『鬼滅の刃』キャラ強さランキングTOP30!鬼・鬼殺隊のうち最強は誰?
タップできる目次
- 『鬼滅の刃』キャラ強さランキングTOP30!
- 1位 継国縁壱(つぎくによりいち)
- 2位 鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)
- 3位 黒死牟(こくしぼう)
- 4位 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
- 5位 不死川実弥(しなずがわさねみ)
- 6位 童麿(どうま)
- 7位 時透無一郎(ときとうむいちろう)
- 8位 猗窩座(あかざ)
- 9位 冨岡義勇(とみおかぎゆう)
- 10位 竈門炭治郎(かまどたんじろう)
- 11位 伊黒小芭内(いぐろおばない)
- 12位 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
- 13位 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
- 14位 宇髄天元(うずいてんげん)
- 15位 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
- 16位 不死川玄弥(しなずがわげんや)
- 17位 栗花落カナヲ(つゆりかなを)
- 18位 我妻善逸(あがつまぜんいつ)
- 19位 竈門禰豆子(かまどねずこ)
- 20位 嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
- 21位 半天狗(はんてんぐ)
- 22位 妓夫太郎(ぎゅうたろう)
- 23位 愈史郎(ゆしろう)
- 24位 玉壺(ぎょっこ)
- 25位 鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
- 26位 堕姫(だき)
- 27位 珠世(たまよ)
- 28位 魘夢(えんむ)
- 29位 累(るい)
- 30位 鳴女(なきめ)
- 【番外編】実力の真価が気になるランク外キャラクター
- 『鬼滅の刃』最強キャラクターは継国縁壱!あなたの推しキャラは何位?
『鬼滅の刃』キャラ強さランキングTOP30!
ここからは『鬼滅の刃』登場キャラの強さランキングTOP30をご紹介! 人間たちを襲う鬼たちと、そんな鬼から人間を守る鬼殺隊。果たして最強のキャラはいったい誰なのか。鬼と鬼殺隊、どちらの方が強いのか。独自の基準でランキングを決定し、各キャラの強さや順位の理由もあわせて解説していきます。
1位 継国縁壱(つぎくによりいち)
①戦歴 | 鬼舞辻無惨【分】 黒死牟【分】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:生まれながらに◯ 赫刀へ覚醒:◯ |
継国縁壱は上弦の壱・黒死牟の双子の弟です。彼は剣の才能にあふれ鬼殺隊の核になった「日の呼吸」の使い手。また敵味方ともに認める「歴代最強の剣士」です。 痣を発現させた鬼殺隊員は25歳までに亡くなると言われていますが、縁壱に関しては例外でした。黒死牟の回想シーンで80歳を超えた姿で登場しています。 無惨とも過去に対峙しており、縁壱の強さは無惨を圧倒するほど。その戦いでは無惨は自爆し、1800個の肉塊となり果てながらも逃亡に成功しています。 縁壱は無惨を逃がしてしまったことから鬼殺隊を辞めることになります。しかしその後も鬼になった兄を追い続けました。80歳を越えながら彼は鋭い眼光で兄だった黒死牟と闘い、いよいよ打ち取るところで寿命が尽きて亡くなっています。
ランキングの理由
黒死牟が「神々の寵愛を一身に受けた者」、無惨が「私など化け物ではない、奴こそ本当の化け物」と言うほど縁壱の強さは別格。大正時代に生きていたとしても、彼に並ぶ強さの者はいなかったと考えられるため、堂々の1位にランクインしました。 最強への最後の扉のように描かれていた透き通る世界すら、縁壱は生まれながらに体得しており、当たり前のように常時発動させています。**過去の戦闘で傷1つつけられたことがなく*、彼が文句なしの最強のキャラクターです。
2位 鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)
①戦歴 | 継国縁壱【分】 鳴女【勝】 鬼殺隊【敗】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 人喰い鬼の首魁 |
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は、1000年以上前に生まれた、最初の人喰い鬼です。自らの血を分け与えることによって鬼を生み出すことができ、与えた血の量が多いほど強い鬼になります。 彼は非常に冷徹かつ周到な人物で、一言でも「鬼舞辻無惨」という名前を口にした鬼は、呪いによって滅ぶことに。また自分に歯向かう鬼に対しても無慈悲。部下である鬼たちを呼び出しては、不満をぶつけるように虐殺を繰り返し、鬼からも恐れられています。 上弦の鬼は柱3人分の強さと言われていますが、無惨は彼らを遥かに上回る力で炭治郎達を圧倒しました。最期は日の光を克服することは出来ずに太陽に焼かれて消滅します。
ランキングの理由
鬼舞辻無惨は人間も鬼をも超越した存在として2位にしました。鬼の始祖としての力は絶大で、人間が苦心して倒している鬼も、無惨は問答無用で殺せます。 鬼の弱点である日輪刀も彼にとっては脅威にならず、斬られたそばから再生可能。頸が落とされても死ぬことはありません。 その不死性を支えているのが体内にある複数の心臓と脳。構造からチート級な存在であり、戦国時代に彼を死の間際まで追い詰めた1人の剣士以外に、単独で彼を追い詰められる人物はいないでしょう。
3位 黒死牟(こくしぼう)
①戦歴 | 継国縁壱【分】 不死川玄弥・時透無一郎【勝】 不死川実弥・悲鳴嶼行冥【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の壱) |
③特殊条件 | なし |
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に仕える鬼の中で最強の地位「上弦の壱」黒死牟が3位。 玉壺を一瞬で仕留めた無一郎でさえ「他の上弦と比べものにならない」とまで評しており、彼は実際に黒死牟によって片腕を切り落とされています。 彼は時透無一郎の遠い先祖に当たる人物で「はじまりの呼吸」と呼ばれる「日の呼吸」の使い手です。主に、縦横無尽に斬撃を繰り出す「月の呼吸」で戦い、予測不能な太刀筋と高威力の技で柱たちを追い詰めました。
ランキングの理由
黒死牟は最強の鬼であると同時に最強の剣士。血鬼術と呼吸法とを合わせて戦う、チート級に強い鬼である点を評価しての3位です。実力派揃いの十二鬼月において、黒死牟は数百年に渡り壱の座に君臨してきました。 双子の弟・継国縁壱には劣るものの、痣を発現し透き通る世界も体得していることから、剣士として並外れた資質を持っていることも分かります。鬼殺隊の戦力を大きく削る彼の実力は伊達ではありません。
4位 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
①戦歴 | 黒死牟【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | 岩柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:◯ 赫刀へ覚醒:◯ |
岩の呼吸の使い手・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は、鬼殺隊の岩柱を担う人物。額に一筋の傷があり、手を合わせ涙する姿が印象的です。伊之助は悲鳴嶼のことを「鬼殺隊最強」と見定めており、炭治郎もそれに同意しています。 彼は斧と鉄球が鎖で繋がっている、一風変わった日輪刀を扱い戦います。鉄球を操ることによって対象を粉砕、接近戦では戦斧で叩き切るという戦闘スタイルです。 無限城編では悲鳴嶼は上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と対峙。無一郎でさえ圧倒した驚異的な強さを誇る鬼を相手に、互角以上の勝負を見せました。
ランキングの理由
対黒死牟戦ではその鍛錬を積んだ肉体と、体格からは想像できない俊敏性に、黒死牟も彼のことを300年ぶりの逸材だと大絶賛。この戦いの中で悲鳴嶼は透き通る世界も会得。柱の中で一瞬のみ到達した者は他にもいましたが、きちんと会得できたのは彼のみです。 無惨戦でも彼は弱点を探り、逃亡しようとする無惨を捕縛するなど中心となって活躍。最期は若者に薬を譲り息絶えてしまいましたが、終盤での活躍は柱の大黒柱といえるほどの存在感があり、それを評価しての4位です。
5位 不死川実弥(しなずがわさねみ)
①戦歴 | 黒死牟【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | 風柱 |
③特殊条件 | 稀血 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:◯ |
不死川実弥(しなずがわさねみ)は風柱を担う人物で、鬼を激しく憎んでいます。初登場の柱合会議では、禰豆子が入った箱を奪い「鬼が人を守る為に戦うなどありえない」と、有無を言わせないまま刀で刺してしまいました。 その原因は幼少期、鬼と化した母親が子供たちを手にかけ、彼と玄弥だけが生き残ったという出来事にあります。その際に自分の血が鬼を酔わせる特別な血「稀血」だと気づき、柱になってからも血を利用しつつ戦っています。 黒死牟戦に参加した1人で、黒死牟に1対1でダメージを与え「柱の中でも上位」と認められています。そして無一郎と玄弥が命がけで生み出した隙を活かし、岩柱とともに黒死牟に猛攻をかけて辛くも勝利しました。柱の中でも数少ない最終決戦を生き抜いた逸材です。
ランキングの理由
実弥は鬼殺隊入隊前から、鬼を葬り続けてきました。その天賦の才とオリジナルの喧嘩殺法、さらに強い鬼ほど効果的なカウンターとなる稀血を有し、総合力は柱の中でも上位。強い鬼と対戦するほど有利という他の剣士にはない強みも持っています。 数多の柱を葬ってきた上弦の壱・黒死牟からも評価されている点、また公式で柱上位の実力者であることが明言されている数少ない人物という点も加味し5位としました。
6位 童麿(どうま)
①戦歴 | 胡蝶しのぶ【勝】 嘴平伊之助・栗花落カナヲ【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の弐) |
③特殊条件 | なし |
上弦の弐・童麿(どうま)は笑顔が印象的ですがその明るさとは裏腹に、壺に女の首を活けるなど狂気的な一面を持っています。 彼は2つの鉄扇を扱って戦うスタイル。その威力は、扇を一振りするだけで人間をバラバラに切断するほど。さらに血鬼術は氷を操るもので、一瞬にして肺まで凍り付いてしまう冷気を武器に戦います。さらには再生能力も高いうえ、**しのぶの毒をものともしない免疫*を見せました。 しのぶを殺した後は、伊之助とカナヲの2人を相手に余裕の素振りで戦い、圧倒。体全体が毒だったしのぶを吸収したことによって、最終的には大ダメージを負ってしまい、伊之助とカナヲに敗れることになりました。
ランキングの理由
初登場となった妓夫太郎・蛇姫兄妹を鬼へと誘った回想シーンで、童磨は上弦の陸でした。その後の経緯は不明ですが、「入れ替わりの血戦」にて勝利を重ね、上弦の弐まで登りつめたと考えられる鬼です。 彼はしのぶが命を投げ捨てなければ勝てなかったほどの実力者。毒を吸収した状態にもかかわらず伊之助とカナヲを圧倒し続けた生命力もありますが、天才ゆえの慢心によってさらなる進化は望めず伸び代がほぼないため、6位どまりとしました。
7位 時透無一郎(ときとうむいちろう)
①戦歴 | 玉壺【勝】 黒死牟【敗】 |
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②肩書き | 霞柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:一瞬のみ◯ 赫刀へ覚醒:◯ |
鬼殺隊の霧柱を担う時透無一郎(ときとうむいちろう)。彼は刀を握って2ヶ月で柱まで上り詰めた、天才剣士です。性格は非常にマイペースで、無表情を貫く人物でしたが、過去の記憶を取り戻したことで表情豊かなキャラクターになっています。 無一郎は、風の呼吸から派生した「霞の呼吸」の使い手。最年少ながらも他の隊士に引けを取らず、実力者の証「痣(あざ)」も発現しています。 無限城編では、上弦の壱(一)・黒死牟(こくしぼう)と戦闘。最後は半身を切り落とされて命を落としてしまいました。
ランキングの理由
無一郎は上弦の伍(五)・玉壺(ぎょっこ)と対峙し、一対一にも関わらず勝利を収めました。年齢と強さを対比すると、炭治郎にも負けず劣らずの成長性を感じさせるキャラクターです。 それを裏付けるかのように、黒死牟との戦いでは彼が日の呼吸の剣士の血を引く唯一の剣士であることが判明。痣・赫刀・透き通る世界もすべて発現しており間違いなく高い実力を持っていますが、若さゆえの体の未完成と経験値の低さを鑑みての7位となりました。
8位 猗窩座(あかざ)
①戦歴 | 竈門炭治郎・煉獄杏寿郎【勝】 竈門炭治郎・冨岡義勇【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の参) |
③特殊条件 | なし |
上弦の参(三)・猗窩座(あかざ)が8位。強いまま何百年も戦い続けられる生き方に魅力を感じ、鬼になった戦闘狂です。冨岡義勇からは「戦うこと以外全てを捨てた男」として称されました。 彼の戦闘スタイルは人間のときに修得した武術を強化したもので、他の鬼のように特殊な血鬼術は使いません。それでいながら、半身を切り落とされようと一瞬で再生する能力で、半永久的に活動を続けます。 煉獄杏寿郎の奥義を打ち破り、 彼を死に至らしめた鬼。上弦の参だけあって、鬼も柱も含めて作中屈指の実力者です。
ランキングの理由
最終的には猗窩座は義勇と炭治郎に敗れます。しかし鬼の弱点である首を切られても生き続け、最終的な死因は自ら負けを認めたことにありました。もしも彼がまだ戦おうとしていたら、義勇と炭治郎は敗れていたでしょう。 痣を発現した義勇と透き通る世界を習得した炭治郎のヒノカミ神楽の猛攻を受けてもなお立ち上がる猗窩座は、とても柱1人で倒せる相手ではありません。強くなることに執念を燃やし続けたその強さを評価しての8位です。
9位 冨岡義勇(とみおかぎゆう)
①戦歴 | 那田蜘蛛山の父鬼【勝】 累【勝】 猗窩座【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | 水柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:◯ |
鬼殺隊の水柱を務める冨岡義勇(とみおかぎゆう)。美青年で冷静沈着、どこか人を寄せ付けない面影をもつ口下手な人物です。陰ながら竈門兄弟のことを気にかけており、物語冒頭に炭治郎に対して鱗滝を紹介したキーパーソンでもあります。 彼は水の呼吸の使い手で、その素早く鋭い一撃は、同じ技を使う炭治郎の精度とは桁違いです。作中では伊之助が追い詰められた鬼・累(るい)が繰り出した、鋼のように強固な糸を一瞬で切り刻みました。 彼は炭治郎が初めて出会った柱であり、最後まで特別な絆で結ばれる存在として描かれています。
ランキングの理由
無限城編では、炭治郎とともに猗窩座と対峙。その際、自らの限界を突破した実力者の証ともいえる「痣」を発現させています。さらに無惨との最終戦では赫刀を発現させ、片腕を失いながらも打倒無惨に貢献しました。 その後の「鬼の王」との決戦においても、唯一動けた柱として最後まで諦めずに粘り続ける熱い姿を見せています。上弦の鬼や無惨と渡り合った実力、そして水の呼吸の使い手として炭治郎をはるかに上回る技量を加味して、上位にランクインです。
10位 竈門炭治郎(かまどたんじろう)
①戦歴 | お堂の鬼【勝】 手鬼【勝】 沼の鬼【勝】 矢琶羽【勝】 響凱【勝】 那田蜘蛛山の母鬼【勝】 累【敗】 魘夢【勝】 妓夫太郎・堕姫【勝】 半天狗【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:◯ 赫刀へ覚醒:◯ |
本作の主人公である、竈門炭治郎(かまどたんじろう)。鬼になってしまった妹を人間に戻す手がかりを探すために、戦い続ける心優しい少年です。髪と瞳に赤が入っている赫灼(かくしゃく)の子で、トレードマークは花札のような耳飾りと左額の痣。 炭治郎は元・水柱の鱗滝から教わった水の呼吸で戦っていました。しかしその後、父との記憶からヒントを得て日の呼吸を受け継いでいます。さらに鬼との戦いの中で、柱のように自らに合った呼吸法を開発。炭治郎の成長性はとどまるところを知りません。
ランキングの理由
物語の主人公だけに、戦績もいい炭治郎。義勇でも苦戦した相手、上弦の参(三)・猗窩座(あかざ)の首を切り落とすことに成功しています。新人隊士の中で唯一、痣の発現や透き通る世界の習得を成しており、その強さはときに柱をも上回るでしょう。 一方で彼の強い思いは無惨をも変えてしまい、ラストでは炭治郎自身が敵として鬼殺隊の前に立ちはだかることに。日の呼吸を体得したことが裏目に出てしまい、能力を秘めているがゆえの脆さも目立ったため、今回は10位にとどまりました。
11位 伊黒小芭内(いぐろおばない)
①戦歴 | 鳴女【分】 鬼舞辻無惨【敗】 |
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②肩書き | 蛇柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:一瞬のみ◯ 赫刀へ覚醒:◯ |
伊黒小芭内(いぐろおばない)は蛇柱を務めており、水の呼吸から派生した「蛇の呼吸」の使い手です。 口を包帯で隠したうえに長めの前髪で左目を隠し、首には白蛇を巻き付けています。初登場の柱合会議からネチネチした面が目立ち、恋柱絡みになると嫉妬深い一面を見せることも。 戦闘においては冷静に状況を判断し、考えながら戦うことができる切れ者です。また、力はしのぶに次いで下から2番目に弱いものの、左右に大きく動きながらも正確に鬼の首を狙うための技術に特化した技巧派。 実際に柱稽古では「太刀筋の矯正」を任されていました。無限城編では重傷を負いながらも、痣・刀が赤く染まって鬼への殺傷力が上がった状態「赫刀(かくとう)」を発現させています。
ランキングの理由
太刀筋の矯正を任されたほどの技術、最強の相手・鬼舞辻無惨との戦いの中でさらに成長を遂げた彼の成長度を評価して上位にランクイン。無惨戦では赫刀への覚醒、痣の発現、一瞬とはいえ透き通る世界の会得もしており、TOP10に相応しいポテンシャルを持つ剣士です。 それほどの実力を持っていても戦績はあまり振るわず、柱全体を見渡すとトップ集団にはあと一歩及ばずと判断しました。それほど柱の層が厚いと言えます。
12位 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
①戦歴 | 半天狗【勝】 鳴女【分】 鬼舞辻無惨【敗】 |
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②肩書き | 恋柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:◯ 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
甘露寺蜜璃(かんじろみつり)は恋柱を担う人物。三つ編みと大きく開いた胸元がトレードマークの、乙女チックなお色気キャラです。彼女は非常に惚れっぽく、周囲の男性の言動一つひとつに胸をときめかせています。 彼女は生まれながらに、常人の8倍にあたる筋肉密度を持っていました。その超人的な力、鬼の攻撃に耐え抜く硬さと、女性ならではの関節可動域の広さを武器に恋の呼吸で戦います。 もう1つの特徴は、薄っぺらく長い日輪刀。この刀を新体操のリボンのように扱い、予測不能な技を繰り出します。
ランキングの理由
甘露寺は上弦の肆(四)・半天狗と交戦しました。はじめこそ半天狗にやられますが、戦いの中で痣を発現。顎を切っても死なないという厄介な半天狗の分身体と渡り合い、消耗戦の末、勝利に貢献しました。 最終決戦では対無惨戦で、瀕死の重傷を負いながらも仲間への思いと無惨への怒りから、彼の左腕を引きちぎることに成功。その後、無惨からの攻撃が致命傷となってしまいましたが、柱を担っていることや、無限城編での活躍を加味しての12位です。
13位 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
①戦歴 | 魘夢【勝】 猗窩座【敗】 |
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②肩書き | 炎柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
鬼殺隊の元炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)が13位。彼は、炎の呼吸を受け継いできた名家、煉獄家の長男です。赤い毛先に金髪、力強い眼力が特徴的なキャラクターとなっています。 無限列車編では、状況を即座に判断できる冷静さと、技を応用して列車の横転を防ぐなどの臨機応変さを見せました。列車の乗客に悪夢を見せていた鬼・魘夢(えんむ)討伐に一役買いましたが、その後猗窩座(あかざ)戦で敗北し、亡くなっています。 彼の活躍が描かれた内容は本編全体を見ると決して多くないのですが、その熱くまっすぐな生き様で炭治郎だけでなく、読者の心にも炎を灯した熱い男です。
ランキングの理由
無限列車編で命を散らしたものの、上弦の中でも上位の強さを誇る猗窩座を相手に取り、たった1人で互角の勝負を繰り広げた点から、彼の相当な実力がうかがえます。通常、上弦の鬼は柱3人分の強さと言われているからです。 敵対した猗窩座からも「至高の領域に近い」との評価をされており、再三の鬼への勧誘を受け続けることに。もっと長生きをして痣出現や透き通る世界の境地に達していれば間違いなくトップクラスの強さだったでしょう。
14位 宇髄天元(うずいてんげん)
①戦歴 | 妓夫太郎・堕姫【勝】 |
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②肩書き | 音柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
音の呼吸の使い手・宇髄天元は音柱を担う人物で、元忍という変わった背景を持っています。非常に派手好きで、宝石を多く身につけ顔にペイントをした見た目が特徴。「派手を司る祭の神」とまで自称している、とにかく変わった人物です。 そんな彼の戦い方は二刀流と合わせて火薬玉を併用し、敵の攻撃を音としてとらえた「譜面」をもとに戦うというトリッキーなもの。火薬玉は上弦の鬼の体を焦がすほどの火力をもち、攻撃範囲を広げることにも一役買っています。 忍という出自から隠密のスキルや毒への耐性を有し、上弦の陸(六)との戦いで勝利に大きく貢献しました。
ランキングの理由
妓夫太郎・堕姫との戦いでは、左腕と左目を奪われてしまい、やむなく柱を引退。腕相撲といった単純な腕力なら柱内でも上位に位置する宇髄ですが、総合力ではトップには一歩届かず。 100年倒されることなく20人以上の柱を屠ってきた妓夫太郎がその実力を認めていることから、彼は決して弱いわけではありません。ですが、本人が「煉獄のようにはいかねぇ」と語っていたこと、前線を退いた現在の状況を考慮して14位とします。
15位 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
①戦歴 | 那田蜘蛛山の姉鬼【勝】 童磨【敗】 |
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②肩書き | 蟲柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
胡蝶しのぶは鬼殺隊の蟲柱に座する人物で、カナヲの育手です。 彼女は剣士としての能力はもちろん、医学や薬学にも精通しています。「蝶屋敷」という鬼殺隊の治療院を統括しており、負傷した隊士の治療も担当。 力が弱く鬼の首が斬れない彼女ですが、蟲の呼吸と鬼に有効な毒を併用する独自の戦闘スタイルで、剣技を繰り出す速度は鬼殺隊の中でも群を抜いています。 無限城編では、上弦の弐・童磨と交戦。しかし童磨の圧倒的な力量の前には毒も剣技も通用せず、彼の皮膚から吸収されて死んでしまいました。 しかしながら、しのぶは自身の体を毒に変えていたのです。彼女は鬼に食われることを覚悟のうえで戦っていました。結果的に彼女を吸収した童磨は、じわじわと毒に侵されていき、伊之助とカナヲによってトドメを刺されることになります。
ランキングの理由
頸を斬る戦い方ではないものの、自分の得意な方法で鬼を倒し柱に登りつめているしのぶ。まずは柱になれているという時点でランク入りは確定です。 彼女と珠世の研究の成果は、鬼を倒すという点において大きな武器となりました。鬼討伐への貢献度を考えるともっと上位でもいいのですが、純粋に強さだけを見るならこのあたりでしょう。正面から頸を落とす以外にも鬼を倒す方法があることを示してくれた人物という点も評価に値します。
16位 不死川玄弥(しなずがわげんや)
①戦歴 | 半天狗【勝】 黒死牟【敗】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 鬼喰い 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
不死川玄弥(しなずがわげんや)は炭治郎と同期入隊の隊士で、1人だけ呼吸が使えません。その代わり、彼は「鬼の一部を食べることで、短時間だけ体が鬼化する」という特殊な体質をもっています。 岩柱の弟子として修業を積み、呼吸に代わる身体強化術「反復動作」も習得。短い日輪刀と、日輪刀と同じ効果を持つ銃を武器として持ちますが、銃の方が得意なようです。 体が鬼化すると鬼同様の身体能力と治癒力を得ることができ、食べた鬼が強ければ強いほど、彼の能力も向上します。また、鬼化を繰り返して体質が変わったのか、黒死牟戦では体を半分に刻まれても死なないほどの生命力が見られました。
ランキングの理由
黒死牟戦では黒死牟の刀の欠片を飲み込んで鬼化し、血鬼術を発揮して勝利につながる隙を生み出しましたが、食らったダメージが大きすぎたために再起不能に。 特異体質と身体強化術は優れているものの、共闘した柱たちと比べると個人での実力はまだまだ下。純粋に剣士としては同期の中でも下の方に位置しますが、その欠点を補って余りある血鬼術を使える唯一の剣士という点を評価してこの順位に。 炭治郎の言う弱い者が一番可能性を持っているという点でも、最期に力を見せたその活躍は見事でした。
17位 栗花落カナヲ(つゆりかなを)
①戦歴 | 童磨【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 胡蝶しのぶの継子 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
栗花落カナヲ(つゆりかなを)は炭治郎と同期で鬼殺隊に入隊した剣士。ただ1人無傷で選抜を突破した紅一点です。 次期の柱(継子)として育てられており、物語前半で「全集中の呼吸」を常時保つことができました。炭治郎、善逸、伊之助の3人の訓練相手を担い、3人同時に相手に取るほどの能力を最初から持っていた人物です。
ランキングの理由
カナヲは視覚が優れており、敵の観察に優れ格上相手の攻撃も先読みすることが可能です。十二鬼月である童磨からは、剣士として柱であるしのぶを超えると評されています。 最終決戦では「鬼の王」となり手がつけられなくなった炭治郎相手に、独自に編み出した花の呼吸「終の型・彼岸朱眼」を使用。彼を救う決め手となりました。善逸や伊之助も成長を重ねていますが、カナヲの終盤での活躍や高いポテンシャルを評価しての順位です。
18位 我妻善逸(あがつまぜんいつ)
①戦歴 | 舌鬼【勝】 那田蜘蛛山の兄鬼【勝】 魘夢【勝】 妓夫太郎・堕姫【勝】 獪岳【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
主人公の同期にあたる隊士である我妻善逸(あがつまぜんいつ)。伊之助と同様、最終選考を突破した5名の中の1人です。彼は重度の臆病者ですが、元柱である育手(そだて)にも認められる才能の持ち主です。 善逸は「雷の呼吸」の使い手。雷のごとく神速な踏み込みと居合いを繰り出します。極限状態に陥ると突然眠りについてしまいますが、それをキッカケに本来の実力が発揮されるという変わった戦い方が特徴です。 彼は無限城にて、獪岳(かいがく)に再会しました。獪岳は善逸の兄弟子でしたが、力を欲して鬼になり「上弦の陸(ろく)」になっていたのです。雷の呼吸を使う鬼という強敵を相手に、善逸は自身の新技を生み出して打ち勝ちました。
ランキングの理由
上弦の鬼2体を倒している善逸。なかでも獪岳は柱のサポートもなく単独で勝利しており、過去の因縁が力の源になっていたとはいえ、善逸の可能性を感じさせました。 とはいえ善逸自身もかなりの痛手を負っており、辛勝という結果に。痣の発現もなく、まだ柱たちの実力には一歩及ばないというところで、18位でのランクインです。作中での精神面での成長が著しい人物でもあるので、鬼のいる世がもっと長引いていたら彼も相当の手練になったでしょう。
19位 竈門禰豆子(かまどねずこ)
①戦歴 | お堂の鬼【勝】 沼の鬼【勝】 朱紗丸【分】 累【敗】 魘夢【勝】 妓夫太郎・堕姫【勝】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | なし |
主人公の妹であり『鬼滅の刃』のヒロインである竈門禰豆子(かまどねずこ)。竈門家の6兄弟の長女であり、優しく家族思いの美少女です。 物語冒頭で鬼に襲われ傷口に鬼の血が入り、鬼へと変貌。その際に炭治郎を襲いかけますが、彼の呼びかけによって本人の意思の力なのか食人衝動を抑え込み、鬼でありながら炭治郎の味方です。 彼女は下弦の鬼を優に上回る身体能力を持っているうえ、人喰いを重ねることで会得する鬼の能力「血鬼術」を、一切人を食らわずに習得しました。 血鬼術は「爆血(ばっけつ)」という能力。自らの血に発火性を持たせ焼却や爆発させる能力を扱います。この能力は鬼の細胞だけを焼き尽くす特性を持っていて、鬼の最高戦力である十二鬼月に対しても有効です。
ランキングの理由
鬼に身を堕としながらも、人間を食わずして上弦に匹敵する強さを見せる禰豆子。さらに鬼の弱点である日光を克服したことで、中盤以降無惨に執拗に狙われることとなりました。 彼女は鬼として異質な存在であり、鬼殺隊の強力なサポート要因に。一方でその強さは鬼化で得たものであり、隊士のように戦闘訓練などで強くなることは見込めないため、成長性を低く評価しての19位です。最終的には人間に戻りましたが、ここでは鬼として活躍した際の強さを評価しています。
20位 嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
①戦歴 | 角鬼【勝】 那田蜘蛛山の母鬼【勝】 那田蜘蛛山の父鬼【敗】 魘夢【勝】 堕姫【勝】 童磨【勝】 鬼舞辻無惨【勝】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
嘴平伊之助(はしびらいのすけ)は、主人公である炭治郎の同期に当たる鬼殺隊の剣士です。 彼は山の中で猪に育てられ、他の生き物との力比べにこだわる、少し変わった人物。自分より弱いか強いかで人を判別します。イノシシの被り物をしていますが、素顔は女性のような顔立ちの美少年です。 伊之助の獣同然に鍛え上げられた身体能力は、訓練をつんだ鬼殺隊士を上まわります。さらに独自の呼吸法「獣の呼吸」によって、高い威力の攻撃を繰り出すのが特徴です。
ランキングの理由
伊之助は無限城での戦いでカナヲと共闘し、上弦の弐である童磨(どうま)を打ち破りました。しかし一対一では勝てなかったでしょう。 その後の対無惨戦では、愈史郎の札の力を借りて姿を消すという優位な状態で無惨へと斬りかかりましたが、無惨の全方位攻撃で戦闘不能状態へ。童磨戦での戦いぶりや、まだその強さが完成形に至っていないという点を考慮して、20位と低めに見積もっています。
21位 半天狗(はんてんぐ)
①戦歴 | 竈門炭治郎・不死川玄弥・甘露寺蜜璃【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の肆) |
③特殊条件 | なし |
上弦の肆(四)・半天狗。作中では玉壺とともに刀鍛冶の里に潜入し、襲撃をかけました。他の鬼たちとは異なり、戦意が低く何かと「ヒィィィィ」と脅える姿が特徴の臆病な鬼です。 「いじめないでくれぇ」「弱い者いじめをするな」と訴えかけますが、自分がした悪事については棚に上げたうえで被害者として振る舞う自分本位な性格をしています。
ランキングの理由
逃げ回るばかりですが隠密性は非常に優れており、霞柱と嗅覚に長けた炭治郎が間近で見なければ気づけないほど気配を隠すことができていました。 首を斬られるたびに分身を生む能力もあり、分身の1人・憎珀天(ぞうはくてん)は恋柱をぎりぎりまで追いこむほどの強さを発揮。 攻撃面では劣るものの複数の能力による生き残りやすさ、柱の攻撃をもかわす敏捷性を評価して21位としました。
22位 妓夫太郎(ぎゅうたろう)
①戦歴 | 竈門炭治郎・禰豆子・我妻善逸・嘴平伊之助・宇髄天元【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の陸) |
③特殊条件 | なし |
十二鬼月で妹・堕姫とともに上弦の陸の数字を与えられた妓夫太郎は22位。堕姫と同様に片方だけ頸を落としても死にません。また堕姫より戦闘力が高く、頭の回転も速いです。 血鬼術の能力は多岐にわたり、自身の血を鎌に変えて戦うのが彼の戦闘スタイルの基本。鎌には毒があり、少しかすっただけでも普通の鬼殺隊員であれば即死レベルです。 妓夫太郎は頭の良さを活かした戦い方で、堕姫をフォローしつつも的確に敵を追い詰めていきます。この戦法に、炭次郎たちもかなりの苦戦を強いられました。しかし最終的には宇髄や炭治郎たちが打ち取っています。
ランキングの理由
妹の堕姫と2人で1人の鬼ですが、上弦の陸を与えられたのはほぼ妓夫太郎の実力。これまでに妹を操作しつつ、22人にもの柱を倒してきたという強者です。実際に柱の宇髄も苦戦を強いられ、炭治郎たち不在で単独で戦っていたら負けていたかもしれません。 上弦の鬼の強さを実感させてくれるキャラでしたが、戦闘中に炭治郎が痣を発現。宇髄の的確な指揮もあり最期は妹共々倒されてしまったので、ランキングとしては22位としました。
23位 愈史郎(ゆしろう)
①戦歴 | 朱紗丸・矢琶羽【サポート】 鳴女【サポート】 鬼舞辻無惨【サポート】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | なし |
鬼を生み出せるのは無惨のみと言われていた中で、珠世の研究により唯一鬼化に成功したのが愈史郎です。珠世と行動を共にし、珠世を尊敬していて好意も持っている様子。見た目は少年に見えるが実際の年齢は35歳です。 鬼化して不老不死となった愈史郎は日輪刀以外では倒せず、血鬼術も使えます。さらに呪いにかかっていないため無惨の名前を呼んでも影響はありません。
ランキングの理由
愈史郎の血鬼術は視覚に関するもので、珠世が無惨の追跡から逃れていられるのも彼の血鬼術のおかげ。攻撃面では発動までに準備期間を要しますが、自分の姿を透明化させたりでき凡庸性が高い能力です。 攻撃に特化しているわけではないですが、サポート能力としてはかなり優秀。各戦闘において、決定打ではないものの勝利につながるアシストをしています。戦闘力を考慮すると、個人的な強さでいえば23位ぐらいでしょう。
24位 玉壺(ぎょっこ)
①戦歴 | 時透無一郎【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の伍) |
③特殊条件 | なし |
十二鬼月・上弦の伍の数字を与えられた玉壺。本人曰く芸術家で、人間を殺すときも美しさにこだわります。しかし玉壺のいう芸術は、普通の人間には到底理解できません。 死体を飾り付けたり、死体が叫び声をあげるように細工を施したりするのです。そんな理解できない感性からか、見た目は蛇のように細長く身体は壺とつながっています。比較的人間に近い姿をしている十二鬼月の中でも、見た目のインパクトは強め。 玉壺の血鬼術は壺を使った空間転移ができ、情報収集や探知探索に重宝していました。また壺を媒介に人間を食い殺す化け物を創り出すこともできたり、自身が潜む壺に近づいた人間を中に引きずり込むこともできます。 化け物は媒介となった壺を破壊しないと倒せず、玉壺自体も無惨に頸を落とされても死なない程度の強さを誇る鬼です。
ランキングの理由
刀鍛冶の里を半天狗と共に急襲、その際に時透無一郎と対峙しました。序盤は血鬼術「壺」で優勢を誇っていた玉壺。柱である無一郎を溺死寸前まで追い詰めるなど、気色悪いだけでなくかなり強いことが分かります。 その後無一郎が過去の記憶を取り戻すとともに痣を発現。ここからは無一郎の圧倒的な強さに、玉壺は防戦一方に。本来の姿になって応戦するも、頸を落とされてしまいました。痣者の強さを知らしめるための存在ということもあり24位としました。
25位 鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
①戦歴 | 産屋敷輝利哉の護衛を担当 |
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②肩書き | 育手/元水柱 |
③特殊条件 | 痣の発現:× 透き通る世界の体得:× 赫刀へ覚醒:× |
炭次郎や冨岡義勇の師匠である鱗滝左近次。年齢不詳で、天狗の仮面を常に身につけた人物。物語の中ではすでに鬼殺隊を引退しています。厳しい言動が多い彼ですが、それは優しさや思いやりの裏返し。鬼殺隊員としてやっていくのは常に危険と隣り合わせであるため、弟子たちを厳しく指導しています。 鱗滝は弟子たちからの信頼もあつく、とても慕われているキャラクターです。最終決戦では後方支援役として、再び鬼殺隊の一員として活躍。産屋敷輝利哉の護衛として、戦いの行く末を見守っていました。
ランキングの理由
元・水柱の鱗滝左近次は25位にランクインさせました。元・水柱なので水の呼吸を使えるのはもちろんのこと、剣を持った炭次郎に丸腰でも勝つことが出来る鱗滝。 とはいえそれも炭次郎が鬼殺隊に入る前のことで、一線を退いていることからもこの順位です。最終決戦では後方支援として登場しましたが、鬼たちとの戦闘描写はなし。現役時代よりも衰えてはいるものの、冨岡や炭治郎の精神的支柱となるだけの器の大きさを感じさせる点を評価しました。
26位 堕姫(だき)
①戦歴 | 竈門炭治郎・禰豆子・我妻善逸・嘴平伊之助・宇髄天元【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の陸) |
③特殊条件 | なし |
堕姫は兄と一心同体のような存在の鬼。吉原の京極屋で蕨姫花魁として評判な美しい美貌を持ちます。性格は最悪で、気に入らないことがあれば暴力をふるうのは当たり前です。 血鬼術で帯を自在に操り美しい人間だけ食らう彼女は、美しさに強くこだわっています。炭次郎を捕らえたときには炭次郎の「赤い目」だけを食らおうとするほど。 堕姫は強化訓練まえの炭次郎たちにとって、今まで戦ってきた鬼とは比べ物にならないほど強敵です。炭次郎は音柱・宇髄天元の手を借り、ようやく堕姫の頸を落とすことに成功しますが、それでも彼女は死にません。 その理由は、兄である妓夫太郎(ぎゅうたろう)の頸を彼女のものと同時に落とさなければならないからです。そうした“しぶとさ”も堕姫の強さの一因だといえますね。
ランキングの理由
上弦の陸は本来兄の方に与えられた位で、強さの上では堕姫はおまけのような存在。単独では上弦の鬼として力不足と考えての26位です。兄妹の頸を同時に落とさなければ倒せないという特殊な条件がなければ、かまぼこ隊3人の連携で彼女の頸は落とせていました。 また彼女自身の性格はひどく幼稚でわがままな女の子そのもの。戦闘向きの思考も不得手のようなので、その点も加味しました。
27位 珠世(たまよ)
①戦歴 | 朱紗丸・矢琶羽【勝】 鬼舞辻無惨【敗】 |
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②肩書き | なし |
③特殊条件 | なし |
珠世は鬼でありながら、無惨の呪いを自ら外すことが可能です。炭次郎に強い鬼の血を集めるように依頼し、鬼を人間に戻す薬を研究しています。炭次郎にとっては禰豆子を人間に戻すための1番の協力者です。 珠世は戦闘向きではありませんが、血鬼術も使えます。幻惑系の血鬼術で、自分の血を触媒として相手の視覚を遮ることが出来る力です。 浅草での戦いでは朱紗丸と禰豆子の戦闘に割って入り、血鬼術で敵に無惨の名を言わせて自爆に追い込みました。最終決戦では無惨に捨て身で4種の薬を投薬することで彼を徹底的に弱体化させ、無惨討伐の立役者となっています。
ランキングの理由
珠世は無惨の呪いを外していることからその影響を受けず戦うことが可能。よって対鬼戦闘において、彼女はかなり有利です。鬼に関する知識も豊富で、戦闘面以外の部分で鬼にとって敵に回したくない相手だと言えます。 決して戦闘向きではない血鬼術で医者としての役割が目立つ人物ではありますが、最終決戦での活躍と、無惨に敵対する鬼としての特異性も評価して27位にランクインしました。
28位 魘夢(えんむ)
①戦歴 | 竈門炭治郎・禰豆子・我妻善逸・嘴平伊之助・煉獄杏寿郎【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(下弦の壱) |
③特殊条件 | なし |
十二鬼月の1人で下弦の壱である魘夢は、累が倒されたときに他の下弦の鬼とともに無惨の館に集められました。累の敗戦により下弦の鬼たちは不甲斐なさを無惨に叱責され、次々と殺されてしまいます。 魘夢も殺されそうになりますが、この時無惨に「言い残すことはあるか」と問われました。そして彼の返答が無惨に気に入られ、下弦の鬼の中で魘夢だけが生き残ることに。さらに無惨に血を与えられ順応し、新たな力を手に入れます。 相手を眠らせ魘夢の意のままの夢を見させることが出来る血鬼術で「無限列車編」にて炭次郎たちの前に立ちはだかりました。相手を眠らせ夢をみさせ廃人にしてから食らうのが、魘夢の基本戦法です。
ランキングの理由
幻惑系の血鬼術「夢操作」は強い能力ではありますが、柱でもない強化訓練前の伊之助と炭次郎に打ち取られるためこの順位にとどめました。ただ厄介な力であることはたしかで、無限列車に出向いた5人の適正がうまく噛み合ったため、彼を倒すことができたと言えます。 特に単騎で乗り込んだ場合は戦いにくい相手でしょう。柱1人に真正面からやられてしまった累よりは強いと判断できるため、彼より上の28位となりました。
29位 累(るい)
①戦歴 | 竈門炭治郎・禰豆子【勝】 冨岡義勇【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(下弦の伍) |
③特殊条件 | なし |
十二鬼月の一人で、下弦の伍の位を与えられた累(るい)。白い髪に少年のような見た目ですが、主人公・炭次郎との戦いで十二鬼月の強さを見せつけた存在です。 累は蜘蛛の鬼でその生い立ちからか「家族」というものに非常に執着をみせます。その証に適当に鬼を集めては疑似的な家族を構成していました。父・母・兄・姉がおり、自分は守られる存在の子ども役。 家族役が自分に従わない場合は、切り刻んだり暴力をふるって恐怖を植え付けます。中々自分の家族が思うように構成できない累は、炭次郎と禰豆子に“本当の絆”を見出しました。 累は強引に禰豆子を妹にしようとしますが、命がけで抵抗した炭次郎に苦戦。ようやく瀕死にまで炭次郎を追い込みましたが、そこへ現れた水柱・冨岡義勇によって、累は生涯に幕を下ろします。
ランキングの理由
累は十二鬼月の強さを知らしめた存在ではありますが、物語序盤の隊士としてまだ未熟な炭次郎に苦戦するので29位となりました。この頃の炭治郎はまだ全集中常中を体得していない段階。炭治郎のヒノカミ神楽も禰豆子の爆血もレベル1状態だったことを考えると、成長後の炭治郎たちには瞬殺されていた可能性もあります。 実際、駆けつけた冨岡相手には、炭治郎のときのように自ら頸を切って攻撃を回避する暇なくやられてしまいました。
30位 鳴女(なきめ)
①戦歴 | 甘露寺蜜璃・伊黒小芭内【分】 愈史郎【敗】 鬼舞辻無惨【敗】 |
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②肩書き | 十二鬼月(上弦の肆) |
③特殊条件 | なし |
怪しげな風貌で琵琶を常に持ち、無惨のそばに仕える鳴女(なきめ)。初めは位がなかった鳴女も半天狗が敗戦したあとに上弦の肆になりました。隻眼のせいか他の上弦とは違い「上弦」の文字はありません。 鳴女は空間を操る血鬼術で相手を召喚したり、目的地に送ったりすることが出来ます。便利な能力なので無惨のお気に入りで、基本的には十二鬼月を集めるのが彼女の役割です。 鳴女の能力は琵琶を鳴らすことで、建物内の空間を自在に変えることも可能。物語終盤の無限城では重要なポジションを担います。 また上弦入りしてからは、鬼殺隊員の動向や禰豆子の居場所を探るようになりました。無惨側の情報を握る鳴女。戦いにおいて情報は大事な要素の1つなので、無惨がお気に入りとするのも納得です。
ランキングの理由
無惨に重宝されているものの、登場当時は位が与えられていなかった点、また戦闘面での活躍は少ないので30位としました。無限城の構造を変えることで鬼殺隊たちの足を止めるという意味では、彼女の血鬼術「異空間・無限城」は相対した伊黒が言う通り厄介な代物。 とはいえ、殺傷能力や攻撃性は低く、最期は無惨によって自爆させられています。戦闘能力に関する描写も少なかったため今ひとつ伸び悩む結果となりました。
【番外編】実力の真価が気になるランク外キャラクター
錆兎(さびと)と真菰(まこも)
2人とも鱗滝の弟子で、炭次郎と同じ水の呼吸の使い手です。炭次郎と出会ったときはすでに亡くなっています。2人とも霊体ですが、炭次郎に最終選別で生き残れるように指導しました。 彼らは最終選別のとき鱗滝に深い恨みがある鬼によって殺されています。鱗滝の元に帰れなかった無念から、炭次郎に同じことをさせないため炭次郎の前に現れたのです。 錆兎は主に剣術を炭次郎に厳しく指導し、真菰は理論や講義を担当。全集中の呼吸を完全に習得できていない炭次郎に指導をしたのは真菰です。 炭次郎は最終選別で2人を死に追いやった鬼を倒しました。ゆえに他の亡くなった弟子との“魂だけになっても帰る”という約束を果たし、鱗滝のいる山に帰還しています。
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は鬼殺隊の当主を担っていた人物です。鬼のボス・鬼舞辻無惨は産屋敷一族の生まれであるため、先祖から続く使命を受け継ぎ、無惨を討つことを悲願としていました。 無惨が産屋敷家に忍び込んだ際には、彼を殺すために家族ごと自爆。惜しくも死んでしまいましたが、その執念は鬼殺隊の誰よりも強かったのです。 彼自身は病弱でしたが、鬼殺隊を束ねる器量やカリスマ性は圧倒的なものでした。そういう意味では、最も恐ろしい能力と言えるかもしれません。
『鬼滅の刃』最強キャラクターは継国縁壱!あなたの推しキャラは何位?
今回は『鬼滅の刃』キャラクターの強さを考察し、独自のランキングで紹介しました。 堂々の1位を飾ったのは「日の呼吸」の使い手で無惨の宿敵である継国縁壱。本編開始時にはすでに死亡しているキャラクターですが、もし炭治郎たちと同じ時代に生きていたら「最強の剣士」と謳われていたことは間違い無いでしょう。 炭治郎たちの新たな活躍が楽しみですね。