ヌーヴェルヴァーグって?まずはこれ!おすすめ入門映画5選!

1950代後半から始まったフランス発のムーヴメント「ヌーヴェルヴァーグ」入門にピッタリな映画5本を紹介します!
ヌーヴェルヴァーグって何??

1950代後半から始まったフランス発のムーヴメント「ヌーヴェルヴァーグ」。「新しい波」を意味するその作品群は、低予算やロケ中心で製作され、刹那的な若者たちの友情・恋愛・犯罪・時代感を切り取り一躍大いにもてはやされることになります。 従来の映画システムに批判的に誕生したヌーヴェルヴァーグは瞬く間に世界に影響を与え、アメリカでは「アメリカン・ニュー・シネマ」(『イージー・ライダー』など)、英国では「イギリス・ニュー・ウェイヴ」(『長距離ランナーの孤独』など)、日本でも「日本(松竹)・ヌーウェルヴァーグ」(『青春残酷物語』など)が生まれます。 ヌーヴェルヴァーグやゴダールって名前はよく聞くし興味あるけどどれを観たらいいんだろう・・そんなあなたにおすすめです!ここに挙げたのは特に有名な映画や入門用に見やすい映画ですが、物足りない!という方はジャック・リヴェット監督やエリック・ロメール監督の作品にも手を出してみるのもいいかもしれませんね。
ジャン=リュック・ゴダール監督のデビュー作!ヌーヴェルヴァーグと言えばこれを思い浮かべる方も多いはず!


巨匠フランソワ・トリュフォー監督のデビュー作。不安定な子供たちを美しく描ききる傑作!

なんとなく目に留まったのが、主人公の不良(実際そんな不良でもない)少年・アントワーヌの親友の、ルネ君。 お金に不自由してない坊ちゃんで、毎日良い洋服着てて、要領が良いから勉強だけでなくて悪戯も出来る。こういうタイプって、ノルウェイの森でいうと永沢さん的なかんじで、世の中悟るの早いんだろうな〜と思います。村上春樹はよく分からんけど。それを越えて上手くやっていくか、もしくは諦念めいたものを持って人生下りるのかはその人次第だけど、エリートはエリートで大変なんでしょう。
アントワーヌ少年の大人たちを見透かすような視線が印象的です。 そして遊園地の遊具が楽しそうだった。笑

ルイ・マル監督のとっても可愛くやんちゃなザジのパリをめぐる冒険コメディ!


色使いや主演のカトリーヌ・ドヌーヴが美しい、ジャック・ドゥミ監督のミュージカル恋愛映画。


最後にゴダール作品をもう一度、難解だけれどこちらも有名な傑作。あのラストシーンは忘れられない・・!

