2023年4月7日更新

おすすめシリーズ映画31選 洋画・邦画共に長く愛される名作をピックアップ

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バック・トゥ・ザ・フューチャー2
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世界で愛され続ける洋画・洋画のシリーズ映画を紹介

『シン・ゴジラ』
(C)2016 TOHO CO.,LTD.

夜ふかししたい時、長期休暇などで家に“おこもり”しようと思っている時に、「映画でも観ようかなぁ」となることは多いかもしれません。 とは言え、レビューサイトなどで一から面白い作品を探すのは大変ですし、探すだけで疲れて終わってしまう……なんて人は多いのでは?洋画でも邦画でも、シリーズ化されている作品は1作目がヒットしたからこそ続いたのであって、ハズレがないと言えるでしょう! この記事では、そんなシリーズ映画を邦画・洋画共に厳選してピックアップ。世界で愛され続ける名作ばかりなので、きっと気になる作品が見つかるはずです。 ※一部シリーズは、最新作の公開情報や製作・企画進行中の新作情報に触れていますが、2020年4月現在のものになりますのでご注意ください。

おすすめシリーズ映画23選【洋画編】

まずは洋画のおすすめシリーズ映画23作から紹介!

1.「オーシャンズ」シリーズ

全4作

1960年公開の『オーシャンと十一人の仲間』を、ジョージ・クルーニー主演でリメイクした『オーシャンズ11』(2001年)から続く、大人気「オーシャンズ」シリーズ。 泥棒で詐欺師のダニー・オーシャンと、彼が集めた史上最強の犯罪ドリームチームが、騙し騙されながらド派手な盗みを実行するクライム・アクションです。2018年公開の最新作『オーシャンズ8』では、ダニーの妹デビーが主人公となり、全員女性の犯罪チームが結成されました。 作品ごとにターゲットが変わりますし、敵キャラが次作で味方になる熱い展開も。華麗で緻密な計画だけでなく、毎回、最後に待ち受ける“どんでん返し”に驚かされます!

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2.「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ

全5作

ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」を原作とし、孤高の海賊ジャック・スパロウらの活躍を描く、アクション・アドベンチャーシリーズ。 個性豊かな海賊たちを演じるキャストは、主演のジョニー・デップをはじめ、キーラ・ナイトレイやオーランド・ブルームなど豪華俳優が勢揃い!シリーズを追うごとに、キャラクター同士の関係性が明かされたり、思わぬ伏線が回収されたりと、見せ場の連続に引き込まれるでしょう。 何よりジャック・スパロウが格好良くて、突拍子もない言動がどんどんクセになっていき、大人も子どもも一緒に楽しめる作品になっています。

3.「インディ・ジョーンズ」シリーズ

全5作

「スター・ウォーズ」と同じく、巨匠スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスのタッグによって生み出された、人気アドベンチャーシリーズ。 架空の考古学者であり、冒険家でもあるインディアナ・ジョーンズが秘宝を求めて世界を駆け巡る、謎解きとワクワクがつまった冒険活劇です。トロッコチェイス、洞窟内で迫りくる巨岩からの逃亡などアクションシーンが印象的で、主演のハリソン・フォードの演技も光ります。 4作目公開から約13年の時を経て、2013年に版権を獲得したディズニーの配給で、2021年7月9日に5作目の全米公開が決定しました。

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4.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ

全3作

映画史に刻まれた、タイムスリップ系SF映画の巨星「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。1990年に完結を迎えた比較的古いシリーズですが、今なお色褪せない名作です。 ミュージシャン志望の主人公マーティが、ドクことエメット・ブラウン博士作のタイムマシン「デロリアン」の実験事故により、30年前にタイムスリップ!時代を行き来する中で未来が変わり、それによって生まれた歪みを修復する展開もあり、ハラハラドキドキの連続です。 合計3作が製作されたことから、バック・トゥ・ザ・フューチャー・“トリロジー”と称され、映画における3部作の代表格に挙げられることも。当時は珍しいタイムスリップの設定やマーティとドクのコンビ、車型のデロリアンなどが話題となり、高い人気を誇りました。

5.「ターミネーター」シリーズ

全6作

1984年、アクション映画の革命作として世界にその名をとどろかせ、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーの代表作にもなった「ターミネーター」シリーズ。 人工知能(AI)が指揮する機械軍と、人類抵抗軍が全面戦争を繰り広げる2029年。そんな近未来から訪れた殺戮ロボット「ターミネーター」と人間が、未来をかけて戦うSFアクションです。シリーズ通してストーリーが繋がっており、名台詞「I'll be back」もお馴染みになりました。 将来あるかもしれないAIの暴走の設定と、冷酷無比に殺戮を繰り返すT-800型の姿は怖ろしくも興味深く、カルト的な人気を誇っています。

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6.「007」シリーズ

全25作

主人公の名を冠したスパイ小説を原作に、“殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)の諜報員「007」こと、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイアクション。 1962年から続く老舗スパイ映画であり、元祖にして最高のボンド、ショーン・コネリーからダニエル・クレイグまで6人の俳優がボンドを演じてきました。設定は代替わりごとにリセットされますが、ド派手なアクションとスタイリッシュな雰囲気は共通しており、ヒロインの「ボンドガール」や「ボンドカー」も注目を集めています。 2020年11月20日には、最新作となる25作目「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が公開予定で、ダニエル・クレイグのボンド引退も発表されました。

7.「メン・イン・ブラック」シリーズ

全4作

アメリカの都市伝説をもとに、宇宙人や宇宙的事象の目撃者・遭遇者の前に現れ、圧力をかけるという黒尽くめの男たち「メン・イン・ブラック」を描くSFコメディ。 地球に潜むエイリアンを監視する組織「MIB」のエージェントKと、相棒のエージェントJにトラブルが舞い込み、宇宙人と戦いを繰り広げるドタバタ劇です。都市伝説をパロディー化し、その荒唐無稽さまでも見事な笑いに昇華しており、痛快なアクションも見どころになっています。 トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビでお馴染みですが、4作目にしてシリーズ初のスピンオフ「インターナショナル」(2019年)では、男女コンビに変更されました。

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8.「バイオハザード」シリーズ

全6作

カプコンが生んだ名作にして、ゾンビゲームの代表作をミラ・ジョヴォヴィッチ主演でハリウッド化した、サバイバルアクションホラー。 架空の都市ラクーンシティを舞台に、映画オリジナルの主人公アリスと、世界をアンデッドで溢れかえらせた元凶「アンブレラ社」との戦いが描かれました。生体兵器「T-ウイルス」の漏洩、その裏にある陰謀などどんどんスケールアップしていき、時間を忘れて魅入ってしまうでしょう! 2017年の「ザ・ファイナル」で完結を迎えましたが、同作にはモデルのローラが出演しており、彼女のハリウッドデビュー作としても話題になりました。

9.「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ

全3作

ヘレン・フィールディングのベストセラー小説を、シャロン・マグワイア監督、レニー・ゼルウィガーの主演で映画化したロマンチック・コメディ。 本作の主人公は、ロンドンの出版社に勤める32歳の独身OLブリジット。彼女が独身生活の泥沼から脱出すべく、運命の相手を探すために奮闘する姿を描きます。その他のキャストは、『キングスマン』のコリン・ファース、「ラブコメの帝王」ことヒュー・グラントなど。 ゼルウィガーの好演も相まって、ブリジットの「等身大の独身女性」像が共感と人気を集めました。

10.「X-MEN」シリーズ

全20作

「X-MEN」シリーズは、マーベル・コミックのヒーローチーム「X-MEN」の活躍を描く「旧3部作」、X-MEN始動までの前日譚となる「新3部作」……と続いてきました。 遺伝子の突然変異により、特殊能力をもって生まれたミュータントたちを描いており、本編と並行してスピンオフも展開されています。登場する人気ヒーローは、メインのウルヴァリンをはじめ、デッドプール、マグニートーなど。 時系列が公開順と一致しておらず、観る順番を混乱する人が多いシリーズなので、解説記事を参考にした方が良いかもしれません。現在は複数作の製作が同時進行中で、3部作として企画された「ニュー・ミュータンツ(原題)」が、2020年4月3日に全米公開予定です。

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11.「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ

全6作

J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』を、ピーター・ジャクソンが監督・共同脚本を務め、壮大なスケールで実写映画化した冒険ファンタジー。 架空の世界「中つ国」を舞台に、ホビット族のフロド・バギンズら9人の仲間たちが偉大な力を秘めた指輪を破壊し、冥王サウロンを倒すための冒険が描かれます。種族同士の争いがあったり、魔法や幻術、弓術による多彩なアクションがあったりと、RPGさながらの世界観に注目です! 前日譚にあたる小説『ホビットの冒険』も、同じく3部作の「ホビット」シリーズとして実写映画化され、2012年から連続公開されました。

12.「トランスフォーマー」シリーズ

全7作

タカラトミーの“変型するロボット”玩具をもとに、80年代にアメリカで大ヒットしたアニメを、マイケル・ベイ監督が実写映画化しました。 実写版では侵略と共存をテーマに、宇宙からやってきた金属生命体「トランスフォーマー」たちの戦いに地球人が巻き込まれ、様々な脅威に立ち向かうSFアクション。車からロボットに変形(トランスフォーム)する描写にはワクワクしますし、映像技術の進化と共にアクションも激しくなっていくので、大人から子どもまで楽しめるでしょう。 2020年現在、スピンオフ『バンブルビー』(2019年)の続編とCGアニメ「ビーストウォーズ」を原案とした新作、計2本の企画が進行中と報道されています。

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13.「トイ・ストーリー」シリーズ

全4作

1作目の『トイ・ストーリー』は、劇場公開映画では史上初の全編CGIの作品として公開され、ピクサーの代表作となった3DCGアニメ映画シリーズ。 カウボーイ人形のウッディと、宇宙のヒーローであるバズ・ライトイヤーを中心に、おもちゃたちの世界を描いた冒険ファンタジーです。新しいおもちゃが増えたり、持ち主が成長するうちに見向きされなくなっていくおもちゃの現実も描いており、大人の胸にも刺さります。 悪役も含め個性的なおもちゃたちが登場し、実際のおもちゃとして販売もされました。親になったかつての子どもたちが、自分の子どもと新作を観るなど、その人気は留まるところを知りません。

14.「ロッキー」シリーズ

全8作

シルベスター・スタローンの出世作であり、ボクシング映画の金字塔「ロッキー」。無名の三流ボクサー、ロッキーがアメリカンドリームを手にする姿を描きます。 1作目ではシルベスター・スタローン自ら脚本を売り込み、俳優として大成功を収めたことから、彼とロッキーを重ねて観るファンもいるんだとか。ロッキーはチャンピオンとなり、その後は指導者の道を選ぶのですが、こちらは「クリード」シリーズとして映画化されました。 “クリード”はロッキーが指導する青年の名で、クリードはかつてロッキーが戦ったヘビー級チャンピオン、アポロの息子という繋がりがあるのも熱いです!

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15.「マトリックス」シリーズ

全4作

キアヌ・リーブスが主演を務め、SFアクションの代表格となった「マトリックス」。原作は同名のアメリカン・コミックで、宗教や信仰などのメタファーを各所に含む、非常に難解な作品です。 仮想世界を現実だと“信じ込む”人類をコンピュータの支配から救うため、仮想と現実を行き来しながら戦うトーマス、改め「ネオ」の活躍が描かれます。従来のCGにはない、バレットタイムなどのVFXを融合した斬新な映像表現は当時、「映像革命」として世界を騒然とさせました。 ネオが体を思い切り反らせ、襲ってくる銃弾を回避するポーズは“マトリックス避け”と呼ばれ、真似する人が続出しましたね! シリーズ最新作「マトリックス4 (仮題)」の製作も決定しており、2021年に公開予定です。

16.「ナルニア国物語」シリーズ

全3作

1950年代に刊行され、古典ファンタジーの名作として世界中で愛されてきた、C・S・ルイスの『ナルニア国ものがたり』の実写映画化シリーズ。 戦時中のイギリスを舞台に、疎開先の家のクローゼットから別世界の王国「ナルニア」へ迷い込んだペベンシー4兄弟が、ナルニアの危機を救う様を描きます。言葉を話すライオンなどの動物、美しく雄大な自然と子どもたちの勇姿が胸を打ち、ぐいぐい引き込まれるでしょう。 3作目の公開後、4作目の製作が難航し、一度は企画自体が頓挫したとの報道も!その後、2018年にNetflixが原作全7巻の映像化権を獲得し、新シリーズの製作が決定しました。

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17.「トワイライト」シリーズ

全5作

ステファニー・メイヤーのベストセラー小説を、クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソンの共演で実写映画化したラブストーリーです。 完璧な容姿を持ち、甘い言葉で女性を魅了する美しきヴァンパイアと、ごく普通の女子高生……生きる世界の違う2人の純愛が描かれました。恋は壁が高いほど燃えると言われますが、そもそも種族が違うとなれば壁はより高く、より激しくなるものです。 禁断の恋をはばむ数々の試練を、愛と仲間との絆で乗り越えていくストーリーは、10代の女の子を中心に高い人気を獲得しました。現在も続編を熱望されており、製作会社の共同会長がその可能性に言及したこともありますが、製作は決定していません。

18.「怪盗グルー」シリーズ

全5作

今やUSJの顔にもなった、大人気キャラクター「ミニオン」が登場する3Dアニメ「怪盗グルー」。ミニオンを主人公に描かれる、スピンオフ「ミニオンズ」シリーズも展開中です。 怪盗軍団「ミニオン」のリーダーで、世界一の悪党を目指す怪盗グルーが身寄りのない三姉妹との出会いを通して改心し、家族を得ていくストーリー。孤独から救われていくグルーの姿に胸が熱くなりますし、日本語吹き替え版でグルーを演じた笑福亭鶴瓶の関西弁が不思議とクセになり、独特の世界観に引き込まれてしまうでしょう! 2020年7月3日には、スピンオフの2作目『ミニオンズ フィーバー』が全米公開予定です。

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19.「ジュラシック・パーク」シリーズ

全6作

マイケル・クライトンによる同名小説を、スティーブン・スピルバーグが映画化し、恐竜映画の金字塔となった「ジュラシック・パーク」。 太古の琥珀に閉じ込められたDNAを使い、最新のバイオクローン技術によって恐竜たちを現代に蘇らせた、夢のテーマパークを舞台としたシリーズです。シリーズを追うごとに最新のVFXも使われ、恐竜の種類が増え、動きや人間の襲い方も多彩になるので、恐怖度が増していきます。 人間と人間の対立も強調され、人間のエゴ、生命倫理の問題にも迫っていく作品。2021年6月11日に、6作目にして「新3部作」完結編「ドミニオン(原題)」が全米公開予定です。

20.「ハリー・ポッター」シリーズ

全13作

J・K・ローリングのベストセラー小説を原作とした、「ハリー・ポッター」シリーズ。主演のダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンをはじめ、多くのスターを輩出しました。 魔法学校「ホグワーツ」を舞台に、主人公ハリー・ポッターが宿敵ヴォルデモート卿との戦い、仲間との友情、恋を通して成長していく王道ファンタジーです。憧れの魔法の世界に心奪われ、ハリーたちの活躍を追いかけながら一緒に成長した、という人もかなり多いのでは? 2016年から、シリーズ初のスピンオフ「ファンタスティック・ビースト」シリーズが展開され、2024年までに全5作の公開が予定されています。

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21.「スパイダーマン」シリーズ

全17作

「スパイダーマン」はサム・ライミ監督版の初代3部作、マーク・ウェブ監督版の「アメイジング」シリーズ、アニメ映画シリーズが存在。スパイダーマン役もトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドと引き継がれ、「MCU」版ではトム・ホランドが演じています。 平凡な高校生ピーター・パーカーが、ある日突然、超人的な肉体とクモのような糸の力を手にし、苦悩しながらもスーパーヒーローへ成長する過程を描きました。演じる役者ごとに、ピーターのキャラクターも少しずつ違うので、観比べてみるのと面白いかもしれません。 2020年現在、MCUとは別にソニーがスピンオフシリーズを展開中で、『ヴェノム』の続編や『モービウス』など、複数作の公開・製作も進行しています。

22.「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」シリーズ

全33作

マーベル・コミック原作の実写化映画を、世界観を同じくするクロスオーバー作品として扱う、夢のヒーローシリーズ「MCU」。 「アベンジャーズ」最新作「エンドゲーム」(2019年)の全世界累計興行収入が28億ドルに迫り、歴代興収1位に輝いたのも記憶に新しいですね。MCUはフェーズで区切られており、個々のヒーローの単体映画から一堂に会する「アベンジャーズ」へと、ストーリーが繋がります。 アイアンマンやキャプテンアメリカ、マイティ・ソー、ドクター・ストレンジなど個性豊かなヒーローたちが登場するので、ボリュームも満点!2020年からフェーズ4に突入し、5月公開予定の『ブラック・ウィドウ』のほか、タイトル未定も含め複数作の製作が進行中です。

23.「スター・ウォーズ」シリーズ

全16作

ジョージ・ルーカスの構想をもとに、遠い昔、遥か彼方の銀河系における宇宙の命運をかけた戦いを描く壮大なスペースオペラ「スター・ウォーズ」。 「旧3部作」は反乱軍に属するルーク・スカイウォーカーが、銀河帝国を率いるダースベイダーに立ち向かう、シンプルなSFが展開されました。その後、ルークの父アナキンの過去を描く「新3部作」、ルークの意志を継ぐレイの謎に迫る「続3部作」が完結。2022年以降、新たな主人公を据えた3部作が1年おきに公開されることも決定しています。 作中の時間軸と公開順が前後しますが、1作目のエピソード4から観ても、SW史通りにエピソード1から観ても楽しめるので、どの順番でも問題なし!スピンオフシリーズも複数製作されており、本編を補完する内容になっているので、こちらも見逃せません。

おすすめシリーズ映画8選【邦画編】

ここからは邦画のおすすめ映画を8作紹介していきます。

1.「名探偵コナン」シリーズ

全24作

青山剛昌による同名推理漫画を原作に、1996年から放送中のTVアニメの劇場版であり、毎年1作ずつ公開されている「名探偵コナン」シリーズ。 黒の組織の毒薬により、小学生になってしまった主人公・工藤新一。彼が江戸川コナンと名前を変え、組織の正体と行く先々で遭遇する事件の真相に迫っていく、大人気ミステリーです。劇場版はアニメ版ではスポンサーの関係もあって難しい、ド派手な爆発シーンも特徴ですね。 それに合わせ、どんどん人間離れしていくキャラクターたちのアクションも話題に!2020年4月17日には、最新作となる24作目「緋色の弾丸」の公開が決定しています。

2.「ゴジラ」シリーズ

全32作

国内版では初のフルCGで製作された、庵野秀明総監督・脚本による29作目『シン・ゴジラ』のヒットも記憶に新しい、特撮映画「ゴジラ」シリーズ。 1954年に1作目『ゴジラ』が公開され、日本の太平洋沖で行われた核実験で太古の怪獣が目覚め、「ゴジラ」と名付けられたことからすべては始まります。昭和(第1期)、平成(第2期)、ミレニアム(第3期)、2010年代と続き、アニメ映画版3部作も製作されました。 「ゴジラ」のインパクトに目がいきがちですが、誕生の経緯には戦争・核兵器への警鐘も含まれており、深く考えさせられる作品です。 後世の作品に与えた影響は大きく、全特撮映画の原点、と言っても過言ではありません。

3.「るろうに剣心」シリーズ

全5作

和月伸宏による大ヒット漫画を、大友啓史監督が佐藤健を主演に迎えて映画化し、迫力のアクションシーンが話題となった「るろうに剣心」。 幕末の動乱期に「人斬り抜刀斎」の異名で恐れられた伝説の剣客・緋村剣心が、明治の世で新たな生き方を模索し、“守るため”に刃を振るうアクション時代劇です。剣心役の佐藤はもちろん、全身包帯スーツで撮影に臨んだ志々雄真役の藤原竜也の役作りは凄まじく、スタッフ・俳優陣の原作に対する並々ならぬリスペクトが感じられます。 2020年夏にシリーズ最終章となる「追憶編」、「人誅編」の実写化映画が2部作で公開予定となっており、新田真剣佑、有村架純らの参戦も発表されました。

4.「HiGH&LOW」シリーズ

全6作

「HiGH&LOW」はEXILEらが所属するLDH代表のHIROと日本テレビがタッグを組み、TVドラマ・映画・SNS・ライブツアーをはじめ、様々なメディアで展開されています。 舞台となるのは、「山王連合会」、「White Racals」、「鬼邪高校」、「RUDE BOYS」、「達磨一家」の5つのチームの頭文字から「SWORD地区」と呼ばれる地域。不良たちの抗争やチーム間の友情、家族愛を描く、一大プロジェクトです。 映画版ではスピンオフも製作されており、2019年には高橋ヒロシの不良漫画『WORST』とコラボした『HiGH&LOW THE WORST』が公開され、大きな話題となりました。

5.「アウトレイジ」シリーズ

全3作

ビートたけしこと、北野武監督にとって初の映画シリーズとなった「アウトレイジ」。“全員悪人”をキャッチコピーとした、バイオレンス・エンターテインメントです。 本作のメインとなるのは、関東を牛耳る巨大暴力団組織「山王会」。傘下の池元組が麻薬を扱う村瀬組と兄弟杯を交わしたのを発端に、山王会内外で凄惨な争いが生じていくのです。國村隼、椎名桔平、大杉漣など強面系俳優陣が演じる、悪人同士のバトルロイヤルは見逃せません! 北野映画の中でも特に暴力性が高く、『その男、凶暴につき』(1989年)、『ソナチネ』(1993年)への原点回帰として高評価されました。

6.「踊る大捜査線」シリーズ

全6作

従来の刑事ドラマとは一線を画し、サラリーマン出身の主人公の視点から、警察組織の仕組みをリアルに描いたフジテレビの伝説的ドラマの劇場版です。 織田裕二演じる警視庁湾岸署の巡査部長・青島俊作が、東北大卒のエリート官僚・室井慎次、同僚の恩田すみれらと協力し、事件を解決する中で成長するストーリー。2作目の「THE MOVIE2」で青島が室井に放った名台詞「レインボーブリッジ封鎖できません!」は、あまりにも有名ですね。 スピンオフ映画シリーズでは、それぞれの立場で誇りを持って職務を全うする青島以外のキャラにスポットがあたり、彼らの人間味も愛されました。

7.「ちはやふる」シリーズ

全3作

末次由紀による同名漫画を、『タイヨウのうた』などの小泉徳宏監督が実写映画化。主演は広瀬すずが務め、野村周平、新田真剣佑らフレッシュな若手キャスト陣が共演しました。 競技かるたの「クイーン(名人)」を目指す綾瀬千早を主人公に、かるたに青春を懸ける高校生たちの恋愛や友情、夢を描いた青春ストーリーです。キャストのヴィジュアルの再現度はもちろん、かるたシーンを含めた凄まじい役作りが話題を呼び、原作ファンにも高評価されています。 2018年に3作目「-結び-」が公開され、原作未完のタイミングで完結を迎えましたが、映画版オリジナルのラストもファンに受け入れられました。

8.「相棒」シリーズ

全6作

2000年にTVドラマの放送が開始し、警視庁特命係の刑事・杉下右京とその歴代相棒たちの活躍を描き、人気を博している「相棒」の劇場版シリーズ。 「相棒」は水谷豊演じる右京と相棒との特命係、周囲の人びととの人間模様や組織内部の摩擦を描きつつ、社会問題も反映した展開が見どころ。劇場版では国境を超えた事件が発生したり、巨大権力の陰謀が複雑に絡み合ったりと、よりスケールアップして描かれています。 劇場版ならではの豪華ゲストも注目を集め、過去には西田敏行、小西真奈美や小澤征悦、仲間由紀恵や北村一輝らが出演しました。

“おこもり”のお供は名作映画シリーズのイッキ見で決まり!

今回は、世界で愛され続ける洋画・邦画シリーズをピックアップして紹介しました。どちらかと言えば、邦画よりも洋画の方がシリーズものが多い印象ですね。 洋画は製作費に余裕があると言われていることもあり、実写映画化の難しいファンタジーシリーズが豊富で、どっぷり世界観に浸りたい人におすすめかもしれません。反対に邦画は、リアルと創造のバランスが良い作品が多いため、お好みで選んでみてください。 完結済みのシリーズは一気に楽しめますし、展開中の場合は最新作の予習にもぴったりです!