2021年1月4日更新

「未体験ゾーンの映画たち2021」ciatr編集部注目度ランキングTOP3【42作品もあって迷っちゃう!そんなあなたに贈る】

『世界残酷物語』
©RTI 1962

2021年1月22日より、「未体験ゾーンの映画たち2021」の開催が決定!世界各国、あらゆるジャンルから厳選された映画が42本上映されます。今回は何を観るか迷ってしまう人に向けて、ciatr編集部による注目度ランキングを紹介しましょう。

目次

「未体験ゾーンの映画たち2021」ciatr編集部注目度ランキングTOP3【全42作品】

『スカイ・シャーク』
© 2020 Fusebox Films GmbH

宣伝予算など様々な事情により、日本での劇場公開が見送られてしまう傑作・怪作を、映画ファンに届ける劇場発信型映画祭「未体験ゾーンの映画たち」。 第10回目となる「未体験ゾーンの映画たち2021」は、2021年1月22日(金)からメイン会場の東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されます!厳選に厳選を重ねた42本が上映されますが、あまりに作品数が多くて何を観るか迷っている人も多いのでは? この記事では、ciatr編集部メンバーの投票結果をもとに、おすすめの作品を7本紹介します!編集部による見どころコメントも要チェック!

1位:『ファブリック』【7票】

『ファブリック』
© ROOK FILMS FABRIC LTD, THE BRITISH FILM INSTITUTE and BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2018

ciatr編集部の注目度第1位は、『ミッドサマー』(2020年)などを生み出した気鋭の製作・配給会社「A24」も認めた、イギリス発カルトホラー『ファブリック』です。 冬のセール中のデパートで、シーラは赤いドレスを購入。離婚直後だった彼女は新しい出会いを求め、ドレスを身に着けてデートに出かけたのですが……。“それ”は着た者を、身も心も恐怖で包み込む殺しのドレスだったのです!

編集部A.H.のレコメンドMOVIE

カルト的人気を誇る『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』、『バーガンディー公爵』などで知られるピーター・ストリックランド監督作。美しくも怪しげで、ニッチなアート映画を得意とする監督が描く殺しのドレスと聞いて、観ない選択肢はありません! ストーリーは考えるな、感じろといったシュールな作品が多いみたいですが、今回はどんな仕上がりになっているのでしょうか。

編集部S.O.のレコメンドMOVIE

A24配給ということで、わかりやすい恐怖というよりは『ミッドサマー』のような後味の悪い、心がザワザワする恐怖に期待できそう。アリ・アスターの次はピーター・ストリックランドに目をつけるとは……他にどんな隠し玉を持っているのか、A24恐るべしですね!

1位:『食われる家族』【7票】

『食われる家族』
© 2020 ACEMAKER MOVIEWORKS & B.A. ENTERTAINMENT. All Rights Reserved.

1位タイに輝いた『食われる家族』は、韓国で初登場第1位を獲得したサスペンス・スリラー。幼い頃に行方不明となった妹が、25年の時を経て家族のもとへ戻ってきます。突如現れた彼女は兄を翻ろうし、資産家一家を支配していくのです。 「2020年本屋大賞」にて、翻訳小説部門第1位を獲得した小説『アーモンド』。その著者であるソン・ウォンピョンが、商業映画監督デビュー果たしました。

編集部K.K.のレコメンドMOVIE

資産家一家を支配(寄生)していく韓国映画といえば『パラサイト』を思い出しますが、本作は25年行方不明になっていた訳ありありの妹が怪しすぎる……!原題は「侵入者」という意味ですが、邦題の「食われる」という表現が物語のどこに繋がっていくのかめちゃくちゃ気になります。

編集部A.W.のレコメンドMOVIE

2020年本屋大賞で翻訳部門一位受賞し話題となっている小説『ア-モンド』の著者、ソン・ウォンピョンが監督・脚本を務める本作。行方不明になった妹が25年経って突然現れ、資産家家族を支配していくサスペンススリラーということで、どうしても映画『パラサイト』が想起されるが果たして。 韓国映画は伝統的に不気味な心理描写や、バイオレンスシーンのクオリティが非常に高い傾向にあるのでそこは安心ですね。気鋭の新人作家のストーリーテリングに期待。

2位:『シンクロニック』【6票】

『シンクロニック』
© 2019 RED FLOWER FILM, LLC. All RIGHTS RESERVED

『アルカディア』(2018年)で一躍注目を浴びた監督コンビ、アーロン・ムーアヘッド&ジャスティン・ベンソンによる最新作です。「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー・マッキー、「フィフティ・シェイズ」シリーズのジェイミー・ドーナンがW主演し、救急隊員コンビに扮しました。 親友の娘を救うため、救急隊員のスティーブが様々な時代へタイムトラベル!街で多発する陰惨な事件と、非合法ドラッグ「シンクロニック」の謎を解明するSFタイムスリラーです。

編集部K.T.のレコメンドMOVIE

まずはアンソニー・マッキー(ファルコン)とジェイミー・ドーナン(グレイさん)共演ということで「おっ?」と。タイムトラベルSFもので、予告編を観ると現代の事件を解決するために中世まで行っちゃうの?どんな壮大な話……と期待せざるをえません。

編集部T.S.のレコメンドMOVIE

ポスターを見た瞬間のインスピレーション、もう前情報無しで即鑑賞するパターンのヤツです。予告編も観てみるとタイムトラベル物ならではの時系列整理もあり、考えながら楽しむ映画として期待。しかもこの作品ならでは美しい映像表現もありそうで要チェック感満載です!

3位:『Waiting for the barbarians(原題)』 【5票】

『Waiting for the barbarians(原題)』
© 2020 Iervolino Entertainment S.p.A.

ノーベル文学賞受賞作家、J・M・クッツェーが自身の代表作『夷狄を待ちながら』を脚色し、シーロ・ゲーラ監督が映画化しました。 物語の舞台は19世紀、架空の帝国に支配される辺境の町。支配者と被支配者、疑心が生む暴力の嵐を通して帝国の運命を描く、残酷で壮大なロマン譚です。ジョニー・デップが中央政府から派遣された警察官僚を演じ、冷徹かつサディスティックな役柄で新境地を開拓しました。

編集部Y.N.のレコメンドMOVIE

衰えを知らない演技派ジョニー・デップ、最近では「TENET」ニール役で女性ファンの心を鷲掴みにしたロバート・パティンソンというイケメン俳優の共演。さらに原作はノーベル文学賞受賞『夷狄を待ちながら』。こんな豪華な組み合わせ、“見たら分かるスゴイやつやん”!

編集部M.YのレコメンドMOVIE

「TENET」のニール役で観る人の心を鷲掴みにしたロバート・パティンソンが、本作では打って変わって冷酷な軍人役。それはそれでまた新たな魅力を見せてくれるんじゃないだろうか。予告編の軍服姿もめちゃくちゃ似合っていて、もはやそれだけでも観る価値がありそう……!(?)

3位:『ラブ・エクスペリメント』【5票】

『ラブ・エクスペリメント』
© Edward Alexander Palmer All Rights Reserved

イギリスの新鋭クリエイター、エドワード・パーマーが監督・脚本・編集、プロデュースを手がけ、インディペンデント映画祭を席巻した話題作です。 真っ白な地下室に閉じ込められ、脚の靭帯の損傷で動けなくなっていたルビー。記憶すらも失った彼女は、謎の男に「僕を愛するまで、君を監禁する」と告げられます。単なる監禁映画ではない、まさに“未体験ゾーンの”ブレイン・サスペンスです!賛否を呼ぶ驚愕のラストは見逃せません。

編集部K.T.のレコメンドMOVIE

キャッチコピーだけ見ると、よくある(?)歪んだ愛ゆえの監禁ものかな?と思ったんですがそれだけじゃなさそう。ラストでどれほど驚愕させてくれるのか楽しみです。

編集部S.MのレコメンドMOVIE

2018年に未体験ゾーンで上映された『ANIMALS アニマルズ 愛のケダモノ』という作品がとても面白かったので、似たような雰囲気を感じて気になりました。その作品も「少女を監禁する男と、その男に惚れた女の嫉妬」という作品で若干テーマが似ているかも。 シンプルな設定のなかで、極限状態下の心理を丁寧に描く作品はハズレないです!

3位:『ゾンビ津波』【5票】

ありえなくて最高!?な「竜巻×サメ」の組み合わせで話題となった映画『シャークネード』。同作の制作陣&キャストが、今度は「津波×ゾンビ」の融合に挑みます! 舞台は美しい孤島の静かな海。この平穏なビーチで突然巨大津波が発生し、津波に乗って大量のゾンビたちが島へと向かってきました。漁師のハンターは平和を守るために立ち上がり、自然の驚異とゾンビを相手に決死の戦いに臨むのでした。

編集部N.G.のレコメンドMOVIE

平和なビーチを襲う巨大津波、に乗ってやってくる大量のゾンビたち……?自然災害×ゾンビという組み合わせと、タイトルににじみ出る「とりあえずゾンビ」感が気にならざるを得ませんよね。

3位:『フロッグ』【5票】

『フロッグ』
© 2019 ISY HOLDINGS LLC

「本映画祭屈指の極上のミステリー」と銘打たれた『フロッグ』。本作は『恋愛小説家』(1997年)でアカデミー賞主演女優賞に輝いた、女優ヘレン・ハントが主演を務めました。 少年2人の失踪事件とかつての「連続少年誘拐殺人事件」、2つの事件を繋ぐ謎の緑色のナイフ。事件を担当するハーパー刑事の自宅では、不可解な現象が起こり始めます。「上映開始45分、すべての謎が明らかになる時、その恐怖は快感に変わる。」というキャッチコピーの意味とは?巧みな伏線と構成に酔いしれてください。

編集部S.M.のレコメンドMOVIE

“開始45分、その恐怖は快感に変わる”この触れ込みに心を鷲掴みにされたひとは多いはず。失踪事件をきっかけにとある家族に不可解な現象が巻き起こるミステリー。 恐怖が快感に変わる瞬間とは?カエルマスクの正体とは?“気になる”が満載の本作の全容を早く知りたい!

他にも気になる「未体験ゾーンの映画たち」がたくさん上映!

『セブンソード 修羅王の覚醒』
©2019 All Rights Reserved By Tencent Penguin Pictures.

ciatr編集部注目度ランキングの結果は、1位タイで『ファブリック』と『食われる家族』になりましたが、他にも未体験な映画がもりだくさん! 全米No.1を獲得した『The Wretched(仮)』やナチスのゾンビ軍隊が暴れるドイツ映画『スカイ・シャーク』、中国の大ヒットシリーズ「セブンソード」の最新作『セブンソード 修羅王の覚醒』など各国の傑作が目白押しです。 旧作からは、イタリアの鬼才グァルティエロ・ヤコペッティ監督の没後10年を記念して、モンド映画の原点にして頂点「世界残残酷物語」シリーズ3作品も登場。世界初のHDニューマスター&オリジナルイタリア語完全版での上映が決定しました。 「未体験ゾーンの映画たち2021」は、2021年1月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催です。