2024年5月6日更新

虎杖悠仁が覚醒!父親確定で判明した術式や領域展開の可能性は?【呪術廻戦】

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虎杖悠仁が覚醒!理由は父親の存在にあり?【最新ネタバレ】

呪術廻戦 虎杖悠仁 相関図

父親・虎杖仁は宿儺の双子の片割れだった

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

虎杖が人間離れしているエピソードはいくつかありながらも、その正体は大きな謎となっていました。そして原作257話にて、ついにその素性が明かされます。 実は虎杖悠仁の父・虎杖仁が、宿儺の片割れであると判明したのです。 宿儺の話によると、元々宿儺は双子として生まれる運命だったとのこと。しかし彼は母と共に飢える前に、双子の兄弟を喰らってしまいます。そして亡くなった宿儺の片割れが、生まれ変わった存在が仁だったのです。 思えば仁の容姿が描かれた際、ファンからは宿儺に似ている気がするという声も挙がっていました。また死んだはずの妻・香織が戻ってきたことを、受け入れているのも違和感がありますよね。これらの描写も、すべてが仁と宿儺の関係性を示す伏線だったのかもしれません。

虎杖悠仁は宿儺と羂索の息子だった!

呪術廻戦 夏油傑
©︎芥見下々/集英社

虎杖の母である虎杖香織は、虎杖を産んだ際羂索に憑依されていました。また虎杖仁は、宿儺の片割れです。呪術的には、一卵性の双子は同一人物として扱われる存在。 つまり長く謎となっていた虎杖の正体は、羂索と宿儺の息子だったのです。 虎杖には、その存在を示唆する数々の謎と伏線がありました。器として宿儺の制御が可能だったことや、脹相の存在しない記憶など、そのすべてがこの事実で解決されますね。 また羂索の行いを知った宿儺が、それを「気色の悪い事」と言うシーンも。羂索が宿儺と自分の間に子供を作っていたと考えれば、この発言も納得です。

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ラスボス2人の子供ってすごい運命の主人公だな……。親の魂が化け物2人だったって、めちゃくちゃ気色悪い。めちゃくちゃ気色悪いんだけど、強さ的には虎杖ってめちゃくちゃサラブレッドじゃないか?

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虎杖悠仁の術式がついに判明!覚醒後の能力は?

【覚醒①】虎杖悠仁には宿儺の術式(御厨子)が刻まれていた

呪術廻戦 虎杖悠仁 宿儺
©︎芥見下々/集英社

実は、かなり初期の段階、五条のモノローグに出てきた「そのうち君の体には 宿儺の術式が刻まれる」という言葉は、虎杖の術式への伏線になっていました。 そして原作257話にて、虎杖には2つの術式があることが判明!それが後に詳しく紹介する「赤血操術」と、五条が伏線を張っていた宿儺の術式である「御廚子」です。 宿儺と激闘を繰り広げる虎杖は、ハサミマークの切り取り線で切断された柱を、投げつけて攻撃しています。少し術式使用の表現は変わりますが、その後の宿儺のセリフ「やはり使えるのか」から考えても、この術式は「御廚子」で間違いないでしょう。 その術式を見た宿儺は、「なんとも間抜け」「覚えたてで出力も低い」と評価。今後戦いのなかで成長し切り札になる可能性はありますが、現時点での「御廚子」は宿儺と戦えるレベルではないようです……!

【覚醒②】宿儺と黒閃の応酬!ナナミンを抜く8連発

呪術廻戦 釘崎野薔薇 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

宿儺と虎杖の激闘のなかで、大きなポイントとなったのが「黒閃」の存在です。黒閃は技ではなく現象であり、連続記録保持者であった七海建人も「黒閃を放った術師はゾーンのような状態になる」と語っています。 1度宿儺に黒閃を放った虎杖は、文字通り「覚醒状態」に。合計8回の黒閃を宿儺にブチ込み、宿儺自身も「術式より当て勘の方が余程厄介」と語っています。同じく黒閃や術式を交えた打撃で応戦する宿儺ですが、虎杖はその攻撃を意に介さず黒閃を撃ち続けました。 虎杖相手に余裕だった宿儺も、黒閃の連発を受け「小僧ぉっ!!」と感情を剥きだしに。七海の記録が4連発なので、8連発はまさに驚異的。この黒閃の連発は、間違いなく宿儺にダメージを与えました!

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【覚醒③】虎杖悠仁が反転術式を取得!

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

宿儺と交戦中の248話にて、人外魔境新宿決戦が始まるまでの1ヶ月で虎杖悠仁が反転術式を会得したことが判明。 宿儺が明言する以前から、虎杖は宿儺からノーガードで攻撃を受けてビル数棟分ふっ飛ばされてもけろっと立ち上がっており、反転術式の習得が囁かれていましたが、それが事実だったわけです。 反転術式は先天的なものではなく、高度な呪力操作によって後天的に身につけられるもの。虎杖が具体的にどんな修行をしたかは不明ですが、1ヶ月という短期間で習得したのです。もとから尋常なタフさを持っていた虎杖の無敵感が増しましたね。

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しれっと反転術式使っててびっくりした

【覚醒④】呪胎九相図の4番から9番を取り込み腕が変化!

虎杖は、“兄弟”である呪胎九相図の4番から9番を取り込んだと判明しています。220話で、「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」と覚悟を決めた表情を見せていた彼。 次の場面で、虎杖が兄弟について話題を出すと、脹相「いい オマエの中で生きられるのならそれで」と返答。虎杖が他の兄弟たちを食べて、いまは虎杖のなかで生きているという意味だったのでしょう。 そして宿儺との決戦に臨む虎杖の腕は、禍々しい姿に変貌を遂げていました。この変化の理由は、呪胎九相図の4番から9番を食べたためです。この行動によって、虎杖は「赤血操術」も使えるようになります。 しかし「赤血操術」もまだまだ未熟であるようで、「穿血」を撃つ際は「百斂」で圧縮させた血液を脹相から受け取っていました。この術式をどれだけ戦いのなかで成長させられるかも、宿儺戦のポイントになりそうですね。

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虎杖悠仁は今後領域展開できるようになる?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

領域展開とは「術式を付与した生得領域を呪力で具現化すること」。生得術式自体は術師・非術師関係なく持っている心象風景なので、術式と呪力さえある者なら(理論上は)誰でもできるということになります。 そう口で言うのは簡単ですが、実際に使いこなすとなると至難の業で、作中でも領域展開をしっかり習得できているのはほんの一握りの人間です。とはいえやはり主人公である虎杖には、「必殺技」をばっちり使いこなしてほしいところ……。 使えないと思わせておいて実は使えるようになっていた!という展開が繰り広げられたらアツいですよね。

虎杖悠仁の領域展開の効果を考察!

【考察①】宿儺の領域展開・伏魔御廚子が使える可能性が高い?

呪術廻戦 宿儺
©︎芥見下々/集英社

五条の「宿儺の術式が刻まれる」発言が正しく、虎杖には宿儺の術式「御廚子」が顕現しました。そのためその延長線上にある領域展開「伏魔御廚子」も、使えるようになる可能性が高いでしょう。 絶え間なく斬撃を浴びせる「伏魔御廚子」を虎杖が使えるとなれば、超強力な手札になります。自分の領域展開で窮地に追い込まれる、宿儺の姿が見られるかもしれません。

【考察②】肉体の超強化

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

呪術が使えない虎杖が呪術師の世界で生きてこられたのは、化け物級の身体能力を持っているからです。しかもこれは宿儺の影響ではなく、生まれもったものだといいます。その理由についても今はまだ明かされていません。 虎杖の身体能力の秘密が術式絡みだとすれば、領域を展開することによって肉体強化の効果をよりいっそう高める……ということができるのではないでしょうか。

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虎杖悠仁は更に覚醒する?残された伏線

虎杖は生まれつき術式を持っていないため、普通であれば一生その状態のままだと考えられます。しかし彼の場合、「宿儺の器」というイレギュラーな存在であることが普通とは違った展開を生むかもしれません。 また本編の中では、虎杖の術式の伏線のようにとれる描写も登場していました。以下ではそうした虎杖の術式絡みの情報について整理します。

五条宿儺戦前の日下部との組み手

日下部篤也
©︎芥見下々/集英社

もうひとつ、虎杖の術式について示唆しているのでは?と予想されていたのが、宿儺vs五条が始まる前、虎杖と日下部が組み手をしているときの様子です。 この場面では虎杖が「そろそろ掴めよ 虎杖」と日下部に向かって発言し、日下部が「押忍!!」と答えるという珍妙な光景が繰り広げられています。 まるでふたりの中身が入れ替わっているようにも見えたため、読者の間では「虎杖の術式=入れ替わりの術式」という考察がされるように。しかしこの光景は、憂憂の空間を移動する術式の応用であると明かされました。そのため虎杖の術式とは、関係がなかったようです。

初めから母親の術式が備わっていた

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

虎杖の母・虎杖香織は生得術式「反重力機構(アンチグラビティシステム)」を持っていたことが、その身体を乗っ取っていた羂索(けんじゃく)によって語られています。その能力は、周囲にある重力を打ち消すというもの。 虎杖は生まれつきこの術式を刻まれていた可能性もゼロではありません。吉野順平の例のように、脳が術者向きでないと術式を持っていたとしても使えないことが判明しています。 前述した五条の口ぶりを考えると、やはり虎杖は先天的には術式を持っていない気もします。とはいえ羂索が出生に絡んでいるので、どんなイレギュラーが起きても不思議ではありません。

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虎杖悠仁の現在の状況をおさらい!

虎杖の中にいた宿儺が伏黒に受肉

伏黒恵 呪術廻戦
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「宿儺の器」として、史上最強の「呪いの王」である宿儺を長らくその身に宿していた虎杖。しかし宿儺は死滅回游編にて、隙を突いて虎杖の身体を乗っ取り、その小指を呪物化して引きちぎったものを伏黒恵に飲み込ませました。 かねてから伏黒の術式に目をつけていた宿儺は、その後も彼の精神を徹底的に折り、ついにはその身体も心も完全に乗っ取ってしまいます……。

五条と宿儺の決戦の結末

呪術廻戦 五条悟
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伏黒に受肉した後、全盛期の強さをほぼ取り戻した宿儺は、封印から解放された五条悟と頂上決戦をおこなうことになります。現代最強と史上最強、ふたりの最強の戦いを、虎杖は離れたところから仲間たちとともに見守っていました。 しかしその先に待っていたのは五条の敗北という信じがたい現実。宿儺は圧倒的な力で五条の「不可侵」を破り、その身体を真っ二つにして殺害してしまったのです!

日車と共に戦線に投入

呪術廻戦 虎杖悠仁
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五条の敗北後、宿儺との戦いを熱望していた鹿紫雲一が戦場に投入され、彼もまたあっけなく敗れてしまいました。また宿儺は彼との戦いの最中、自身の肉体を“腕が4本、目が4つ、口が2つ”という本来の形に変身しています。 その後すぐさま姿を現したのが、虎杖と日車寛見のペアでした。虎杖の手が何やら鋭く変形しているのが気になるものの、宿儺は「小僧 貴様に何ができる」と小馬鹿にした態度。たしかに五条が負けた相手に虎杖が勝てるとは思えませんが、果たしてどうなるのか……。

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乙骨と共闘して打倒宿儺&伏黒救出を目指す

呪術廻戦 乙骨憂太
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日車が倒れたところで、仙台結界の羂索を倒した乙骨が合流。乙骨の領域展開「真贋相愛(しんがんそうあい)」のなかで、虎杖と乙骨が共闘します。 乙骨がコピーした術式で宿儺を翻弄。さらに虎杖は真人戦で見せた魂を捉える打撃を撃ち込み、宿儺と伏黒の肉体の同調を阻害していきます。 虎杖は反転術式で自己治癒ができるようになっており、腹を穿たれてもすぐに復活。思わず宿儺から虎杖の成長を褒める言葉が出るほど、彼は1ヶ月前とは別人の強さを身に着けていました。乙骨の登場で優勢に見えましたが、最後は宿儺が乙骨を討ち敗北を喫しています。

仲間の敗北を超え宿儺と一騎討ち

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

乙骨の敗北の直後、真希の不意打ちが炸裂。そこから日下部やミゲル、脹相も加わり混戦となりますが、やはり宿儺には敵わず敗戦してしまいます。そこに加わったのが、虎杖です。 虎杖は元夏油一派であるラルゥの助けもあり、宿儺に「黒閃」をブチ込みます。そこから覚醒状態となった彼は、宿儺が取り乱すほど黒閃を連発。何度も黒閃を受け反転術式が使えない宿儺は、不完全な領域展開「伏魔御厨子」を発動します。 99秒である伏魔御厨子の持続時間を耐え抜けば、勝機があると耐え続ける虎杖。そして99秒が経ち、耐え抜いたと宿儺を見る彼の前には、「竈(カミノ)」「開(フーガ)」と唱え奥の手を解放しようとしている宿敵が立っているのでした……。

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虎杖悠仁の領域展開はいつ見られる?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

『呪術廻戦』の原作者・芥見下々は、2023年1月に『週刊少年ジャンプ』巻末で「今年こそ物語を畳んでいけたらと思います」とコメント。実際には2024年現在も連載が続いている状態です。 クライマックスだと予想されている人外魔境新宿決戦は、主要キャラが次々と倒れそろそろ終わりを感じさせる展開に。虎杖が奥の手として領域展開を出すなら、そのリミットはもうすぐそこと言っていいでしょう。 宿儺内の伏黒との邂逅、伏黒を引き剥がしてからの宿儺とのラストバトル。虎杖の領域展開が読めるとしたらこのあたりだと予想します!

虎杖悠仁が覚醒!強すぎる遺伝子から領域展開も夢じゃない?

呪術廻戦 虎杖悠仁
©︎芥見下々/集英社

この記事では『呪術廻戦』の主人公・虎杖が領域展開を使う可能性はあるのかどうかについて考察してきました。いよいよ終わりに近づいてきた感がある本作。領域展開を披露するにせよそうでないにせよ、彼がどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね!