするために、使われるのではないでしょうか。

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【ポセイドン】正体を考察&解説

正体 人魚姫(しらほし姫)
所在地 魚人島
性質 海王類と会話をし動かす能力を持つ
由来 ギリシア神話に登場するポセイドーン。海王星という意味もある。
初言及 空島編(32巻301話)

魚人島の姫であり、無類の美しさを誇るしらほし。作中では彼女がポセイドンの正体であると判明しています。ポセイドンとは魚人島に数百年に1度生まれてくる人魚姫で、能力は海王類と話し操ること。 バンダー・デッケン9世の企みによって、方舟ノアに魚人島が潰されそうになる大事件が発生します。それを止めたのは、しらほしと会話をした海王類でした。海王類はしらほしの誕生を待っていたようで、彼女に仕える存在のようです。 また方舟ノアは、海王類が引いて利用するために作られました。ノアの存在は魚人島編を語るうえで無視できないほど重要で、海王類を操るしらほしが鍵になることは間違いないでしょう。

初言及は空島編

ポセイドンの名前が初めて登場したのが、空島編です。 ルフィがエネルを倒し、豪快な宴も終了した後日。ついに空島に飛ばされた、黄金の鐘が発見されます。そこにポーネグリフがあると知っていたロビンは、ともに赴き文章を読みました。 そこにはロビンの求めている情報はなく、古代兵器ポセイドンの在り処が記されていたのです。

その正体はしらほし姫

魚人島のリュウグウ王国の王女であるしらほし姫は、泣き虫で気弱な少女でした。ルフィが大声を出せば、それだけで号泣してしまいます。しかしそんな彼女こそ、世界を海に沈めるほどの力を持つ古代兵器ポセイドンの正体だったのです。 ポセイドンとは、魚人島に数百年に1度生まれてくる人魚の別名です。海王類と会話をすることができ、言うことを聞かせられる能力を持っています。 バンダー・デッケン9世の企みによって、方舟「ノア」が魚人島の上に落ちてきます。魚人島の崩壊を阻止するため、ノアへの攻撃を続けるルフィ。しかしノアは壊しきれず、魚人島は絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。 そのとき海王類がノアを止めてみせたのです。ここでしらほしのポセイドンとしての能力が、完全に覚醒したのでした。

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海王類はしらほしの誕生を待っていた

しらほしと対話する海王類は、しらほし姫の誕生をずっと待っていたと語っています。 ノアを止めた後、彼らはしらほしに話しかけました。そこで海王類が「君が生まれてくるのをずっと待っていた」と口にしたのです。 またロジャーの冒険を描いた際に、彼が魚人島に立ち寄っている描写がありました。そこで海王類が魚人島の門を破壊する事件が起こります。それを受けまだ3歳のシャーリーが、海王類は人魚姫が生まれるのを待っているから暴れていると発言する描写もありました。 そしてロジャーの過去回想にて、海王類は2人の王を待っていたと判明しています。1人目の王は確実にしらほし姫でしょう。そして彼女のもとには、力を正しく導く者が現れるとオトヒメ王妃が話していました。 そして魚人島にはジョイボーイとの約束があり、ジョイボーイはルフィであると判明しています。そのためもう1人の王は、ルフィであると考えるのが妥当でしょう。

方舟「ノア」、ジョイボーイとの関連性

方舟「ノア」の使命

動力がないと言われたノアは、海王類が引くために作られたと彼ら自身が語っています。ポセイドンの役割は、彼らにノアを引くよう指示することです。またノアには確実に明確な用途があります。しかしそれは未だ判明していません。 ノアはジョイボーイとの約束により守らなければならない船で、ネプチューンは魚人島が潰されるギリギリまで破壊を躊躇っていました。ジョイボーイとの約束に必要なノアは船なので、もちろん何かを乗せるのでしょう。 シンプルに考えれば、オトヒメ王妃が夢にみていた魚人族の地上移住に使われると考えるのが自然です。しかし魚人や人魚は泳いで魚人島と地上を行き来できるので、船は必要ありません。 もともと旧約聖書に登場するノアの方舟は、神が起こす大洪水から家族や動物を守るための船です。そのため本作に登場するノアも、魚人族や人魚族を含む人間を、窮地から救うために使用されるのではないでしょうか。 また方舟と聞けば、思い浮かぶのがエネルが月に行くために使用した「方舟マクシマム」。ジョイボーイはDの一族である可能性が高く、Dの一族は月から来たとも考察されています。もしかしたらノアも、Dの一族が月に帰るために使われる可能性もあるでしょう。 しかしあくまでノアの動力は海王類です。そのため海を出て動くというのは、考えづらいですね。

ジョイボーイの約束

魚人島には過去に約束を破ったジョイボーイからの、謝罪文が刻まれたポーネグリフが存在します。彼はもともと何か約束を交わしていて、それを果たせなかったとのこと。リュウグウ王国の王族には、彼に代わって約束を果たす人物が現れるという伝説が伝わっています。 魚人島の大きな課題であり、同時に悲願であるのが、人間から魚人への差別の撤廃と地上への移住です。人間が魚人島と約束したと言われれば、読者なら移住の約束だと考えるでしょう。 しかし上記したように、移住にノアは必要ないのです。そのためもしかしたら地上の人間の窮地をノアを用いた魚人族と人魚族が救い、差別がなくなるのかもしれません。現代のジョイボーイはルフィであると確定しているので、彼がしらほしを正しい方向に導くのだと思われます。

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ポセイドンの役割とは

グランドラインが特別視され、リヴァース・マウンテンを越えなければ入れない理由。それは海王類がいるからです。グランドラインと4つの海を隔てるカームベルトは、海王類の巣窟。 つまりプルトンでリヴァース・マウンテンを破壊しても、本当の意味で海は1つになりません。そこでポセイドンであるしらほしが、カームベルトを進む船を襲わないよう、海王類に指示するのかもしれませんね。

【ウラヌス】正体を考察&解説

正体 不明
所在地 不明
性質 「天」に関連する能力?
由来 ギリシア神話に登場するウーラノス。天王星という意味もある。
初言及 魚人島編(66巻650話)

古代兵器最後の1つは、ウラヌスです。ウラヌスについては用途や形、所在地など、その情報は一切明かされていません。 古代兵器には、神話に関係する名前が付けられています。そしてその能力も、神話に関するものです。そのためウラヌスも、神話から「天」に関する能力を持つ兵器であると思われています。 その正体や所在地についてファンの間では様々な考察が繰り広げられており、以下で詳しく解説していきます!

初言及は魚人島編

古代兵器ウラヌスの名前が初めて登場したのは、魚人島編です。 魚人島を危機から救った麦わらの一味は、魚人族や人魚族とともに宴に興じます。そんな中ロビンは、1人でネプチューンを呼び出しました。そして彼女はネプチューンに、しらほしはポセイドンなのではないかと言い当てます。 ロビンとの会話の中で、ネプチューンは3つの古代兵器の名前を口にしました。そこでウラヌスの名が登場したのです。しかし名前以外の詳細は、まったく明かされていません。 古代兵器の能力は、神話の特徴とリンクしています。そのためウラヌスは、「天」に関連する兵器なのではないでしょうか。

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イム様が所持している説

イム様が五老星に指示をして、その効果を確かめるためにルルシア王国を滅ぼした強大な攻撃。天から複数のレーザーのようなものが降り、島1つを跡形もなく消してみせました。 クザンとサカズキが元帥の座を求め熾烈なバトルをしたパンクハザードですら、島自体の消滅には至ってません。しかしルルシア王国は土地ごとその存在が消滅しており、その威力は間違いなく古代兵器レベルだと思われます。 原作1086話にて、イム様はルルシア王国を攻撃した兵器の名を「マザーフレイム」と明かしていました。そしてマザーフレイムは、ベガパンクが制作したとも語っています。そのため少なくとも、ルルシア王国を攻撃した兵器自体は、ウラヌスではないのでしょう。 しかし同話でマザーフレイムについて五老星は、「いずれその力が自由に使えたなら」「永い戦いが終焉を迎える」と口にしていました。この「その力」がウラヌスである可能性は、高いと思われます。 つまりベガパンクが作りイム様が所持するマザーフレイムはウラヌスをモデルにした物であり、ウラヌスは天空から攻撃する古代兵器なのではないでしょうか。

正体はナミ説

天候を操る力

もしウラヌスが天候を操る古代兵器なのだとすれば、1番に思い当たる人物が存在します。それが麦わらの一味の航海士である、ナミです。 ナミはもともと天候を読み取る能力に長けており、長所を活かした天候を操る攻撃を得意としています。グランドラインの気象でも自由自在に航海する彼女の姿をみて、ビビはナミは体で天候を感じ取っているみたいだと思い、こんな航海士みたことないと語っていました。 またナミは出生の秘密が判明していないキャラクターでもあります。一味のメンバーの出身は、物語に大きな影響を及ぼします。そしてナミは戦争孤児であるところを、ノジコとともにベルメールに助けられたと描かれていました。 古代兵器には血筋や種族も大きく関係していると考えられるので、知識だけでなく感覚で天候を読み取るナミがウラヌスである可能性は十分あるでしょう。

しらほしとナミに通ずるもの

ポセイドンであるしらほしは、ナミとの初対面で、初めて会うのに何だかほっとすると話していました。 ポセイドンは数百年に1度、受け継がれる力です。そのため他の古代兵器も、同じように時代によって受け継がれる能力なのでしょう。そう考えると古代兵器同士は、遺伝子レベルでお互いに何かを感じてもおかしくないです。 もしかしたらしらほしは、古代兵器同士としてナミに初対面とは思えない感情を抱いたのかもしれません。

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正体はルフィ説

ワンピース ルフィ
©尾田栄一郎/集英社

ウラヌスの正体を、ルフィと考察するファンも多いです。 ポセイドンは海王類と話す能力を持ちました。つまりしらほしが持つのは、「見聞色」と対になる「話す力」。そしてルフィは「覇王色」を持っており、同時に「威圧」と対になる「引きつける力」も持っています。つまりルフィの人を引きつける力自体が、ウラヌスの能力であるのかもしれません。 また太陽の神ニカとして覚醒したルフィは、雷をも掴んでいます。天に関係する能力があると思われるウラヌスとして、「太陽の神」は申し分ないでしょう。 太陽の神ニカとなったルフィは、ジョイボーイと重なっています。そのため注目ポイントは、ジョイボーイとウラヌスが同一の存在なのかになるのではないでしょうか。

正体はズニーシャ説

ウラヌスの正体を考察するうえで、ナミの次に重要になるのがズニーシャです。 ズニーシャは1000年以上生き続けている象で、ある大罪の罰で歩き続けていると言われていました。基本的には誰とも意思疎通をしないズニーシャですが、たった1人会話をし命令さえも聞き入れた人物がいます。それが光月家当主の光月モモの助です。 モモの助がゾウにやって来た際、戦うよう命令されたズニーシャはジャックを倒してみせました。巨大な生物と会話ができ指示もできる点は、しらほしと海王類の関係とよく似ています。 そしてSBSにて、ズニーシャの学名はナイタミエ・ノリダ象だと語られていました。学名を逆から読むと、ダリノエミタイナとなります。スペインの画家であるサルバドール・ダリの作品には、ズニーシャとよく似た象が描かれている画が存在しました。 この画には宇宙象という名称もあるので、ズニーシャとウラヌスに大きな関係があっても不思議ではありません。

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正体は悪魔の実説

プルトン・ポセイドンの正体が判明している中で、ウラヌスだけがほとんど何もわかっていないことから、同じく謎の多い「悪魔の実」が正体ではないかという説もあります。 鬼ヶ島での討ち入り・ルフィとカイドウの戦いで、ゴムゴムの実に他の名前があったことが判明しました。この前例から、ウラヌスに悪魔の実として別の名前があったとしても、おかしくありません。 ポセイドンの正体が意志を持つ存在の人魚だったように、動物系の意志を持つ悪魔の実がウラヌスの正体である可能性があります。 プルトン・ポセイドンに次いで存在が明らかとなったウラヌスは、まだまだ謎の多い古代兵器です。悪魔の実の秘密が明らかになると共に、ウラヌスの秘密も明らかになるのかもしれません。

ウラヌスの役割とは

先ほどマザーフレイムは、ウラヌスをモデルに作ったと考察しました。そしてマザーフレイムはベガパンクが作った物で、ベガパンクの目標はエネルギーが無償で渡る世界を作ることです。つまりウラヌスは、世界中にエネルギーを渡らせるというベガパンクの夢を叶えられる古代兵器なのかもしれません。 ルルシア王国の消滅は、世界に行き渡らせるために作ったマザーフレイムのエネルギーを、大地に集中して放った結果なのかもしれませんね。

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ヒントはエネルの扉絵?

Dの一族は、月の民であるという考察があります。そしてもし本当にDの一族が古代兵器を作ったのだとすると、気になるのがエネルがみた壁画です。 扉絵連載にて描かれたエネルが月でみた壁画は、大きく3つにわかれていました。機械のような乗り物と、生き物のような乗り物と、荒れた海です。もしかしたらこの3つがそれぞれ古代兵器を指しているのかもしれません。 この考察が当たっているのであれば、気になるのは古代兵器を持っているにも関わらず、Dの一族が戦いに敗北した理由です。空白の100年にはとんでもない裏切りや、陰謀があった可能性もあります。 エネルが月でみた壁画は、間違いなく作中で重要な鍵となりそうです。最終章で謎が明かされるときを、心待ちにしましょう。

古代兵器の謎が解き明かされるのが待ち遠しい!

ついに最終章に突入した「ワンピース」。アラバスタ編から始まり、物語は常に古代兵器を中心に進んできたと言っても過言ではないでしょう。 プルトンとウラヌスの正体は一体何なのか、古代兵器は世界にどのような影響をもたらすのか。今後の展開から目が離せません!