死ぬまでに観ておきたい!鬼才天才と言われた映画監督たちのおすすめ名作映画(洋画編)

2017年7月6日更新
今回ご紹介する作品の数々は、歴史に残る映画監督たちによる作品で、手に取って観賞していただきたいものばかりです。制作年月日が古くともデジタルリマスターされた作品がほとんどですので、映像は驚くほど鮮明になっています。有名な大御所の監督作品ばかりですので「昔、見たことあるよ」と言う方も是非もう一度、ご覧になってみて下さい。年齢を重ねる度に経験することが色々あったでしょうから、以前見た時は気付かなかった部分に触れられるかもしれません。どの作品も秀逸です。

【スタンリー・キューブリック監督】人類の進化への鍵となる物体“モノリス”の謎を究明する男の運命を描いたSF大作

moco02 ブルーレイで観ました♪

ガーン、って頭殴られたみたい。 すごい映画!1968年の作品とは思えん… 今2012年だけど、「今までみたことなかった」要素ばかり…

美しき青きドナウに合わせて宇宙を漂う画。なんて贅沢に時間を使って表現しているんだろう!って思った。眠くなった。笑 映画ってストーリーがあるから、ある程度スピード感が生まれてしまうものだと思うけど、このシーンは違った。こんなゆったりじっくり画をみせてくる映画初めて。

HALと宇宙飛行士のシーン。すごく怖かった。命綱切っちゃうところは下手なホラーより怖い。音は、会話か、息遣いか、無音。音がないことがこんなに怖かったためしも、ない。リアルさがある。 あとHALを見て、ボカロやsiriを浮かべてしまった…あの頃の未来は確実に現在になりつつあるのだなー

猿から人へ、人からコンピュータへ?進化も作品のテーマだと思うけど、いろんなことを考えさせられた。今もなお、未来に目を向けさせてくれる作品になってるのかな。

映画のストーリー云々の領域を越えて感動してしまった。ちょっと言うのが難しい。

【デヴィッド・リンチ監督】交通事故現場からひとり生き残った女性は、助けを求めハリウッドに辿り着いた。彼女が辿り着いた先には…

agnowa デヴィッド・リンチ作品の中で多分一番好きです。物語が後半になるにつれていろいろ厳しい描写が増えてきます。他に観た人と解釈を比べたところ、私の知人のうちの一人とで結構違ってました(でも私自身の解釈のほうが妥当性あると思う)。欲望と現実と虚構のモザイクといった感じで、それを象徴的に表しているであろう舞台のシーンが非常に印象的です。適度にエンターテインメント性もあって見やすいと思います。

【ミヒャエル・ハネケ監督】名門音楽院で教師として働く39歳の女性は過干渉な母と暮らし、母親に対して反発出来ない気持ちでいたのだが…

sekhisako 大好きな映画。ハネケ作品といえばこれだろう…。 マゾヒズムとかフェティッシュのテーマが関係する映画って、「実は過去にこういう事件があって云々…」って明かしていくような作品が多いんだけど、それってつまらなくて興ざめ。 この作品も、主人公の女性の母親との関係がこじれ気味なことはわかるが、あくまで淡々としているし、それよりも主人公の行動の痛々しさが上回ってきて、主人公の過去だとか家庭環境とかはさほど気にならなくなってくる。 真剣に観ているつもりでも(だって主人公はその恋愛に真剣そのものだから!)、エスカレートする行為に対し、気持ち悪さのような、少し気持ちが分かるような、でもやっぱりかっこ悪くて滑稽で、笑いたくなってくる(私は笑った)。 映画を観ていてこういう体験をできるのはハネケ作品くらいかなぁと思っている。

【テリー・ギリアム監督】管理社会を痛烈に皮肉ったSFファンタジー。コンピュータが全国民を管理する仮想国で機械の故障から巻き起こるトラブルを、ブラックユーモアと悪夢のようなイメージで描く!

310310ryo カルトSFの古典。二回観ないと分からない、ドーンとくる映画でした。開始数分で統制社会の硬直性を皮肉った作品なのは分かったんですが…人間の抑圧されたヒロイズムと妄執の境界の曖昧さに触れたあたりから意味不明でございましたw 主人公の厨二病を拗らせる感じがまたリアル… CG、演出の古臭さがこの映画の精神攻撃力を1.5倍にする、不思議な作品でした。因みにブラジルは国名じゃなくて「ブラジルの水彩画」の曲名だそうです。

【ジャン=リュック・ゴダール監督】満たされない退屈な結婚生活から逃げ出すかのように昔の愛人と再会した男は…

polo1026 なんだこの映画!ストーリーがぶっ飛んでて意味わからん!w意味はわからんけど、さすがゴダール作品、めちゃめちゃおしゃれに仕上がっている!!色使いが独特で鮮やか。105分の映画なのにシナリオなしで、すべて即興演出というから驚き。

【ティム・バートン監督】ある発明家が作ったのは両手がハサミの人造人間。その発明自体、未完成のままで…

ash182_ 個人的なジョニー・デップ祭。初めて見た。ちょっと泣いてしまった。ジョニーさん、変な役多いなぁ、と思いながら見ていたはずなのにいつのまにかのめり込んでいた。あのぎこちない笑いとかすごい。はまり役だったんだろう。ていうか、若い。とても若いですわよ! 私の知ってるジョニー・デップはもっといい感じのおじさまのイメージだったので、すごく新鮮でした。 いろんなものを傷つけてしまう、人に触ることができない。それが一体どういうものなのかは体感していなくても、そんなに寂しいことってないと思う。人は見た目で決まると言う。確かにそうだと思うこともあるし、第一印象って重要だと思うけど、私たちは、本質を理解しようとしなくてはならないのかもしれない。

【クエンティン・タランティーノ監督】マフィアの話しを中心に展開していくオムニバス形式の作品。

voxendo3 奇才クエンティン・タランティーノの成功を決定的にした有名な作品。 ストーリーを楽しむというより雰囲気を楽しむ映画だと思う。 お気に入りのシーンはブッチが停車中にボスと鉢合わせになるシーンです。

【ラース・フォン・トリアー監督】2003年カンヌ映画祭を震撼させた、無冠にして最大の衝撃作。人間の本質を見事に描き出す!

whentheycry 凄い映画だった。 人間の醜い部分がとても嫌らしく描かれてる。 この物語にはいわゆる「善人」は一人も出てこない。 なのにこれがとても「人間」で「現実的」に感じられた。 最後まで誠実でいようとした(既に誠実ではない行動をしてたけど)トムにかけた「人間らしくいることが不安になった?」とても印象に残った。 "人間らしくいないこと" がこの映画を見ると人間らしく感じられた。 しきりに"傲慢"について話してる主人公も傲慢なことを連呼するし最後の行動も傲慢極まりない。 ラストの展開も主人公に感情移入してると清々しく感じてしまった。それがとても不快。

劇風で広大な空間でコンクリートにマーカーを引いて最小限の家具というセットで撮られたのは始めてみた。 でも各家庭の壁がないことで内と外での平穏差の違いが凄く感じてきた。 ラストのエンドロールでこの時代のアメリカの"よくない部分"の写真が流れたのはとても印象的だったし、ニコール・キッドマンが「映画のエンドロール史に残るエンドロール」というのもわかっし、この映画が無冠になったのもわかった。

あと、これ、実話じゃないです。