【最新】“覇王色の覇気”強さランキングTOP25!持ち主一覧と衝突シーンを完全解説【ワンピース】
タップできる目次
- 「ワンピース」“覇王色の覇気”強さランキング
- 1位[SS]:ジョイボーイ
- 2位[SS]:イム様
- 3位[S]:ゴール・D・ロジャー
- 4位[S]:白ひげ/エドワード・ニューゲート
- 5位[A]:シャンクス
- 6位[A]:五老聖
- 7位[A]:カイドウ
- 8位[A]:モンキー・D・ガープ
- 9位[A]:ビッグ・マム/シャーロット・リンリン
- 10位[A]:モンキー・D・ルフィ
- 11位[B]:シルバーズ・レイリー
- 12位[B]:スコッパー・ギャバン
- 13位[B]:光月おでん
- 14位[B]:ダグラス・バレット
- 15位[B]:ロキ
- 16位[B]:ロロノア・ゾロ
- 17位[B]:ヤマト
- 18位[C]:ドンキホーテ・ドフラミンゴ
- 19位[C]:ユースタス・キッド
- 20位[C]:シャーロット・カタクリ
- 21位[C]:ボア・ハンコック
- 22位[C]:チンジャオ
- 不明:ポートガス・D・エース
- 不明:センゴク
- 不明:モンキー・D・ドラゴン
- 未確定だが使える可能性が高い人物一覧
- 【考察】覇王色の覇気が悪魔の実の覚醒に関係する……?
- 覇王色の覇気には考察の余地しかない!次は誰が力を手にするのか
「ワンピース」“覇王色の覇気”強さランキング
ランキングの基準
覇王色の覇気とは?

覇王色の覇気は、数百万人に1人しか素質を持たないとされる、「武装色」「見聞色」とは少し違う珍しい力です。 これを持つ者には「王の資質」があり、能力を利用すれば敵を威圧して気絶させることができます。しかも他の2種類の覇気とは異なり鍛錬で鍛えられることはなく、人間的な成長によってのみ鍛えられるのです。 覇王色の覇気はなかなか会得できない特殊な力ではありますが、新世界で名を馳せるような大物の多くはこの力を使いこなします。「四皇」や「最悪の世代」と呼ばれるルーキーたちなど、強くカリスマ性のあるキャラはこの力を使っており、主人公のルフィも覇王色の覇気を体得済み。 ここからは、覇王色の覇気を扱えるキャラクターをその強さ順に紹介していきます。
覇王色纏いとは?

覇王色は極めていくと纏うことができるようになります。覇王色を纏うことで、相手に直接触れずともダメージが与えられたり、武器に覇王色纏わせたりすることも可能。纏う覇王色同士がぶつかると、互いの武器が反発し合って武器が触れ合わないという現象も起きます。 ちなみにアニメ版では、覇王色を纏った状態は黄色いオーラで表現されました。
1位[SS]:ジョイボーイ
登場巻 | 111巻 |
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纏い | 可能(推測) |
戦績 | エメトの結び目に封じた覇王色で五老星を強制送還させ黄猿以外の全海兵を気絶させた |
900年前に実在した史上初めて海賊と呼ばれた男・ジョイボーイ。ルフィの先代のヒトヒトの実モデルニカの能力者だった人物です。 存在自体は魚人島編から語られていましたが、エッグヘッド編にてシルエットが初登場。さらに空白の100年で勃発した戦争で、ジョイボーイは世界政府の前身・連合軍と戦ったことが判明しました。
ランキングの理由
ジョイボーイはエメトの結び目に最大級の覇王色の覇気を結びつけ、時限式で起動できるようにするという、これまで見たことのない覇気の使い方をしていました。 解放された覇気はシャンクス以上の威力があったとされており、五老星の変身を解いて強制送還させたことから別格の強さを誇ると予想しました。
2位[SS]:イム様
登場巻 | 未単行本化 |
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纏い | 可能(推定) |
戦績 | 支配した身体で覇気を放ちルフィを戦慄させた |
五老星や神の騎士団、CP0らを従える神に等しい存在・イム。パンゲア城内にある、本来なら誰も座れないはずの虚の玉座に座っている、いまだ謎の多い人物です。 エルバフ編ではエルバフを制圧すべく神の騎士団団員の身体を支配し前線へ。魔法のような技を使い巨兵海賊団を支配するなど、底しれぬ力を見せています。
ランキングの理由
軍子の身体を支配した状態でイムは覇王色の覇気を発しました。エルバフの島の人々が倒れたのはもちろん、その覇気は第一世界の冥界にまで届いていたので、相当な威力であるとわかります。 ルフィの驚いたリアクションやロキの「デタラメな覇気」という言葉からも、規格外の覇気だといえるでしょう。本体が放った場合はもっと威力が上がる可能性もあります。
3位[S]:ゴール・D・ロジャー

ワンピースストーリーの原点は、海賊王ゴール・D・ロジャーが残したと言われる財宝を目当てに、大海賊時代が始まったことにあります。ロジャーは能力者ではありませんが、3種の覇気を作中トップクラスでマスターしています。 初言及は劇場作品である「フィルムZ」の小説版。ロジャーが覇王色の覇気を使ったと明記されていました。のちに回想の中で白ひげ海賊団との激闘が描かれ、その貴重な戦闘シーンが描かれます。
ランキングの理由
ロジャーと白ひげとの対戦では、互いに覇王色を纏い激突し、攻撃を相殺するシーンがありました。このときお互いに刀は触れていませんでしたが、天が割れ、大地も吹き飛ぶのではないかと思うほどの衝撃波が周囲に発生します。 カイドウが強さは能力の有無ではなく覇気がすべてだと考えるのも、このロジャーの覇気の強さがあったから。それも考慮しての順位です。
4位[S]:白ひげ/エドワード・ニューゲート

白ひげことエドワード・ニューゲートは、四皇の中でも最も伝説級の強さを誇った男です。海賊王ロジャーが生きていた時代に、彼と互角に渡り合っていたほどの実力者。 彼はエースの処刑に対抗すべくマリンフォードに現れ、その強さを存分に発揮しました。グラグラの実という、超人系(パラミシア)悪魔の実の中で最強の能力を持っている白ひげ。能力ももちろん強いですが、自然系(ロギア)の赤犬に大威力のパンチを喰らわせるなど、覇気使いとしても一流です。 彼は残念ながら頂上戦争で命を落としましたが、誇り高さと仲間からの信頼はまさに覇王でした。
ランキングの理由
回想シーンにてロジャーとの覇王色の覇気のぶつかり合いが描かれました。ロジャー同様に武器に覇気を纏わせて戦うことも可能。また天が割れた描写から、シャンクスとの会談時、白ひげも覇王色を放っていたことがわかります。 晩年は覇気を使おうとすると咳き込んでしまう姿も見られましたが、海賊王にもっとも近づいた男・白ひげの強さと覇気の練度はやはり作中トップクラスでしょう。
5位[A]:シャンクス

シャンクスは主人公のルフィの恩人で、四皇のうちの1人に数えられる大海賊です。彼はまだ物語に大きく関わってはいませんが、ルフィの目標ともいえる重要人物です。 そんなシャンクスは白ひげ海賊団の船上で、覇王色の覇気を使って見せます。彼が船に乗り込むやいなや、多くの船団員が次々と気を失っていきました。
ランキングの理由
シャンクスはワノ国編ラストでは疲弊したルフィに迫る海軍大将・緑牛に対し、ピンポイントで遠隔から覇気を飛ばし撤退に追い込みます。 またロジャーと同じ覇王色の覇気を込めで斬る必殺技「神避(かむさり)」で、ユースタス・キャプテン・キッドとキラーを瞬殺。懸賞金30億のキッドをいとも簡単に倒しており、シャンクスの覇王色のすごさが窺えます。
6位[A]:五老聖

登場巻 | 110巻 |
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纏い | 可能(推定) |
戦績 | 麦わらの一味の脱出を足止めする |
天竜人で構成される世界政府最高権力の五老星。イムと同様その能力や真の強さについては謎が多く、名前もエッグヘッド編までは明かされませんでした。 エッグヘッド編にて5人は前線へ。そこでウォーキュリー聖をはじめ、ナス寿郎聖、サターン聖、マーズ聖らが覇王色の覇気を扱えることが確認できました。五老星は全員扱えると考えてよいでしょう。
ランキングの理由
五老星のウォーキュリー聖が作中で初めて使った覇王色の咆哮。その咆哮は島全体に波及し、大地も波打っていました。それを受けたのがニカルフィだったので大したダメージにはなりませんでしたが、ルフィでなければかなりのダメージを負っていたかも。 他の面々も黒い稲妻を放つコマが描かれており、電伝虫を機能停止に追い込んでいました。
7位[A]:カイドウ

原作1010話にて、覇王色の覇気も武装色と同じく体にまとえることが判明しました。そして現海賊最強だった男・百獣のカイドウもこのまとう覇王色を使用しています。 カイドウはロジャーが能力なしで海賊王になった姿を見ているため、覇気の練度も非常に重要視していました。それゆえ彼の持つ覇気はいずれも強大です。
ランキングの理由
ルフィと初めて戦闘を繰り広げた際に、繰り出した「雷鳴八卦」。この雷鳴八卦は黒い稲妻のようなものをまとっていました。この黒い稲妻こそ、覇王色の覇気をまとう攻撃の特徴なのです。 さらにカイドウは金棒に覇王色を纏わせて攻撃するという高度な技も修得しています。これを放つと周囲はまさに天変地異のように。覇気を使いこなしているその高い習熟度を評価しての順位です。
8位[A]:モンキー・D・ガープ
登場巻 | 107巻 |
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纏い | 可能 |
戦績 | ハチノスを壊滅状態にする |
ルフィの祖父にして海軍の英雄、モンキー・D・ガープ。かつて海賊王を何度も追い詰め互角にやりあった人物です。非能力者であり、武器はその拳。本人は衰えたといっていますが、いまだ実力はトップクラスです。 長年、覇王色を扱えるか不確かでしたが、『VIVLECARD ONEPIECE図鑑』に明記されたことで確定しました。
ランキングの理由
コビー救出のためハチノスを強襲した際、空中でガープは「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」を島全体に向けて放ちました。この際、空中には黒い稲妻が出ており、拳に覇王色を纏わせていることがわかります。この一撃で、ガープは触れずに眼下の街を壊滅させていました。 本人曰く衰えているとのことでこの位置としましたが、全盛期であればもっと上位となったでしょう。
9位[A]:ビッグ・マム/シャーロット・リンリン
グランドライン後半の海を統べる元四皇の1人ビッグ・マム。本名は「シャーロット・リンリン」ですが、夫43人、息子46人、娘39人という大家族であることから、ビッグ・マムと呼ばれます。 すべての海賊の頂点に数えられるだけあり、驚異的な戦闘力を保持。並の実力では傷をつけることすら難しい頑丈な肉体に加えて、ソルソルの実によって他人の寿命を操ることなどができます。
ランキングの理由
ホールケーキ・アイランド編ではカポネ・ベッジから、給仕が起こしたミスがきっかけで発狂し、“持ち前の覇王色の覇気”を発動させたことが語られました。ワノ国編では覇王色を纏った一撃でページワンを沈めましたし、カイドウとの激突では覇王色がぶつかり天が割れました。 感情の昂りによって無意識に覇王色を放ってしまう=ややコントロールが不安定という点でこの位置としています。
10位[A]:モンキー・D・ルフィ

ワンピースの主人公、麦わらのルフィ。彼は物語中盤から、無意識に覇王色の覇気を使い始めます。麦わらの一味がピンチを迎えたシャボンディ諸島編、また兄を救えず自身の無力を思い知った頂上戦争編を経て、彼は本格的な覇気の修行を開始するのでした。 覇気の使い方を教えたのは、ロジャー海賊団の副船長レイリー。レイリーは覇気の達人で、「武装色」「見聞色」「覇王色」すべての力を使うことができます。彼はルフィから、ロジャーと同じ何かを感じ取ったのか、ルフィの師匠になりました。
ランキングの理由
修行を終えたルフィは、覇気を自在に扱えるようになり、同じ覇気使いの強敵たちとも戦えるようになります。魚人島編では、5万人の敵を一気に気絶させるほどの覇王色を見せたルフィ。彼は人間としても、大きな成長を遂げたということでしょう。 ルフィとカタクリの覇王色のぶつかり合いも白熱しました。決着をつける間際、ルフィとカタクリは同時に覇王色の覇気をぶつけ合い、周りにいた海賊たちは立っていることが出来ないほどでした。 ワノ国編でのカイドウ戦ではついに覇王色を纏う技術を習得。カイドウとの衝突では天が割れました。纏うレベルに至ってからはまだ日が浅いため、元四皇の下としています。
11位[B]:シルバーズ・レイリー

レイリーは海賊王の右腕という経歴を持つ、まさに生ける伝説といった存在。現在はシャボンディ諸島で船のコーティング師をしています。 ギャンブルで金を無くすと、自ら人さらいに捕まって金を奪うという破天荒な人物。奴隷オークションに現れ、大勢の観客を覇王色の覇気で失神させました。 彼はその後ルフィの師匠となって、覇気の使い方を伝授します。武装色や見聞色についても一流の使い手で、レイリーの何百倍もある猛獣を、手を触れずに倒します。
ランキングの理由
魚人島編でルフィは5万人を覇気で倒しましたが、SBSによるとレイリーなら10万人を気絶させられたそう。また、ハンコックと黒ひげ海賊団と海軍が3すくみとなっている場面に、覇気を放ちながら登場。あの黒ひげでさえ冷や汗をかいて焦っていました。 すでに全盛期ではないとはいえ、黒ひげを退かせた際の気迫はさすがです。
12位[B]:スコッパー・ギャバン
(手前右から2番目がギャバン)
登場巻 | 1152話 |
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纏い | 可能(推定) |
戦績 | ソマーズ聖に痛手を与える |
スコッパー・ギャバンはロジャーの左腕。レイリーと並ぶロジャー海賊団の中心人物です。本編への本格的な登場はエルバフ編。編笠にアロハシャツを着た姿で登場します。 レイリーとNo.2を競っていたとあって相当な実力者。ゾロに覇王色の覇気を自覚させ、それをコントロールできるようになれと説教したのもギャバンです。
ランキングの理由
エルバフ編にて、神の騎士団には覇王色の覇気が有効だという情報をもたらしたのがギャバンです。その後の戦闘でもソマーズ聖に傷を負わせているので、ギャバンも覇王色を扱えると考えて間違いないでしょう。 実力の全貌はまだ不透明ですが、周りからはロジャー海賊団のNo.3、自身ではNo.2と言い張っているという関係性から、レイリーの1つ下としました。
13位[B]:光月おでん
登場巻 | 92巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 若きカイドウに傷を負わせる |
ワノ国の暴れん坊大名として名を馳せた光月おでん。彼は型破りな方法でワノ国を発展させ、自力で九里の大名にまで上り詰めた人物です。また海賊としては白ひげ海賊団の2番隊隊長を務め、最終的には海賊王のクルーとして海を旅しました。 そんなロジャーと白ひげが奪い合ったおでんも、覇王色の覇気使いであったことが判明しています。ワノ国にて覇王色の覇気を使用するルフィ。それを見ておでんの家臣であったアシュラ童子が、「今のはおでん様の術……!」と語っていました。
ランキングの理由
おでんが覇王色を実際に使った描写はありませんが、アシュラ童子の発言から周囲に覇王色の覇気を放って気絶させることはできた様子。一方でかつての白ひげとロジャーの天が割れるような対決に驚いていたことから、伝説級のツワモノよりは一段劣ると判断しました。 閻魔を扱えるだけの覇気を持つことから、おでんも存命していれば最強の一角に名を連ねたことでしょう。
14位[B]:ダグラス・バレット

登場巻 | STAMPEDE |
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纏い | 不明 |
戦績 | ギア4ルフィと渡り合う |
劇場版第14作となった『ONEPIECE STAMPEDE』のラスボスとして登場したダグラス・バレット。バレットは孤高の戦闘狂で、世界最強の座をストイックに狙っています。 元々ロジャー海賊団の船員でありその圧倒的な強さから“鬼の跡目”と呼ばれた彼は、他のクルーと違いロジャーを超えるために船に乗っていました。 しかしバレットはロジャーの処刑で、達成できないまま目標を失ってしまいます。そしてロジャーを超えるため四皇や海軍将校を全員倒し、世界最強の座に座った後、海賊王になろうと企んでいたのです。 バレットは覇王色だけでなく、全ての覇気を広範囲、高密度のハイレベルで使用できます。
ランキングの理由
劇場版公開時、まだ覇王色を纏うという概念が登場していなかったためか、バレットが纏うことができたかは不明。彼の覇王色は最悪の世代の船長クラスでようやく耐えられるほど強いものでした。 武装色の覇気の練度を見るに、覇王色もかなり使いこなせたと考えられます。それを考慮してのこの位置です。
15位[B]:ロキ
登場巻 | 1152話 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 神の騎士団と戦える |
呪いの王子と呼ばれる巨人族の国・ウォーランド王国の王子ロキ。111巻で登場した際には、磔の刑に処された状態でした。 ギャバンとゾロの会話を聞いていたロキは、自分も覇王色の覇気を使えると言います。実際に神の騎士団を倒した経験者とのこと。覇王色という名前は知らなかったそうですが、自身の力として覇王色を使いこなしていたことが窺えます。
ランキングの理由
ルフィも遠くからロキの覇気を感じ取って「ビリビリくる」と言っていたり、過去編では城周辺の空気が黒い稲妻とともにバリバリと鳴っていたりしていました。 ロキ自身が持つ生来のとんでもない生命力とタフネス。そして60年以上生きている経験値を考慮すると、やっと覇王色を持つことを自覚したばかりのゾロよりは上ではないかと考えての順位です。
16位[B]:ロロノア・ゾロ
登場巻 | 99巻 |
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纏い | 可能 |
戦績 | カイドウに一生残る傷を負わせる |
麦わらの一味の戦闘員である、ロロノア・ゾロ。世界一の大剣豪を目指しルフィの右腕として活躍するゾロですが、彼もまたワノ国編にて覇王色の覇気を出現させました。 原作第1010話にてカイドウの強力な攻撃を受け、窮地に立たされるルフィ。しかしそんなカイドウにゾロは、「まずはこっちの頭を先に潰してもらおうか」と叫びます。そしてゾロの渾身の一撃“鬼気九刀流阿修羅抜剣・亡者戯”を受けたカイドウは、ゾロに覇王色の覇気を感じたのでした。
ランキングの理由
1152話でギャバンから覇王色の覇気について指摘されると、ルフィからは「ダダ漏れ」と言われます。ギャバンからも「身体になじんでいる」と言われているので、無自覚ながらも練度としては相当高いのでしょう。 一方で四皇のクルーなら意識して使えてこそとギャバンからは説教されており、ゾロの意識も変わりそう。今後の伸びしろに期待を込めてのこの位置です。
17位[B]:ヤマト
登場巻 | 101巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 8歳の頃に覚醒 |
ヤマトは光月おでんを自称するカイドウの息子(娘)です。 ヤマト自身の回想にて、幼少期の彼女は暴れ回る際に百獣海賊団の部下たちを、無意識に覇王色を使用し気絶させていました。大人となった彼女が覇王色を使用する描写はまだなく、その力をコントロールできているかどうかは不明です。
ランキングの理由
カイドウの実子、さらには8歳の時点で目覚めているというポテンシャルの高さを評価しました。父親と同じく金棒を武器に戦っていますが、カイドウのように金棒に覇気を纏わせて戦えるのかは不明。 ワノ国に残ったヤマト。当面は本編での活躍はなさそうですが、ルフィの窮地に駆けつけて覇王色の覇気で敵をバタバタとなぎ倒してほしいですね。
18位[C]:ドンキホーテ・ドフラミンゴ
元王下七武海で、ドレスローザを支配していたドンキホーテ・ドフラミンゴ。彼は世界貴族の生まれでありながら、父親の思想によって下界で暮らすことになります。 そこで天竜人に恨みを持つ人々から凄惨な仕打ちを受け、徐々に悪の王者としての資質をあらわにし始めていくのです。そして彼はドレスローザの国王にまで成り上がりました。
ランキングの理由
ドフラミンゴはルフィとドレスローザで激戦を繰り広げます。ローを踏みつぶそうとするドフラミンゴを、ルフィが足を使って止めたことにより、激しい覇王色の覇気のぶつかり合いが発生しました。 悪魔の実の能力を覚醒させた際、その糸に武装色の覇気を纏わせていました。戦闘力はピカイチですが、覇王色の覇気を戦闘に活用している描写は少ないため、この位置としています。
19位[C]:ユースタス・キッド
登場巻 | 92巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | カイドウが言及したのみで戦闘では不使用 |
ユースタス・キャプテン・キッドはルフィと同じ最悪の世代に数えられるルーキー。シャボンディ諸島ではルフィ、トラファルガー・ローと共闘し、ルーキーの中でも上位の実力である印象を与えました。ジキジキの実の能力者で、鉄製の武器を吸い寄せることが出来ます。 新世界編では偶然に遭遇した四皇の1人カイドウに挑んで敗北。カイドウの口からキッドが覇王色の覇気を持っていたことが語られています。
ランキングの理由
ローとの共闘で四皇のビッグ・マムを打ち倒すという快挙を成し遂げ、懸賞金は30億ベリーへと跳ね上がったキッド。しかしエッグヘッド編ではシャンクスに敗北、生死不明となっています。 今後覇王色の覇気を使うシーンが観られるかはわかりませんが、最悪の世代トップ層としての再登場に期待を込めてのランクインです。
20位[C]:シャーロット・カタクリ

登場巻 | 89巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | ルフィと互角にやりあう |
カタクリは、実の家族だけで構成される四皇ビッグ・マム海賊団でNo.2の実力者。兄弟姉妹から慕われ、憧れられる存在であり、覇王色の覇気だけでなく見聞色と武装色も相当鍛えています。中でも見聞色は特に優れており、なんと数秒先の未来が見えるほど。 そんなカタクリは「モチモチの実」の能力者で、「ゴムゴムの実」を上位互換したような能力を使います。ルフィは格上のカタクリに苦戦しつつも、戦いの中でヒントを得て、数秒先の未来が見えるようになります。2人は見聞色によって未来の会話を交わし、決着を付けます。
ランキングの理由
カタクリとルフィが決着の前に見せた覇王色のぶつかり合いは、白ひげとシャンクスの時ほどの大きな影響は見られなかったものの、戦闘の緊迫感をビシビシと感じさせました。周囲の鏡が割れ、その場にいたフランペは気絶してしまいました。 見聞色の覇気をメインに戦闘に組み込んでいましたが、同様に覇王色をまとった攻撃もできるようになると、かなりの強敵となりそうです。
21位[C]:ボア・ハンコック
登場巻 | 53巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 映画では蹴りに覇気をまとい凄まじい攻撃をバレットに繰り出した |
ハンコックは元七武海にして、女ヶ島を領地とする国家アマゾン・リリーの皇帝。「海賊女帝」の異名を持っており、元海軍元帥センゴクに“あの女は強いぞ”と言わしめるほどの実力者です。 覇気という概念の存在が明らかになったグランドライン前半部の終盤に登場。ルフィが無意識に使った覇王色の覇気を見て、“わらわと同じ「覇王色」を”と発言しています。そのことから、ハンコックも覇王色の覇気を使えることが判明しました。
ランキングの理由
実際の戦闘では“メロメロの実”による石化攻撃と体術を得意としています。武装色の覇気も会得しているため、ロギア系の能力者にも物理攻撃を当てることが可能。マリンフォード頂上決戦ではルフィを守るためにスモーカーを足止めし、実力の片鱗を見せました。 映画「STAMPEDE」ではルフィを傷つけられた怒りから、覇気を纏わせた蹴り「大芳香脚」を披露。メロメロの実の能力があるためか、めったに覇王色の覇気を出さないためこの位置としました。
22位[C]:チンジャオ
登場巻 | 72巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | コロシアムで周囲を気絶させる |
チンジャオはドレスローザ編で登場した八宝水軍第12代棟梁。現在は海賊としては現役を退いていますが、メラメラの実をかけた闘技大会に息子たちと参加していました。 主な戦闘方法は八衝拳と呼ばれる拳法に武装色をまとわせたもの。かつては「錐のチンジャオ」と呼ばれ、錐状になった頭部を生かした頭突きで名を上げました。ルフィとの共闘で息子であるサイの成長を感じ、完全に海賊から引退することを決意します。
ランキングの理由
チンジャオはロジャーや白ひげなど名立たる大海賊と同世代であり、覇王色の覇気も扱えます。闘技大会ではその力を使って、猛者揃いの参加者を気絶させるシーンがありました。 見聞色でルフィの正体を察知し、武装色を纏った攻撃を繰り出すなど、覇気を使いこなしている描写が多々あります。現役を退いたため低めの順位としていますが、その実力は相当なものでしょう。
不明:ポートガス・D・エース

登場巻 | 60巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 不明 |
海賊王の実子にして、白ひげ海賊団きっての実力者であるエース。彼は海賊王の子であることを恨みながら幼少期を過ごします。しかし、その血はしかと受け継がれているようで、幼少期を共にしたルフィのピンチに際して、覇王色の覇気の力を発揮しました。 エースが海軍に処刑されることを発端に起こった頂上戦争(マリンフォード)編では、白ひげ海賊団や傘下の海賊たちが大勢駆け付け、エースを救おうとしました。やはり人を惹きつける魅力があったのですね。
覇王色の強さを考察
エースは頂上決戦で残念ながら命を落とします。覇王色の覇気を使うシーンもあまり見られませんでした。小説版をもとにしたコミカライズでは、エースが覇王色の覇気をコントロールして敵を威圧するシーンが登場。 本編だけではエースが覇王色をコントロールできたのかはわかりませんでしたが、きっとできたのでしょう。血筋的にもロキやヤマトらと同程度の強さは持っていたと考えられます。
不明:センゴク
登場巻 | VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~ STARTER SET Vol.2 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 不明 |
海軍元元帥にして、2年後では大目付として若い海兵の指導役を担っているセンゴク。仕事に私情は持ち込まない主義で、自身は「君臨する正義」を抱えています。「ヒトヒトの実(モデル“大仏”)」の能力者であり、頂上戦争ではエース奪還を阻止するため、巨大な大仏に変身する姿も描かれました。 戦闘描写も少なく使用描写も無いセンゴクでしたが、『VIVRE CARD~ONEPIECE図鑑~STARTER SET vol.2』にて覇王色の覇気を使えることが明らかになっています。
覇王色の強さを考察
ガープと共に白ひげやロジャーと渡り合ったセンゴク 。海賊達の中では散見される覇王色ですが、海軍からの使用者の出現は初となっています。後にガープも覇王色が扱えることが判明し、現状、海軍ではこの2人だけです。 これまで渡り合ってきたのは海賊王や新旧四皇クラス。そう考えるとセンゴクも四皇クラスの練度で扱えると考えられます。
不明:モンキー・D・ドラゴン
登場巻 | 58巻 |
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纏い | 不明 |
戦績 | 不明 |
ドラゴンはルフィの父親で、革命軍を率いる世界的犯罪者。海軍の英雄でありルフィの祖父にあたるガープによって、彼とルフィとの関係は隠されていました。そしてドラゴンは物語の中でも、まだまだ謎の多い存在です。 ルフィが覇王色の覇気を使えるということは、もしかしたらドラゴンも同じ力を持っているのではないでしょうか。革命軍のリーダーとして、猛者たちを惹きつける魅力は十分です。
覇王色の強さを考察
作中でドラゴンが覇王色の覇気を使った描写はまだありません。イワンコフがルフィの覇王色を目にした際に、血は争えないと言っているので、ドラゴンも扱えることは間違いないでしょう。 強さの全貌が見えないものの、その圧倒的強者なオーラを考えると、相当な練度で使えるはず。親子3代の覇王色がぶつかるというクライマックスもあり得るかもしれませんね。
未確定だが使える可能性が高い人物一覧
黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ

ティーチは黒ひげ海賊団船長で、現在の四皇の1人。エースを世界政府に差し出したり、白ひげの「悪魔の実」能力を奪ったりと、ティーチが動けば物語が大きく動きます。しかし、彼の詳細はまだ明らかにされていません。 ティーチは「ヤミヤミの実」の能力者です。この能力は、すべてのものを自らの闇の中へ引きずり込み、一気に解放することができるものです。それだけではなく、他の「悪魔の実」能力者を無効化することができます。 彼が覇気を扱っている描写はないものの、ルフィに対して「前より覇気が上がっている」と、自らも覇気の力を持っているような口ぶりで話していました。 また、一癖も二癖もあるインペルダウンの囚人たちを従えていることからも、「王の資質」がうかがえます。彼は十中八九、覇王色の覇気を使えるとみて間違いないでしょう。
ロックス・D・ジーベック

かつて世界最強と謳われた伝説の海賊・ロックス海賊団の船長がロックス・D・ジーベックです。エルバフ編で黒ひげの父親であることが判明しました。船員には若き白ひげ、ビッグ・マム、シキ、見習いにはカイドウがいたというまさにオールスターな海賊団です。 これだけのメンツをまとめあげていることから、相当な覇王色の覇気を持っていたことが予想されます。
フィガーランド・シャムロック

フィガーランド・シャムロックは神の騎士団団長。シャンクスの双子の兄です。シャンクスが覇王色の覇気を習得していることから、双子のシャムロックも使える可能性が大。ましてや神の騎士団の団長なので、シャンクス同等の力を持つかもしれません。 一方で神の騎士団には覇王色の覇気が有効とギャバンは言っています。今後の展開で覇王色の覇気のぶつかり合いが描かれることになりそうです。
ジュラキュール・ミホーク

元王下七武海の1人にして世界最強の剣士、ジュラキュール・ミホーク。彼はシャンクスのライバルであり、ゾロにとってはいつか超えたい存在でもあります。 彼が修行をつけたゾロが覇王色の覇気に覚醒したことを考えると、その上をいくミホークも覇王色を扱える可能性が高く、その練度は渡り合うシャンクスと同等と考えられます。
【考察】覇王色の覇気が悪魔の実の覚醒に関係する……?
見聞色は研ぎ澄ませば未来を視ることができ、武装色は内部破壊が可能になります。それでは覇王色はレベルを上げると、どのような能力が手に入るのでしょうか。 これまでの熟練者が使う覇王色の描写を見るに、覇王色は研ぎ澄まされると「周りに影響を与える」のでは無いかと考えられます。 覇王色は“人に影響を与える覇気”です。しかし過去にはシャンクスの覇気が船を軋ませたり、覇気の衝突が雲を割ったりと、周りの物質にも影響を与えている様子が描かれてきました。 そして周りに影響を与えると言えば、“パラミシア系悪魔の実の覚醒”です。ドレスローザ編で判明した、周りにも影響を及ぼす悪魔の実の覚醒。この悪魔の実の覚醒のトリガーとなるのが、練度の高い覇王色の覇気なのではないでしょうか。
覇王色の覇気には考察の余地しかない!次は誰が力を手にするのか

ルフィたちの冒険は、ロジャー海賊団しか到達できていない「ラフテル」という地を目指すものです。 ロジャーが覇王色を使えたならば、ルフィが同じ力を持っていることには何か意味があるのではないでしょうか。もしかしたら、覇王色の覇気はルフィたちの冒険に必要不可欠な能力なのかもしれません。 また、ドレスローザ編に登場した「首領チンジャオ」は、「覇王たちの争いによって真の覇王を決する」とか、「覇王色の覇気」がこれからより重要性を増すことを示唆するようなセリフを発しています。たしかに新世界編になってから、強いキャラは当然のように覇王色の覇気を使います。 「海賊王」とはいったい何なのか。改めて問われると難しい質問ですよね。この謎には、もしかしたら「覇王色の覇気」が大きく関わっているのかもしれません。