伏黒恵は復活する?死亡確定?術式や父親まで徹底解説【呪術廻戦】
【プロフィール】『呪術廻戦』伏黒恵(ふしぐろめぐみ)とは
伏黒恵は主人公・虎杖悠仁の同級生である呪術師です。鋭い目つきにツンツンした髪型が特徴的で、もう1人の同級生である釘崎野薔薇との初対面では、「重油まみれのカモメに放火する」タイプと評されていました。 伏黒は呪術師の名門・禪院家(ぜんいんけ)の血筋であり、まだ1年生でありながら2級呪術師の階級の持ち主。なお、姉である伏黒津美紀(ふしぐろつみき)が正体不明の呪いを受けており、昏睡状態に陥っています。
人物・性格
伏黒恵は基本的に冷静で無口。他人にたいしてかなり無愛想な伏黒ですが、主人公である虎杖が両面宿儺(りょうめんすくな)の指を飲み込んだために秘匿死刑が決定した際、生来の善人である彼を「死なせたくない」と嘆願するなど、正義感の強さ、情の深さもみられます。 一方で、その価値を自らの判断で測っている傾向が強くあり、「俺は不平等に人を助ける」と自らを語る場面も。善人が報われないことに疑問を抱いているため、悪人に対しては救おうという意識が薄いようです。
クール系イケメンなのに、初対面の虎杖を救う優しさを兼ね備えているところが最高過ぎる!
【死亡説】受肉された伏黒恵の現在は?
一時は死亡説も囁かれていた伏黒ですが、268話で生存が確定しました! 死滅回遊編にて宿儺に受肉されてしまった彼は、姉であった津美紀を手にかけ絶望。虎杖が差し伸べた救いの手も振り払い、復活することを拒否している状態が続いていました。 しかし、虎杖が対話を重ねたことで、彼は改めて生きることを決意。さらに虎杖の猛攻で宿儺の魂が切り離され、伏黒は見事復活を果たすことになるのでした。
伏黒がついに復活!虎杖や釘崎との再会シーンが最高でした。
伏黒の魂は絶望の淵に……
生前に九十九が残していた「研究手記」を読んだことで、ある「確信」を持った虎杖。それは、一部真人のような例外はあるものの基本的には2つの魂が1つになることはないということでした。 そこで虎杖は彼の「魂に作用する打撃」を使うことで、伏黒の魂を呼び起こすことができるのではないかと考えたのです。乙骨の領域展開により天使の術式が作用して宿儺の術式が消滅しようとしているところで、ついに虎杖の拳が伏黒の魂にヒット。 しかし伏黒の魂が虎杖に発した言葉は、「いいんだ もういいんだ」という絶望的なものでした。
せっかく虎杖の拳が作用したのに、伏黒の口から出た言葉が悲しすぎる。
【復活説】伏黒恵に復活の兆しが!?
虎杖の「解」が炸裂し……
虎杖が持つ斬撃の術式「解」。彼はこの技を宿儺と伏黒の「魂の境界」に打ち込むことで、2つの魂を引き裂こうと考えていました。解で宿儺にダメージを与えながら、虎杖は改めて伏黒の魂と対話します。しかし、伏黒はそれでも生きる意志を持てないでいるようでした。 虎杖はその気持ちに理解を示しつつ、それでも諦めずに宿儺との戦いを続行します。そんな中、虎杖と伏黒の回想シーンが描かれることに。そこで虎杖が「オマエがいないと寂しいよ伏黒」と口にした次の瞬間、なんと宿儺の左足が影の中へと飲み込まれていったのです。 どうやら伏黒の魂が復活の兆候を見せ、宿儺を止めようともがいている様子。虎杖の想いを受け取り、伏黒はようやく生きる意志を取り戻したようです。最新展開では宿儺が窮地に追い込まれ、戦いも最終局面へと突入しました。伏黒の完全復活もそう遠くないと思われます。
ついに伏黒復活!宿儺消滅へ
虎杖の解や黒閃により大ダメージを受けた宿儺は、伏黒の魂と対話することになります。宿儺は復活を諦めるよう語り掛けますが、伏黒は「もう一度誰かのために生きてみようと思う」と返し、自らの意思で生きることを選択しました。 そののち、シーンは現実へと切り替わり、伏黒の体は元の状態に復元。魂を切り離された宿儺は弱々しい姿になっており、虎杖はそんな彼に対しもう1度生き直してみないかと情けをかけます。しかし、宿儺はそれを拒絶し、虎杖の手の上で消滅していくことに。 全ての戦いに幕が下ろされたあと、伏黒は呪術高専と思しき場所で目を覚まします。そしてついに、虎杖や釘崎との再会を果たしたのです。3人は以前のようにふざけ合いながら、久方ぶりの対面を噛み締めるのでした。
作者の発言は復活フラグだった?
作者の芥見下々は過去のイベントで、「メインキャラ4人(虎杖・伏黒・釘崎・五条)の内1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬ」ことを明かしています。これまでは五条が死亡、釘崎が安否不明、さらに伏黒が宿儺に取り込まれていたため、「虎杖1人が生き残るだろう」と考えられてきました。 しかし、267話で釘崎が復活、さらに268話で伏黒も復活したことで状況が一変。確定しているのが五条の死亡のみとなったため、1年生トリオ全員の生存が濃厚になってきたのです。 今思えば作者の一連の発言は、伏黒や釘崎の復活フラグだったのでしょう。
【受肉】宿儺が伏黒恵に執着する理由とは
宿儺が伏黒恵に執着する理由
宿儺は術式を見てから伏黒へ興味を抱きます。宿儺はなぜそこまで伏黒にこだわるのでしょうか。それは潜在能力の高さと宿儺への耐性を見抜いていたからでした。 通常、宿儺の指を肉体に取り込めば死は避けられません。しかし、虎杖だけなく伏黒にも宿儺への耐性があり、宿儺の指を取り込んで自我は失っても肉体は死なずにすむようです。 また、伏黒が持つ術式はかつて六眼持ち無下限呪術と相打ちになるほどの潜在能力を持った術式。宿儺はそんな自分への耐性と術式を持った伏黒に目を付け、受肉を狙っていました。
宿儺の目的が果たされた!?
212話にて宿儺は伏黒に受肉して目的を果たします。宿儺が見抜いていたとおり、虎杖のように宿儺の檻になることはなく、完璧ではないにしろ伏黒は自我を失っているようでした。さらに、伏黒の術式を宿儺は手に入れて、まだ伏黒が調伏していなかった式神まで使用しています。 226話では、宿儺の伏魔御厨子を受けて五条は「術式の性能では僕の方が圧倒的に上だ」と言っていました。もしかしたら、宿儺もそれを見抜いており、五条と対抗するためにも、かつて五条家当主と相打ちした伏黒の術式が欲しかったのかもしれませんね。
伏黒が受肉されて絶望しかない……。受肉された伏黒は死んでしまったのかな?
一体どうなる!?五条vs宿儺
伏黒の肉体を使い受肉した宿儺は五条と対峙。作中でもトップクラスの実力を誇る両者の対決は熾烈を極め、領域展開を始めとした様々な術式が飛び交う激戦に発展しています。 そのなかで宿儺は伏黒の生得術式「十種影法術」における最強の式神、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を召喚!魔虚羅は敵の攻撃を受けるとその技に対応できるようになるため、五条の無量空処などを攻略済。五条は大ピンチに陥ってしまいます。
宿儺は完全体へと変身し最終決戦へ
窮地に陥りながらも、切り札となる虚式・茈(むらさき)を発動させた五条。ついに勝利を掴んだか……と思われましたが、宿儺の放った「空間ごと切る斬撃」で身体を真っ二つにされてしまいます。なんと呪術師サイド最強の男が、ここで敗北を喫することになったのです。 さらに、続く挑戦者として鹿紫雲が参戦しますが、宿儺はそこで隠していた完全体への変身を解禁。それによりダメージを回復し、圧倒的な力で鹿紫雲を撃破します。 そしてついに、虎杖が宿儺の前に立ちはだかることに。ここから彼は日車・乙骨・東堂など、これまで戦ってきた仲間たちと協力しながら激戦を繰り広げていきます。虎杖はボロボロになりながらも宿儺を追い詰めていき、物語はクライマックスへ突入していくのでした。
【家族】父親・母親・姉との関係性
父・伏黒甚爾との関係
『呪術廻戦』の過去編にて登場する伏黒の父・禪院甚爾(ぜんいんとうじ)。普段から周りに性格が悪いといわれ、 飄々とした雰囲気の五条でさえ、自分が引くレベルのろくでなし、と評価するほどの人物です。 由緒正しい呪術師の家系であった甚爾でしたが、呪力を全く持たない「天与呪縛」を受けた状態で生まれました。 一定の呪力を持っていない人間には呪いを感知することが出来ないのですが、彼は驚異的な五感と身体能力によって、呪霊の動きを把握して戦うことができるうえ、呪術師にも並ぶ格闘センスを持ち合わせています。 はじめは五条を瀕死の状態まで追いこむなど、圧倒的な強さをみせつけていた甚爾でしたが、五条の能力が覚醒したことによって敗れ、命を落としました。
姉・津美紀への想い
津美紀は伏黒の異母姉であり、両親が蒸発してからずっと二人暮らしをしていました。伏黒は津美紀のことを「疑う余地のない善人だった、誰よりも幸せになるべき人だった」と述べています。しかし、ある日突然津美紀は呪霊によって呪われてしまい、寝たきりとなってしまいました。 津美紀は善人なのに呪われてしまいました。だからこそ伏黒恵の「俺は不平等に人を助ける」というセリフが生まれたのではないでしょうか。伏黒恵は津美紀を呪った呪霊の情報をずっと集めていますが、重要な手掛かりはまだ出てきていません。
母親
伏黒の母と思われる人物は、単行本9巻75話に1コマだけ登場しています。セリフや名前の説明などもなく、そこには赤子時代の伏黒と思われる子どもを抱いている、1人の女性が描かれているのみ。 無造作な黒髪は伏黒によく似ており、その顔には柔らかな笑顔が浮かんでいます。冷めきった性格の甚爾が死の寸前に思い出したことからも、伏黒の母は周囲の人々に愛される優しい人物だったと推測することが可能。もしかしたら今後の展開で、その詳細な素性などが明らかになるかもしれませんね。
【活躍】死滅回游での伏黒恵まとめ!
伏黒恵が禪院家当主に?
禪院家26代目当主・直毘人(なおびと)が渋谷事変で受けた傷が原因で死亡。次期当主と目されていたその息子・直哉が当主になるかと思いきや、遺言には意外な内容が盛り込まれていました。 それは五条悟が死亡もしくは意思能力を喪失している場合は、伏黒の父・伏黒甚爾(とうじ)との誓約を履行し、伏黒恵を禪院家に迎え入れた上で彼を当主とし、全財産を譲るというもの。その後、禪院真希により禪院家は事実上崩壊しており、当主として伏黒がどう動くことになるのか気になるところです。 とはいえ17巻以降、伏黒は姉・津美紀を救うため死滅回游平定に向けて動くことに。当主関連の動きは死滅回游が一段落してからになるのではないかと考えられます。
姉・津美紀が死滅回游に巻き込まれる
津美紀はずっと寝たきりの状態でしたが、羂索の「無為転変」によって目を覚まし、死滅回游のプレイヤーになってしまいます。 巻き込まれてしまっただけの彼女を救うことを目的に、伏黒は死滅回游に参加。100点を貯めればルールを追加できるという仕組みを活用し、津美紀が安全に離脱できるように奔走します。 最終的に、新規泳者を結界外から招いたうえで100点を消費すると死滅回游から離脱できるというルールを追加することに成功。そのときにはすでに点の譲渡も可能になっていたので、あとは伏黒の点を津美紀に譲り、離脱させるだけという状況になりました。
点を譲渡して津美紀を離脱させようとするが……
伊地知が新規泳者になることも決まり、津美紀は伏黒から点をもらって離脱する……はずでした。しかしなんと彼女は点を使って離脱するのではなく、結界を自由に出入りできるようにするというルールを追加します。 実は津美紀は万(よろず)という1000年前の術師の受肉体になっており、津美紀としての人格を失っていたのです。万は非常に好戦的な人物で、宿儺に異様な執着心を持っています。正体を明かすときの歪んだ表情は、津美紀とは似ても似つかぬものです……。 津美紀が受肉体だったということは、彼女はすでに死亡しているも同然の状態ということ。伏黒はこの事実を突きつけられ、絶望してしまいます。
伏黒が宿儺の受肉体に!?
そんな伏黒の動揺を狙ったのが宿儺。彼は虎杖の身体の主導権を奪うと、引きちぎった指に呪いをこめて伏黒に食わせました。 これにより宿儺は伏黒の身体に受肉を果たします。しかも伏黒の心が折れたところを狙ったために、完全に主導権を握ることに成功しました。すべては宿儺の計画通りです。 とはいえ伏黒も完全に自我を失ったわけではなく、仲間を傷つけようとする宿儺に抵抗するようすをみせます。そこで宿儺は、伏黒の身体を使って津美紀ごと万を殺すという最悪の行動に出ました。 結果として伏黒は完全に絶望し、宿儺に肉体を乗っ取られてしまったのです。
【強さ】伏黒恵の術式(式神一覧)・領域展開
術式:十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)
玉犬「白・黒」 | 最初に与えられる大きな犬の式神。作中では白が破壊され、黒が白の力を引き継ぎ「渾」にパワーアップした。 |
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蝦蟇(がま) | カエルの姿をした式神。長い舌で相手の足止めなどをする。作中では拡張術式「不知井底(せいていしらず)」で鵺と組み合わさり、蝦蟇の背中から羽が生えた |
大蛇(おろち) | 大きな蛇の姿をした式神。作中では地中から姿を現し宿儺に噛みついて動きを封じたが、一撃で破壊されてしまった。 |
鵺(ぬえ) | 鳥の姿をした式神。電気を帯びた攻撃をする。作中では攻撃以外にも、移動手段などで使用されている。 |
満象(ばんしょう) | 象の姿をした式神。鼻から大量の水を出す。作中では領域内で満象を召喚して、その体重で敵を潰そうとした。 |
脱兎(だっと) | 兎の姿をした式神。一度に大量の兎を召喚して、敵の視覚をかく乱させる。 |
八握剣異戒神将 魔虚羅(まこら) | 誰も調伏したことがない式神。一度受けた攻撃の耐性と有効打を得る。対呪霊の「退魔の剣」使用する。 |
伏黒は戦闘において自らの体術と「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」という禪院(ぜんいん)家相伝の術式を使用して戦います。この術は、自らの影を媒介として10の式神を使役する術です。両手で影絵を作ることでそれらの式神を召喚します。 ただし召喚者本人である伏黒が負傷、または式神自体が完全に壊されるなどした場合は具現化できなくなる仕様です。また京都校との交流戦では自身の影に干渉し、呪具を影の中に収納することが出来るようになりました。
領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」
マンガ『呪術廻戦』58話では、特級呪霊との戦闘でついに伏黒も領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」に成功。その領域は広い地面一帯が黒い影の海で覆われているという様子で、蝦蟇をはじめとした多くの式神を召喚できるようです。 伏黒は領域展開を発動することで自身の術式を敵に必中させることができますが、まだ領域の精度は低く、特級呪霊が呪力を解放して領域展開を発動すると押し負けてしまいました。
未完成だとしても領域展開できるのがすごい!初めて領域展開した時カッコよかったな~!
【過去】伏黒恵が呪術師になるまで
伏黒はもともと父子家庭でしたが父親が再婚。しかしその後すぐに両親は、姉と自分を残したまま姿を消してしまいます。伏黒の父は禪院家の血筋であり、その父は恵が成長して術式の才能を開花させたときに、彼を禪院家に売るという約束を交わしていました。 そんなある日伏黒の前に特級呪術師である五条悟(ごじょうさとる)が姿を現します。五条は恵に、恵が間もなく禪院家に売られることを明かすのです。 恵がいちばんに聞いたのは、「それで姉は幸せになれるのか」ということ。五条は「それはない」と完全に否定しながら、恵から何かしらを感じ取った様子。そして五条の計らいによって、恵を呪術師の道へと導きつつ、彼が禪院家に売られるという事態も回避したのでした。
そもそも禪院家とは?
禪院家は呪術師界の御三家の1つで、「十種影法術」を代々受け継いでいます。御三家とは、五条、加茂、禪院の三家系で、呪術界の中でも歴史と権力を持つこの3つの家系のことを言います。 中でも禪院家は伝統を強く意識する家系で、生後相伝の術式を受け継いでいないと判断されると冷遇を受けると言われています。 伏黒恵の父、甚爾(とうじ)は禪院家の人間で、伏黒家に婿入りしたことで伏黒甚爾となりました。息子である恵は禪院家の相伝の術式を引き継ぎ、「十種影絵法術」を受け継いでいるのです。
【ヒロイン】伏黒恵は少女漫画の主人公と言われる理由
伏黒は作中での姿から「実は『呪術廻戦』のヒロインなのでは?」と言われてしまうことも。 理由としては、宿儺が伏黒のピンチに駆け付ける姿にあります。渋谷事変では、魔虚羅を召喚して仮死状態になった伏黒を、宿儺が反転術式で助けて魔虚羅を倒していました。宿儺に目的があるとはいえ、伏黒のピンチに駆け付ける姿はまるでヒロインを助けにくる主人公のよう。 最新話の伏黒の状態はある意味、悪の親玉によって人質に取られているようなものなので、ますますヒロイン説に拍車がかかりますね。
伏黒のピンチに颯爽と駆け付ける宿儺は、少女漫画の主人公みたいだよね!
【かっこいい・かわいい】伏黒恵超人気の理由とは
実は作中でもトップクラスの人気を誇っている伏黒。『呪術廻戦』はこれまで3度の人気投票をおこなっているのですが、伏黒は第1回で2位にランクインし、それ以降の第2回・第3回ではどちらもトップを獲得。なんと虎杖や五条らを抑え2回連続で1位に輝いているのです。 伏黒はそのルックスの良さもさることながら、その性格にも大きな魅力が秘められています。一見落ち着いているように見える伏黒ですが、実際は自分の信条を貫き通し、さらには仲間のためなら傷付くこともいとわない熱い男。 クールな第一印象とはまた違う、そのギャップに魅了されているファンは多いのではないでしょうか。
普段は冷静沈着なのに、時折見せる熱い一面がたまりません!私も伏黒に守ってもらいたい……!
【名言】伏黒恵のここが好き……!
「でも死なせたくありません」
この名言は宿儺の指を取り込み処刑対象となった虎杖を、どうするべきか問われたときに放った言葉です。伏黒は規定上虎杖が処刑対象になることは仕方ないと思いつつも、完全なる私情により「死なせたくない」と断言しました。 虎杖は身の危険もかえりみずに、伏黒を助けるために戦っています。出会って数時間しか経たないような間柄ですが、それでも伏黒にとって虎杖は守るべき人間だったということでしょう。そして伏黒のこの覚悟により、虎杖の運命は大きく変わっていくことになるのです。
「俺は不平等に人を助ける」
こちらは虎杖の身体を奪った宿儺と対峙したとき、伏黒が心のなかで語った言葉です。彼は多くの人々を助けたいと考えていますが、全ての人間を助けたいと考えているわけではありません。伏黒が救いたいと考えているのは善人。 彼は善いおこないをしても理不尽に傷付けられる世界を憂い、そういった人々が少なくなるように、善人に対し悪事をおこなう悪人を裁きたいと考えているのです。この言葉には伏黒が戦いに身を投じる、その理由の全てが詰まっています。
「その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません」
京都校との交流会前に伏黒と対峙した東堂葵。このセリフは彼の「どんな女がタイプだ」という質問に対し、伏黒が返した言葉です。どうやら伏黒は女性のルックスうんぬんというよりも、その内側にある強い人間性を重視している模様。 この誠実かつ紳士的な回答に、周囲にいた釘崎野薔薇や禪院真依は好反応を示しています。しかしその一方で質問をした東堂は「退屈だよ伏黒」とつぶやき、伏黒に対し攻撃を開始。どうやら東堂と伏黒の相性はあまり良くないようです……。
【声優】伏黒恵役:内田雄馬
『呪術廻戦』のメインキャラクターでもある伏黒恵は、アイムエンタープライズ所属の内田雄馬(うちだゆうま)が演じています。 過去には『マクロスΔ』ハヤテ・インメルマン役や『東京喰種:re』不知吟士(しらずぎんし)役、『BANANA FISH』アッシュ・リンクス役など、数々の人気アニメに出演しています。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の今後の活躍に注目
今回は『呪術廻戦』メインキャラクター伏黒恵を紹介しました。 1年生でありながら2級の階級を持つ天才術師・伏黒恵。当初は冷たい印象だった伏黒ですが、虎杖と出会い、次第に仲間と協力しながら呪術師として成長していきます。 そんな仲間との絆を深めていた伏黒が宿儺に受肉されてしまい、宿儺から解放されるのか気になりますね。伏黒がどうなるのか、今後の展開から目が離せません。