【一覧】「ハリー・ポッター」のキャラクター何人知ってる?登場人物88人まとめ
「ハリー・ポッター」の顔!メインキャラクターまとめ
ハリー・ポッター
ヴォルデモートと戦う宿命を持った「選ばれし者」ですが、本人はごく普通の勇敢な少年。好意や悪意、羨望など様々な感情を向けられながら、多くの出会いと別れを経験します。ヴォルデモートを倒した後は魔法省に入省し、ロンの妹ジニー・ウィーズリーと結婚しました。
ロン・ウィーズリー
ハリーの親友にしてルームメイト。ウィーズリー家の六男。兄妹への劣等感から皮肉めいた言い回しが目立ちますが、ヘタレなだけで実は優秀です。ホグワーツの戦いの後、ハリーと同じく復学することなく、兄ジョージと共に「WWW」を経営しながら家事・育児に奔走しています。
ハーマイオニー・グレンジャー
マグルの一族に生まれながらも、学年一の成績を誇る才色兼備。ハリー&ロンと無二の親友となり、勝ち気な性格と豊富な知識で多くの困難を乗り越えました。卒業後は魔法省で純血優遇の法制度の改革に尽力し、私生活ではロンと結婚して2児の母に。
アルバス・ダンブルドア
ホグワーツ魔法魔術学校長にして不死鳥の騎士団の創始者。20世紀において最も偉大な魔法使いであり、ヴォルデモートですら恐れを抱く天敵です。ハリーや多くの生徒・魔法使いから尊敬を集め、その死は魔法界に大きな衝撃を与えました。
ミネルバ・マクゴナガル
グリフィンドールの寮監で「変身術」を担当する教師。全生徒を公平に扱う人格者ですが、ハリーたちをこっそり支援する影の保護者のような存在です。ホグワーツの戦いでは全体の指揮を執り、ヴォルデモートの死後は正式に校長に就任しました。
セブルス・スネイプ
スリザリンの寮監で「魔法薬学」を担当する教師。元死喰い人であり、ヴォルデモート復活後はダンブルドアの命で死喰い人、不死鳥の騎士団の二重スパイを行っていました。 死の間際までハリーを目の敵にしますが、謎多き彼の行動原理には1人の女性が関わっています。
ルビウス・ハグリッド
ホグワーツの森の番人で「魔法生物飼育学」の授業も担当。冤罪でホグワーツを中退しており、秘密の部屋の事件では一時アズカバンに収監されます。ハリーたちの頼れる友人にして「不死鳥の騎士団」の創立メンバーで、ヴォルデモート復活後は前線に立ちました。
ドラコ・マルフォイ
スリザリン寮生らしい純血主義者。入学時にハリーを子分にしようとするも断られ、父ルシウスが死喰い人であることも相まってハリーとは敵対関係になりました。ダンブルドア殺害にも関わりますが、途中で戦線離脱し、卒業後はアストリア・グリーングラスと結婚します。
ヴォルデモート
最強の闇の魔法使いにしてスリザリンの継承者。主人公ハリー・ポッターの宿敵であり、彼の両親の命を奪った仇でもあります。彼を不死をもたらした「ホークラックス(分霊箱)」を破壊され、最後はハリーとの一騎打ちに敗れて死亡しました。本名は「トム・マールヴォロ・リドル」。
ホグワーツの先生・生徒など関係者一覧
ホグワーツの先生一覧
リーマス・ルーピン
担当科目は「闇の魔術に対する防衛術」。魔法界では迫害される人狼で、親友となったハリーの父やシリウス、ホグワーツ入学を許可したダンブルドアに深く感謝しています。 不死鳥の騎士団のメンバーでもあり、ハリーを気にかけて守護霊の呪文を授けてくれました。この魔法はのちにハリーからダンブルドア軍団にも伝えられます。ホグワーツの戦いにおいて、アントニン・ドロホフと交戦して死亡しました。
クィリナス・クィレル
ハリーたちの入学時に「マグル学」から「闇の魔術に対抗する防衛術」に転任した教師。闇の魔術で周囲を見返そうとして、その浅はかさをヴォルデモートにつけ込まれました。肉体を失ったヴォルデモートと同化しており、ターバンの下の後頭部に彼の顔があります。 「賢者の石」を狙ってハリーに襲いかかるも、リリーの「愛の魔法」によって滅ぼされました。
ギルデロイ・ロックハート
レイブンクロー出身で担当科目は「闇の魔術に対抗する防衛術」。数多の闇の魔法使いと戦った英雄で、武勇伝を記した本を出版して有名になりました。 実は武勇伝はすべて嘘で、唯一得意だった忘却魔法を使って他人の偉業を横取りしていました。ただし、自己顕示欲が強いだけで悪人ではありません。最終的にはロンに放った忘却魔法が自分に跳ね返り、一切の記憶を失ってしまいます。
シビル・トレローニー
レイブンクロー出身で担当教科は「占い学」。魔法界で著名な大予見者の曾々孫ですが、彼女の授業はつまらない上に面倒くさく、ほとんどの生徒からは不評です。ハリーに関する不吉な予言ばかりするため、彼やハーマイオニーからは嫌われていました。 彼女の予言はほぼ的中しませんが、トランス状態になると重大な予言を言い当てます。
フィリウス・フリットウィック
レイブンクローの寮監で担当教科は「呪文学」。どんな生徒にも慕われる優しい教師ですが、若い頃は有名な決闘チャンピオンでした。ホグワーツの戦いでは武闘派の死喰い人アントニン・ドロホフを倒します。
ポモーナ・スプラウト
ハッフルパフの寮監で担当教科は「薬草学」。彼女が育てているマンドレイクは、秘密の部屋の事件でバジリスクに石化された被害者を助ける薬の原料となり、ダンブルドアにも感謝されました。
ホラス・スラグホーン
スネイプの前任であり、「魔法薬学」の教師として復職。学生時代のトム・リドルに分霊箱の概要を教えてしまったことを後悔しています。スリザリン出身者ながら差別意識がなく、マグル生まれのハリーの母も彼のクラブ「スラグ・クラブ」に勧誘されていました。
ロランダ・フーチ
通称「マダム・フーチ」。担当科目は「飛行術」で、寮対抗のクイディッチ試合の審判も担当しています。映画では「賢者の石」のみ登場。
チャリティ・バーベッジ
担当科目は「マグル学」。途中で辞職して行方不明になりますが、「日刊予言者新聞」でマグルを擁護したためヴォルデモートに殺害され、遺体はナギニの餌になっていたことが判明します。
ポピー・ポンフリー
通称「マダム・ポンフリー」。どんな病や傷にも対応できる優秀な校医で、腕の骨がなくなったハリーを「骨生え薬」で治療したり、ホグワーツの戦いで負傷者を手当したりしました。
アーガス・フィルチ
猫のミセス・ノリスをこよなく愛するホグワーツの管理人。魔法使いの一族ながら魔力がない「スクイブ」であるため、全生徒を目の敵にしています。 映画ではホグワーツの戦いに参戦しますが、これは原作にはなかった設定です。
グリフィンドール寮の生徒一覧
ネビル・ロングボトム
ハリーのルームメイト。問題を起こしてばかりのハリーたちとは衝突が多かった一方で、教師陣からは“友達を注意する”勇気を讃えられました。 彼の両親は不死鳥の騎士団の元メンバーだったため、ダンブルドア軍団にも積極的に参加します。ホグワーツの戦いでは「グリフィンドールの剣」を取り出すことに成功し、分霊箱(ナギニ)を破壊する活躍をみせました。
ジニー・ウィーズリー
ウィーズリー家の末っ子で紅一点。家族からの子ども扱いに反発するなど気が強い性格ですが、当初は憧れのハリーの前で素を出せませんでした。 入学した年、トム・リドルの日記に取り込まれて秘密の部屋の事件を起こし、ハリーに助けられます。ハーマイオニーとも仲が良く、恋愛の助言をもらったことも。ヴォルデモートと戦うハリーを支え続け、彼との間に二男一女をもうけました。
フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリー
一卵性双生児でロンの兄。クィディッチ代表チームではビーターを務め、チームメイトで弟の親友のハリーに気さくに接し、兄弟のような関係を築きます。 アンブリッジに反発して自主退学した後、ダイアゴン横丁に悪戯用品専門店「WWW」を開業。ホグワーツの戦いにも参戦しますが、フレッドはベラトリックスにより殺害されます。遺されたジョージはアンジェリーナと結婚し、息子にフレッドと名付けました。
ディーン・トーマス
ハリーのルームメイトでクイディッチ代表チームのチェイサー。諸事情から半純血を証明できずに逃亡生活を送るも復帰し、ホグワーツの戦いに参戦しました。
シェーマス・フィネガン
ハリーのルームメイトでトーマスの親友。ヴォルデモート復活を主張するハリーたちに不信感を抱きますが、のちに彼らを信じてダンブルドア軍団として戦いました。
ラベンダー・ブラウン
ハーマイオニーのルームメイト。彼女とはロンを巡って三角関係になり、一時的にロンと付き合うもののすぐに破局しました。 ダンブルドア軍団にも参加し、フェンリール・グレイバックに襲われて死亡(原作は生死不明)します。
パーバティ・パチル
ハーマイオニーのルームメイトでダンブルドア軍団のメンバー。「炎のゴブレット」のダンスパーティーにハリーと出席しますが、チョウ・チャンばかり見ている彼に愛想を尽かします。
オリバー・ウッド
ハリーたちの4学年先輩。クィディッチ代表チームのキーパー兼キャプテンです。ハリーがチームに加わった時から何かと気にかけ、ホグワーツの戦いにも参戦しました。
パーシー・ウィーズリー
ウィーズリー家の三男でハリー入学時の監督生。卒業後は魔法省に就職し、真面目で保守的な性格ゆえにヴォルデモート復活を虚偽とする魔法省側に就きました。ハリーたちや家族とは敵対しますが、ホグワーツの戦いで和解しています。
コリン・クリービー
(画像左)
ハリーのことが大好きな1学年下の後輩。いつもカメラを持っており、秘密の部屋の事件では石にされた彼が撮っていた写真が解決のヒントになります。映画では「秘密の部屋」のみ登場。
アンジェリーナ・ジョンソン
ハリーたちの2年学年先輩でクイディッチ代表チームの選手。ダンブルドア軍団として戦いますが、ほぼ両思いだったフレッドを喪います。映画では「炎のゴブレット」以降登場なし。
ケイティ・ベル
ハリーたちの1学年先輩でクイディッチ代表チームのチェイサー。マルフォイの「服従の呪文」で呪いのネックレスに触れさせられ、一時は聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院しました。
スリザリン寮の生徒一覧
ビンセント・クラッブ
ドラコ・マルフォイの手下。必然的にハリーたちとも仲が悪く、ハリーには「(クラッブとゴイルは)知能はトロール以下」と馬鹿にされています。 マルフォイ、ゴイルと共に死食い人のメンバーとなり、ヴォルデモート復活に一役買いました。
グレゴリー・ゴイル
ドラコ・マルフォイの手下。「死の秘宝」2部作では原作におけるクラッブの役割を担っており、「必要の部屋」でハリーたちを襲撃します。 「悪霊の火」を放つも制御不能になり、燃え上がる部屋から脱出できずに死亡しまいました。
パンジー・パーキンソン
聖28一族「パーキンソン家」の出身。純血主義の典型的なスリザリン生で、ハーマイオニーとは犬猿の仲です。ホグワーツの戦いでは、ハリーをヴォルデモートに引き渡そうとします。
マーカス・フリント
(画像左)
ハリーたちの4学年先輩で聖28一族「フリント家」の出身。クィディッチ代表チームのチェイサー兼キャプテンを務め、勝つために卑怯な手も使います。
レイブンクロー寮の生徒一覧
チョウ・チャン
ハリーたちの1学年先輩。ハリーの初恋の人であり、セドリックの死後は恋人関係になります。アンブリッジにダンブルドア軍団のことを自白させられ、その件が原因となって破局。彼女は復縁を望んでいたようですが、最終的にマグルの男性と結婚しました。
ルーナ・ラブグッド
ハリーたちの1学年後輩。普通は見えない魔法生物が視えることを周囲に気味悪がられており、数少ない友人であるジニーの紹介でハリーたちと出会います。ダンブルドア軍団では中核的存在になっていき、死喰い人に対する抵抗運動で活躍しました。 のちにニュート・スキャマンダーの孫であり、魔法生物学者のロルフと結婚しています。
ペネロピー・クリアウォーター
レイブンクローの監督生。パーシー・ウィーズリーの彼女で、空き教室で隠れてキスしていたところをジニーに目撃されます。映画では「秘密の部屋」のみ登場。
パドマ・パチル
パーバティー・パチルの双子の姉妹。ダンスパーティーではロンのパートナーになるも、ハーマイオニーばかり気にする彼に呆れてしまいます。ダンブルドア軍団としてホグワーツの戦いにも参戦しました。
ハッフルパフ寮の生徒一覧
セドリック・ディゴリー
ハリーたちの2学年先輩で、クィディッチのポジションはシーカー。公平かつ思慮深い性格から人望も厚く、チョウ・チャンを巡る恋敵にして、三大魔法学校対抗試合ではライバルでもあるハリーに常に好意的に接します。 第三の課題中、ハリーに巻き込まれる形でヴォルデモートの罠にハマり、ピーター・ペティグリューの死の呪いで亡くなりました。
ハンナ・アボット
ハリーたちの同学年。聖28一族「アボット家」の出身ですが、本人は半純血の魔女。ダンブルドア軍団として戦い、のちにネビルと結婚します。
ホグワーツにいる幽霊や絵画たち
ほとんど首無しニック
グリフィンドール寮憑きのゴースト。生前に魔女狩りに遭い、斧で首を45回も切断されながら完全には切れなかったことから名付けられました。本名「ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿」。
嘆きのマートル
3階の女子トイレに住み憑いた50年前のレイブンクロー生。彼女の死因は巨大蜘蛛「アラゴグ」とされていましたが、真犯人はバジリスクでした。トム・リドルが「秘密の部屋」を開いた際、同時に放たれたバジリスクの最初の犠牲者です。
灰色のレディ
レイブンクロー寮憑きのゴーストで、正体はロウェナ・レイブンクローの娘ヘレナ。母の叡智への嫉妬から髪飾りを盗みますが、トム・リドルに騙され奪われてしまいます。分霊箱を探すハリーの説得を受け、髪飾りを見つけるためのヒントを与えました。
太った修道士
ハッフルパフ寮憑きのゴーストで、未練は枢機卿になれなかったこと。信仰熱心な修道士でしたが、魔法で人助けをしたため高位聖職者に疑われ魔女狩りに遭いました。
血みどろ男爵
スリザリン寮憑きのゴーストで灰色のレディを殺した張本人。求婚を断られたことに逆上し、彼女を殺害した後で自殺しています。体に付着しているのはその時の返り血で、鎖は悔恨の念から自分で嵌めたもの。
ピーブズ
ポルターガイスト。無差別にいたずらを仕掛けるものの、同類(?)のフレッド&ジョージには好意的だったと思われる描写があります。映画では未登場。
太った婦人
グリフィンドール寮の入口の番人を務める絵画。いつからあるのかは不明ですが、ウィーズリー夫妻が学生の頃には飾られていたようです。 「賢者の石」と「アズカバンの囚人」の間にキャスト変更があり、容姿が大幅に変わっています。
カドガン卿
老騎士の絵画。魔法使いの世界における「円卓の騎士」の1人ですが、それほど有名ではありません。生前は*:グリフィンドール寮の出身**。
ホグワーツの創始者4人を忘れるな!
ゴドリック・グリフィンドール
教育方針は「学ぶものをば選ぼうぞ。勇気によって名を残す」。勇猛果敢な騎士のような人物として知られ、カエルチョコレートのカードにもなりました。所縁の品「グリフィンドールの剣」は組み分け帽子に隠され、真の(勇気ある)グリフィンドール生のみ取り出すことができます。
サラザール・スリザリン
教育方針は「学ぶものをば選ぼうぞ。祖先が純血ならばよし」。マグルへの差別を巡りグリフィンドールと仲違いし、追放される際に「秘密の部屋」を残しました。所縁の品はロケットペンダントで、マグルの放浪者を生贄として分霊箱になります。
ヘルガ・ハッフルパフ
教育方針は「学ぶものをば選ぶまい。すべてのものを隔てなく」。彼女は創設者の中で唯一、差別も区別をせずに“あらゆる者に”教えを与えました。 所縁の品は肖像画にも描かれる金色のカップで、ヴォルデモートの分霊箱として利用されます。
ロウェナ・レイブンクロー
所縁の品は“叡智を授ける”という髪飾り。娘に髪飾りを盗まれ、グリフィンドールとスリザリンの衝突による心労もかさんで若くして亡くなりました。 「計り知れぬ英知こそ、われらが最大の宝なり」が彼女の有名な言葉で、寮も機知や叡智を重視します。
ハリーの強い味方!不死鳥の騎士団のメンバー5人
シリウス・ブラック
グリフィンドール寮の出身でハリーの両親やルーピンたちとは親友。無実の罪で12年もの間アズカバンに収容されており、ハリーも最初は彼を誤解していました。ハリーにとって後見人(名付け親)でもあるため、脱獄後は親子のような関係を築きます。 神秘部の戦いで従姉妹ベラトリックスの呪文を受け、死の間のベールの向こうに姿を消しました。
アラスター・ムーディ
魔法省の有名な「闇祓い」。「闇の魔術に対する防衛術」の教師に着任しますが、初登場時の姿はバーティ・クラウチ・ジュニアが変装していたもの。七人のポッターの戦いにおいて、ペアを組んだマンダンガスが恐怖から逃亡した隙を狙われ、ヴォルデモートに殺害されました。
ニンファドーラ・トンクス
ハッフルパフ寮の出身で魔法省の「闇祓い」。リーマス・ルーピンの妻となり、彼との間に息子のエドワードが生まれます。 ホグワーツの戦いでベラトリックス・レストレンジと交戦し、命を落としてしまいました。
キングズリー・シャックルボルト
聖28一族「シャックルボルト家」出身で魔法省の「闇祓い」。ホグワーツの戦いでは防衛隊の最高指揮官となり、マクゴナガルと共に指揮を執りました。
アバーフォース・ダンブルドア
ホグズミード村にあるパブ「ホッグズ・ヘッド」の主人。アルバス・ダンブルドアの実弟ですが、妹アリアナの死を巡って兄弟仲は険悪な状態でした。 マルフォイ邸に囚われたハリーを救出し、ホグワーツの戦いでは生徒を率いて戦いました。
いい人ばかりじゃない?魔法省の役人一覧
コーネリウス・ファッジ
魔法省の大臣。権力への執着が強く保身に走る性格で、ヴォルデモート復活の是非を巡ってハリーやダンブルドアと決裂。ヴォルデモート復活が公になると責任を追求され、魔法大臣を解任されました。
ドローレス・アンブリッジ
魔法大臣付上級次官。ファッジの命令で「闇の魔術に対する防衛術」の教授、そして高等尋問官としてホグワーツに送り込まれ、一時は校長を自称していました。教育と称して拷問も行う権威主義・差別主義者で、“ハリポタ一嫌味”とも言われています。
エイモス・ディゴリー
魔法省生物管理部の職員。息子のセドリックが謙虚な性格をしているため、代わりに優秀ぶりを自慢して回っている親バカです。 一方で、息子の死の遠因であるハリーを責めることなく、遺体を持ち帰った彼に感謝しました。
死喰い人など闇の陣営に属する一覧
ルシウス・マルフォイ
聖28一族「マルフォイ家」の当主で死喰い人のリーダー格。ヴォルデモートに心酔しておらず、自分と愛する家族の保身のために従っていました。魔法省神秘部の戦いの失態で死喰い人内の地位が低下した後、家族揃って陣営から離反し、最終決戦には参加しませんでした。
ピーター・ペティグリュー
死喰い人では珍しいグリフィンドール寮の出身。臆病な性格ゆえに日和見主義な部分があり、不死鳥の騎士団やポッター夫妻、シリウスを裏切ったのもそのためです。ヴォルデモート復活に奔走したものの、彼からは利己的な一面を終始軽蔑されていました。
ベラトリックス・レストレンジ
ヴォルデモートの最も忠実な部下。逆らう者を傷めつけることに快感を抱くサディストな魔女で、従兄弟のシリウスを殺害したり、ハーマイオニーに拷問を行ったりします。調子に乗りやすい一面が災いし、モリーに隙をつかれて敗北しました。
ゲラート・グリンデルバルド
“より大きな善のために”マグルの支配を企んだ闇の魔法使い。20年代に「世界魔法対戦」を引き起こし、旧友ダンブルドアとの決闘に敗北します。自ら作った監獄「ヌルメンガード」に収監され、ニワトコの杖の情報を求めるヴォルデモートと対面(原作では殺害される)しました。
ダーズリー一家などハリーの血縁関係者一覧
ジェームズ・ポッター
ハリーの父でグリフィンドール寮の出身。第一次魔法戦争中は一家で身を隠していましたが、親友ピーター・ペティグリューの裏切りに遭い、妻と息子を守って命を落としました。 のちにハリーは、偉大に感じていた父が学生時代にスネイプをいじめていたと知って苦悩します。それでも、長男ジェームズのミドルネームを「ジェームズ」と名付けました。
リリー・ポッター
ハリーの母でマグルの「エバンズ家」出身。学生時代はグリフィンドール寮に組分けされ、卒業後は夫と共に不死鳥の騎士団に加わりました。 ハリーが1歳となったハロウィーンの日、「予言の子」であるハリーを狙ったヴォルデモートに隠れ家を襲撃され、死の間際で息子に「愛の魔法」をかけます。魔法界でもほとんど知られてない、究極の自己犠牲によって成立する防護魔法であり、彼女の愛はヴォルデモートの死の呪文すらも跳ね返してハリーを守りました。
ペチュニア・ダーズリー
リリーの姉妹でハリーの伯母。夫と同じく魔法を嫌悪しているものの、彼女の場合は自身が魔女になれなかったことが原因です。リリーとその息子ハリーに対する心情は複雑で、ハリーに辛く当たる一方で、わずかな愛情を感じられる描写もありました。
バーノン・ダーズリー
ペチュニアの夫でハリーの伯父。非現実的な現象を異常に嫌い、その目で見ても信じようとしない徹底的な現実主義者です。渋々同居を認めてはいるものの、ハリーを同じ人間として扱っていません。
ダドリー・ダーズリー
ハリーの従兄。両親の影響でハリーを執拗にいじめるものの、本来は臆病な性格なのでハリーや魔法界の報復を恐れていたようです。お互いに心底嫌い合っているわけではなく、ハリーに危機を救われてからは和解し、最低限の交流を続けていました。
マージョリー・ダーズリー
バーノンの姉妹。気に入らない者には容赦がなく、ハリーや両親のことをひどく侮辱します。怒りで暴走したハリーの魔法によって体が膨張し、風船のように空へ飛ばされました。
ウィーズリー一家など魔法界で出会った他の魔法使い一覧
ウィーズリー一家
アーサー・ウィーズリー
魔法省の職員にして聖28一族「ウィーズリー家」の当主。ウィーズリー家は代々グリフィンドール寮に組分けされています。 穏和かつおっちょこちょいな性格で、モリーの尻に敷かれがち。マグル製品に興味を持っており、彼の知識や改造技術がハリーたちを助けたこともあります。ホグワーツの戦いでは、三男パーシーと共闘してパイアス・シックネスを倒しました。
モリー・ウィーズリー
六男一女を育て上げた肝っ玉母さん。世話好きでとても愛情深く、ハリーにもイベントごとにプレゼントを贈るなど我が子と同じように可愛がります。 夫婦揃って不死鳥の騎士団に所属しており、彼女は言葉を用いない魔法や決闘が得意。ホグワーツの戦いにも参戦し、娘のジニーに死の呪文を放ったベラトリックスを打ち破りました。
ビル・ウィーズリー
快活かつ落ち着いた性格の長男。グリンゴッツ銀行の有能な「呪い破り」で、ホグワーツ時代も成績優秀な生徒でした。 途中、不死鳥の騎士団に加入し、終盤で人狼フェンリール・グレイバックに襲撃されます。
チャーリー・ウィーズリー
次男。映画では名前の言及があるのみ。本編開始時点ですでにホグワーツを卒業し、ドラゴンに関係する仕事をしています。
魔法界で出会った魔法使いたち
ギャリック・オリバンダー
ダイアゴン横丁にある老舗の杖専門店「オリバンダー杖店」店主で世界最高の杖職人。純血聖28一族「オリバンダー家」の当主でもあります。 ヴォルデモートの杖と同じ材質(不死鳥の羽)で作られた、いわゆる兄弟杖をハリーに授けました。
マダム・ロスメルタ
ホグズミード村にある老舗パブ兼宿屋「三本の箒」の女主人で、ロンが憧れた美熟女。マルフォイに呪文で操られ、ケイティ・ベルに呪いのネックレスを渡します。
リータ・スキーター
「日刊予言者新聞」の記者(原作ではフリーライター)。ゴシップ記事を書くのが得意で、中傷記事がハーマイオニーの逆鱗に触れてしまいました。彼女に非合法の動物もどき(コガネムシ)だと知られ、それをネタに協力させられたことも……。
ゼノフィリウス・ラブグッド
雑誌『ザ・クィブラー』編集長でルーナの父。存在すらも怪しいものまで、ありとあらゆる魔法アイテムと魔法動物に精通しています。 溺愛する娘の友人ハリーが窮地に立たされた際には、記事を通じて彼を擁護しました。
スタン・シャンパイク
迷子の魔法使いを乗せる「夜の騎士バス」の車掌。ハリーをダーズリー家の近くからパブ「漏れ鍋」へと送り届けました。映画では「アズカバンの囚人」のみ登場。
ホグワーツ以外の魔法学校の先生・生徒一覧
ダームストラング専門学校の先生・生徒
イゴール・カルカロフ
ダームストラング専門学校の校長で元・死喰い人。魔法省と司法取引を行い、ほかの死喰い人を告発することでアズカバンから釈放されました。 ヴォルデモート復活を察知し、報復を恐れて失踪(原作では死喰いの襲撃で死亡)します。
ビクトール・クラム
三大魔法学校対抗試合の代表選手。世界的に有名なクィディッチ選手にして、ブルガリア代表のシーカーを務めています。 ハーマイオニーを巡ってロンと火花を散らしますが、彼の想いは叶いませんでした。
ボーバトン魔法アカデミーの先生・生徒
オリンペ・マクシーム
通称「マダム・マクシーム」。優美な雰囲気の女校長で、同じく半巨人のハグリッドと恋仲になります。ヴォルデモート復活後はダンブルドアの要請を受け、ハグリッドと共に巨人族の説得に奔走しました。
フラー・デラクール
三大魔法学校対抗試合の代表選手。第二の課題で妹のガブリエルを救われたことからハリーたちと親しくなります。のちにビル・ウィーズリーと結婚し、夫婦で「ホグワーツの戦い」に参戦しました。
カエルチョコレートに登場する?魔法界の偉人一覧
ニコラス・フラメル
唯一「賢者の石」の製作に成功した著名な錬金術師。石の副産物によって妻と共に不老不死に近い状態になり、「賢者の石」時点で665歳でした。 ハリーがクィレルを倒した後、ダンブルドアと協議した上で賢者の石を破壊し死亡します。
バチルダ・バグショット
グリンデルバルドの大叔母。ゴドリックの谷に住んでいた有名な魔法史家であり、ダンブルドアにとっては古い友人でもあります。初登場は「死の秘宝 PART1」ですが、それ以前に殺害されており、ハリーたちが出会うのは彼女に化けたナギニでした。 ホグワーツの教科書に採用された『魔法史』のほか、10冊以上もの著書を遺しました。
ニュート・スキャマンダー
ハッフルパフ寮出身の魔法動物学者で、教科書『幻の動物とその生息地』の著者。「アズカバンの囚人」で「忍びの地図」に彼の名前が浮かび上がるシーンがありました。 「ハリー・ポッター」シリーズ7作には直接登場していませんが、約70年前を描いた前日譚「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは主人公を務めます。
「ハリー・ポッター」のキャラクター・登場人物を一覧で知ろう
「ハリー・ポッター」はスピンオフ作品も製作され、次から次へ新しい展開が生まれています。縁のある人物が登場するケースが多いので、一覧で予習・復習しましょう!